JP4849615B2 - 電気電子機器収納用キャビネットの扉係止装置 - Google Patents

電気電子機器収納用キャビネットの扉係止装置 Download PDF

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Description

本発明は、電気電子機器収納用キャビネット等の扉に使用される開錠操作スペースの小さい扉係止装置に関するものである。
従来からこの種の扉係止装置としては、例えば特許文献1に示されるように、軸受板部と側板部を折曲形成したキャビネット本体とキャッチレバーを軸支した構造の扉係止装置が知られている。
しかしながら、従来のものはロック状態にある扉係止装置の開錠は、ラッチを回転させることで係止関係を解除する構造であり、ラッチを回転操作する必要があるため、指先を引っ掛けて回動するための比較的広いスペースが必要であった。この結果、他のキャビネットや柱や壁等が近接した場所には接近させて設置することができないという問題点があった。
実開平4−2871号公報
本発明は上記のような問題点を解決して、開錠操作スペースを極力小さくすることが可能で、他のキャビネットや柱や壁等が近接した場所にも十分に接近させて設置することができるキャビネット筺体の扉係止装置を提供することを目的として完成されたものである。
上記課題を解決するためになされた発明の装置は、キャビネット筐体の扉の側壁面に孔部を形成するとともに、スライド移動するカバーにより引掛けレバーを回動させ、該引掛けレバーの先端に設けられ、キャビネット筺体の内部側へ常に突出するよう保持されたフック部を前記孔部を通して揺動させることにより、該フック部をキャビネット筐体に設けた受け部との係止を解きロック状態を解除する構造とした電気電子機器収納用キャビネットの扉係止装置であって、固定部材に突設した軸受け部に引掛けレバーをピンにより回動自在に軸支し、この固定部材と引掛けレバーを前記カバーで覆い、カバーを扉の側壁面と平行にスライド移動することで引掛けレバーを回動させるようにしたことを特徴とするものである。
本発明の電気電子機器収納用キャビネットの扉係止装置は、従来のようにラッチを回転させることで係止関係を解除する構造ではなく、扉の側壁面と平行にカバーをスライド移動させて引掛けレバーを回動させ、ロック状態を解除する構造であるため、カバーを側壁面に沿って平行にスライド移動する操作だけでロック解除を行うことができることとなり、狭いスペースで開錠操作を行うことが可能となる。
また、固定部材の内部に、カバーのスライド移動を防止するシリンダー錠を組み込んだ場合には、セキュリティをより高めることができる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は、本発明の扉係止装置を示す分解斜視図、図2は図1を逆方向から見た分解斜視図である。図において、1は電気電子機器収納用のキャビネット筺体、2はこのキャビネット筺体1の前面に設けた開口部を施蓋するための扉である。この扉2は、一端をキャビネット筺体1にヒンジ結合されている。
また、前記扉2のヒンジ結合していない方の他端側の側壁面2aには孔部3が形成されていて(図3参照)、この孔部3の周囲には一対の軸受け部4、4を突設した固定部材5が取り付けられる。
また、この軸受け部4、4には先端を内部に向けてL字状に突出させたフック部6aを有する引掛けレバー6がピン8により軸支されて、固定部材5に対して引掛けレバー6が回動自在となるよう構成されている。
また、引掛けレバー6は、後述するようにコイルばねやトーションバー等により付勢されていて、フック部6aが前方側(即ち、キャビネット筺体1の内部側)へ常に突出するよう保持されている。なお、前記固定部材5は、引掛けレバー6が前記扉2の孔部3を通して内部側へ飛び出すようにキャビネット筺体1の外側から挿入した後、側壁面2aにねじ止め等により取り付けることができる。また前記孔部3としては、図4に示すような切り欠き孔でもよい。ただし、図3のように、孔部3が形成されている場合は、下方部に桟3aが残っているので扉2の板材が薄い時や、扉の曲げ厚さが薄くなった時にも曲げに対して強い構造となり好ましい。
更に、前記固定部材5は前記側壁面2aと平行にスライド移動自在なカバー7で覆われており、該カバー7の平行方向へのスライド移動によって前記引掛けレバー6を回動させ、該引掛けレバーの先端に設けたフック部6aを前記孔部3を通して揺動させることにより、該フック部6aとキャビネット筺体に設けた受け部9との係止を解きロック状態を解除する構造となっている。
前記カバー7は、あらかじめカバー側面に延設して折り曲げられた係止片を固定部材5に設けられた溝5aに嵌め込んだ構造となっており、固定部材の上部とカバー上部が接するため、下方向に外れることはない。なお、固定部材5に設けた溝5aは、カバーの係止片が扉の側面に当たらない程度にしておくことが好ましい。
以下に、ロック解除について詳細に説明する。図5はロック状態を示す要部の断面図であるが、この時はカバー7は下方側へ下がった位置にあり、引掛けレバー6は、片部6aを前方側へ突出した状態に、コイルばねやトーションバー等により付勢されている。この結果、片部6aの先端部が箱本体1に設けた受け部9に係止してしっかりとロック状態を保持している。
一方、図6はロックの解除状態を示す要部の断面図であるが、カバー7を上方向へスライド移動することで、カバー内側に設けた押圧片10が引掛けレバー6の基部6bに当接して上方へ押し上げると、引掛けレバー6はピン8を中心に時計方向に回動する。この結果、フック部6aが前記孔部3を通して揺動し、受け部9との係止を解く方向に移動することで、ロックが解除されることとなる。
このように、本発明ではカバー7を扉の側壁面と平行な方向へスライド移動する操作だけでロック解除を行うことができることとなり、従来のようにラッチを回転させるスペースが不要であり、狭いスペースで開錠操作を簡単に行うことが可能となる。
図7〜図8は、カバー内部に、カバーのスライド移動を防止するための一般的なシリンダー錠11を組み込んだ場合を示すものである。図7はその分解斜視図、図8はカバーの裏面側から見た斜視図である。
図示のものでは、シリンダー錠11を固定部材5のシリンダー保持部5bに固定しておき、カバー7の開口7aより差し込んだ鍵によってシリンダーを回動させ、シリンダー錠11の係合片11aをカバーに設けた係合部(図示せず)に係止することで、カバー7のスライド移動を防止するよう構成されている。
なお、図8において、12は引掛けレバー6の片部6aが常に前方側へ突出するように付勢するためのコイルばねである。
このように、シリンダー錠11を組み込んだ場合は、セキュリティをより高めることができる。
以上の説明からも明らかなように、本発明はキャビネット筐体の扉の側壁面に孔部を形成するとともに、スライド移動するカバーにより引掛けレバーを回動させ、該引掛けレバーの先端に設けたフック部を前記孔部を通して揺動させることにより、該フック部をキャビネット筐体に設けた受け部との係止を解きロック状態を解除する構造としたので、カバーをスライド移動する操作だけでロック解除を行うことができることとなり、狭いスペースで開錠操作を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。 図1を逆方向から見た分解斜視図である。 本発明の扉の側壁面の孔部を示す正面図である。 本発明の扉の側壁面の孔部の他の実施の形態を示す正面図である。 ロック状態を示す要部の断面図である。 ロック解除状態を示す要部の断面図である。 その他の実施の形態を示す分解斜視図である。 図7のカバーの裏面側から見た斜視図である。
符号の説明
1 キャビネット筺体
2 扉
2a 側壁面
3 孔部
4 軸受け部
5 固定部材
6 引掛けレバー
6a フック部
6b 基部
7 カバー
8 ピン
9 受け部
10 押圧片
11 シリンダー錠
11a 係合片

Claims (1)

  1. キャビネット筐体の扉の側壁面に孔部を形成するとともに、スライド移動するカバーにより引掛けレバーを回動させ、該引掛けレバーの先端に設けられ、キャビネット筺体の内部側へ常に突出するよう保持されたフック部を前記孔部を通して揺動させることにより、該フック部をキャビネット筐体に設けた受け部との係止を解きロック状態を解除する構造とした電気電子機器収納用キャビネットの扉係止装置であって、固定部材に突設した軸受け部に引掛けレバーをピンにより回動自在に軸支し、この固定部材と引掛けレバーを前記カバーで覆い、カバーを扉の側壁面と平行にスライド移動することで引掛けレバーを回動させるようにしたことを特徴とする電気電子機器収納用キャビネットの扉係止装置。
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