JP4874926B2 - ラッチ装置及びこれを備えたキャビネット - Google Patents

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Description

本願発明は、家具における抽斗に設けられたラッチ装置及びこのラッチ装置を備えたキャビネットに関するものである。
家具(例えばキャビネット、ワゴンやシステム収納家具)における抽斗にはラッチ装置を設けていることが多い。特許文献1、2、及び3等に開示されているように、ラッチ装置は、抽斗の鏡板の裏面側に設けられており、抽斗を家具本体内に押し込むときには、バネ力に抗してラッチ体が回動して家具本体の内側面に突出された係合体(係合爪)に自動的に係合する。他方、抽斗を引き出すときには、鏡板の表面側から引手部材を引くと、鏡板内に設けられた連動軸を介してラッチ体をバネ力に抗して解除方向に回動させて、家具本体の係合体から離脱するように構成されている。
ところで、家具本体に多段の抽斗を備えたものにおいて、この多段の抽斗の全てを同時にロックして引き出し動不能にするオールロック装置を備えている場合の他、任意の一つの抽斗のみシリンダ錠にてロックできる構成のものが従来から知られている(特許文献1及び2参照)。
実公平5−45732号公報 実公平7−2921号公報 特開2003−106024号公報
特許文献1及び2の構成では、シリンダ錠を鏡板の裏面に固定し、このシリンダ錠におけるデッドボルトを鏡板の側方から家具本体の側板方向に延設し、鏡板の表面側からシリンダ錠の鍵穴に鍵を差し込んで、施錠方向に回動すると、デッドボルトが横向きに前進して、当該デッドボルトの先端部が家具本体の側板に設けられた係合穴に嵌まって、抽斗がロックされて、抽斗が引き出せないように構成されている。しかしながら、この構成では、デッドボルトの長さをあまり長くできないため、シリンダ錠の設置位置が鏡板の側部に限定されてしまうという問題があった。
また、鏡板が左右に長いもの(抽斗の左右寸法が大きいもの)では、当該鏡板の一側のみのロックでは、抽斗を強引に引き出そうとする力を加えると、鏡板の他側が家具本体の前面から離れようとして大きな隙間ができ、確実なロック作用を実現できない。
この不具合を解消しようとすると、鏡板の左右両側に別々にシリンダ錠を配置する必要があり、解施錠も個別にしなければならない。従って、コストが高くなるし、解錠・施錠作業の手間も係るという問題があった。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
本願請求項1に記載の発明に係るラッチ装置は、家具本体に対して進退動可能に設けられた抽斗と、この抽斗における鏡板部に設けられた引手部材及びその連動部材の回動にて、前記鏡板部に設けられてバネ力に抗して回動するラッチ体と、前記家具本体の内側面に設けられ、前記ラッチ体に係脱する係合体とが備えられたラッチ装置であって、前記鏡板部に設けられた錠前の解施錠操作にて解施錠方向に移動するデッドボルトと、前記デッドボルトの移動に連動して回動する操作軸と、前記操作軸に設けられた制限部材とを備え、前記ラッチ体が前記係合体に係合している状態において、前記錠前の解施錠操作に連動して、前記ラッチ体の側面に対して前記制限部材を遠近位置に移動させて、前記ラッチ体が前記係合体から離脱する動作を選択的に許容または禁止するように構成したものである。
そして、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のラッチ装置において、前記制限部材は、前記操作軸の先端部を屈曲形成することにより構成されているものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のラッチ装置において、前記抽斗における鏡板部の左右両側部位に、前記ラッチ体が設けられ、前記連動部材と前記操作軸とが平行状に配置され、前記操作軸の両端部に前記制限部材が設けられているものである。
請求項4に記載のキャビネットは、前向きに開口した家具本体とその内部に進退動可能に配置した抽斗とを備えており、前記抽斗の鏡板部に請求項1乃至3のいずれかに記載したラッチ装置が設けられているものである。
請求項1に記載の発明によれば、家具本体に対して進退動可能に設けられた抽斗と、この抽斗における鏡板部に設けられた引手部材及びその連動部材の回動にて、前記鏡板部に設けられてバネ力に抗して回動するラッチ体と、前記家具本体の内側面に設けられ、前記ラッチ体に係脱する係合体とが備えられたラッチ装置であって、前記鏡板部に設けられた錠前の解施錠操作にて解施錠方向に移動するデッドボルトと、前記デッドボルトの移動に連動して回動する操作軸と、前記操作軸に設けられた制限部材とを備え、前記ラッチ体が前記係合体に係合している状態において、前記錠前の解施錠操作に連動して、前記ラッチ体の側面に対して前記制限部材を遠近位置に移動させて、前記ラッチ体が前記係合体から離脱する動作を選択的に許容または禁止するように構成したものであるから、ラッチ体の構造の如何にかかわらず、錠前の解施錠操作に連動して、前記ラッチ体の側面に対して前記制限部材を遠近位置に移動させるだけの簡単な構成で、任意の1つの抽斗を施錠したり、解錠することができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記制限部材は、前記操作軸の先端部を屈曲形成することにより構成されているものであるので、構成が至極簡単となり、製造コストも安価となる。
請求項3に記載の発明によれば、抽斗における鏡板部の左右両側部位に、前記ラッチ体が設けられ、前記連動部材と前記操作軸とが平行状に配置され、前記操作軸の両端部に前記制限部材が設けられているものであるので、抽斗の上下寸法の大小の如何にかかわらず、1つの抽斗の左右両側のラッチ体を同時に回動不能または回動許容することができ、且つ、操作軸とラッチ装置の連動部材である回動軸とを平行状に配置できるので、本発明のラッチ装置全体の設計上の自由度が大きくなる。
請求項4に記載のキャビネットは、前向きに開口した家具本体とその内部に進退動可能に配置した抽斗とを備えており、前記抽斗の鏡板部に請求項1乃至3のいずれかに記載したラッチ装置が設けられているものである。
従って、種々の形態のキャビネットに適用できる。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は家具の一例としての抽斗式キャビネットの概略斜視図であり、このキャビネットは、前向きに開口した家具本体1と、3段の抽斗2とを備えている。抽斗2は、その前面を構成する金属板製(スチール製)の鏡板部3と、鏡板部3の背面から後ろ向きに延びるように連結された上向き開口の収納部4とを備えている。敢えて述べるまでもないが、収納部4は同じく金属板製で、底板4aと左右側板4b(図3では一方のみ示す)と背板(図示せず)とから成っている。
本願発明との直接の関連はないので図では省略しているが、抽斗2は3段式等のサスペンションレールを介して家具本体1に前後動自在に支持されている。なお、重量物を収納するキャビネットの場合やワゴンでは、最下段の抽斗2の鏡板部3に転倒防止用のコロを設ける場合もある。
鏡板部3は、化粧板などからなる前面板5と、この前面板5の裏面側を覆う裏板6とにより構成され、後述するように前面板5と裏板6との間に所定の空間が形成されて、把手装置7や、ラッチ装置(ラッチ機構)9の主要部品が収納できる。また、裏面板6は収納部4の前面板と共用されている。
前面板5の左右両側部を90度折曲げて左右側片5aが形成され、前面板5の下端を同じく90度折曲げて底片(図示せず)が形成される。
裏板6はその広巾面の中央部分6aと、中央部分6aから段部6bを介して前面板5と平行な側辺部6cと上記左右側片5aの内面に当接する縁片6dとを備え、中央部分の垂直板部6aは側辺部6cよりも前面板5に対して大きい間隔で隔てられている。
前面板5及び裏板6の上端間は、合成樹脂製の左右に長い飾り縁片10が取り付けられている(図2参照)。
前面板5のほぼ左右中央部に穿設された引手穴には、合成樹脂製の引手枠11が取り付けられ、裏板6に前方に切り起こし形成された板状の複数対の軸支部材12a,12bの丸穴もしくは円弧状凹部に、左右に長手の回動軸13が水平に配置され、回転自在に軸支されている。回動軸13のほぼ中央部に固定された把手14の下端が、上記引手枠11内に臨んで、これらにより把手装置7が構成されている(図2図4参照)。また、回動軸13の両端にはクランクアーム部15が下向きに屈曲形成されている。把手14が、請求項にいう引手部材であり、回動軸13及びクランクアーム部15が請求項にいう連動部材である。
本発明に係るラッチ装置(ラッチ機構)9は、各抽斗2における鏡板部3の左右両側に配置されるもので、合成樹脂製のラッチ体20と、このラッチ体20と一体的に回転するように取り付けられた垂直方向の作動軸21と、その上端等から横向きに延びる当接アーム21aとを備える。
ラッチ体20の基部に作動軸21が上下方向に貫通するように回動不能に差し込まれ、ラッチ体20の先端には、係合穴20aが穿設されて、家具本体1の側板部1aの内面に突設した係合体(係合爪)23に対して係脱できるように構成されている。また、ラッチ体20の基部から弓型に一体的に突出するバネ片22を有する。作動軸21の下部側(ラッチ体20の上下を挟む箇所)は、裏板6の側辺部6cに固定された板状の支持部材24の丸穴もしくは円弧状凹部に回動自在に軸支されている。作動軸21の上端部は側辺部6cに切り起こし形成された板状の軸支部材25の丸穴に回動自在に軸支されている(図4参照)。
そして、ラッチ体20の先端側は、側辺部6cに穿設された窓穴26を通して収納部4の側板4bの外側に突出(露出)している(図3参照)。
把手14にユーザーの指が触らない状態では、図2及び図3に示すように、ラッチ体20におけるバネ片22の先端(自由端)が前面板5の裏面に押圧されて、ラッチ体20が収納部4の側板4bとほぼ平行状の姿勢となるように姿勢保持されている。この状態では、作動軸21の当接アーム21aは裏板6の垂直面とほぼ平行に延びており、回動軸13の端部の下向きのクランクアーム部15が裏板6に近い側から当接アーム21aの裏面側に当接または接触可能状態になっている。
上記の構成により、家具本体1に押し込み状態の抽斗2を前方に引き出すには、把手14の裏面側に指を掛けて手前に引くと、回動軸13は図2において、時計回りに回動し、下向きのクランクアーム部15が当接アーム21aを前面板5に接近する方向に回動させる。そうすると、作動軸21は図3において、反時計回りに回動し、ラッチ体20の先端側が収納部4の側板4bに接近する方向(図3の二点鎖線参照)に回動するので、ラッチ体20の係合穴20aが係合体(係合爪)23から外れる(離脱する)。この状態で、さらに手前に引くと、抽斗2を前方に引き出すことができる。
なお、本実施形態では、正面視で抽斗2における鏡板部3の左右両端部が家具本体1の側板部1aに重なっている。
抽斗2を家具本体1に押し込むときには、鏡板部3(前面板5)を手で押すと、収納部4の側板4bの外側にて平行状に露出したラッチ体20が家具本体1の側板部1aの内面に突設した係合体(係合爪)23の傾斜面に接触し、その後バネ片22のバネ付勢力に抗して図3の二点鎖線のようにラッチ体20が回動する。係合穴20aが係合体(係合爪)23に嵌まり、バネ片22のバネ付勢力にてラッチ体20が側板部1aの内面と平行状に保持されて抽斗2の前移動を阻止するというようなラッチ作用となる。
次に、各抽斗2毎に選択的にロックできる、ロック機構(ロック装置)30について説明する。本実施形態に係るロック機構(ロック装置)30は、1つの錠前例えばシリンダ錠31の解施錠操作にて、各抽斗2における左右両側のラッチ体20を同時に回動許容または回動不能になるように作動させるものであるが、そのような動作を一方のみのラッチ体20についてのみ関連させても良い。
ロック機構30における、水平に延びる丸軸状の操作軸32と上記シリンダ錠31とを支持する板体からなる縦長の支持部材33は、裏板6の前面に溶接などにて固定されている。上下動可能なデッドボルト34付きのシリンダ錠31の裏面を左右長手の受け板35に図示しないビスなどにて固定する。受け板35の左右両側に穿設された取り付け穴35aには、支持部材33の左右両側から立て起こした支持片36の先端の係止片36aを差込んだ後、当該係止片36aを捩じり変形させることで、受け板35を外れ不能に固定する(図4参照)。
操作軸32の両端をほぼ90度屈曲させて制限部材37を構成し、制限部材37の先端側(自由端側)を裏板6の側辺部6cに穿設された上下長穴39を通してラッチ体20の延びる方向と同方向に臨ませる(図4参照)。他方、操作軸32の長手中央部にはアーム片38の基端を溶接または穿設した穴に打ち込んで固定する。このアーム片38の先端側をデッドボルト34の下端の連結穴40に遊嵌状態で差し込む(図5参照)。シリンダ錠31をロック(施錠)方向に操作すると、デッドボルト34は上昇し、アーム片38を介して操作軸32を図5のように回動させる。そうすると、制限部材37の先端部が上昇回動して、ラッチ体20の背面側(係合体23と反対側)の側面に接近する。これにより、ラッチ体20が回動不能となり、ロックできるのである。
左右長手の操作軸32は、支持部材33の下部左右両側から立て起こした下部支持片41の上辺に上向き開放させた凹部(図示せず)に回動自在に軸支される一方、支持部材33に固定した覆い部材42の両端部42aを下向きに折曲げて(図4の二点鎖線状態から実線状態参照)、操作軸32が下部支持片41から脱落しないように拘束する。さらに、段部6bの近傍の垂直板部6aに固定した補助支持部材43の上辺に上向き開放させた凹部44に操作軸32を回動自在に軸支させる(その場合、凹部44の上方の屈曲片43aを断面L字状に予め折曲げておく)と共に、凹部44に操作軸32を載置した後に、上方の屈曲片43aを補助支持部材43と平行状となるように屈曲姿勢を戻し、操作軸32の浮き上がりを防止している(図6参照)。
上述の構成により、任意の一つの抽斗2をロック(引出し動不能に)するには、押し込み状態の抽斗におけるシリンダ錠31に鍵(図示せず)を差込み、施錠方向に回動すると、デッドボルト34が上昇し、アーム片38を介して操作軸32を図5のように回動させる。そうすると、制限部材37の先端部が上昇回動して、ラッチ体20の背面側(係合体23と反対側)の側面に接近する。これにより、抽斗2の左右両側のラッチ体20が同時に回動不能となり、ロックできるのである。
解錠するときは、上記と逆にして、デッドボルト34を下降状態にすることで、制限部材37の先端部が下向き回動して、ラッチ体20の背面側から遠ざかるように離間するので、上述のように、把手14を引くことでラッチ体20が係合体23から離脱でき、抽斗2を前移動させることができるのである。
本発明によれば、抽斗2の上下寸法が大きく、ラッチ体20に上下に長い作動軸21を取り付け、その先端に当接アーム21aを形成したものや、逆に抽斗2の上下寸法が短くて、ラッチ体20の基部に直接当接アーム21aを形成したもののいずれでも、ラッチ体20の側面に対して制限部材37を遠近動するように、操作軸32とラッチ装置の連動部材である回動軸13とを平行状に配置できるので、本発明のラッチ装置全体の設計上の自由度が大きくなる。
また、本発明のロック機構30は、シリンダ錠31などの錠前を1つだけ操作することで、1つの抽斗2の左右両側のラッチ体20を同時に解錠・施錠できるので、操作が至極簡単となる。また、左右に長い抽斗2の左右両側のラッチ体20を同時に施錠できるので、抽斗2を不正に開くことを確実に防止できる。
なお、本発明では、鏡板部3のうち前面板5の裏面側に、回動軸13、ラッチ装置9、及びロック機構30の各部品を装着する構成であっても良い。また、前面板5を合成樹脂製にて形成しても良い。さらに、ロック機構30における錠前は、デッドボルトを備えていれば、シリンダ錠に代えて、ダイヤル錠等他の形式の錠前であっても良い。また、ラッチ装置9のラッチ体は回動式には限らず、出没式であってもよい。さらに、ラッチ体が上下方向に回動することにより、家具本体の係合体に対して係脱する構成に対しても本発明は適用できる。
本発明に係るキャビネットの概略斜視図である。 ラッチ装置全体の側断面図である。 図2の III−III 線矢視断面図である。 図2のIV−IV線矢視断面図である。 デッドボルトと操作軸との連動部を示す一部切欠き斜視図である。 操作軸の補助支持部材の形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 家具本体
2 抽斗
3 鏡板部
4 抽斗の収納部
5 前面板
6 裏板
7 把手装置
9 ラッチ装置
13 回動軸
14 把手
15 クランクアーム部
20 ラッチ体
21 作動軸
21a 当接アーム
22 バネ片
23 係合体
30 ロック機構
31 シリンダ錠
32 操作軸
34 デッドボルト
37 制限部材

Claims (4)

  1. 家具本体に対して進退動可能に設けられた抽斗と、この抽斗における鏡板部に設けられた引手部材及びその連動部材の回動にて、前記鏡板部に設けられてバネ力に抗して回動するラッチ体と、
    前記家具本体の内側面に設けられ、前記ラッチ体に係脱する係合体とが備えられたラッチ装置であって、
    前記鏡板部に設けられた錠前の解施錠操作にて解施錠方向に移動するデッドボルトと、
    前記デッドボルトの移動に連動して回動する操作軸と、
    前記操作軸に設けられた制限部材とを備え、
    前記ラッチ体が前記係合体に係合している状態において、前記錠前の解施錠操作に連動して、前記ラッチ体の側面に対して前記制限部材を遠近位置に移動させて、前記ラッチ体が前記係合体から離脱する動作を選択的に許容または禁止するように構成したことを特徴とするラッチ装置。
  2. 前記制限部材は、前記操作軸の先端部を屈曲形成することにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のラッチ装置。
  3. 前記抽斗における鏡板部の左右両側部位に、前記ラッチ体が設けられ、
    前記連動部材と前記操作軸とが平行状に配置され、
    前記操作軸の両端部に前記制限部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のラッチ装置。
  4. 前向きに開口した家具本体とその内部に進退動可能に配置した抽斗とを備えており、前記抽斗の鏡板部に請求項1乃至3のいずれかに記載したラッチ装置が設けられているキャビネット。
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