JP4235444B2 - クレセント - Google Patents

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JP4235444B2
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一男 中村
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、引き違いサッシュ(引違い戸、引き違い窓等)や上げ下げサッシュ(上げ下げ戸、上げ下げ窓等)等のサッシュの戸締まりに用いられるクレセントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クレセントは、一般的に、引き違い戸の内側戸の召し合わせ框に取り付けられる台座と、この台座に回転自在に支持された掛け金と、この掛け金から、該掛け金の回転軸心に直交する方向に突出するレバーハンドルとを有し、レバーハンドルによって掛け金を回転させることにより、該掛け金が、外側戸の召し合わせ框に取り付けられたクレセント受けに係脱自在に係合して、引き違い戸の戸締まりをするようになっている。
【0003】
このクレセントとして、施錠機能を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
台座は召し合わせ框の戸の移動方向開き側に取り付けられ、掛け金は戸の移動方向の軸心回りに回転自在に取り付けられている。
台座には、係合凹部が設けられ、レバーハンドル内には、前記係合凹部に係脱自在に係合して掛け金の回転を阻止するロック部材と、ロック部材の操作を不能とするシリンダ錠とが組み込まれている。
【0004】
係合凹部は、掛け金の回転軸心に直交する方向の外方に開放状に形成され、ロック部材は、掛け金の回転軸心に直交する方向に移動自在に設けられている。
また、シリンダ錠は、掛け金の回転軸心に平行な軸心回りに回転可能な内筒を備えており、このシリンダ錠のキーウェイは、戸の移動方向開き側に設けられている。
また、シリンダ錠の内筒には、回転軸心に対して偏心した偏心ピンが設けられ、ロック部材には、前記偏心ピンが嵌合する長孔が形成され、シリンダ錠の内筒を回転させると偏心ピンが長孔内を移動して、ロック部材が、掛け金の回転軸心に直交する方向に移動するように構成されている。
【0005】
前記構成のものにあっては、キーがシリンダ錠の内筒のキーウェイに差し込まれ、且つ、ロック部材が係合凹部から外れた状態で、掛け金が回転自在とされ、掛け金がクレセント受けに係合した状態で、キーを回してシリンダ錠の内筒を90°回転させることにより、ロック部材が移動して係合凹部に係合し、掛け金がクレセント受けから外れる方向の強制的な回転が不能とされる。
この状態で、キーがシリンダ錠の内筒のキーウェイから引抜き可能とされていて、キーを引き抜くことにより、内筒からタンブラーが突出して、レバーハンドルに形成された縦溝に挿入し、シリンダ錠の内筒を回せないように構成されている。
【0006】
【特許文献1】
実開昭57−17354号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のものにあっては、キーをシリンダ錠の内筒に差し込んだ状態にあっては、キーが、戸の移動方向開き側に突出状とされているので、その分、内側戸の開口量が狭くなるという問題がある。
また、内側戸を開くときに、キーが戸枠側に接当して損傷する惧れがある。
また、シリンダ錠の内筒は、掛け金の回転軸心に平行な軸心回りに回転し、ロック部材は、掛け金の回転軸心に直交する方向に移動する構成であるので、偏心ピンと長孔によって、内筒の回転運動を、ロック部材の直線運動に変換しているが、これが、構造の複雑化、コストアップを招くという問題がある。
【0008】
さらに、キーはレバーハンドルから掛け金の回転軸心方向に突出しているので、クレセントの施錠操作等をする場合、レバーハンドルを把持して掛け金を回転させて、該掛け金をクレセント受けに係合させ、その後、レバーハンドルから手を放し、キーを把持して操作するという動作が必要であり、操作性が悪いものである。
また、従来のものにおいて、シリンダ錠を施解錠操作するキーの鍵違いを多く採るには、シリンダ錠の内筒に組み込まれるタンブラーの個数を多くする必要があるが、従来のものにあっては、シリンダ錠の内筒は、掛け金の回転軸心に平行な軸心回りに回転自在として、レバーハンドルに組み込まれていることから、タンブラーの個数を多くすると、レバーハンドルの、掛け金回転軸心方向の厚みが厚くなり、クレセントが大型化すると共に、引違い戸の開口量にも影響を与えることとなるので、キーの鍵違いを豊富に採ることができないものである。
【0009】
本発明は、前記問題点に鑑みて、前記問題を解消したクレセントを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明が技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、サッシュに取り付けられる台座と、この台座に回転自在に支持されていて回転させることによりクレセント受けに係脱自在に係合してサッシュの戸締まりをする掛け金と、この掛け金から、該掛け金の回転軸心に略直交する方向に突出するレバーハンドルとを有し、
前記レバーハンドルに、掛け金をクレセント受けに係合させた状態において、台座側に設けられた係合部に係脱自在に係合して掛け金の回転を阻止するロック部材と、掛け金を施解錠するシリンダー錠とを組み込み、
前記シリンダー錠内筒は掛け金の回転軸心に略直交する方向の軸心回りに回転自在としてレバーハンドルに組み込まれていると共に、該シリンダー錠のキーウェイはレバーハンドルの突出方向先端部に設けられており、
掛け金をクレセント受けに係合させた状態において、シリンダー錠のキーによって構成された撮みを前記キーウェイに差し込んで該撮みを回して内筒を回転操作することにより、ロック部材の係合部に対する係脱操作がなされるよう構成されていることを特徴とする。
【0011】
た、ロック部材は、レバーハンドル内に、掛け金の回転軸心に略直交する方向の軸心回りに回転自在に収納され、掛け金がクレセント受けに係合した状態において、撮みをシリンダー錠の内筒を介してロック部材と一体的に回転させることでロック部材が係合部に対して係脱するように構成されているのがよい。
また、台座に、掛け金を回転自在に支持する支持部を設け、掛け金に前記支持部を挿通する支軸を設け、この支軸の外周面に係合面を一対形成し、掛け金がクレセント受けに係合する係合位置において一方の係合面に接当すると共に、掛け金がクレセント受けから外れた係合解除位置において他方の係合面に接当して、前記各位置で掛け金を位置決めする接当体を備え、この接当体は付勢手段の付勢力によって係合面に接当していて掛け金を強制的に回転させることにより係合面から外れるように構成されていてもよい。
【0012】
また、ロック部材と一体回転すると共にシリンダー錠の内筒とキーウェイとが設けられていて撮みによって回転操作されるロータをレバーハンドル内に収納し、レバーハンドルの、ロータを収納する収納部の内面に凹所を一対形成し、ロータに弾性片を設け、この弾性片が、ロック部材が係合部に係合するロック位置で一方の凹所に係合し、且つ、ロック部材が係合部から外れたロック解除位置で他方の凹所に係合して、ロック部材を前記各位置で位置決めするように構成されていてもよい。
【0013】
また、レバーハンドルを、該レバーハンドルの突出方向に略直交する方向に二つ割りにし、この二つ割りされたレバーハンドルの一方側と他方側との間に、ロック部材と、該ロック部材と一体回転すると共にシリンダー錠の内筒とキーウェイとが設けられていて撮みによって回転操作されるロータとを収納する収納部を設けるのがよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図12は、本発明の一実施の形態を示しており、1はクレセントであり、このクレセント1は、建物の壁等に形成された開口を開閉する引き違い戸2等(引き違いサッシュ)の室内側戸(屋内側戸、内側戸)3の召し合わせ框3Aに取り付けられ、室外側戸(屋外側戸、外側戸)4の召し合わせ框4Aに取り付けられたクレセント受け5に係脱自在に係合させることで、引違い戸2が開かないように戸締まりをするものである。
【0015】
このクレセント1は、図3に示すように、室内側戸3の召し合わせ框3Aの、戸3の移動方向(開閉方向)開き側の端面にネジ6によって取付固定される台座7と、この台座7に回転自在に取り付けられたクレセント本体8とを有する。
なお、以下、室内側戸3の移動方向開き側を前又は正面、室内側戸3の移動方向閉じ側を後又は背面ともいい、室内外方向、屋内外方向又は引違い戸2等によって開閉される開口に直交する方向を左右方向という。
台座7は、本実施の形態ではダイキャスト製であり、召し合わせ框3Aの端面との間にシム9(厚さ調整板)を介在して(又はシム9を介在させずに)、ネジ6によって取り付けられており、厚さの異なるシム9を適宜選択することにより、また、複数枚のシム9を重合させることにより、台座7(クレセント1)の、内側戸3に対する戸3の移動方向の取付位置が調整可能とされている。
【0016】
なお、シム9は、台座7の背面形状に一致する矩形状に形成される。
また、台座7の正面側には、上下方向に長い矩形状の上下一対の嵌合凹部10が形成され、この嵌合凹部10には、 位置調整部材12が上下・左右移動不能に嵌合されている。
この位置調整部材12の正面側には、上下方向に長い矩形状の嵌合溝13が形成され、この嵌合溝13には、調整座14が位置調整部材12に対して上下方向移動自在で且つ左右方向に若干ガタのある状態で嵌合されており、ネジ6を、調整座14、位置調整部材12及び台座7(及びシム9を介在させる場合にはシム9)に正面側から貫通させて召し合わせ框3Aにねじ込む等することにより、台座7が召し合わせ框3Aに取り付けられている。
【0017】
台座7及び位置調整部材12(並びにシム9)に形成された、ネジ6の挿通孔15,16は、上下方向に長い長孔に形成されていて、台座7の上下方向の位置調整が可能とされている。
また、調整座14に形成された、ネジ6の挿通孔17は円形孔とされると共に、ネジ6の外径よりも若干大に形成され、この挿通孔17とネジ6との間のガタ及び、位置調整部材12の嵌合溝13と調整座14との間の左右方向のガタによって、台座7の左右方向の位置調整(微調整)が可能とされている。
【0018】
また、位置調整部材12は、図7(a)に示すように、嵌合溝13及びネジ6の挿通孔16が調整部材12の左右方向中央部に形成されたものと、図7(b)に示すように、嵌合溝13及びネジ6の挿通孔16が左右方向中央部から左右方向一側にオフセットした位置に形成されたものとの2種類用意され、これらを適宜選択的に使用することによって、台座7の左右方向の大幅な取付位置調整が可能とされている。
なお、嵌合溝13及びネジ6の挿通孔16が左右方向にオフセットされて形成された位置調整部材12は、上下に反転させて嵌合凹部10に嵌合させることにより、嵌合溝13及びネジ6の挿通孔16が左右方向一側にオフセットされた形態と、嵌合溝13及びネジ6の挿通孔16が左右方向他側にオフセットされた形態とを採ることができる。
【0019】
また、台座7の嵌合凹部10(及びシム9)に形成されたネジ6の挿通孔15は、位置調整部材12のネジ6の挿通孔16が、左右方向中央部にある場合でも、左右方向にオフセットした位置にある場合でも対応できるように、位置調整部材12のネジ6の挿通孔16よりも左右方向に広幅に形成されている。
前述した台座7の位置調整手段によって、引違い戸2等に取り付けられたクレセントを前記構造の位置調整手段を有するクレセント1に交換する場合において、該クレセント1をクレセント受け5に対して、内側戸3の召し合わせ框3Aに既に形成されているネジ孔を利用して最適位置に取り付けることができる。
【0020】
台座7の正面側の上下方向中央部には、クレセント本体8を前後方向(戸3の移動方向)の軸心回りに回転自在に支持する支持部18が前方突出状に設けられている。
この支持部18は、正面及び背面に向けて開口状とされた筒状に形成されており、該支持部18の外周面の前端側(突出端部側、先端側)の上部には、前方及び上方に開放状の凹部からなる係合部19が形成されており、支持部18の基部側下部には、ストッパ20が形成されている。
【0021】
クレセント本体8は、台座7に回転自在に支持されていると共にクレセント受け5に係脱自在に係合する掛け金23と、この掛け金23から回転軸心に略直交する方向に突出していてクレセント本体8を回転操作するためのレバーハンドル24と、クレセント本体8を、前記掛け金23がクレセント受け5に係合した状態にロックするロック機構25とを有する。
掛け金23は、基部26と、この基部26の背面側から側方に突出するフランジ27と、このフランジ27の縁部から正面側に立ち上がる係合壁28とを備えている。
【0022】
基部26の背面側には、台座7の支持部18に軸心回りに回転自在に外嵌する嵌合凹部29が形成されていると共に、該嵌合凹部29の中心部に位置していて、支持部18に軸心回りに回転自在に内嵌(挿通)する支軸30とが形成されており、これによって、クレセント本体8が、戸3の移動方向と一致する軸心回りに回転自在に支持されている。
クレセント本体8は、図4に実線で示すように、レバーハンドル24が下向きの状態となって掛け金23の係合壁28がクレセント受け5から外れた状態である係合解除位置と、図4に仮想線で示すように、この係合解除位置から矢示A方向(係合方向)に180°回転させて、レバーハンドル24が上向きの状態となる係合位置とに位置変更自在とされており、クレセント本体8を前記係合解除位置から係合位置に回転させることにより、図3に示すように、係合壁28がクレセント受け5のフック部5Aに挿入されて係合し、引違い戸2が開かないように戸締まりされるようになっている。
【0023】
また、図6に示すように、掛け金23の基部26の背面には、台座7に設けられたストッパ20に、係合解除位置と係合位置とで接当する当たり31が設けられ、クレセント本体8が係合解除位置にあるときには、当たり31がストッパ20に接当することで、クレセント本体8の図4反矢示A方向の回転が規制され、クレセント本体8が係合位置にあるときには、当たり31がストッパ20に接当することで、クレセント本体8の矢示A方向の回転が規制されるようになっている。
【0024】
図2及び図8に示すように、台座7の背面側の上下方向中央部には、凹部33が形成されていると共に、この凹部33の底面から、支持部18の内部の孔の後端上部側の縁部に沿うように、且つ、支持部18の内部の孔の後端下部側の縁部の下方側に、クレセント本体8を係合解除位置と係合位置とに位置決めをする位置決め機構34を収容する収容部35を形成するように、後方突出状に壁部36が形成されている。
クレセント本体8の支軸30の先端側(後端側)は、凹部33内に突出されており、この支軸30の突出部分の外周面に一対の平坦面状の係合面37が形成されている。
【0025】
これら係合面37は、支軸30の径方向対称位置に形成されており、また係合面37は、クレセント本体8が係合解除位置又は係合位置にあるときに、一方が上を向き、他方が下を向くように(上下方向に直交するように)形成されている。
位置決め機構34は、前記係合面37に面接触してクレセント本体8の回転を規制する接当体38と、この接当体38を上方に付勢して係合面37に接当させる付勢手段39(本実施の形態では、一対の圧縮コイルバネから構成されている)とを備えてなる。
【0026】
接当体38は、収容部35に上下移動自在に収容されていてクレセント本体8の強制的な回動は許容するように構成されており、クレセント本体8を係合解除位置又は係合位置から付勢手段39の付勢力に抗して回転させることにより、支軸30外周面の係合面37間の円弧面によって接当体38が押圧されて下動して係合面37から外れ、これにより、クレセント本体8の回転が許容され、係合位置又は係合解除位置で再び付勢手段39の付勢力によって、接当体38が係合面37に面接触してクレセント本体8の回転を規制するようになっている。
【0027】
また、支軸30の先端側には、接当体38の収容部35からの外れ止め及び、支軸30の支持部18からの抜け止めをするワッシャ32が外嵌され、このワッシャ32は、支軸30の先端をカシメることにより、支軸30からの抜け止めがなされている。
図1、図2、図5、図9及び図10に示すように、レバーハンドル24は、筒状に形成されていて内部がロック機構25を組み込む収納部40とされており、該内部(収納部40)は、ハンドル基端側が掛け金23の嵌合凹部29に連通しており、ハンドル先端側(レバーハンドル突出方向端部側)が開放状とされている。
【0028】
また、レバーハンドル24は、該レバーハンドル24の突出方向(軸心方向)に略直交する方向で二つ割りされており、本実施の形態では、特に、掛け金23の回転軸心方向で2分割されており、正面側部材41(一方側)と、背面側部材42(他方側)とから構成されている。
これにより、製作の容易化、コストダウンが図られている(レバーハンドル24をダイキャストによって掛け金23と一体形成すると、成形型の複雑化を招き、コスト高になる)。
【0029】
正面側部材41は、ダイキャストによって掛け金23と一体形成され、掛け金23の基部26からクレセント本体8の回転軸心に略直交する方向に延びている。
背面側部材42は、正面側部材41の背面に重合され、本実施の形態では、正面側部材41の重合面に設けられたリベット43を、背面側部材42の重合面に形成された段付きの挿入孔44に挿入し且つカシメることにより、正面側部材41と背面側部材42とが一体化されている。
【0030】
なお、背面側部材42は、後述するロック機構25のロック部材45及びロータ46をレバーハンドル24に収納状とした状態で正面側部材41に取付固定される。
ロック機構25は、クレセント本体8が係合位置にあるときに台座7の係合部19に係脱自在に係合してクレセント本体8の図4反矢示A方向への強制的な回転を阻止するロック部材45と、レバーハンドル24の収納部40内に、クレセント本体8の回転軸心に略直交する軸心(レバーハンドル24の軸心)回りに回転自在に収納された円柱状のロータ46と、このロータ46を回転操作する撮み47とから主構成されている。
【0031】
ロック部材45はレバーハンドル24の収納部40の基端側にクレセント本体8の回転軸心に略直交する軸心回りに回転自在に収納されており、このロック部材45には、ロータ46に形成された突部49に嵌合する嵌合溝50が形成されていて、該ロック部材45がロータ46に一体回転自在に結合されている。
なお、本実施の形態では、ロック部材45がダイキャスト製で、ロータ46が樹脂製であるので別体で形成されているが、ロック部材45とロータ46とを同材料によって一体形成してもよい。
【0032】
また、ロック部材45の先端側には、図11(b)及び図12の仮想線で示すように、台座7の係合部19に嵌まることにより、クレセント本体8が係合位置にある状態から図11及び図4の反矢示A方向に回転しないように規制する被係合部51が形成されていると共に、ロック部材45の被係合部51が台座7の係合部19に嵌まった状態であるロック位置から、ロック部材45及びロータ46を、軸心回りに図11(a)及び図12の反矢示B方向に90°回転させて、図11(a)及び図12の実線で示すロック解除位置にすることにより、被係合部51を係合部19から外してクレセント本体8の回転を許容するための切欠部52が形成されている。
【0033】
したがって、クレセント本体8が係合解除位置から係合位置手前に至るまでは、ロータ46及びロック部材45はロック解除位置から回転させることができず、クレセント本体8が係合位置に位置してロック部材45の被係合部51が係合部19に対応する位置にあるときにおいて、ロータ46及びロック部材45の回転が許容され、このときに、ロータ46及びロック部材45を矢示B方向に回転させてロック位置にすることにより、クレセント本体8の強制的な回転が規制されるようになっている。
【0034】
また、ロータ46及びロック部材45は、クレセント本体8が係合位置にあるときに、ロック解除位置から反矢示B方向に回転できないように、また、ロック位置から矢示B方向に回転できないように、回転規制がなされている。
すなわち、図2、図9及び図10に示すように、収納部40の開口端側には段部53が形成され、ロータ46には、この段部53にロータ46の回転軸心回りに回転自在に嵌合するフランジ部54が形成され、このフランジ部54の内側には、切欠部55が形成されており、前記段部53には、この切欠部55に挿入するように突出するストッパ56が形成されており、これによって、ロータ46及びロック部材45が所定範囲(90°)で回転されるように構成されている。
【0035】
したがって、図10に示すように、ロック解除位置において、切欠部55のロータ周方向の一方の端面55Aがストッパ56に接当していることにより、ロータ46及びロック部材45の反矢示B方向への回転が規制され、この状態からロータ46及びロック部材45を矢示B方向に回転させて被係合部51を係合部19に嵌め入れることにより、切欠部55のロータ周方向の他方の端面55Bがストッパ56に接当し、ロック位置において、ロータ46及びロック部材45の矢示B方向への回転が規制されるようになっている。
【0036】
また、ロック機構25は、ロック位置とロック解除位置とで、ロータ46及びロック部材45の回転を規制する位置決め手段58を備えている。
この位置決め手段58は、ロータ46のレバーハンドル基端側に、ロータ径方向に平行な方向に貫通するスリット59を形成することにより構成された弾性片60と、レバーハンドル24の内面(収納部40内面)に形成された一対の凹所62とによって主構成され、弾性片60は、その外面側に突部61(嵌合部)を有する。
【0037】
なお、前記弾性片60は、スリット59によって形成されることに限定されることはなく、例えば、ロータ46の外周面にその軸心方向に沿う切り込みを入れることによって形成される片持ちの弾性片60としてもよく、弾性変形可能とされていればよい。
前記位置決め手段58にあっては、ロック位置又はロック解除位置において、弾性片60の突部61が一方又は他方の凹所62に嵌合することにより、ロータ46の軸心回りの回転が規制され、ロータ46を強制的に回転させることにより、弾性片60が弾性変形して突部61が凹所62から離脱し、ロータ46の回転が許容されるようになっている。
【0038】
なお、本実施の形態では、突部61が凹所62に嵌合した状態で弾性片60が弾性的に撓んでいて、その弾性力によりロータ46の位置を保持するように構成されている。
また、ロック機構25は、ロック部材45の状態を制御して掛け金23(クレセント1)を施解錠する錠機構64を備えており、ロック部材45がロック位置にあるときにロータ46を回転できないようにして掛け金23を施錠できるようになっている。
【0039】
この錠機構64は、本実施の形態では、ディスクシリンダー(又はピンシリンダー、マグネチックシリンダー等のシリンダー)によって構成されていて、レバーハンドル24の先端側に設けられており、ロータ46(の一部)が内筒とされて該ロータ46にディスクタンブラー65及びタンブラースプリングが組み込まれ、レバーハンドル24(の一部)が外筒とされている。
レバーハンドル24の収納部40内面には、錠機構64のディスクタンブラー65が挿入されてロータ46の回転を規制する規制溝66が、径方向(ロータ46の回転軸心に直交する方向)に対向するように、正面側部材41及び背面側部材42のそれぞれに1つずつ形成されている。
【0040】
また、ロータ46に形成されたキーウェイ67は、ロータ46の軸心方向外端側の端面に形成されており、撮み47は、ロータ46に形成されたキーウェイ67に差し込まれるキーによって構成されており、撮み47がレバーハンドル24の突出方向先端部に設けられている。
また、キー本体68の把持部68aには、樹脂製の被覆部69がインジェクション等によって一体形成されている(なお、撮み47は、キー本体68のみによって構成してもよく、また、被覆部69は樹脂製のキャップを形成してキー本体68の把持部68aに外嵌されたものであってもよい)。
【0041】
前記構成のものにあっては、撮み47(即ち、キー)を錠機構64のキーウェイ67に差し込むことにより、ディスクタンブラー65がロータ46内に引っ込み、この状態で撮み47を回すことによりロータ46を回転操作することができ、ロック部材45がロック位置にあるときに、ディスクタンブラー65が規制溝66に挿入可能な位置にあって、撮み47がキーウェイ67から引き抜き可能とされていて、このロック部材45がロック位置にあるときに、撮み47を錠機構64のキーウェイ67から引き抜けば、タンブラースプリングの付勢力によってディスクタンブラー65がロータ46から突出して規制溝66に挿入し、ロータ46の回転を規制するようになっている。
【0042】
したがって、掛け金23を、クレセント受け5から外れた位置から回してクレセント受け5に係合させ、その後、撮み47を回してロック部材45を係合部19に係合させて撮み47を引き抜くことにより、掛け金23が施錠状態とされ、また、この掛け金23が施錠された状態において、撮み47を錠機構64のキーウェイ67に差し込み、該撮み47を回してロック部材45を係合部19から外すことにより、掛け金23が解錠状態とされる。
また、前記被覆部69の側面及びレバーハンドル24の正面先端側には、三角形の標示部70,71が凸設(又は凹設)されて設けられ、図3に示すように、これら標示部70,71が一致した状態でロック部材45がロック位置にあることを標示するように構成されている。
【0043】
なお、ロータ46の軸心方向内端側には径方向外方に突出する抜止めフランジ82が形成されており、この抜止めフランジ82が収納部40に形成された周溝83に嵌合されていることにより、ロータ46が抜け止めされている。
また、図例では、掛け金23の係合壁28が、正面からみて右側にあるものを示しているが、掛け金23の係合壁28が、正面からみて左側にあるものにあっては、レバーハンドル24の正面側部材41及び掛け金23が左側用のものに変更され、その他の部材は図例のものが兼用される。
【0044】
図13は、他の形態のクレセント1を示しており、この形のクレセント1にあっては、前記図1〜図12に示す形態のクレセント1における錠機構64が備えられていないものである。
また、撮み47は、ロータ46に一体成形(又は別体で成形してロータ46に固着)されている。
その他の構成は、前記図1〜図12に示す実施の形態のクレセント1と略同様に構成されている。
【0045】
図14〜図18は、本発明の別の実施の形態のクレセント1を示している。
前記図1〜図12に示す実施の形態のクレセント1と異なる点を説明すると、係合部19は支持部18の軸心方向に沿って形成されたV字状の溝で構成され、ロック部材45先端側の、係合部19に係合する被係合部51は、係合部19に合致するV字形状に形成されている。
また、ロック部材45は、レバーハンドル24内に、支持部18の径方向に移動自在に収納され、係合部19に支持部18の径方向外方(上方)から係脱自在に係合する。
【0046】
また、レバーハンドル24内には、ロータ46とロック部材45との間に、押圧部材73が支持部18の径方向に移動自在に収納されていると共に、ロック部材45には、圧縮コイルバネ74を収容するバネ収容部79が形成されていて、押圧部材73とロック部材45との間にコイルバネ74が介装されている。
また、ロータ46には、押圧部材73に接当するカム75が設けられている。
このカム75には、押圧部材73の一端側が挿脱自在に挿入される係合溝76を有すると共に、ロータ46を回転させることにより押圧部材73の一端側を係合溝76から離脱させる傾斜状のカム面77を有する。
【0047】
また、ロータ46は、前記と同様に収納部40内に回転自在に収納されていると共に、ピン78によって抜け止めされている。
このピン78は、スプリングピン又はむく軸状のピン等によって構成され、レバーハンドル24に設けられたピン孔に圧入されている。
前記構成のものにあっては、図14及び図15に示すように、クレセント本体8が係合解除位置にあるときには、押圧部材73の一端側が係合溝76に挿入されていると共に、ロック部材45の先端側は、コイルバネ74に付勢されて支持部18の外周面に接当しており、クレセント本体8が係合解除位置から係合位置手前に至るまでは、ロック部材45が支持部18の外周面上を摺動する。
【0048】
また、クレセント本体8が係合位置に位置すると、図16に示すように、コイルバネ74の付勢力により、ロック部材45の先端側が係合部19に係合する。
この状態では、クレセント本体8を係合位置から係合解除位置に強制的に回転させることにより、ロック部材45の先端側が係合部19内面に押圧されて、コイルバネ74の付勢力に抗して係合部19から離脱するようになっている。
そして、クレセント本体8の係合位置において、ロータ46を軸心回りに、図16の矢示C方向に90°回転させると、押圧部材73の一端側がカム面77に押圧されて押圧部材73が係合溝76から離脱し、コイルバネ74を圧縮してロック部材45に接当し、これにより、ロック部材45の係合部19からの離脱を不能とし、クレセント本体8の係合位置から係合解除位置への強制的な回転を不能とする。
【0049】
また、図18に示すように、ロータ46のフランジ部54には、ストッパ56に接当してロータ46の回転規制をする当たり部80が2箇所形成されており、ロータ46が90°の角度の範囲で回転するように構成されている。
その他の構成は図1〜図12に示す実施の形態と略同様に構成されている。
図19は、ロータ46に嵌合溝85を形成すると共に、撮み47に、前記嵌合溝85に嵌脱自在で且つ撮み47がロータ46と一体回転するように嵌合する嵌合部86が形成されていて、撮み47がロータ46に対して着脱自在とされているものである。
【0050】
また、嵌合溝85は、撮み47を取り外したときに、嵌合溝85にドライバー等を差し込んでロータ46を回せなくするような構造に形成され、本実施の形態では、嵌合溝85内に棒体81を設けた構造としており、嵌合部に86には前記棒体81が挿入する挿入孔を形成している。
このように構成することにより、錠機構がなくても、撮み47に鍵の機能をもたせることができる。
なお、本発明のクレセント1は引き違いサッシュに限らず、上げ下げサッシュ等に採用してもよい。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、クレセントのレバーハンドルに、掛け金をクレセント受けに係合させた状態において、台座側に設けられた係合部に係脱自在に係合して掛け金の回転を阻止するロック部材を組み込むと共に、このロック部材を操作する撮みレバーハンドルの突出方向先端部に取り付けられるよう構成することで、サッシュのクレセントが取り付けられた側の戸の開口量を大きく採れるという効果を奏する。
【0052】
また、ロック部材を操作する撮みがレバーハンドルの突出方向先端部に取り付けられるので、例えば、掛け金をクレセント受けに係合させる場合、レバーハンドルを把持して掛け金を回転させ、該掛け金をクレセント受けに係合させた後、手を持ち替えずに撮みが操作でき、連続した動作で、レバーハンドル(掛け金)の操作と撮みの操作とを行え、操作性がよい。
また、ロック部材と、掛け金を施解錠するシリンダーとをレバーハンドルに組み込み、シリンダー錠の内筒を掛け金の回転軸心に略直交する方向の軸心回りに回転自在としてレバーハンドルに組み込み、該シリンダー錠のキーウェイをレバーハンドルの突出方向先端部に設け、掛け金をクレセント受けに係合させた状態において、シリンダー錠のキーによって構成された撮みを前記キーウェイに差し込んで該撮みを回して内筒を回転操作することにより、ロック部材の係合部に対する係脱操作がなされるよう構成しているので、シリンダーのタンブラーの個数を多くでき、これにより、シリンダーを施解錠操作するキーの鍵違いが豊富に採れるという効果を奏する。
【0053】
また、前記構成に加えて、ロック部材、レバーハンドル内に、掛け金の回転軸心に略直交する方向の軸心回りに回転自在に収納、掛け金がクレセント受けに係合した状態において、撮みをシリンダー錠の内筒を介してロック部材と一体的に回転させることによりロック部材が係合部に対して係脱するように構成して、撮みの操作方向とロック部材の回転方向とを一致させることにより、構造の簡素化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係るクレセントの正面断面図である。
【図2】 実施の形態に係るクレセントの側面断面図である。
【図3】 クレセント及びクレセント受けを引違い戸に取り付けた状態の斜視図である。
【図4】 クレセントの正面図である。
【図5】 クレセントの斜視図である。
【図6】 台座の正面図である。
【図7】 調整座の正面図である。
【図8】 クレセント本体の位置決め機構の背面図である。
【図9】 クレセント本体を内面側からみた図である。
【図10】 レバーハンドルの底面図である。
【図11】 ロック部材の動作を示すクレセントの正面図である。
【図12】 ロック部材の動作を示すクレセントの平面図である。
【図13】 他の形態に係るクレセントの正面断面図である。
【図14】 別の実施の形態に係るクレセントの正面断面図である。
【図15】 別の実施の形態に係るクレセントの側面断面図である。
【図16】 ロック部材が係合部に係合した状態を示す正面図である。
【図17】 ロック機構を示す正面図である。
【図18】 ロータの回転規制機構の平面図である。
【図19】 ータ及び撮みの斜視図である。
【符号の説明】
1 クレセント
2 サッシュ
5 クレセント受け
7 台座
18 支持部
19 係合部
23 掛け金
24 レバーハンドル
30 支軸
37 係合面
38 接当体
39 付勢手段
40 収納部
41 正面側部材(一方側)
42 背面側部材(他方側)
45 ロック部材
46 ロータ(内筒)
47 撮み
59 スリット
60 弾性片
61 突部
62 凹所
64 錠機構(シリンダー
46 内筒(46)

Claims (5)

  1. サッシュ(2)に取り付けられる台座(7)と、この台座(7)に回転自在に支持されていて回転させることによりクレセント受け(5)に係脱自在に係合してサッシュ(2)の戸締まりをする掛け金(23)と、この掛け金(23)から、該掛け金(23)の回転軸心に略直交する方向に突出するレバーハンドル(24)とを有し、
    前記レバーハンドル(24)に、掛け金(23)をクレセント受け(5)に係合させた状態において、台座(7)側に設けられた係合部(19)に係脱自在に係合して掛け金(23)の回転を阻止するロック部材(45)と、掛け金(23)を施解錠するシリンダー錠(64)とを組み込み、
    前記シリンダー錠(64)の内筒(46)は掛け金(23)の回転軸心に略直交する方向の軸心回りに回転自在としてレバーハンドル(24)に組み込まれていると共に、該シリンダー錠(64)のキーウェイ(67)はレバーハンドル(24)の突出方向先端部に設けられており、
    掛け金(23)をクレセント受け(5)に係合させた状態において、シリンダー錠(64)のキーによって構成された撮み(47)を前記キーウェイ(67)に差し込んで該撮み(47)を回して内筒(46)を回転操作することにより、ロック部材(45)の係合部(19)に対する係脱操作がなされるよう構成されていることを特徴とするクレセント。
  2. ロック部材(45)は、レバーハンドル(24)内に、掛け金(23)の回転軸心に略直交する方向の軸心回りに回転自在に収納され、掛け金(23)がクレセント受け(5)に係合した状態において、撮み(47)をシリンダー錠(64)の内筒(46)を介してロック部材(45)と一体的に回転させることでロック部材(45)が係合部(19)に対して係脱するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のクレセント。
  3. 台座(7)に、掛け金(23)を回転自在に支持する支持部(18)を設け、掛け金に前記支持部(18)を挿通する支軸(30)を設け、この支軸(30)の外周面に係合面(37)を一対形成し、掛け金(23)がクレセント受け(5)に係合する係合位置において一方の係合面(37)に接当すると共に、掛け金(23)がクレセント受け(5)から外れた係合解除位置において他方の係合面(37)に接当して、前記各位置で掛け金(23)を位置決めする接当体(38)を備え、この接当体(38)は付勢手段(39)の付勢力によって係合面(37)に接当していて掛け金(23)を強制的に回転させることにより係合面(37)から外れるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクレセント。
  4. ロック部材(45)と一体回転すると共にシリンダー錠(64)の内筒とキーウェイ(67)とが設けられていて撮み(47)によって回転操作されるロータ(46)をレバーハンドル(24)内に収納し、レバーハンドル(24)の、ロータ(46)を収納する収納部(40)の内面に凹所(62)を一対形成し、ロータ(46)に弾性片(60)を設け、この弾性片(60)が、ロック部材(45)が係合部(19)に係合するロック位置で一方の凹所(62)に係合し、且つ、ロック部材(45)が係合部(19)から外れたロック解除位置で他方の凹所(62)に係合して、ロック部材(45)を前記各位置で位置決めするように構成されていることを特徴とする請求項に記載のクレセント。
  5. レバーハンドル(24)を、該レバーハンドル(24)の突出方向に略直交する方向に二つ割りにし、この二つ割りされたレバーハンドル(24)の一方側(41)と他方側(42)との間に、ロック部材(45)と、該ロック部材(45)と一体回転すると共にシリンダー錠(64)の内筒とキーウェイ(67)とを備えていて撮み(47)によって回転操作されるロータ(46)とを収納する収納部(40)を設けたことを特徴とする請求項に記載のクレセント。
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