JP2019107265A - 家具におけるハンドルケース - Google Patents
家具におけるハンドルケース Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019107265A JP2019107265A JP2017242691A JP2017242691A JP2019107265A JP 2019107265 A JP2019107265 A JP 2019107265A JP 2017242691 A JP2017242691 A JP 2017242691A JP 2017242691 A JP2017242691 A JP 2017242691A JP 2019107265 A JP2019107265 A JP 2019107265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- case
- locking device
- handle case
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
また、ハンドルの回動操作を固定し、扉を施錠する施錠機構部がハンドルケースに組み合わされ一体化されることがある。
近年、操作性の向上のため、ハンドルは大型のものが採用される傾向になるが、この場合、必然的にハンドルケースも大型なものになる。そのため、施錠機構部がハンドルケースと一体化されたものは、ハンドルケースがさらに大型なものとなり、施錠機構が不要な箇所にでも、ハンドルを設置のため、施錠機構部が一体化された大型なハンドルケースが使用される。しかしながら、施錠機構部が一体化された大型なハンドルケースでは、錠前が不要な箇所に使用した場合、施錠機構部の箇所が無駄であり、不必要にハンドルケースが大きいためコストダウンが難しかった。
図1、2は、本件のハンドルケースを開き扉式収納家具に使用した状態を示す図で、図3は、本件のハンドルケースを引き出し式収納家具に使用した状態を示す図である。
符号1は、開き扉式収納家具を示し、符号5は、引き出し式収納家具を示している。
符号2は、扉開閉用のハンドル体を有した右扉体で、符号3は、ハンドル体が設置されない左扉体で、符号4は、開き扉式収納家具の本体筐体を示している。
符号6は、引き出し開閉用のハンドル体を有した鍵付きの扉体で、符号7は、引き出し開閉用のハンドル体を有した鍵なしの扉体で、符号8は、引き出し式収納家具の本体筐体を示している。
右扉体2は、図1における右扉体2の右側に設けられた丁番2a、2aにて、図1の垂直方向を回転軸として、右扉体2が開放する。そして、左扉体3は、右扉体2と対称に開放する。
図2で示す右扉体2は、右扉板21と右扉板21の内面(裏面)に装着されるハンドルユニット30で構成される。
ハンドルユニット30は、主に、ハンドルケース40と、ハンドルケース40に回動自在に軸支されるハンドル体50と、ハンドルケース40と連結される施錠装置ケース60と、施錠装置ケース60に取り付けられる施錠装置70と、ハンドル体50の操作に連動するラッチユニット80で構成される。
そして、連動部材82には、後述するハンドルケース40のハンドル体支持部42側に突出する連動片82cが形成され、また、連動片82cの突出対向側に突出する固定片82dが形成されている。
また、上係合片44は、ハンドルケース40の上面の上面から上方に突出した前後方向に細長い板状であって、上係合片44の下部の前面側から後方に向かって切り欠き44aが形成されている。下係合片45は、上係合片44と上下方向に対称な形状で、上係合片44と同様に切り欠き45aが形成されている。
ハンドルケース40のハンドル体支持部42の正面から、ハンドル体50の回転軸部52を差し込む。ハンドル体支持部42は、水平方向の平板状に形成されており、該平板部に、に回転軸部52を軸支する支持孔42aが設けられており、回転軸部52を差し込む際、回転軸部52の上下面が、ハンドル体支持部42を上下方向に押し広げるように弾性変形させながら差し込まれ、所定の位置まで差し込まれたらハンドル体支持部42が復旧し、回転軸部52が支持孔42aに支持され、回転軸部52がハンドル体支持部42から抜けなくなる。この状態で、手掛かり部51の裏面に手を添え手前に引くと、ハンドル体50は、図4で示す一点鎖線50aを回動軸芯として回動する。
この状態では、ラッチユニット80は前方側で外れるが、ハンドルユニット30を右扉板22に装着した時点で外れなくなる。したがって、ラッチユニット80は、回動軸支持部43a、43aに装着された軸部82a部分が回転軸となり、軸部82aの軸芯を中心に回動する。また、連動部材82の固定片82dを含む下部が、ハンドルケース40の下方より突出して露出した状態となっている。
ラッチユニット80が回動すると、連動してラッチユニット80の両端のラッチ爪83が回動する。
通常、右扉体2が閉じられた状態で、ラッチ爪83は本体筐体4に設けられたラッチ受けに係合し、扉が不用意に開かないようにされているが、ハンドル体50の操作によるラッチユニット80の回動によりラッチ受けからラッチ爪が外れ、扉を開くことが可能となる。
尚、図示はしていないが、ハンドル体50を操作状態から、自動で元の状態に復旧させるためのバネによる付勢部材が取り付けられている。
このように、ハンドルユニット30は、ハンドルケース40を使用して施錠装置なしの状態で使用することが可能である。
図6、7に示すようにハンドルケース40の下側の前方から、施錠装置ケース60をハンドルケース40押し込む。この時、前述の上係合孔63、63に、ハンドルケース40の下係合片45、45を差し込み押圧する。下係合片45の切り欠き44aの高さは、施錠装置ケース60の上外縁を形成する板厚より若干小さめに設定されており、上係合孔63、63に下係合片45、45を差し込む際、若干の抵抗力が生じるように寸法設定されている。したがって、施錠装置ケース60をハンドルケース40に差し込む際、下係合片45や施錠装置ケース60の上外縁がごく僅かに弾性変形しながら取り付けられることになる。
また、上係合孔63、63の幅は、切り欠き44aの幅(厚み)と略同じで、若干大きく設定され、上係合孔63、63に下係合片45、45が差し込まれた状態で、施錠装置ケース60が左右方向のガタつくことを抑えることができる程度に設定されている。
尚、上係合孔63、63、下係合片45、45の施錠装置ケース60の背面側部分のスリット高さは、それぞれ、下係合片45、上係合片44の高さより高くなるように設定されているので、施錠装置ケース60は、ハンドルケース40の真正面から取り付け可能である。
施錠装置ケース60の上面の上補助係合片65は、上方の突出し、該突出端から後方に突出した形状を成しており、施錠装置ケース60がハンドルケース40に対して所定の位置に取り付けられた状態で、上補助係合片65が、ハンドルケース40の上側と下側外縁に形成された係合凹部46、46の下側の係合凹部46に係合する。
通常、施錠装置70の錠前本体71にキーを差し込む際、施錠装置70に負荷がかかるが、該係合により、施錠装置ケース60は、前方側が下方に下がらないようになるので、施錠装置70が不用意に動くことなく安定的に機能させることが可能となる。
ハンドルケース40にラッチユニット80を取り付けると、ハンドルケース40の下方より突出している連動部材82の固定片82dを含む下部は、施錠装置ケース60の逃がし切り欠き部62、62に位置し、固定片82dは、施錠装置70の施錠状態の施錠片72の前面側の位置となる。
より具体的には、施錠解除状態では、施錠片72が錠前本体71寄りにあって、キーを差込み、回動操作をし、施錠状態にすると、施錠片72は、ラッチユニット80の固定片82dの前面に移動する。
したがって、施錠装置70を施錠状態にすると、ハンドル体50を操作し手前に引いた場合、ハンドル体50は回動しようとするが、ラッチユニット80の固定片82dが施錠片72に接触し、ラッチユニット80の連動部材82(回転軸81)が回転できないので、ハンドル体50も回動せずに、ラッチ爪83も回動しない。そのため、右扉体2は、ラッチ爪83が本体筐体4のラッチ受けに係合した状態のままで解除されないので開かない。
また、施錠装置ケース60を二つ用いることで、ハンドルケース40の上下両方に施錠装置ケース60を取り付けることが可能である。
ハンドルケース40の上下両方に施錠装置ケース60を取り付ける場合には、連動部材82の上側と下側に固定片82d、82dが形成されたものを用いる。
そして、施錠装置ケース60に施錠装置70を取り付けると、上下両方の施錠装置70、70を解錠しないと、ハンドル体50の回動ができないダブル施錠仕様にすることができる。
このように形成すると、図1に示すように右扉体2にハンドル体50とハンドル体50の下方に施錠装置70が設置されているものと対称に、左扉体3にハンドル体50とハンドル体50の下方に施錠装置70を設置する場合においても、ハンドルケース40に対する施錠装置ケース60の取り付け位置を、上下反対にすることにより対応できる。
この場合、前記説明における上下方向が、左右方向に変わるから、施錠装置ケース60は、ハンドル体50の回動軸(一点鎖線50a)方向(水平方向)を基準として、回動軸の左端側、すなわち、ハンドルケース40の左側と、回動軸の他方端の右端側、すなわち、ハンドルケース40の右側のいずれにも取り付け可能となる。
したがって、本件発明のハンドルユニット30であれば、鍵付き引き出し6、鍵なし引き出し7のいずれにも対応することが可能である。
2 右扉体
22 右扉板
3 左扉体
4 本体筐体
5 引き出し式収納家具
6 鍵付き引き出し
7 鍵なし引き出し
8 本体筐体
30 ハンドルユニット
40 ハンドルケース
41 手掛かり部凹部
42 ハンドル体支持部
43 ラッチユニット凹部
44 上係合片
44a 切り欠き
45 下係合片
45a 切り欠き
46 係合凹部
50 ハンドル体
50a 一点鎖線(回動軸芯)
51 手掛かり部
52 回動軸部
53 連結部
60 施錠装置ケース
61 収容部
62 逃がし切り欠き部
63 上係合孔
64 下係合孔
65 上補助係合片
66 下補助係合片
70 施錠装置
71 錠前本体
72 施錠片
80 ラッチユニット
81 回動杆
82 連動部材
82a 軸部
82b 角貫通孔
82c 連動片
82d 固定片
83 ラッチ爪
Claims (2)
- 主に収納家具に使われるハンドルのハンドル体を回動可能に支持し、少なくとも該ハンドル体が収められるハンドルケースに、ハンドルケースと別体で形成される施錠装置ケースを着脱可能にせしめることにより、ハンドルケース単体仕様と、施施錠装置付きハンドルケース仕様のいずれかを選択可能としたことを特徴とするハンドルケース。
- ハンドルケースは、施錠装置ケースを、ハンドルケースに対して、ハンドルケースに収められるハンドル体の回動軸の回動軸方向における一方端側と他方端側、あるいは両端側に選択的に組み合わせ可能としたことを特徴とする請求項1に記載のハンドルケース
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017242691A JP2019107265A (ja) | 2017-12-19 | 2017-12-19 | 家具におけるハンドルケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017242691A JP2019107265A (ja) | 2017-12-19 | 2017-12-19 | 家具におけるハンドルケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019107265A true JP2019107265A (ja) | 2019-07-04 |
Family
ID=67178298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017242691A Pending JP2019107265A (ja) | 2017-12-19 | 2017-12-19 | 家具におけるハンドルケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019107265A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111671256A (zh) * | 2020-06-24 | 2020-09-18 | 储田生 | 一种改进型柜体合金拉手 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620809U (ja) * | 1992-08-27 | 1994-03-18 | 株式会社アルファ | ロッカ扉用把手 |
US20040020248A1 (en) * | 2002-07-31 | 2004-02-05 | Rousseau Metal Inc. | Frontal latch handle assembly |
JP2005126967A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | Kokuyo Co Ltd | 引き戸式収納家具 |
JP2005254027A (ja) * | 2005-06-10 | 2005-09-22 | Kokuyo Co Ltd | 収納具 |
DE102012111095A1 (de) * | 2012-11-19 | 2014-10-30 | Emka Beschlagteile Gmbh & Co. Kg | Schwenkhebelverschluss mit geringer Einbautiefe |
JP2017048637A (ja) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | 株式会社イトーキ | 電気錠付き操作ユニット |
-
2017
- 2017-12-19 JP JP2017242691A patent/JP2019107265A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620809U (ja) * | 1992-08-27 | 1994-03-18 | 株式会社アルファ | ロッカ扉用把手 |
US20040020248A1 (en) * | 2002-07-31 | 2004-02-05 | Rousseau Metal Inc. | Frontal latch handle assembly |
JP2005126967A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | Kokuyo Co Ltd | 引き戸式収納家具 |
JP2005254027A (ja) * | 2005-06-10 | 2005-09-22 | Kokuyo Co Ltd | 収納具 |
DE102012111095A1 (de) * | 2012-11-19 | 2014-10-30 | Emka Beschlagteile Gmbh & Co. Kg | Schwenkhebelverschluss mit geringer Einbautiefe |
JP2017048637A (ja) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | 株式会社イトーキ | 電気錠付き操作ユニット |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111671256A (zh) * | 2020-06-24 | 2020-09-18 | 储田生 | 一种改进型柜体合金拉手 |
CN111671256B (zh) * | 2020-06-24 | 2022-01-25 | 长春重山办公设备有限公司 | 一种改进型柜体合金拉手 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3052152B2 (ja) | 自動車のコンソールボックス用等の両開き開閉装置 | |
JP4695522B2 (ja) | リッドのロック装置 | |
JP4777123B2 (ja) | ロック装置 | |
KR101575929B1 (ko) | 이중 도어방식을 갖는 내부도어의 버튼 래치장치 | |
JP2005247232A (ja) | リッド開閉装置及びそれを用いた小物入れ装置 | |
JP2019107265A (ja) | 家具におけるハンドルケース | |
KR200416926Y1 (ko) | 사물함용 핸들 일체형 록킹장치 | |
KR20190028581A (ko) | 푸쉬풀 도어 잠금장치 | |
JP2008163655A (ja) | ラッチ装置及びラッチ装置付き家具 | |
JP3025872B2 (ja) | パチンコ機の施錠装置 | |
JP4441236B2 (ja) | 物品収納什器の施解錠装置 | |
JP5479217B2 (ja) | 物品収納什器における開閉体の施解錠装置 | |
KR100535766B1 (ko) | 글로브 박스의 록킹 장치 | |
JP4173016B2 (ja) | プッシュ・プル錠 | |
JP4235444B2 (ja) | クレセント | |
JP2005314888A (ja) | 扉の開扉操作装置 | |
JP4316857B2 (ja) | ラッチ機構を有するキャビネット | |
JP4879721B2 (ja) | 扉の施錠装置 | |
JP2009002030A (ja) | 収納具用ロック機構 | |
KR102076163B1 (ko) | 그립형태를 갖는 무락형 핸들 조립체 | |
JP4874926B2 (ja) | ラッチ装置及びこれを備えたキャビネット | |
JP2017020207A (ja) | 電気機器収納用箱体 | |
JP2019157444A (ja) | キャビネットの鎖錠構造 | |
JP4464795B2 (ja) | 両開き扉付収納装置 | |
JP4849615B2 (ja) | 電気電子機器収納用キャビネットの扉係止装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201023 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210811 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210824 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210910 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220111 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220705 |