JP2019107265A - 家具におけるハンドルケース - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、従来の問題点に鑑みて、必要に応じて組み換え可能なハンドルケースを提供することを課題とする。【解決手段】 主に収納家具に使われるハンドル体のハンドル体を支持するハンドルケースにおいて、ハンドルケースに少なくともハンドル体を回動可能に軸支し、少なくとも施錠機構の一部である錠機構を保持可能な施錠装置ケースをハンドルケースとは別個に形成し、ハンドルケースに施錠装置ケースを着脱可能にせしめるとともに、施錠装置ケースを、ハンドルケースのハンドルケースに収められるハンドル体の回動軸の回動軸方向における一方端側と他方端側、あるいは両端側に選択的に組み合わせ可能とし、ハンドルケース単体での使用と施錠装置付きハンドルケースとを選択可能にする。【選択図】 図5

Description

本発明は、主に収納家具に使われるハンドルのハンドルを支持するハンドルケースに関するものである。
特にオフィス分野で使用される収納家具に使われる扉開閉用のハンドルは、ハンドルの回動により扉のロックを解除するロック解除機能を備えることが多く、ハンドルを回動させるための機構や、ハンドルの操作に連動するロック機構の解除機構を納めるため、ハンドルケースを用いて、これらの機構を納めることが広く行われている。
また、ハンドルの回動操作を固定し、扉を施錠する施錠機構部がハンドルケースに組み合わされ一体化されることがある。
近年、操作性の向上のため、ハンドルは大型のものが採用される傾向になるが、この場合、必然的にハンドルケースも大型なものになる。そのため、施錠機構部がハンドルケースと一体化されたものは、ハンドルケースがさらに大型なものとなり、施錠機構が不要な箇所にでも、ハンドルを設置のため、施錠機構部が一体化された大型なハンドルケースが使用される。しかしながら、施錠機構部が一体化された大型なハンドルケースでは、錠前が不要な箇所に使用した場合、施錠機構部の箇所が無駄であり、不必要にハンドルケースが大きいためコストダウンが難しかった。
特許第4211568号公報
本発明は、従来の問題点に鑑みて、必要に応じて組み換え可能なハンドルケースを提供することを課題とする。
そこで、上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、主に収納家具に使われるハンドルのハンドル体を回動可能に支持し、少なくとも該ハンドル体が収められるハンドルケースに、ハンドルケースと別体で形成される施錠装置ケースを着脱可能にせしめることにより、ハンドルケース単体仕様と、施施錠装置付きハンドルケース仕様のいずれかを選択可能としたものである。
次に、上記課題を解決する為、本発明が第2の手段として構成したところは、上記第1手段に加え、ハンドルケースは、施錠装置ケースを、ハンドルケースに対して、ハンドルケースに収められるハンドル体の回動軸の回動軸方向における一方端側と他方端側、あるいは両端側に選択的に組み合わせ可能としたものである。
請求項1に記載の発明によると、施錠装置ケースがハンドルケースに対して着脱可能であるため、施錠装置なしの時は、ハンドルケースのみで使用可能でありから無駄な部分が生じずコストダウンが可能である。
請求項2に記載の発明によると、前記の効果に加え、施錠装置ケースは、ハンドルケースに収められるハンドル体の回動軸の回転軸方向における一方端側と他方端側、あるいは両端側に選択的に組み合わせ可能であるため、ハンドルケースのハンドル体の回転軸方向における一方側に施錠装置を設定することや、対向する反対側に施錠装置を設定することや、あるいは、両側に施錠装置を設けてダブル施錠仕様にすることができ、ハンドルが組みつけられる収納家具の仕様に合わせて同じ部材構成で対応することができる。
ハンドルケースを開き扉式収納家具に使用した状態を示す収納家具の正面斜視図 右扉体にハンドルケースが設置された状態を示す右扉体の背面斜視図 ハンドルケースを引き出し式収納家具に使用した状態を示す収納家具の正面斜視図 右扉体とハンドルユニットが分離された状態を示す右扉体の正面斜視図 ハンドルユニットの分解斜視図 ハンドルケースに施錠装置ケースを取り付ける状態を示すハンドルケースの鉛直断面図 ハンドルケースに施錠装置ケースを取り付けた状態を示すハンドルケースの鉛直断面図 施錠装置ケースをハンドルケースの上側に取り付けた場合のハンドルユニットの斜視図 施錠装置ケースをハンドルケースの上側と下側に取り付けた場合のハンドルユニットの斜視図
主に収納家具に使われるハンドル体のハンドル体を支持するハンドルケースにおいて、ハンドルケースに少なくともハンドル体を回動可能に軸支し、少なくとも施錠機構の一部である錠機構を保持可能な施錠装置ケースをハンドルケースとは別個に形成し、ハンドルケースに施錠装置ケースを着脱可能にせしめるとともに、施錠装置ケースを、ハンドルケースのハンドルケースに収められるハンドル体の回動軸の回動軸方向における一方端側と他方端側、あるいは両端側に選択的に組み合わせ可能とし、ハンドルケース単体での使用と施錠装置付きハンドルケースとを選択可能にする。
以下、実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1、2は、本件のハンドルケースを開き扉式収納家具に使用した状態を示す図で、図3は、本件のハンドルケースを引き出し式収納家具に使用した状態を示す図である。
符号1は、開き扉式収納家具を示し、符号5は、引き出し式収納家具を示している。
符号2は、扉開閉用のハンドル体を有した右扉体で、符号3は、ハンドル体が設置されない左扉体で、符号4は、開き扉式収納家具の本体筐体を示している。
符号6は、引き出し開閉用のハンドル体を有した鍵付きの扉体で、符号7は、引き出し開閉用のハンドル体を有した鍵なしの扉体で、符号8は、引き出し式収納家具の本体筐体を示している。
右扉体2は、図1における右扉体2の右側に設けられた丁番2a、2aにて、図1の垂直方向を回転軸として、右扉体2が開放する。そして、左扉体3は、右扉体2と対称に開放する。
次に各部材について詳述する。
図2で示す右扉体2は、右扉板21と右扉板21の内面(裏面)に装着されるハンドルユニット30で構成される。
ハンドルユニット30は、主に、ハンドルケース40と、ハンドルケース40に回動自在に軸支されるハンドル体50と、ハンドルケース40と連結される施錠装置ケース60と、施錠装置ケース60に取り付けられる施錠装置70と、ハンドル体50の操作に連動するラッチユニット80で構成される。
ラッチユニット80は、右扉板21の高さ方向とほぼ同じ長さで正方形の断面で形成される回動杆81と、回動杆81の長手方向の中心付近に回動杆81に対して回動不能に挿着される連動部材82と、回動杆81の上下端に回動杆81に対して回動不能に挿着されるラッチ爪83と、回動杆81を回動杆81の上下部分で回動可能に支持するラッチ爪支持部84、84で構成される。
連動部材82は、縦長の円柱状の軸部82aと、軸部82aの中心軸方向に正方形の断面で角貫通孔82bが開けられており、角貫通孔82bに正方形の断面回動杆81が挿入されるので、連動部材82は回動杆81に対して回動不能となる。
そして、連動部材82には、後述するハンドルケース40のハンドル体支持部42側に突出する連動片82cが形成され、また、連動片82cの突出対向側に突出する固定片82dが形成されている。
ハンドル体50は、手掛かり部51と、手掛かり部51と離間して設けられる回動軸部52と、手掛かり部51と回動軸部52を連結する連結部53で形成され、手掛かり部51と回動軸部52と連結部53で、凹状部54を形成している。
図5で示すようにハンドルケース40は、前面側が開口状態の箱状であって、ハンドル体の手掛かり部51を人の手で裏側から操作するための人の手の逃がし部の手掛かり部凹部41が形成され、ハンドルケース40の上下に形成されるハンドル体50の回動軸部52の上下部を軸支するハンドル体支持部42、42と、該ハンドル体軸支部42の手掛かり部凹部41側近傍で上下に貫通し、手掛かり部凹部41と連設するラッチユニット凹部43と、ハンドルケース40の上面で左右に離間して設けられる上係合片44、44と、ハンドルケース40の下面で左右に離間して設けられる上係合片44と同形状の下係合片45、45が一体的に形成された合成樹脂製のものである。
そして、ラッチユニット凹部43の上下部のハンドルケース40の上面と下面を形成する外縁部に回動軸支持部43a、43aが形成されている。
また、上係合片44は、ハンドルケース40の上面の上面から上方に突出した前後方向に細長い板状であって、上係合片44の下部の前面側から後方に向かって切り欠き44aが形成されている。下係合片45は、上係合片44と上下方向に対称な形状で、上係合片44と同様に切り欠き45aが形成されている。
施錠装置70は、キーシリンダーを備えた錠前本体71と、錠前本体71のキーシリンダーの動きに連動する施錠片72で構成される。
図5で示すように施錠装置ケース60は、前面側が開口状態の箱状であって、箱状の背面部に形成される施錠装置70の収容部61と、外周面の上下面にラッチユニット80との接触を避ける逃がし切り欠き部62、62と、上面に上面から背面に連続して設けられたスリット状の上係合孔63、63が左右に離間して設けられ、上係合孔63、63と上下対称に形成される下係合孔64、64と、上面の前部より上方に突出する上補助係合片65と、上補助係合片65と上下対称に形成される下面の前部より下方に突出する下補助係合片66が一体的に形成された合成樹脂製のものである。
このように構成されるハンドルユニット30の構成部材は、次のようにして組み立てられる。
ハンドルケース40のハンドル体支持部42の正面から、ハンドル体50の回転軸部52を差し込む。ハンドル体支持部42は、水平方向の平板状に形成されており、該平板部に、に回転軸部52を軸支する支持孔42aが設けられており、回転軸部52を差し込む際、回転軸部52の上下面が、ハンドル体支持部42を上下方向に押し広げるように弾性変形させながら差し込まれ、所定の位置まで差し込まれたらハンドル体支持部42が復旧し、回転軸部52が支持孔42aに支持され、回転軸部52がハンドル体支持部42から抜けなくなる。この状態で、手掛かり部51の裏面に手を添え手前に引くと、ハンドル体50は、図4で示す一点鎖線50aを回動軸芯として回動する。
ハンドル体50が取り付けられたハンドルケース40のラッチユニット凹部43にラッチユニット80の連動部材82部を挿入し、ハンドルケース40の回動軸支持部43a、43aに連動部材82の軸部82aを挿入する。
この状態では、ラッチユニット80は前方側で外れるが、ハンドルユニット30を右扉板22に装着した時点で外れなくなる。したがって、ラッチユニット80は、回動軸支持部43a、43aに装着された軸部82a部分が回転軸となり、軸部82aの軸芯を中心に回動する。また、連動部材82の固定片82dを含む下部が、ハンドルケース40の下方より突出して露出した状態となっている。
そして、ハンドルユニット30を右扉板22に装着し、ハンドル体50を操作し手前に引くと、ハンドル体50は回動し、ハンドル体50の連結部に設けられた突起によって、連動部材82の連動片82cが背面側から前面側に押されることにより、ラッチユニット80は前記の通り、軸部82aの軸芯を中心に回動する。
ラッチユニット80が回動すると、連動してラッチユニット80の両端のラッチ爪83が回動する。
通常、右扉体2が閉じられた状態で、ラッチ爪83は本体筐体4に設けられたラッチ受けに係合し、扉が不用意に開かないようにされているが、ハンドル体50の操作によるラッチユニット80の回動によりラッチ受けからラッチ爪が外れ、扉を開くことが可能となる。
尚、図示はしていないが、ハンドル体50を操作状態から、自動で元の状態に復旧させるためのバネによる付勢部材が取り付けられている。
このように、ハンドルユニット30は、ハンドルケース40を使用して施錠装置なしの状態で使用することが可能である。
次に、施錠装置付きのハンドルユニット30について説明する。
図6、7に示すようにハンドルケース40の下側の前方から、施錠装置ケース60をハンドルケース40押し込む。この時、前述の上係合孔63、63に、ハンドルケース40の下係合片45、45を差し込み押圧する。下係合片45の切り欠き44aの高さは、施錠装置ケース60の上外縁を形成する板厚より若干小さめに設定されており、上係合孔63、63に下係合片45、45を差し込む際、若干の抵抗力が生じるように寸法設定されている。したがって、施錠装置ケース60をハンドルケース40に差し込む際、下係合片45や施錠装置ケース60の上外縁がごく僅かに弾性変形しながら取り付けられることになる。
また、上係合孔63、63の幅は、切り欠き44aの幅(厚み)と略同じで、若干大きく設定され、上係合孔63、63に下係合片45、45が差し込まれた状態で、施錠装置ケース60が左右方向のガタつくことを抑えることができる程度に設定されている。
尚、上係合孔63、63、下係合片45、45の施錠装置ケース60の背面側部分のスリット高さは、それぞれ、下係合片45、上係合片44の高さより高くなるように設定されているので、施錠装置ケース60は、ハンドルケース40の真正面から取り付け可能である。
上係合孔63に、ハンドルケース40の下係合片45を差し込み押圧すると、上係合孔63の前端面に切り欠き44aの奥端面が当接し、施錠装置ケース60がハンドルケース40に対して所定の位置に取り付けられたこととなる。
施錠装置ケース60の上面の上補助係合片65は、上方の突出し、該突出端から後方に突出した形状を成しており、施錠装置ケース60がハンドルケース40に対して所定の位置に取り付けられた状態で、上補助係合片65が、ハンドルケース40の上側と下側外縁に形成された係合凹部46、46の下側の係合凹部46に係合する。
通常、施錠装置70の錠前本体71にキーを差し込む際、施錠装置70に負荷がかかるが、該係合により、施錠装置ケース60は、前方側が下方に下がらないようになるので、施錠装置70が不用意に動くことなく安定的に機能させることが可能となる。
次に前述と同様の手順で、ハンドルケース40にハンドル体50を回動可能に取り付ける。そして、施錠装置ケース60の収容部61に施錠装置70を取り付ける。この時、施錠装置70の施錠片72がラッチユニット80側になる。
この状態から、前述と同様の手順で、ハンドルケース40にラッチユニット80を回動可能に取り付ける。
ハンドルケース40にラッチユニット80を取り付けると、ハンドルケース40の下方より突出している連動部材82の固定片82dを含む下部は、施錠装置ケース60の逃がし切り欠き部62、62に位置し、固定片82dは、施錠装置70の施錠状態の施錠片72の前面側の位置となる。
施錠装置70は、錠前本体71のキーシリンダーにキーを差込み、キーにて回動操作をすると、施錠片72が連動して左右にスライド移動する。
より具体的には、施錠解除状態では、施錠片72が錠前本体71寄りにあって、キーを差込み、回動操作をし、施錠状態にすると、施錠片72は、ラッチユニット80の固定片82dの前面に移動する。
したがって、施錠装置70を施錠状態にすると、ハンドル体50を操作し手前に引いた場合、ハンドル体50は回動しようとするが、ラッチユニット80の固定片82dが施錠片72に接触し、ラッチユニット80の連動部材82(回転軸81)が回転できないので、ハンドル体50も回動せずに、ラッチ爪83も回動しない。そのため、右扉体2は、ラッチ爪83が本体筐体4のラッチ受けに係合した状態のままで解除されないので開かない。
尚、このような、ハンドル体の操作によって、回動杆が連動回動し、回動杆の回動で扉のラッチによるロックを解除する方法、そして、施錠装置によって、回動杆を回動不能に固定し、ラッチ解除を不能にする施錠方法については、例えば特許第5110515号公報、実用新案出願公告平1−18772公報に示されるように以前より実施されている公知技術である。
このように、ハンドルユニット30は、ハンドルケース40に施錠装置ケース60を取り付けることによって、施錠装置ありの状態で使用することが可能である。
そして、施錠装置ケース60の下側に下係合孔64、64、下補助係合片66が形成され、ハンドルケース40の上面には上係合片44、44、が係合凹部46形成されているので、施錠装置ケース60はハンドルケース40の上部に取り付けることも可能である。
また、施錠装置ケース60を二つ用いることで、ハンドルケース40の上下両方に施錠装置ケース60を取り付けることが可能である。
このように、施錠装置ケース60は、ハンドル体50の回動軸(一点鎖線50a)方向(垂直方向)において、回動軸の上方端側、すなわち、ハンドルケース40の上側と、回動軸の他方端の下方端側、すなわち、ハンドルケース40の下側のいずれにも取り付け可能である。
そして、ラッチユニット80の連動部材82は、前述のとおり、下側に固定片82dが形成されているので、施錠装置ケース60をハンドルケース40の上部に取り付ける場合は、連動部材82の上側に固定片82dが形成されたものを用いる。
ハンドルケース40の上下両方に施錠装置ケース60を取り付ける場合には、連動部材82の上側と下側に固定片82d、82dが形成されたものを用いる。
そして、施錠装置ケース60に施錠装置70を取り付けると、上下両方の施錠装置70、70を解錠しないと、ハンドル体50の回動ができないダブル施錠仕様にすることができる。
図8、図9に示すように、連動部材82の上側と下側に固定片82d、82dが形成されたものであれば、施錠装置ケース60が、ハンドルケース40の上側、下側のいずれに取り付けられたとしても、同じものを使用できる。
このように形成すると、図1に示すように右扉体2にハンドル体50とハンドル体50の下方に施錠装置70が設置されているものと対称に、左扉体3にハンドル体50とハンドル体50の下方に施錠装置70を設置する場合においても、ハンドルケース40に対する施錠装置ケース60の取り付け位置を、上下反対にすることにより対応できる。
したがって、施錠装置ケース60を、ハンドルケース40のハンドルケース40に収められるハンドル体50の回動軸の回転軸方向に対して一方端側と他方端側、あるいは両端側に選択的に組み合わせ可能なものとすることに加え、ラッチユニット80を、ハンドル体50の該組み合わせに対応して、ハンドル体50の回動軸の回転軸方向に対して両端側で固定片82d、82dを形成すると、部品の種類を絞ることができるため、部品の一回での生産量を増やすことでき効率的に生産が行え、かつ、在庫管理が容易になるので、よりコストダウンが可能となる。
このようなハンドルユニット30を、ハンドル体50の回動軸(一点鎖線50a)が水平方向を向くように使用すると、図3で示す引き出し式収納家具5にも利用することが可能である。
この場合、前記説明における上下方向が、左右方向に変わるから、施錠装置ケース60は、ハンドル体50の回動軸(一点鎖線50a)方向(水平方向)を基準として、回動軸の左端側、すなわち、ハンドルケース40の左側と、回動軸の他方端の右端側、すなわち、ハンドルケース40の右側のいずれにも取り付け可能となる。
引き出し式収納家具5に利用する場合、ハンドル体50の手掛かり部51とラッチユニット80の位置関係は、回動軸が水平方向を向いたラッチユニット80の下側に手掛かり部51がくるように配置すれば、手掛かり部51を手前に引く動作のままで引き出しを引き出すことが可能である。
そして、特にオフィス分野で使用される鋼製の引き出し式収納家具5の場合には、本体筐体8に対して、複数の引き出しが設けられ、一つの引き出しを施錠すると、全ての引き出しが施錠されるオールロック機能が設置されているのが一般的である。
この場合、施錠装置70ありの鍵付き引き出し6、施錠装置70なしの鍵なし引き出し7、7の組み合わせとなる。
したがって、本件発明のハンドルユニット30であれば、鍵付き引き出し6、鍵なし引き出し7のいずれにも対応することが可能である。
本願発明は、ハンドルケースと施錠装置ケースを別体とし、必要に応じて組み合わせ可能なものであるから、上記実施例のようにラッチ式の施錠方法に限らず、施錠片の突出により、直接本体筐体に施錠片が係合し、引き出しのロックを行う方法といったように、様々なロック方式に採用可能である。
1 開き扉式収納家具
2 右扉体
22 右扉板
3 左扉体
4 本体筐体
5 引き出し式収納家具
6 鍵付き引き出し
7 鍵なし引き出し
8 本体筐体
30 ハンドルユニット
40 ハンドルケース
41 手掛かり部凹部
42 ハンドル体支持部
43 ラッチユニット凹部
44 上係合片
44a 切り欠き
45 下係合片
45a 切り欠き
46 係合凹部
50 ハンドル体
50a 一点鎖線(回動軸芯)
51 手掛かり部
52 回動軸部
53 連結部
60 施錠装置ケース
61 収容部
62 逃がし切り欠き部
63 上係合孔
64 下係合孔
65 上補助係合片
66 下補助係合片
70 施錠装置
71 錠前本体
72 施錠片
80 ラッチユニット
81 回動杆
82 連動部材
82a 軸部
82b 角貫通孔
82c 連動片
82d 固定片
83 ラッチ爪

Claims (2)

  1. 主に収納家具に使われるハンドルのハンドル体を回動可能に支持し、少なくとも該ハンドル体が収められるハンドルケースに、ハンドルケースと別体で形成される施錠装置ケースを着脱可能にせしめることにより、ハンドルケース単体仕様と、施施錠装置付きハンドルケース仕様のいずれかを選択可能としたことを特徴とするハンドルケース。
  2. ハンドルケースは、施錠装置ケースを、ハンドルケースに対して、ハンドルケースに収められるハンドル体の回動軸の回動軸方向における一方端側と他方端側、あるいは両端側に選択的に組み合わせ可能としたことを特徴とする請求項1に記載のハンドルケース
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