JP4305167B2 - ラッチ錠 - Google Patents

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Description

本発明は、箱体の開口部を扉で塞いだ状態に保持するラッチ錠に関するものである。
従来から分電盤や電気機器用キャビネット等において、その箱体の開口部を扉で塞いだ状態に保持するラッチ錠にあっては、ユーザの使用形態に応じて、簡単に扉を開くことができないように施錠機能を有するもの(例えば、特許文献1参照)が求められたり、あるいは、施錠機能がない低価格のもの(例えば、特許文献2参照)が求められたりしている。
これは、分電盤や電気機器用キャビネット等を例えば一般者の立ち入りが無い電気室に設置する場合には施錠が不要であり、一般者の出入がある事務所などに設置する場合には施錠が必要であるからである。
このようなユーザの使用形態に応じた要望に対応するため、従来にあっては、施錠機能のあるラッチ錠と、施錠機能の無いラッチ錠の2種類のラッチ錠を準備し、ユーザから急な変更要求があった場合、ラッチ錠自体を交換するようにしていた。
また、特許文献1に示されるような施錠機能付きの一種類のみで、施錠が必要な場合、施錠を必要でない場合の両方に対応することも考えられるが、従来の施錠機能付きのラッチ錠は施錠機構が複雑で部品点数が増えてコストが高くなり、施錠機能がない低価格のラッチ錠を求めるユーザに対して複雑な構成の施錠機能を組込んだ高価なラッチ錠を使用しなければならないという不合理があった。
特開平10−8808号公報 特開平8−60923号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、部品点数が少なく簡単な構成で安価でありながら施錠も可能なラッチ錠を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係るラッチ錠は、箱体1の開口部2を扉4で塞いだ状態で保持するラッチ錠であって、前面側に操作用開口部3を有して扉4に取着される本体5と、箱体1に形成した係止部6に係止される被係止部7を有して係止部6に係止される位置と係止されない位置との間で移動自在に前記本体5に支持されたラッチ部材8と、このラッチ部材8に基端側が着脱自在に取着されるとともに先端側が前記操作用開口部3に臨んで前記ラッチ部材8を前記係止部6に係止する位置と係止しない位置との間に操作するための操作部材9とを備え、本体5に、前記操作部材9を操作する直線方向の両側のうち、係止部6から被係止部7が外れる方向に操作部材9を操作した際に該操作部材9が接近する側に前面側から突出する取手部10を形成し、該取手部10を、前記操作部材9を係止部6から被係止部7が解錠される位置以上に操作したときに操作部材9が当接するように前記操作用開口部3に沿って形成し、前記操作部材9と前記ラッチ部材8とに操作用開口部3方向からの抜き差しにより操作部材9をラッチ部材8から着脱自在とする凹凸嵌合部11を形成し、取手部10の突出先端側に、前記操作部材9が取手部10に当接した状態で操作部材9をラッチ部材8から完全に抜くまでに操作部材9の先端面が当接する抜止片12を設けて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、操作部材9を操作することで、ラッチ部材8の被係止部7を箱体1に形成した係止部6に係止したり、係止を解除して箱体1の開口部2を扉4で塞いだ状態を保持したり、あるいは保持を解除して扉4を開けることができる状態としたりするのであるが、被係止部7を係止部6に係止させた後、施錠を必要としない場合には操作部材9をラッチ部材8に取着したままの状態としておくことで、解錠状態にしておくことができ、施錠が必要な場合には、操作部材9をラッチ部材8から取り外すことで、施錠状態としておくことができる。また、操作部材9を係止部6から被係止部7が外れる方向に操作した際、操作部材9と取手部10とを親指と他の指で持ちながらそのまま前面側に引っ張ることで扉4を開くことができ、扉4を開くのが容易になるものである。また、操作部材9と取手部10とが当接した状態で扉4を開くことができるので、操作部材9がラッチ部材8から不用意に外れることがなく、操作部材9と取手部10とを親指と他の指で持ちながらそのまま前面側に引っ張って扉4を開く操作がより確実且つ容易に行える。更に、操作部材9と取手部10とが当接した状態では、操作部材9が確実に抜けないようにでき、扉4を開く操作がより確実且つ容易に行えるものである。
また、前記凹凸嵌合部11が、操作部材9の基端側に形成された凸部11aとラッチ部材8に形成された凹部11bとで構成され、凹部11bが、被係止部7を係止部6に係止させた状態で、操作用開口部3から見て少なくとも一部が抜止片12で塞がれる位置に形成されたことが好ましい。
このように、凹部11bの少なくとも一部が抜止片12により塞がれるので、操作部材9を取り外した施錠状態において、操作用開口部3から挿通させたドライバー等の治具の先端を凹部11bに係合させ難くすることができ、不用意に解錠するのを防止できるものである。
また、操作部材9が、取手部10に当接したときにその一部が抜止片12で塞がれない大きさに形成されたことが好ましい。
このような構成とすることで、操作部材9を取手部10に当接させる最終位置まで操作し易くなる。
本発明は、上記のように、ラッチ部材の係止、係止解除の操作をするためラッチ部材に備わっている構成部品である操作部材を着脱自在にするという簡単な構成で、施錠が必要でない場合、施錠が必要な場合のいずれにも対応でき、従来のような複雑で部品点数の多い施錠機構を特別に設けなくてもよく、また、施錠操作も操作部材を取り外すのみで施錠ができ、また、扉を開くのが容易となり、操作部材がラッチ部材から不用意に外れることがなく、操作部材と取手部とを親指と他の指で持ちながらそのまま前面側に引っ張って扉を開く操作がより確実且つ容易に行え、特に、操作部材と取手部とが当接した状態では、操作部材が確実に抜けないようにでき、扉を開く操作がより確実且つ容易に行えるものである。これにより本発明は、施錠構造を単純化して施錠が容易で且つ安価なラッチ錠を提供できるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1乃至図3には本発明の一実施形態が示してある。
分電盤や電気機器用キャビネット等の箱体1には開口部2が設けてあり、該開口部2は扉4により塞いだり、オープンにしたりできるようになっている。扉4は例えば箱体1に回動自在に枢支してあるが、必ずしも枢支の例のみに限定されるものではない。
箱体1の開口部2の縁部分には係止部6が係止してあり、本実施形態では箱体1の開口部2の開口方向と直交する縁部がそのまま係止部6を構成している。
扉4には扉4で開口部2を閉じた状態で上記箱体1に設けた係止部6の側方となる部位に取付け孔が設けてあって該取付け孔に本体5が取着してある。この本体5は内部がラッチ部材収納用凹所13となった箱状をしており、該ラッチ部材収納用凹所13にはラッチ部材8が移動自在に収納してあり、本体5の一側面にラッチ部材収納用凹所13に連通する側面開口14が設けてある。ラッチ部材8は一側端部がテーパ状となった被係止部7となっていてラッチ部材8の移動により被係止部7が側面開口14から外側方に向けて出没自在となっており、扉4で箱体1の開口部2を閉じた状態で側面開口14から被係止部7を突出させることで、被係止部7を係止部6に係止するようになっている。
ここで、被係止部7の突出基部に被ストッパ部15が設けてあり、側面開口14から被係止部7が最大に突出した状態で上記被ストッパ部15が側面開口14の縁部のストッパ部16に当接してそれ以上外に飛び出さないようになっている。また、ラッチ部材8の被係止部7を設けた方の端部と反対側の端部と、ラッチ部収納用凹所13内の側面開口14と対向する側の側面部との間にはばね17が介在してあって常にラッチ部材8に被係止部7が側面開口14から突出する方向(つまり施錠操作方向)のばね力を付与して、被係止部7を係止部6に係止した状態をばね17により保持するようなっている。
箱状をした本体5の前面にはラッチ部材収納用凹所13と連通する操作用開口部3が形成してあり、該操作用開口部3はラッチ部材8の移動方向に長い長孔となっている。本体5の操作用開口部3の側面開口14を設けた側と反対側の端部(つまり、前記操作部材9を操作する直線方向の両側のうち、係止部6から被係止部7が外れる方向に操作部材9を操作した際に該操作部材9が接近する側の端部)付近から前方に向けて取手部10が突出している。
ラッチ部材8には前方に向けて突出する操作部材9が着脱自在に取付けられ、ラッチ部材8に操作部材9を取付けた状態で操作部材9が上記操作用開口部3を貫通して前方に突出している。ここで、操作部材9と前記ラッチ部材8とには操作用開口部3方向からの抜き差しにより操作部材9をラッチ部材8から着脱自在とする凹凸嵌合部11を形成してある。添付図面に示す実施形態では、操作部材9の後端部(基端部)に凸部11aを形成すると共にラッチ部材8の前面に上記凸部11aに嵌合自在な凹部11bを形成することで、凹凸嵌合部11が構成してあるが、ラッチ部材8の前面に凸部11aを形成し、操作部材9の後端部に凹部11bを形成してもよい。
取手部10には突出先端部に施錠方向に向けて抜止片12が突設してあり、また、取手部10の操作部材9と対向する面が当接面10aとなっている。
したがって、操作部材9を係止部6から被係止部7が外れる方向に係止が外れる以上操作することで取手部10を当接面10aに当接することができるようになっている。この操作部材9が取手部10に当接した状態で操作部材9の前面の少なくとも一部が抜止片12により塞がれるようになっている。
使用に当たっては、操作部材9を凹凸嵌合部11による嵌合でラッチ部材8に着脱自在に取付けた状態で、操作部材9を操作してラッチ部材8をばね17に抗していったん後退させた状態で扉4を閉じて、扉4により開口部2を塞いだ状態で、ラッチ部材8を離すと、図1のようにばね17のばね力でラッチ部材8の先端部の被係止部7が箱体1側の係止部6に係止し、扉4で箱体1の開口部2を閉じた状態が保持される。
施錠が必要でない場合は、このまま操作部材9を凹凸嵌合部11によりラッチ部材8に取付けたままの状態としておく。そして、扉4を開く時には図2に示すように、操作部材9が被係止部7が係止部6から外れる方向に移動させ、操作部材9を取手部10の当接面10aに当接した状態で、操作部材9と取手部10とを親指と他の指で持ちながらそのまま前面側に引っ張ることで扉4を開くものであり、係止解除操作と扉4の開き操作とが指の持ち替えなく一連の連続した動作できるので、扉4を容易に開くことができる。
この場合、操作部材9が取手部10に当接した状態で操作部材9の前面の少なくとも一部が抜止片12により塞がれるようになっているので、操作部材9と取手部10とを指で持って引っ張って扉4を開く操作を行う際に、凹凸嵌合部11の嵌合が不用意に外れて操作部材9がラッチ部材8から前方抜け、扉4を開く操作がし難くなるというようなおそれがなくなり、容易に扉4の開き操作ができるものである。
また、操作部材9が被係止部7が係止部6から外れる方向に移動させ、操作部材9を取手部10の当接面10aに当接した状態で図2に示すように操作部材9の前面は一部のみが抜止片12により塞がれ、他の一部である被係止部7が係止部6に係止する方向側の端部が塞がれないで露出するようにすると、操作部材9を取手部10の当接面10aまで当接させる最終位置まで操作し易くなる。
一方、施錠が必要な場合には、上記した被係止部7を係止部6に係止させた係止状態で、操作部材9を前方に引いて凹凸嵌合部11による嵌合を解除することで図3のように、操作部材9をラッチ部材8から引き抜くことで施錠状態とするものであり、このように操作部材9を引き抜くと、扉4の前面側からラッチ部材8を操作するための操作部材9が取り外してあるため、ラッチ部材8を扉4の前面側から操作することができず、したがって、被係止部7が係止部6に係止された施錠状態となるものである。施錠状態から施錠を解除して扉4を開く場合は、本体5の前方から操作用開口部3に操作部材9の後端部を挿入して操作部材9の後端部の凸部11aをラッチ部材8の凹部11bに嵌合することでラッチ部材8に操作部材9を取付け、この状態で操作部材9を指で操作して前述のようにして被係止部7を係止部6から解除して扉4を開くものである。
このように、ラッチ部材8を操作するための操作部材9を着脱するだけで、施錠が必要でない場合、施錠が必要な場合の両方に対応することができるものである。
次に、図4乃至図7に基いて本発明の他の実施形態につき説明する。本実施形態は基本的構成が前述の図1乃至図3の実施形態と同じであり、重複する構成、作用の説明については省略し、異なる構成を中心に説明する。
図4は施錠が必要でない場合において被係止部7が係止部6に係止され、操作部材9がラッチ部材8に凹凸嵌合部11により取付けてある状態が示してある。図5は操作部材9をラッチ部材8に取付けた状態で操作部材8をばね17に抗して被係止部7が係止部6がずれる方向に移動した状態を示している。また、図5は施錠が必要な場合において操作部材9をラッチ部材8から外した状態を示している。
本実施形態においては、操作部材9をラッチ部材8に着脱自在に取付けるための取付け手段を構成する凹凸嵌合部11が、操作部材9の基端側に形成された凸部11aとラッチ部材8に形成された凹部11bとで構成してあり、図4に示すように、凹部11bが、被係止部7を係止部6に係止させた状態で、操作用開口部3から見て(つまり前方から見て)少なくとも上記凹凸嵌合部11の一部(図4、図6に示すものでは凹凸嵌合部11の全部)が抜止片12で塞がれる位置に形成してあり、図7に示すように、操作部材9を取り外した施錠状態において、操作用開口部3から挿通させたドライバー等の治具30の先端を凹部11bに係合させ難くすることができるものであり、不用意に解錠するのを防止できる。
図4乃至図7に示す実施形態では、操作部材9の基端側に形成される凸部11aが操作部材9の被係止部7が係止部6との係止が解除される操作方向側の面(当接面10aと対向する面)の後端部から更に被係止部7が係止部6との係止が解除される操作方向で且つ後方に向けて被係止部7が突設してあり、また、被係止部7が係止部6に係止した状態で凹部11bの一部又は全部が操作用開口部3から見て抜止片12により塞がれるように位置している。そして、操作部材9は操作用開口部3の前方から図6(b)の実線に示す矢印のように移動させることで、凸部11aを凹部11bに嵌合し、また、操作部材9の係合を解除して取り外す際には図6の破線で示す矢印のように操作部材9を動かして前方に引き抜いて取り外すものであり、これにより被係止部7を係止部6に係止して操作部材9を取外した施錠状態において、ラッチ部材8に設けた凹部11bの少なくとも一部又は全部が抜止片12により塞がれるようにしたものであっても、操作部材9の凸部11aをラッチ部材8の凹部11bに嵌合したり、外したりできるようにしてある。
図8には本発明の更に他の実施形態が示してある。前述の実施形態では被係止部7が係止部6に係止した状態をばね17により保持するようにした例を示し、操作部材9を取手部10に当接した状態ではばね17により操作部材9を被係止部7を係止部6に係止する方向にばね付勢した例を示してが、本実施形態では、ばね17により被係止部7を係止部6に係止した状態を保持し、更に、ばね17により操作部材9を取手部10に当接した状態を保持するようにしてある。
すなわち、本体5の後面部の操作用開口部3の一端部側付近にはばね17が設けてあり、図8ではばね17を構成する板ばねの前端部が本体5の後面部に固着してある。また、本体5の後面部の両側には側壁部20が設けてあり、側壁部20間にラッチ部材8が軸21により回動自在に取付けてある。ラッチ部材8の操作用開口部3に臨む部分は円弧状部22となっており、円弧状部22に操作部材9が凹凸嵌合部11により着脱自在に取付けてあり、操作部材9は取付け状態で操作用開口部3を貫通して操作用開口部3の前方に突出している。ラッチ部材8のばね17に面する側と反対側の面で且つ円弧状部22と軸21を中心にして反対方向の端部に被係止部7が形成してあり、操作部材9を操作してラッチ部材8を回動することで、被係止部7を箱体1に形成した係止部6に係止したり、あるいは、逆に回動することで、被係止部7を係止部6から係止解除するようになっている。
更に、ラッチ部材8のばね17に面する側の面にく字状をした当面部23、24が設けてある。そして、ラッチ部材8を図8(a)のように被係止部7が係止部6に係止した状態で、ばね17が一方の当面部23に弾接して被係止部7が係止部6に係止した状態を保持し、また、ラッチ部材8を逆方向に回動してばね17が他方の当面部24に弾接して被係止部7が係止部6に係止した状態を保持するようになっている。ここで、操作部材9を操作してラッチ部材8を何れの方向に回動操作しても、ばね17の弾接部分が当面部23、24の境界であるく字状部の頂点を越すと、ラッチ部材8の操作力を解除してもばね17力で自動的に操作回動方向にラッチ部材8が移動するもので、これにより被係止部7の係止部6への係止及び係止解除が容易且つ確実に行えるものである。
本実施形態において、図8(a)は施錠が必要でない場合における被係止部7が係止部6に係止され、操作部材9がラッチ部材8に凹凸嵌合部11により取付けてある状態が示してある。図8(b)は操作部材9をラッチ部材8に取付けた状態で被係止部7が係止部6がずれる方向に移動した状態を示している。また、図8(c)は施錠が必要な場合において操作部材9をラッチ部材8から外した状態を示しており、前述の各実施形態と同様に施錠が必要でない場合と施錠が必要である場合の何れの場合も操作部材9を着脱するだけで対応できる。この点についてはすでに前述の各実施形態で説明しており、説明が重複するので省略する。また、取手部10、抜止片12、操作部材9の関係、あるいは、抜止片21、凹凸嵌合部11の関係は前述の各実施形態と同様であり、説明が重複するので省略する。
本発明の一実施形態の被係止部が係止部に係止している状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 同上の被係止部が係止部から係止解除された状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 同上の施錠が必要な場合において操作部材を取り外して施錠をしている状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 本発明の他の実施形態の被係止部が係止部に係止している状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 同上の被係止部が係止部から係止解除された状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 同上の施錠が必要な場合において操作部材を取り外して施錠をしている状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 同上のドライバーのような治具を操作用開口部から挿入しても凹部に嵌め込み難いことを説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態を示し、(a)は被係止部が係止部に係止している状態の断面図であり、(b)は被係止部が係止部から係止解除された状態を示す断面図であり、(c)は施錠が必要な場合において操作部材を取り外して施錠をしている状態を示す断面図である。
符号の説明
1 箱体
2 開口部
3 操作用開口部
4 扉
5 本体
6 係止部
7 被係止部
8 ラッチ部材
9 操作部材
10 取手部
11 凹凸嵌合部
11a 凸部
11b 凹部
12 抜止片

Claims (3)

  1. 箱体の開口部を扉で塞いだ状態で保持するラッチ錠であって、前面側に操作用開口部を有して扉に取着される本体と、箱体に形成した係止部に係止される被係止部を有して係止部に係止される位置と係止されない位置との間で移動自在に前記本体に支持されたラッチ部材と、このラッチ部材に基端側が着脱自在に取着されるとともに先端側が前記操作用開口部に臨んで前記ラッチ部材を前記係止部に係止する位置と係止しない位置との間に操作するための操作部材とを備え、本体に、前記操作部材を操作する直線方向の両側のうち、係止部から被係止部が外れる方向に操作部材を操作した際に該操作部材が接近する側に前面側から突出する取手部を形成し、該取手部を、前記操作部材を係止部から被係止部が解錠される位置以上に操作したときに操作部材が当接するように前記操作用開口部に沿って形成し、前記操作部材と前記ラッチ部材とに操作用開口部方向からの抜き差しにより操作部材をラッチ部材から着脱自在とする凹凸嵌合部を形成し、取手部の突出先端側に、前記操作部材が取手部に当接した状態で操作部材をラッチ部材から完全に抜くまでに操作部材の先端面が当接する抜止片を設けて成ることを特徴とするラッチ錠。
  2. 前記凹凸嵌合部が、操作部材の基端側に形成された凸部とラッチ部材に形成された凹部とで構成され、凹部が、被係止部を係止部に係止させた状態で、操作用開口部から見て少なくとも一部が抜止片で塞がれる位置に形成されたことを特徴とする請求項1記載のラッチ錠。
  3. 操作部材が、取手部に当接したときにその一部が抜止片で塞がれない大きさに形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のラッチ錠。
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