JP2006249861A - 文字合せ錠 - Google Patents

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Masayasu Kataoka
正安 片岡
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Abstract

【課題】 簡単な構造で扉開閉時にラッチ音が発生することを防止でき、軽量で、扉への取付も容易に行うことができる文字合せ錠を提供する。
【解決手段】 ラッチ軸14にて本体部2に回動可能に保持するラッチ部材3を、第1係合片12cを有するラッチ板12と、ラッチ板12の長手方向にスライド可能で、ラッチ板12の先端側から突出する第2係合片13bを有するスライド板13と、スライド板13をラッチ板12の先端側へ付勢するコイルスプリング16とで構成する。第1係合片12cと第2係合片13bとの間に、受部材8aを収容する収容部15を形成する。扉体8の開閉時に、収容部15は受部材8aを収容した状態で本体部2の側面側から後端面側へ、又は、後端面側から側面側へ移動し、受部材8aとの係止解除位置及び係止位置でラッチ部材3をロック部材6によって保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、文字合せ錠に関し、特に郵便受箱等の扉の錠装置として好適な文字合せ錠に関する。
従来、文字合せ錠として、ラッチ板の中央部に形成した長孔をラッチ軸に係合させてラッチ板を回動可能に形成するとともに、文字合せ錠の前面側に回転文字盤を配設し、該回転文字盤を回転させて所定の符号に合せることにより解錠するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この文字合せ錠は、文字合せ錠本体部内に挿入された回転板と内筒とを、回転文字盤を備えた摘みと一体に回転可能に設け、内筒の外周に筒状の外リングを回転可能に配置し、内筒と外リングとには、ラッチ板の回動を許容する解錠溝がそれぞれ形成されている。
この文字合せ錠の解錠は、摘みを一方向に回転させることにより、回転板に外リングを係合させて、外リングを回転し、外リングの解錠溝を解錠位置に合わせ、次に摘みを逆転させて、内筒の解錠溝を解錠位置に合わせ、両解錠溝を一致させることにより、ラッチ板がラッチ軸を中心に回動できるようになり、ラッチ部を本体部内に没入させて、扉を開くことができる。
また、扉を閉じると、ラッチ板先端のラッチ部後面側の斜面が受部材で押圧されて、ラッチ板が長孔によりスライドしてラッチ部が本体部内に没入し、受部材を通過した後に、スプリングによりラッチ板が本体部から突出して受部材に係合し、施錠状態となる。
また、この文字合せ錠は、扉体に形成した装着孔に、前面側から文字合せ錠本体部を挿入し、文字合せ錠本体部の後方から挿通するスナップリングを係合させることによって扉体に取り付けられている。
実公昭59−20533号公報
しかし、上述の文字合せ錠では、扉を開く際には、ラッチ板が回動して受部材から離れた時に、扉を閉じる際には、ラッチ板が本体部内に移動して受部材に係止する時に、それぞれラッチ音が発生していた。また、通常、文字合せ錠は金属で形成されることから重量が嵩んでいた。
そこで本発明は、簡単な構造で扉開閉時に発生するラッチ音を軽減させることができるとともに、軽量化を図ることのできる文字合せ錠を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明は、文字合せ錠本体部に設けたラッチ軸に回動可能に保持され、先端に設けた係合片が文字合せ錠本体部の一側面から突出して、扉体の受部材に係合するラッチ部材と、リターンスプリングの付勢力にて前記ラッチ部材の回動を規制するロック部材と、前記文字合せ錠本体部の前面に設けた解錠用の回転文字盤と、該回転文字盤と共に回転して前記ロック部材の移動を規制する回転板とを備えた文字合せ錠において、前記ラッチ部材は、前記ラッチ軸に回動可能に保持され、先端に第1係合片を備えた長板状のラッチ板と、該ラッチ板の長手方向にスライド可能に設けられ、先端に第2係合片を備えたスライド板と、該スライド板を前記ラッチ板の先端側へ付勢する付勢手段とを備え、前記第1係合片と前記第2係合片との間に、前記扉体の閉じ状態で、前記受部材を収容する収容部を形成し、解錠して前記扉体を開く時には、ラッチ部材が前記受部材を前記収容部に収容した状態で、前記文字合せ錠本体部の側面側から後端面側へラッチ軸を中心に回動してラッチ部材と受部材との係止を解除し、該係止解除位置で前記ロック部材によって前記ラッチ部材を保持し、前記扉体を閉じて施錠する時には、前記受部材を前記収容部に収容した状態で、前記ラッチ部材が前記文字合せ錠本体部の後端面側から側面側へラッチ軸を中心に回動して、前記ラッチ部材と前記受部材とを係止させ、該係止位置で前記ロック部材によって前記ラッチ部材を保持することを特徴とし、また、前記文字合せ錠本体部と前記スライド板とを合成樹脂で形成すると好適である。
上述の発明により、解錠して扉体を開く際に、扉体を開方向へ引くと、ラッチ部材の回動に伴って、ラッチ部材が前記受部材を前記収容部に収容した状態で、前記文字合せ錠本体部の側面側から後端面側へラッチ軸を中心に回動し、ラッチ部材と受部材との係止を解除して扉体を開くことができるとともに、この係止解除位置で前記ロック部材によって前記ラッチ部材が保持される。扉体を閉じる際には、扉体を閉方向へ押圧すれば、第2係合片の後面が前記受部材に当接して、前記受部材を前記収容部に収容した状態で、前記ラッチ部材が前記文字合せ錠本体部の後端面側から側面側へラッチ軸を中心に回動し、受部材に係止して施錠することができ、該係止位置で前記ロック部材によって前記ラッチ部材が保持される。従って、解錠時及び施錠時にラッチ音が発生しない。
また、文字合せ錠を扉体に取り付ける際に、第1係合片と第2係合片とを文字合せ錠本体部の後端面側から突出させておけば、第1係合片と第2係合片が邪魔になることがなく、文字合せ錠を容易に取り付けることができる。
さらに、文字合せ錠本体部と前記スライド板とを合成樹脂で形成することにより、文字合せ錠の軽量化を図ることができる。
以下、本発明の一形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1は文字合せ錠の断面図、図2は図1のII-II断面図、図3は開動作時の文字合せ錠の断面図、図4は文字合せ錠の背面図、図5は文字合せ錠の正面図、図6はスライド板の突出状態を示すラッチ部材の断面図、図7はスライド板の収没状態を示すラッチ部材の断面図、図8はラッチ板の正面図、図9は図8のIX-IX断面図、図10は図8のX-X断面図、図11はラッチ部材の分解斜視図、図12は扉の開閉状態とラッチ部材の回動状態を示す説明図である。
文字合せ錠1は、略円筒状の本体部2内にラッチ部材3と、第1回転板4,第2回転板5と、ロック部材6とを収納したもので、本体部2前面側のフランジ部2aと、本体部2の後方から螺着されるナット7とで扉体8を挟んで、該扉体8に取付けられている。
上記本体部2は合成樹脂で形成され、その前面には、表面に数字や記号等の符号9aが設けられた回転文字盤9が回動可能に取り付けられている。回転文字盤9の中心部分には、回転文字盤9と共に回動する合成樹脂製の摘み部10が回動軸11により回転可能に設けられ、前記摘み部10と回動軸11とはタッピング11aによって一体に連結されている。本体部2の一側面と後端面とには、ラッチ部材3の回動を許容するラッチ収容溝2bが連続して形成され、該ラッチ収容溝2bの一側面側端部と後端面側端部とには、ラッチ部材3の回動を規制する回り止め部2c,2dがそれぞれ設けられている。また、回転板9を囲繞する本体部2の縁部には、符号合わせ用の指標2eが4箇所に設けられ、文字合せ錠1の取付位置や扉体8の開閉方向に応じて適宜選択して使用される。
ラッチ部材3は、長板状の金属製のラッチ板12と、該ラッチ板12の長手方向にスライド可能に取り付けられる合成樹脂製のスライド板13とで構成されている。ラッチ板12は、基端側に形成した軸孔12aに、本体部後部側に設けられたラッチ軸14を挿通することによって、本体部2に回動可能に取り付けられ、前記軸孔12aの近傍から先端側に向けてスライド板収容凹部12bが形成されるとともに、後部側に前記ラッチ収容溝2bから突出する第1係合片12cが設けられている。
前記スライド板収容凹部12bは、略長方形状に形成され、該スライド板収容凹部12bと連続する前記第1係合片12cの前部側面には、スライド板13のスライドを規制する段部12d,12dが形成されるとともに、前記第1係合片12cと対向する前部側の先端部に、開口部12eが形成されている。また、スライド板収容凹部12bの略中央部分には、長手方向にスプリング収容溝12fが設けられ、該スプリング収容溝12fの基端部にスプリング受け片12gが突設されている。さらに、ラッチ板12の基端部には、前記ロック部材6の後端面6aと当接する直線状のロック部材当接面12hと、ラッチ部材3の回動に伴って前記ロック部材6の後端面6aと摺接する円弧面12iとが形成されている。
スライド板13は、スライド板収容凹部12bにスライド可能に収容されるスライド本体部13aと、該スライド本体部13aの先端側に突設され、前記開口部12eから、前部側へ突出する第2係合片13bを備えている。該第2係合片13bは、第1係合片12cと同様にラッチ収容溝2bから突出し、第1係合片12cと第2係合片13bとの間に、扉体8の受部材8aを収容する収容部15が形成される。スライド本体部13aは、中央部に、前記スプリング受け片12g及びコイルスプリング16を収容可能な矩形のスプリング収容孔13cが形成され、先端側には、前記段部12d,12dに当接して、スライド本体部13aが前記スライド板収容凹部12bから脱落することを防止する当接部13d,13dが形成されている。
コイルスプリング16は、一端をスプリング受け片12gに、他端をスプリング収容孔13cの先端側にそれぞれ当接させ、スライド本13をラッチ板12の先端側に付勢している。また、コイルスプリング16をスプリング収容溝12f内に収容することにより、ラッチ板12の厚さ内に納めることができる。
ロック部材6は、本体部2内に前後方向に摺動可能に設けられるもので、後端面6aが前記ラッチ板12のロック部材当接面12hに当接するように、本体部2との間に配設されたリターンスプリング17によって後方側に押圧されている。
ラッチ部材3とロック部材6とは、ラッチ部材3が前記ラッチ軸14を中心として回動した時に、ラッチ板12の円弧面12iがロック部材6の後端面6aを押圧して、ロック部材6を本体部2の前面側に移動させるように形成されている。ロック部材6には、一対のロック爪6b,6cが形成され、施錠時にロック部材6がラッチ板12に押圧されて本体部2の前面側に移動した際に、ロック爪6b,6cの前面6d,6eが略同時に両回転板4,5の後面4a,5aにそれぞれ当接するようになっている。
一方、前記第1回転板4は、前記摘み部10の回動軸11の後端に固着され、摘み部10の回転と共に一体に回転するもので、この第1回転板4には、複数の通孔4bが形成され、該通孔4bの一つに第2回転板5を回転させるための係合突子18が嵌着されている。また第2回転板5は、上記回動軸11に回転可能に軸支されており、第1回転板4側の面には前記第1回転板4に設けられた係合突子18に係合する係合突起5bが設けられている。この第2回転板5は、第1回転板4が回転して係合突子18が係合突起5bを押動することにより回転する。さらに、上記両回転板4,5の外周は、前記回転文字盤9の解錠用の符号9aの数に合せた多角形に形成されており、本体部2内に配置された板ばね19により自由回転が規制されている。そして両回転板4,5の外周には、前記ロック部材6のロック爪6b,6cを挿通してロック部材6を本体部2前面側の解錠位置に移動可能とする解錠溝4c,5cがそれぞれ形成されている。
以上のように構成された文字合せ錠1は、図12(A)に示されるように、ラッチ部材3を本体部2の後端面側に突出させた状態で、扉体8に形成した装着孔8bに挿通され、本体部2の後方から挿通するナット7を螺着して扉体8に取付けられる。
次に、文字合せ錠1を施錠、解錠する際の動作を説明する。図3に示されるように、扉体8を開いた状態において、ラッチ板12は本体部2の後端面側に突出し、後部側面12jが、ラッチ収容溝2bの後端面側端部の回り止め部2dに当接している。この状態では、両回転板4,5は、解錠溝4c,5cがロック部材6のロック爪6b,6cの位置と合っていて、これにより、ロック部材6が本体部2の前面側に移動可能な状態となっている。またラッチ板12は、リターンスプリング17の付勢力によって押圧されたロック部材6によって、回り止め部2dに当接した受部材8aとの係止解除位置で保持されている。
図12(A)に示されるように、摘み部10を押動して、扉体8を閉じていくと、第2係合片13bの先端が扉体8の受部材8aと当接し、第2係合片13bが受部材8aに押されてラッチ板12が回動する。このときロック部材6は、ラッチ板12のロック部材当接面12hと円弧面12iとの間の角部12mに押されて、リターンスプリング17の付勢力に抗して前部側へ移動する。
さらに扉体8を押し込むと、図12(B)に示すように、収容部15内に受部材8aを収容した状態で、ラッチ部材3が本体部2の後端面側から一側面側にラッチ収容溝2b内を回動する。このとき、スライド板13は、ラッチ板12にスライド可能に取り付けられていることから、開口部12eからの第2係合片13bの突出量が適宜調整され、収容部15内に受部材8aを収容した状態でラッチ部材3を良好に回動させることができる。
図1及び図12(C)に示されるように、扉体8が完全に閉じられると、ラッチ板12の前部側面12kの先端側が、ラッチ収容溝2bの一側面側端部に形成した回り止め部2cに当接し、ロック部材6がリターンスプリング17の付勢力によってロック部材当接面12hを後部側に押圧し、ラッチ板12を受部材8aとの係止位置に保持する。
このように、本体部2の後方側に移動したロック部材6は、ロック爪6b,6cが両回転板4,5の後面4a,5a側に位置した状態となる。そして前記摘み部10を適当な位置に回転させて、両回転板4,5の解錠溝4c,5cの少なくともいずれか一方をロック部材6のロック爪6b,6cの位置からずらすことにより、扉体8を施錠することができる。即ち、解錠溝4c,5cの位置がロック爪6b,6cの位置とずれている時には、第1回転板4,第2回転板5の双方またはいずれか一方によりロック部材6の本体部2前面側への移動が規制され、ロック部材6によりラッチ板12の回動が規制される。
この施錠状態で摘み部10を回転させても、ロック部材6の両ロック爪6b,6cが両回転板4,5の後面4a,5aに略同時に当接するように形成されているため、いずれか一方のロック爪6b,6cが両回転板4,5の後面4a,5aに当接しているので、ロック爪6b,6cが解錠溝4c,5c内に入り込んで回転板4,5を止めることがない。これにより、回転板4,5の解錠溝4c,5cの位置を知ることができず、不正解錠が防止される。
施錠を解いて扉体8を開く際には、前記摘み部10を所定の符号9aの組合せで回転させて、両回転板4,5の解錠溝4c,5cをロック部材6のロック爪6b,6cの位置に合せる。これにより、ロック部材6が本体部2の前面側に移動可能な状態となり、ラッチ板12の規制が解かれてラッチ板12が回動可能となる。この状態で扉体8を手前に引くと、ラッチ板12がラッチ軸14を中心として回動し、扉体8を開くことができる。
上述のように、本形態例の文字合せ錠1は、施錠、解錠時には、収容部15で受部材8aを保持しながら、第1係合片12cと第2係合片13bとが回動し、ラッチ部材3がロック部材6に保持されるので、扉体8を開閉して施錠、解錠する際に、ラッチ音が発生することを防止できる。さらに、コイルスプリング16をスプリング収容溝12f内に収容することにより、ラッチ板12の厚さ内に納めることができるので、ラッチ板12をスムーズに回転させることができるとともに、ラッチ部材3の本体部2への組み付け性も向上する。
また、文字合せ錠1を扉体8に取り付ける際には、第1係合片12cと第2係合片13bとを本体部2の後端面側に突出させておけば、これら第1係合片12cと第2係合片13bが邪魔になることがなく、容易に本体部2を扉体8の装着孔8bに挿通させ、本体部2の後方からナット7を挿通して螺着させることができる。さらに、本体部2,摘み部10及びスライド板13を合成樹脂で形成したことにより、文字合せ錠1の軽量化を図ることができる。
本発明の一形態例を示す文字合せ錠の断面図である。 図1のII-II断面図である。 開動作時の文字合せ錠の断面図である。 文字合せ錠の背面図である。 文字合せ錠の正面図である。 スライド板の突出状態を示すラッチ部材の断面図である。 スライド板の収没状態を示すラッチ部材の断面図である。 ラッチ板の正面図である。 図8のIX-IX断面図である。 図8のX-X断面図である。 ラッチ部材の分解斜視図である。 扉体の開閉状態とラッチ部材の回動状態を示す説明図である。
符号の説明
1…文字合せ錠、2…本体部、2a…フランジ部、2b…ラッチ収容溝、2c,2d…回り止め部、2e…指標、3…ラッチ部材、4…第1回転板、5…第2回転板、4a,5a…後面、4c,5c…解錠溝、6…ロック部材、6a…後端面、6b,6c…ロック爪、6d,6e…前面、7…ナット、8…扉体、8a…受部材、9…回転文字盤、10…摘み部、11…回動軸、12…ラッチ板、12a…軸孔、12b…スライド板収容凹部、12c…第1係合片、12d…段部、12e…開口部、12f…スプリング収容溝、12g…スプリング受け片、12h…ロック部材当接面、12i…円弧面、12j…後部側面、12k…前部側面、12m…角部、13…スライド板、13a…スライド本体部、13b…第2係合片、13c…スプリング収容孔、14…ラッチ軸、15…収容部、16…コイルスプリング、17…リターンスプリング

Claims (2)

  1. 文字合せ錠本体部に設けたラッチ軸に回動可能に保持され、先端に設けた係合片が文字合せ錠本体部の一側面から突出して、扉体の受部材に係合するラッチ部材と、リターンスプリングの付勢力にて前記ラッチ部材の回動を規制するロック部材と、前記文字合せ錠本体部の前面に設けた解錠用の回転文字盤と、該回転文字盤と共に回転して前記ロック部材の移動を規制する回転板とを備えた文字合せ錠において、前記ラッチ部材は、前記ラッチ軸に回動可能に保持され、先端に第1係合片を備えた長板状のラッチ板と、該ラッチ板の長手方向にスライド可能に設けられ、先端に第2係合片を備えたスライド板と、該スライド板を前記ラッチ板の先端側へ付勢する付勢手段とを備え、前記第1係合片と前記第2係合片との間に、前記扉体の閉じ状態で、前記受部材を収容する収容部を形成し、解錠して前記扉体を開く時には、ラッチ部材が前記受部材を前記収容部に収容した状態で、前記文字合せ錠本体部の側面側から後端面側へラッチ軸を中心に回動してラッチ部材と受部材との係止を解除し、該係止解除位置で前記ロック部材によって前記ラッチ部材を保持し、前記扉体を閉じて施錠する時には、前記受部材を前記収容部に収容した状態で、前記ラッチ部材が前記文字合せ錠本体部の後端面側から側面側へラッチ軸を中心に回動して、前記ラッチ部材と前記受部材とを係止させ、該係止位置で前記ロック部材によって前記ラッチ部材を保持することを特徴とする文字合せ錠。
  2. 前記文字合せ錠本体部と前記スライド板とを合成樹脂で形成したことを特徴とする請求項1記載の文字合せ錠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102182346A (zh) * 2011-04-17 2011-09-14 大连鼎信机电技术有限公司 机械式数码锁的可变距锁舌

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