JP5268547B2 - 電気機器収納用箱 - Google Patents

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Description

本発明は、ラッチ装置により鎖錠される構造の電気機器収納用箱に関するものである。
配電盤、分電盤、通信機器用ラック等の電気機器収納用箱は、箱本体の前面に扉を設けたものが普通であり、その鎖錠装置としてラッチ装置が広く用いられている。ラッチ装置は、扉を開く際にはレバー操作を必要とするが、扉を閉じるときにはレバー操作は不要であり、単に扉を箱本体に押し付けるだけで、常に係合方向に付勢されている係止片が動作して鎖錠が行われるものである。
また例えば特許文献1に示されるように、ラッチ装置にはシリンダ錠を組み合わせ、鍵によってシリンダを回転させることによってレバーをロックし、鍵を持たない者が扉を開くことができないようにするのが普通である。
シリンダ錠の取付け構造は次の2種類に大別される。ひとつは、図1に示すようにシリンダ錠1に止め金2を突設し、シリンダ錠1の回転に応じて止め金2を相手部材3の係合溝4等に係合させ、その動きをロックする構造である。
この構造はシリンダ錠1とともに止め金2を回転させる必要があるので、シリンダ錠1の外周に余分のスペースを形成しなければならない。またシリンダ錠1を収納する本体5に外周壁6を形成しなければならない。このために全体が大型化するという問題があった。
また、本体5のシリンダ錠1の組み込み穴部にシリンダ錠1の抜け止め片(ストッパプレート)が入り込む鍔部を形成するため切削作業が必要となったり、組み込み穴部を貫通孔とすれば金型形成上、鍔部の形成は無理なくできるが、最終的に本体5の裏面開口を塞がねばならず、部品点数が増えた、取付け作業が煩雑化するという問題があった。
シリンダ錠の取付け構造の他のひとつは、図2に示すようにシリンダ錠1の下端部にスライド可能なロックプレート7を設け、シリンダ錠1を回転させることによってロックプレート7を突出させて相手部材と係合させ、その動きをロックする構造である。
この構造はシリンダ錠1の下端部にはスペースが必要であるが、シリンダ錠1の外周部には余分なスペースを必要としないので、全体としてコンパクトな構造とすることができる。しかし本体5を鋳造する際に、ロックプレート7のスライド溝の部分は左右両側から金型を引抜く構造としなければならず、複雑な構造の金型が必要となって製作コストが高くなるという問題があった。
特開2005−2698号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、ラッチ装置をコンパクト化することができ、しかもラッチ装置の製作コストが安価な電気機器収納用箱を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、扉を閉じると係止片が箱本体側の係合金具に係止して鎖錠され、扉を開く際にはレバー操作により鎖錠を解除するラッチ装置を備えた電気機器収納用箱において、該ラッチ装置は扉の側板部に取付けられたものであり、かつラッチ装置をロックするシリンダ錠を、ラッチ装置の長手方向の端部に扉正面向きに備えたものであり、さらにラッチ装置の本体の扉取付面側に、前記シリンダ錠のロックプレートがスライド可能な穴部と、前記シリンダ錠の抜け止め用及び回転規制用の穴部とを設けたことを特徴とするものである。
また請求項2に記載のように、シリンダ錠のロックプレートを、ラッチ装置のレバーの側部に係合させてロックする構造とすることが好ましい。また請求項3に記載のように、ラッチ装置の本体の扉取付面側に、シリンダ錠のロックプレートがスライド可能な穴部を覆う穴塞ぎ部材を設けることが好ましい。
本発明によれば、ラッチ装置の小型化を図ることができ、製作用の金型構造も簡素化することができる。またラッチ装置が扉の側板部に取付けられているにもかかわらず、シリンダ錠を扉正面向きに配置したので、扉のロック操作やアンロック操作を行い易い利点がある。
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図3は実施形態の電気機器収納用箱の外観斜視図、図4はラッチ装置の斜視図、図5はその分解斜視図、図6と図7は断面図である。
図3に示すように、本発明の電気機器収納用箱は箱本体10と、その前面に蝶番によって支持された扉11とからなり、扉11の側板部12にラッチ装置13が取り付けられている。
図4、図5に示すように、このラッチ装置13は鋳造された縦長の本体14と、本体14の腕部15にピン16によって枢着されたレバー17と、シリンダ錠18とを備えている。本体14はその長手方向の端部にシリンダ錠収納穴19を備え、その内部にシリンダ錠18が扉11の正面向きに収納されている。このシリンダ錠収納穴19付近の部分の構造については後述する。
レバー17は表面側の操作部20と、裏面側の係止片21とを一体に備えたものであり、ピン16の周囲に配置されたバネ22によって常に係止方向に弾発され、図6に示すように箱本体10に突設された係合金具23と係合するようになっている。係止金具23は傾斜面を備えているので、扉11を閉じると係止片21が傾斜面によってガイドされて箱本体10側の係合金具23に係止して図6の鎖錠状態となる。扉11を開く際には図7のようにレバー17を手前側に操作して係止片21を回転させ、鎖錠を解除する。このようなラッチ装置13の動作は一般のラッチ装置と同様である。
次に、図8と図9を参照しつつ、シリンダ錠18とシリンダ錠収納穴19について説明する。
図8に示すように、シリンダ錠18は円柱状のロータ24と、その側面に形成されたスリットを出入りするタンブラー25及びストッパプレート26を主要部品としている。タンブラー25は鍵を挿入するとロータ24の内部に収納されるが、ストッパプレート26は抜け止め用の部材であるから、鍵を挿入しても突出したままである。
本発明ではシリンダ錠18のロータ24が本体14のシリンダ錠収納穴19内に収納される。図8に示すようにシリンダ錠収納穴19の周壁には突出したタンブラー25の先端を収納するスロット27が180°回転位置に形成されている。これは施錠位置および開錠位置に対応する。
ロータ24の底面には偏心位置に突起28が設けられている。またロータ24の底面側には、ロックプレート30が設けられている。ロックプレート30はシリンダ錠収納穴19の下部に形成された穴部31内に収納されている。突起28はロックプレート30の長円形の孔30aに嵌合されており、シリンダ錠18に鍵を挿入してロータ24を回転させることによって、ロックプレート30は直線部32,33に沿って直線的にスライドする。
ここでロックプレート30の直線部32は穴部31の側壁34に接触し、ロックプレート30の直線部33は扉11の側板部12に接触して直線方向のガイドがなされる。そしてロックプレート30がシリンダ錠18から離れる方向にスライドすると、図10に示すようにロックプレート30の先端部がラッチ装置13のレバー17の側部の切欠き35に係合し、レバー17を動かないようにロックする。この構造によって、扉11を閉じた状態で確実にロックすることができる。
なお、シリンダ錠18のストッパプレート26はロータ24から常時突出している。このため、図11に示すようにシリンダ錠収納穴19の下部に形成された別の穴部36にストッパプレート26を挿入しておけば、シリンダ錠18の抜け止めとなる。またこの穴部36を図8のAーA断面図の形状としておけば、ロータ24の回転に伴ってストッパプレート26が内壁37に当たることによって、ロータ24の回転角度の規制が可能となる。
本発明ではこれらの穴部31、36が本体14の側面38に開口している。このため、本体14の鋳造時に穴部成形用の金型を片側から引抜く構造とすればよく、複雑な構造の金型を必要とせず、製作コストを引き下げることができる利点がある。
なお、上記したようにロックプレート30を扉11の側板部12に接触させてスライドさせると、扉11の側板部12に疵が付いたり錆の発生につながることが懸念される。しかし図12に示すように本体14の側面または扉11の側板部12にロックプレート30がスライドする部分を覆う穴塞ぎ部材40を設けておくことにより、この懸念を解消することができる。
穴塞ぎ部材40としては粘着テープを用いることができる。粘着テープは表面に対して垂直方向には強い接着力を発揮するが、表面と平行な方向の剪断力には弱いという特性があるため、粘着面がロックプレート30に面していてもロックプレート30の作動に支障が生ずることはない。
以上に説明したように、本発明によればラッチ装置13の長手方向の側方にシリンダ錠18を配置したので、小型化を図ることができ、またその金型構造も簡素化することができる。またラッチ装置13が扉11の側板部に取付けられているにもかかわらず、シリンダ錠18を扉正面向きに配置したので、扉11のロック操作やアンロック操作を行い易い利点がある。
従来例を示す斜視図である。 他の従来例を示す斜視図である。 実施形態の電気機器収納用箱を示す外観斜視図である。 実施形態のラッチ装置の斜視図である。 実施形態のラッチ装置の分解斜視図である。 実施形態のラッチ装置の鎖錠状態を示す断面図である。 実施形態のラッチ装置の開錠状態を示す断面図である。 要部を説明するシリンダ錠の斜視図、本体の正面図、側面図及び断面図である。 要部の分解斜視図である。 実施形態のラッチ装置のロック状態を示す斜視図である。 シリンダ錠の抜け止めの様子を示すラッチ装置の背面図である。 穴塞ぎ部材を貼り付けた状態を示すラッチ装置の背面斜視図である。
1 シリンダ錠
2 止め金
3 相手部材
4 係合溝
5 本体
6 外周壁
7 ロックプレート
10 箱本体
11 扉
12 側板部
13 ラッチ装置
14 本体
15 腕部
16 ピン
17 レバー
18 シリンダ錠
19 シリンダ錠収納穴
20 操作部
21 係止片
22 バネ
23 係合金具
24 ロータ
25 タンブラー
26 ストッパプレート
27 スロット
28 突起
30 ロックプレート
30a 穴
31 穴部
32 直線部
33 直線部
34 側壁
35 切欠き
36 穴部
37 内壁
38 本体の側面
40 穴塞ぎ部材

Claims (3)

  1. 扉を閉じると係止片が箱本体側の係合金具に係止して鎖錠され、扉を開く際にはレバー操作により鎖錠を解除するラッチ装置を備えた電気機器収納用箱において、該ラッチ装置は扉の側板部に取付けられたものであり、かつラッチ装置をロックするシリンダ錠を、ラッチ装置の長手方向の端部に扉正面向きに備えたものであり、さらにラッチ装置の本体の扉取付面側に、前記シリンダ錠のロックプレートがスライド可能な穴部と、前記シリンダ錠の抜け止め用及び回転規制用の穴部とを設けたことを特徴とする電気機器収納用箱。
  2. シリンダ錠のロックプレートを、ラッチ装置のレバーの側部に係合させてロックする構造としたことを特徴とする請求項1記載の電気機器収納用箱。
  3. ラッチ装置の本体の扉取付面側に、シリンダ錠のロックプレートがスライド可能な穴部を覆う穴塞ぎ部材を設けたことを特徴とする請求項2記載の電気機器収納用箱。
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