JP4879721B2 - 扉の施錠装置 - Google Patents
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Description
操作レバーは、解錠位置と施錠位置とに回動可能であり、操作レバーを施錠位置へ回動させることにより、錠に装着した作動レバー(止め金)が、扉内に位置した解錠位置から、扉より外側に突出する施錠位置へ回動させられて、筐体に係合し、扉を閉止状態で拘束しうるようになっている。
(1)筐体の開口を開閉する扉に、扉より外側に突出して、前記筐体に係合することにより、扉を筐体に係止する係止位置と、扉の内方に移動して、前記筐体との係合を解除する解除位置とに移動可能として装着され、かつ付勢手段により、常時解除位置に向かって付勢された係止杆と、 扉に装着された施解錠操作可能の錠と、この錠に装着され、この錠が施錠操作されることにより、施錠方向に回動させられ、前記係止杆を、付勢手段の付勢力に抗して、係止位置に移動させ、前記錠が解錠操作されることにより、前記施錠方向と逆方向の解錠方向に回動させられ、前記係止杆の解除位置への復帰を許容するようにした作動レバーとを備えている扉の施錠装置において、前記係止杆の移動軌跡内に進入することにより、係止杆の係止位置から解除位置方向への移動を阻止する停止片と、前記作動レバーの施錠方向および解錠方向の回動動作に連動して、前記停止片を、係止杆の移動軌跡から離れ、係止杆の前記移動を許容する位置まで移動させる連動手段とを備えるブロック手段を設ける。
請求項1記載の発明によると、係止杆が係止位置に位置しているとき、係止杆の解除位置方向への移動が、ブロック手段の停止片により阻止されているため、係止杆の重量や、復帰用の付勢手段の付勢力等が、作動レバーに作用することがなく、作動レバーの耐久性を向上しうるとともに、操作レバーを軽力で操作することができる。
また、係止杆は、作動レバーと連係させさえすればよく、形状および構造を自由に設計できるので、係止杆と筐体との係合部位を、錠から離れた所望の部位に設けることができるとともに、錠を扉の所望の部位に配設することができる。
さらに、錠によらないで、係止杆を解除位置に移動させようとする不正な行為を、未然に防止することもできる。
図1〜図6は、本発明の一実施形態を備える両開き扉付キャビネットを示す。
各扉6の前面における内方寄りの中位部には、把手8を収容した空所9が設けられている。
各把手8は、各扉6の上下部に設けたラッチと連係され、把手8を操作することにより、ラッチを解除することができるようになっているが、その機構は、本発明には直接関係しないので、図示および詳細な説明は省略する。
ダイヤル錠11は、操作面12aが扉6の前面に露呈するようにして、扉6の後面に取り付けられたほぼ直方体状のケース12と、操作面12aより一部が前方に露呈するようにして、ケース12に回転自在に装着された複数(この例では4個)のダイヤル13と、操作面12aより前方に突出するように設けられた操作レバー14と、扉6の後面側において、ケース12の一角部より外向きに突出し、図2および図3に実線で示すように、ほぼ水平方向を向く施錠位置と、同じく2点鎖線で示すように、下方を向く解錠位置とに回動可能としてケース12に装着されたフック状の作動レバー15とを備え、すべてのダイヤル13を適正な位置としたときだけ、操作レバー14により、作動レバー15を解錠位置から施錠位置、および施錠位置から解錠位置へ回動させることができ、いずれかのダイヤル13が、適正な位置に位置していないときは、操作レバー14による作動レバー15の回動操作ができないようになっている。
また、それに伴って、下部係止杆21も、上部係止杆20と連動して、解除位置から係止位置まで、押し下げられる。
すなわち、摺接部28cは、作動レバー15の施錠方向および解錠方向の回動動作に連動して、停止片28bを解除位置まで移動させる連動手段をなしている。
さらに、ダイヤル錠11によらないで、上部係止杆20を解除位置に移動させようとする不正な行為を、未然に防止することもできる。
例えば、下部係止杆21を省略して実施したり、上部係止杆20、下部係止杆21、およびダイヤル錠11全体を、90度回転させて、左右方向を向くようにして実施したり、下部係止杆21をダイヤル錠11に連係させたりすることができる。
2 側板
3 上框
4 下框
5 後面板
6 扉
7 蝶番
8 把手
9 空所
10 施錠装置
11 ダイアル錠
12 ケース
12a操作面
13 ダイヤル
14 操作レバー
15 作動レバー
16 ブラケット
17 軸
18 反転リンク
18a軸
19 軸
20 上部係止杆
20aアーム部
20b折曲片
20c垂下片
20 軸
21 下部係止片
22 突片
23 引張りコイルばね(付勢手段)
24、25 係合孔
26 補強杆
26a後向突出部
27 切欠き
28 板ばね(ブロック手段)
28a下端部
28b停止片
28c摺接部(連動手段)
29 固定ねじ
Claims (5)
- 筐体の開口を開閉する扉に、扉より外側に突出して、前記筐体に係合することにより、扉を筐体に係止する係止位置と、扉の内方に移動して、前記筐体との係合を解除する解除位置とに移動可能として装着され、かつ付勢手段により、常時解除位置に向かって付勢された係止杆と、 扉に装着された施解錠操作可能の錠と、この錠に装着され、この錠が施錠操作されることにより、施錠方向に回動させられ、前記係止杆を、付勢手段の付勢力に抗して、係止位置に移動させ、前記錠が解錠操作されることにより、前記施錠方向と逆方向の解錠方向に回動させられ、前記係止杆の解除位置への復帰を許容するようにした作動レバーとを備えている扉の施錠装置において、
前記係止杆の移動軌跡内に進入することにより、係止杆の係止位置から解除位置方向への移動を阻止する停止片と、前記作動レバーの施錠方向および解錠方向の回動動作に連動して、前記停止片を、係止杆の移動軌跡から離れ、係止杆の前記移動を許容する位置まで移動させる連動手段とを備えるブロック手段を設けたことを特徴とする扉の施錠装置。 - 係止杆が解除位置に位置しているとき、停止片が係止杆の移動軌跡内に進入し、係止杆の係止位置方向の移動を阻止するようにしたことを特徴とする請求項1記載の扉の施錠装置。
- ブロック手段を、基端部が扉に固着され、先端部に停止片が設けられ、かつ中間部に設けた連動手段をなす山形の摺接部が、作動レバーの施錠方向および解錠方向の回動途中において、前記作動レバーと摺接することにより、中間部が弾性撓曲させられて、前記停止片が係止杆の移動軌跡から離れた位置まで移動させられるようにした板ばねにより形成したことを特徴とする請求項1または2記載の扉の施錠装置。
- 錠を、回転可能とした複数のダイヤルを適正な位置としたとき、操作レバーによる作動レバーの回動を可能とし、いずれかのダイヤルが適正な位置に位置していないときは、前記操作レバーによる作動レバーの回動を不能とするダイヤル錠としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の扉の施錠装置。
- 上下方向を向く係止杆に、側方を向くアーム部を設け、このアーム部の上下いずれかの縁に、停止片が当接することにより、係止位置に位置している係止杆の解除位置方向への移動を阻止するようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の扉の施錠装置。
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2006
- 2006-12-15 JP JP2006338988A patent/JP4879721B2/ja not_active Expired - Fee Related
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