JP4129956B2 - 平面ハンドル - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器収納用ボックス等の扉に取り付けられたロック機構付きの平面ハンドルに関するものである。
電気機器収納用ボックス等の扉には、常時は扉平面と同一平面内に収納される取手を備えた平面ハンドルが取付けられることが多い。このような平面ハンドルとして本出願人が出願した特許文献1には、関係者以外の不正開錠を防止可能なロック機構を備えたものが開示されている。すなわちこの平面ハンドルには、シャフトに起伏自在に取り付けられた取手の下端を係止する引掛レバーが本体の下方の副凹部に設けられたうえに、引掛レバーをロックするための鎖錠部としてのシリンダー錠が、引掛レバーの鍵挿通孔の後方位置に隙間を明けて設けられている。従来のロック機構は、以上のように引掛レバーと鎖錠部とが別体に構成されたものであったので、製造時の組立て作業に時間がかかるうえロック機構が複雑且つ大きなものとならざるを得なかった。そのために製造コストのアップのみならず、平面ハンドル全体の大型化を招くという問題があった。
特開平8−23173号公報 (図1)
本発明は上記した従来の問題点を解決して、引掛レバーと鎖錠部とを一体に構成してロック機構を小型化することにより、安価でハンドル全体の小型化が可能な平面ハンドルを提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明の平面ハンドルは、扉に固定される本体の一端に設けた回転シャフトに取手を起伏自在に設ける一方、本体の他端に副凹部を設けてその内部に上下方向に回動可能な引掛レバーとこの引掛レバーを上方に付勢して前記取手の他端の係止部に係止させるバネとを設け、前記引掛レバーには、背面の偏心位置に設けられた突起が副凹部の後部内壁面に当接して引掛レバーを取手の係止部に係止した姿勢に保持する鎖錠部を組み込み、さらに、副凹部の後部内壁面には鎖錠部が回転された時に前記突起が収納されて引掛レバーを下方に回動させて取手の係止部との係止を解除するための小凹部を設けたことを特徴とするものである。
本発明の平面ハンドルは、副凹部の内部に引掛レバーとこの引掛レバーを取手に係止させるバネとを設けたうえに、前記引掛レバーには背面の偏心位置に引掛レバーロック用の突起が設けられた鎖錠部を組み込むとともに、副凹部の後部内壁面には鎖錠部が回転された時に前記突起が収納されて引掛レバーのロックを解除する小凹部を設けたものである。以上のように引掛レバーと鎖錠部とを一体に組合わせたので、製造時の組立て作業時間を短縮できるうえロック機構を従来よりも小さくすることができてその分平面ハンドル全体を小型化することができる。
以下に図面を参照しつつ本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1〜5は、本発明の実施形態の平面ハンドルを示す図であって、1はボックス類の扉に固定される縦長の本体であり、該本体1には前面に取手収納用の浅い凹部2が設けられ、該凹部2の上部後方に円筒状の軸受部3が突設されている。4は該軸受部3に回動自在に軸支される回転シャフトであり、その後部にボックス類の本体と係合するための鎖錠板5がビスにより取付けられている。6は回転シャフト4の支軸7に軸着されて回転シャフト4の前側に起伏自在な取手であり、取手6の下端には凹陥状の係止部8が下向きに設けられている。この取手6は施錠時には前記凹部2に収納される。なお、前記支軸7には、取手6の回動操作時に該取手6を自動的に引き起こすための捻りコイルバネ(図示していない)が装着されている。また、19は雨水侵入防止用のOリングである。
凹部2の下方には凹部2より深い副凹部9が設けられ、この副凹部9に、鎖錠部としてシリンダー錠10が一体に組み込まれた引掛レバー11が枢着されている。引掛レバー11は図6に示すような構造のものであって、胴部12にシリンダー錠10の取付孔13が設けられ、外周面の一側にはピン挿通孔14を有する突片15が一対形成されている。その突片15の前方には、取手6の下端の係止部8と係合して取手6を凹部2に収納保持するための鉤掛部16が凸状に形成されている。また、胴部12の外周面で鉤掛部16の反対側には引掛レバー押し下げ用の舌片17が設けられている。また、引掛レバー11は、その後方に隙間18を明けてピン20により枢着されていて上下方向に回動することができるが、この引掛レバー11は、ピン20に取付けられた捻りコイルバネ21の弾性により上方に回動する方向に付勢されている。また、胴部12の外周面には後述するキャップ26を取り付けるための突起30が設けられている。
シリンダー錠10は前記取付孔13に抜け落ちることなく且つ回転自在に装着されている。そして、シリンダー錠10の背面には副凹部9の後部内壁面22に当接して引掛レバー11の下方への回動を規制するロック用の突起23がシリンダー錠10の回転中心から偏心して設けられている。また、副凹部9の後部内壁面22には、開錠時に前記突起23を収納して引掛レバー11の下方への回動を可能ならしめるロック解除用の小凹部24が設けられている。
以上のように構成された平面ハンドルは、施錠時には本体1の前面に設けた浅い凹部2に取手6を収納し、取手6の下端を引掛レバー11より係止してロックし、鎖錠板5を回転不能に保持するものである。図1に示す取手6のロック状態においては、取手6の下端の係止部8に引掛レバー11の鉤掛部16が嵌め込まれて引掛レバー11が取手6の下端に当接している。また、突片15の上縁も副凹部9の上部壁面27に当接しているので、引掛レバー11の上方への回動は規制されている。さらに、シリンダー錠10背面の突起23が副凹部9の後部内壁面22に当接しているので、引掛レバー11は下方への回動も規制されている。したがって、引掛レバー11はこの状態では上下両方向に回動することができず、取手6を引き出し不可能にロックして凹部2の内側に収納している。
以上のようなロック状態の取手6を開錠する時には、引掛レバー11の前側下端に設けた舌片17を下方に軽く押圧しつつ、シリンダー錠10に図示しないキーを挿入してシリンダー錠10を回転する。シリンダー錠10の回転により偏心して設けられた突起23が回転されて後部内壁面22の小凹部24に位置したときに、この小凹部24に突起23が収納されるので、図2に示すように引掛レバー11を下方に押圧回動することができて、取手6の下端の係止部8と引掛レバー11の鉤掛け部15との係合を解除することができる。次いで、図4に示すように取手6を凹部2から取出ししたうえ90°回転させれば、回転シャフト4の後端に取付けた鎖錠板5も同時に回転されるので、施錠を解除することができる。なお、鎖錠部はシリンダー錠10に限定するものでなく、キーを挿し込めるようなものであればどのようなものでよい。
なお、図1、2及び図6に示すように、シリンダー錠10にはキャップ26が取付けられている。このキャップ26は、樹脂またはゴム等により成形され、シリンダー錠10の前面を覆う略円形状の蓋部26aと、蓋部26aの中央面に突設したつまみ部26bと、蓋部26aのつまみ部26bを設けた面とは反対側に突設した略キー形状の差込バー26cと、一端を蓋部26aに連設するとともに他端に孔部を有した取付脚26dとからなり、キャップ26は、取付脚26dに設けた孔部を引掛レバー11の胴部12の外周面に設けた突起30に嵌合したうえ、前記突起の径より若干小さい孔を有した押さえ片25により引掛レバー11に取り付けられている。
このキャップ26は、シリンダー錠10を操作しないときはその鍵穴に差込バー26cを挿入してシリンダー錠10の前面を蓋部26aで覆い、鍵穴から雨水やゴミなどが侵入して腐食するのを防止するものである。
また、シリンダー錠10を操作するときはつまみ部26bをつまんで、鍵穴より差込バー26cを抜けばよく、抜いた後も取付脚26dが引掛レバー11に取付けられているため、キャップ26を紛失する恐れがないものである。
以上説明したように、本発明の平面ハンドルは、引掛レバーと鎖錠部とを一体に組合わせたので、従来よりもロック機構を小さくすることができ、平面ハンドル全体の大きさを小さくすることができるという大きな利点を有するものである。
ロック状態にある本発明の平面ハンドルの断面図である。 開錠時の平面ハンドルの断面図である。 平面ハンドルの正面図である。 平面ハンドルの側面図である。 平面ハンドルの平面図である。 引掛レバーの斜視図である。
符号の説明
1 本体
2 凹部
3 軸受部
4 回転シャフト
5 鎖錠板
6 取手
7 支軸
8 取手の係止部
9 副凹部
10 鎖錠部
11 引掛レバー
12 胴部
13 鎖錠部の取付孔
14 ピン挿通孔
15 突片
16 鉤掛部
17 舌片
18 隙間
19 Oリング
20 ピン
21 捻りコイルバネ
22 副凹部の後部内壁面
23 引掛レバーロック用の突起
24 ロック解除用の小凹部
25 押え片
26 キャップ
27 副凹部の上部壁面
30 突起

Claims (1)

  1. 扉に固定される本体(1)の一端に設けた回転シャフト(7)に取手(6)を起伏自在に設ける一方、本体(1)の他端に副凹部(9)を設けてその内部に上下方向に回動可能な引掛レバー(11)とこの引掛レバー(11)を上方に付勢して前記取手(6)の他端の係止部(8)に係止させるバネ(21)とを設け、前記引掛レバー(11)には、背面の偏心位置に設けられた突起(23)が副凹部(9)の後部内壁面(22)に当接して引掛レバー(11)を取手(6)の係止部(8)に係止した姿勢に保持する鎖錠部(10)を組み込み、さらに、副凹部(9)の後部内壁面(22)には鎖錠部(10)が回転された時に前記突起(23)が収納されて引掛レバー(11)を下方に回動させて取手(6)の係止部(8)との係止を解除するための小凹部(24)を設けたことを特徴とする平面ハンドル。
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