JP2006104771A - リッド開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
グローブボックス等のリッドを開閉可能で、操作ハンドル作動部とロックアーム係合部との遊びを少なくし、操作ハンドル操作時にロックアームが直ちに連動し、操作フィーリングがよいリッド開閉装置を提供する。
【解決手段】
このリッド開閉装置は、ロック片18を有するロック装置20と、操作ハンドル12によりロック解除するロック解除装置40とを備える。ロック装置20は、回転レバー60と、ロックアーム14,15と、ロック片18と、弾性部材21とを有し、ロック解除装置40は、基部37と、操作ハンドル12とを有する。また、ロック解除装置40に係合突起36、ロックアームにストッパ壁47がそれぞれ形成され、これらを第1ストッパ部48としたので、ロックアームのストップ位置を寸法誤差等に影響されずに規定でき、かつ、各部材間の遊びを少なくして操作フィーリングが向上する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、自動車のグローブボックス等のリッドを閉じた状態にロックし、あるいはロックを解除して開くためのリッド開閉装置に関する。
自動車のインストルメントパネルには、例えば助手席側にグローブボックスが取付けられている。このグローブボックスは、インストルメントパネルに設けられた凹所に開閉可能に取付けられ、閉じたときに凹所内周に係合するロック片と、このロック片を引っ込めて係合を解除させる操作ハンドルとを有している。ロック片や操作ハンドルの機構としては、各種のものが知られているが、ロック片がグローブボックスのリッド両側から出没するサイドロック装置は、リッド両側でロックするため、ロック状態でのグローブボックスのガタ付きを少なくできるという利点を有している。
このようなグローブボックス等のリッド開閉装置として、下記特許文献1には、グローブボックスのリッドに揺動可能に軸支された揺動体と、この揺動体に基端部を連設されて互いに反対方向に延出し、それらの先端がリッド両側から出没可能に突出してロック片をなす一対のロックアームとを備えたリッドロック装置が開示されている。そして、リッドに装着した状態で、ロックアームは、スプリングによってリッド両側から突出する方向に付勢され、リッド両側に設けたガイド孔周縁と、このガイド孔に挿入されたロックアーム先端部外周との間に、上記突出量を規制するストッパ部を設けている。
特開2004−210260号公報
しかしながら、上記のようにロックアームの突出量を規制するストッパ部を、リッドのガイド孔周縁とロックアーム先端部外周との間に設けた場合には、リッドやロックアームの寸法誤差や組付け誤差によって、操作ハンドルの作動部とロックアームの係合部との間に隙間(遊び)が生じやすく、例えばリッドの表側に設けた操作ハンドルによってロックアームをスライドさせようとしたときに、ロックアームが直ちに連動せず操作フィーリングが悪くなったり、ガタ付きが発生したりする可能性があった。
したがって、本発明の目的は、操作ハンドルの作動部とロックアームの係合部との遊びを少なくして、操作ハンドルを操作したときにロックアームが直ちに連動し、操作フィーリングを向上できるようにしたリッド開閉装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1は、車体の凹所に開閉可能に取付けられたリッドの両側から出没して車体に係合するロック片を有するロック装置と、前記リッドの表側に露出した操作ハンドルによって前記ロックを解除するロック解除装置とを備えたリッド開閉装置において、
前記ロック装置は、前記リッドに回動可能に支持された回転レバーと、この回転レバーに設けられた対向するアーム先端に基端部を枢着されて前記リッドの両側方向に伸びる一対のロックアームと、これらのロックアーム先端に形成された前記ロック片と、このロック片が前記リッドの両側壁から突出するように弾性付勢する弾性部材とを有し、
前記ロック解除装置は、前記リッドに取付けられる基部と、該基部に回動可能に支持された操作ハンドルと、該操作ハンドルに連動して、該基部の裏面側から突出して揺動し、前記ロックアームの一方に係合して該ロックアームを前記弾性部材に抗してスライドさせる突起とを有し、
前記ロック解除装置の基部と、前記ロックアームの一方との間には、該ロックアームの前記リッド側方への突出量を規制する第1ストッパ部が設けられていることを特徴とするリッド開閉装置を提供するものである。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記ロック解除装置の基部と、前記ロックアームの一方との間には、該ロックアームが前記弾性手段に抗して前記リッド内方に押し込まれたとき、その移動量を規制する第2ストッパ部が設けられているリッド開閉装置を提供するものである。
本発明の第3は、前記第1又は2の発明において、前記一対のロックアームには、前記弾性部材の一端を係止する引掛け部が設けられ、また、この引掛け部よりもロック片側に前記リッド内壁に固定されるスライドガイドが装着されており、このスライドガイドに前記弾性部材の他端が係止されているリッド開閉装置を提供するものである。
本発明の第4は、前記第3の発明において、前記スライドガイドは、前記ロックアームを囲むガイド枠を有し、このガイド枠の内周には、一端を前記ガイド枠に連結され、他端を前記ガイド枠の幅の範囲でスライド方向に伸びて自由端とされた弾性ガイド羽が設けられているリッド開閉装置を提供するものである。
本発明の第5は、前記第1〜4の発明のいずれかにおいて、前記一対のロックアームの基端部には、それぞれガイド軸が突設されており、前記一対のロックアームの、相手方のガイド軸が隣接する部分には、該ガイド軸をスライド可能に保持するホルダが設けられ、このホルダは、前記ガイド軸の両側から当接する一対の断面C字状の保持片と、これらの保持片に隣接して配置され、前記ガイド軸を一方の保持片に向けて押圧する押さえバネ片とで構成されているリッド開閉装置を提供するものである。
本発明によれば、ロックアームのリッド側方への突出量を規制する第1ストッパ部をロック解除装置の基部と、ロックアームの一方との間に設けたことにより、リッドやロックアームの寸法誤差や組付け誤差に影響されることなく、ロックアームのストップ位置を規定することができ、その結果、操作ハンドルの作動部とロックアームの係合部との遊びをできるだけ少なくして、操作ハンドルの操作にロックアームが直ちに連動するようにし、操作フィーリングを向上させることができると共に、上記遊びによるガタ付きを少なくすることができる。
以下、本発明によるリッド開閉装置の一実施形態を説明する。
このリッド開閉装置は例えば、図1に示すように、車両のインストルメントパネル10のグローブボックス11のリッド13の開閉装置に適用される。
グローブボックス11のリッド13の表面には、開閉を操作するための操作ハンドル12が設けられている。図2に示すように、リッド13の裏面側には、ロック装置20が取付けられる。ロック装置20は、回転レバー60によって基端部を連設された左右一対のロックアーム14,15を有している。
回転レバー60は、孔60aを中心に有し、この孔60aに対して径方向に対向する一対のアーム60b,60cが形成されている。対向するアーム60b,60cのそれぞれには、長孔61が形成されている。
リッド13の裏面側には、複数のボス32が所定の位置に形成されている。これらのボス32に図示しないネジを介してロック装置20の各部材が固定されるようになっている。
図3に示すように、左右一対のロックアーム14,15の基部には、それぞれピン17が突設されており、これらのピン17は、対応する回転レバー60のアーム60b,60cの長孔61にそれぞれ挿入されている。なお、図示していながピン17の先端部は、軸方向に沿ったスリットによって複数に分割され、かつ、拡径されており、長孔61に挿入された後、抜け止めがなされるようになっている。
こうして、回転レバー60によって、基部側を連設された一対のロックアーム14,15は、回転レバー60を介して互いに連動し、いずれかのロックアームが外側に突出するときには他方のロックアームも外側に突出し、いずれかのロックアームが内側に引き込むときには他方のロックアームも内側に引き込むように連動する。
各ロックアーム14,15は、複数のスライドガイド22によって、リッド13の裏面側にスライド可能に保持されている。図4及び図5に示すように、スライドガイド22は、コ字状枠体23と、基板24とで構成されている。コ字状枠体23は、コ字状に折曲された枠状部分と、その両端部から外方に広がる一対のフランジ25,25とを有している。各フランジ25には、固定用のネジを挿通するためのU字孔26が形成されている。また、各フランジ25の先端部には、各フランジ25の平面に対して直角方向に延出された爪片27が形成されている。そして、枠状部分の内周には、中央部がより高くなるように、盛り上がった太鼓状の曲面を有する突状リブ29が複数形成されており、これらの突状リブ29の間には、一端をコ字状枠体23の内壁に連結され、他端はコ字状枠体23の幅の範囲で前記ロックアーム14,15のスライド方向に伸びて自由端とされた弾性ガイド羽30が設けられている。
一方、基板24は、前記コ字状枠体23の爪片27が係合する切欠き部28を、両端部に有している。更に、前記コ字状枠体23のU字孔26に整合する孔31を両端部に有している。更にまた、基板24の、前記コ字状枠体23の枠状部分の内側に露出する部分には、前記と同様な突状リブ29が形成されている。コ字状枠体23と基板24とが、本発明におけるガイド枠を構成している。
そして、ロックアーム14,15の一方の面からコ字状枠体23を組付け、他方の面から基板24を組付けて、コ字状枠体23の爪片27を、基板24の切欠き部28に嵌合させることにより、スライドガイド22は、各ロックアーム14,15に装着されるようになっている。その後、U字孔26及び孔31を通して固定用のネジを挿通し、リッド13の内面に形成された所定のボス32に螺着させることにより、各スライドガイド22をリッド13の内面に固定するようになっている。こうして、一対のロックアーム14,15は、それぞれ二組ずつのスライドガイド22によって、リッド13の内面に取付けられ、左右方向にスライド可能に保持されるようになっている。
また、一対のロックアーム14,15の先端部には、リッド13の両側から出没可能に配置されたロック片18が設けられている。ロック片18のリッド13の押込み方向側の面は、先端に向かうほど次第に厚さが減少するテーパ部18aをなしている。
更に、一対のロックアーム14,15の基端側には、ガイド軸19が突設されている。ロックアーム14,15を、前記回転レバー60によって連設したとき、上記ガイド軸19は、相手側のロックアーム14,15の側部に位置するようになっている。そして、各ロックアーム14,15の相手方のガイド軸19が隣接する部分には、該ガイド軸19をスライド可能に保持するホルダ35が設けられている。このホルダ35は、ガイド軸19の両側から当接する一対の断面C字状の保持片33,33と、これらの保持片33,33の間に配置され、ガイド軸19を一方の保持片33に向けて押圧する押さえバネ片34とで構成されている。この押さえバネ片34が、本発明における弾性部材をなしている。ガイド軸19は、一対の断面C字状の保持片33,33によって保持されるとともに、押さえバネ片34によって、いずれかの保持片33に押圧されて、そのガタ付きを防止されつつ、軸方向にスライド可能に保持されている。
ロックアーム14,15の一対のスライドガイド22が取付けられた間の部分には、引張りバネ21の一端を係止させる引掛け部44が設けられている。また、引掛け部44に対して、ロック片18側に位置するスライドガイド22に、引張りバネ21の他端が係止されている。そして、スライドガイド22をリッド13内面の所定の位置に前述した対応で固定すると、前記引張りバネ21は、引掛け部44を引張るため、各ロックアーム14,15は、リッド13の両側外方に向けて押し出されるように付勢される。
そして、一方のロックアーム14には、前記引掛け部44とほぼ対向する側に、係合突起36を有している。この係合突起36は、後述するロック解除装置40の基部37に係合して、ロックアーム14の突出位置を規制するストッパ部を構成する。この係合突起36が、本発明における突起をなしている。
なお、図4は、ロック装置20の納品状態を示しており、それぞれのガイド軸19が相手方のホルダ35に最大限押し込まれており、この状態で、ガイド軸19に形成された図示しない微小な突起がC字状の保持片33に係合して、ロックアーム14,15を最も短く縮めた状態に仮保持するようになっている。
そして、このロック装置20をリッド13に取付ける際には、ガイド軸19に形成された上記突起と保持片33との係合を外して、ロックアーム14,15を両側外方に延出させる。更に、各ロックアーム14,15に装着されたスライドガイド22を、それぞれ対応するボス32に図示しないネジによって固定する。その結果、引張りバネ21によって各ロックアーム14,15は、両側外側に突出するようにバネ付勢される。このとき、前述した係合突起36が、ロック解除装置40のストッパ壁47に係合し、その最大突出位置が規制される。
次に、図2、6、7、8を参照して、ロック解除装置40について説明する。
図2に示すように、リッド13の上辺片側には、ほぼ四角形状の開口部64が形成されている。この開口部64の周辺は、リッド13の前面側がへこんだ凹部13aをなしている。図7、8に示すように、この凹部13aにロック解除装置40が取付けられている。
図6に示すように、ロック解除装置40は、リッド13に固定される基部37と、この基部37に支軸45を介して回動可能に取付けられた操作ハンドル12とを有している。基部37は、底部37aと、側壁37bと、底部37aの中央部に形成された開口部37cとを有している。底部37aには、ストッパ壁47が突設されている。このストッパ壁47は、リッド13の前記開口部64を通して、リッド13の裏面側に突出し、前記ロックアーム14の係合突起36と係合して、本発明における第1ストッパ部48を構成している。
操作ハンドル12の表側の中央部には、鍵取付け凹部38が形成されている。この鍵取付け凹部38内には、図示しない鍵が装着されるようになっている。鍵取付け凹部38の底壁に設けられた孔には回転体39が挿入され、この回転体39は、操作ハンドル12の裏面側に突出し、C形ワッシャ41によって抜け止め固定され、鍵取付け凹部38の底壁に回動可能に装着されている。
回転体39の鍵取付け凹部38の内面側に露出する部分には、図示しない鍵と係合し、鍵の操作によって前記回転体39を回動させるための鍵嵌合溝42が形成されている。また、回転体39の鍵取付け凹部38の底壁から突出した部分には、回転中心から偏心して突起43が形成されている。
この突起43はピン状をなし、リッド13の開口部64を通して、リッド13の裏面側に突出している。一方、リッド13の裏面側に突出した突起43に対応して、前記一方のロックアーム14の裏面側には、この突起43が挿入される凹部50が形成されている。特に図7、8に示されるように、この凹部50は、ロックアーム14の長手方向に沿った長さの短い第1側凹部50aと、上記長手方向に沿った長さの長い第2側凹部50bとが連結した形状をなしている。
前述した鍵取付け凹部38に配置される図示しない鍵により、前記鍵嵌合溝42を介して回転体39が回動すると、前記突起43は、上記第1側凹部50aに位置される図7(b)の状態と、上記第2側凹部50bに位置される図8(b)の状態とで、交互に切り替えられるようになっている。
図7(b)に示される状態は鍵が掛かっていない状態であり、突起43は、第1側凹部50aの係合壁部51に当接する位置に配置されている。したがって、この状態で操作ハンドル12を引くと、支軸45を中心として操作ハンドル12が回動し、突起43が回動する。その結果、突起43が係合壁部51を押し、ロックアーム14をリッド13の側部から引き込ませるようにスライドさせる。ロックアーム14が上記のようにスライドすると、回転レバー60を介して、もう一方のロックアーム15も側部から引き込むようにスライドする。
一方、図8(b)に示す状態は鍵が掛かっている状態である。このとき突起43は、ロックアーム14の長手方向に沿って長い開口長さを有する第2側凹部50bに位置している。その結果、操作ハンドル12を引いても、突起43が第2側凹部50b内を動くだけとなり、ロックアーム14に対する押圧力は作用せず、ロックアーム14はスライドすることなく外方に突出した状態を保持する。
なお、操作ハンドル12の先端部と基部37との間には、コイルバネ46が介装されており、このコイルバネ46によって、操作ハンドル12はその後端部が基部37に接した状態に弾性付勢されている。また、第1側凹部50aの前記係合壁部51に対向する反対壁部52は、ロックアーム14が、例えばロック片18を指で押し込まれる等して、内方に押し込まれたとき、前記突起43が当接して内方への押込み位置を規制する本発明における第2ストッパ部53を構成している。
次に上記実施形態によるリッド開閉装置の作用について説明する。
図4に示すように、ロック装置20は、一対のロックアーム14,15を互いに縮めた状態で仮保持され、コンパクトな状態で搬送することができる。そして、前述したようにロック装置20は、スライドガイド22を図2に示すリッド13のボス32に、図示しないネジで固着することにより、リッド13に簡単に取付けることができる。
ロックアーム14,15は、引張りバネ21によって、それぞれリッド13の側方に向けて弾性付勢され、リッド13の両側から突出するようにスライドする。このとき、リッド13に予め取付けられた前記ロック解除装置40のストッパ壁47に、一方のロックアーム14の係合突起36が係合し、両側外方への突出位置を規制する。前述したように、このストッパ壁47と係合突起36とが本発明における第1ストッパ部48を構成している。
図9に示すように、リッド13の内面には、内側パネル65が装着されており、この内側パネル65の両側から、前記ロック片18が突出した状態となっている。そして、このリッド13を車体フレーム62の凹所に向けて押し込むと、車体フレーム62の内周に形成された嵌合凹部63に、ロック片18が嵌合して、リッド13が閉じた状態に保持される。
このとき、ロック片18にはテーパ部18aが形成されているため、リッド13を閉じる際、テーパ部18aが車体フレーム62の内周に当接して、引張りバネ21の付勢力に抗して、一対のロックアーム14,15が内方に押し縮められ、車体フレーム62の内周を乗り越えて、前記嵌合凹部63に嵌合するようになっている。なお、各ロックアーム14,15を保持するスライドガイド22のコ字状枠体23の内周には、前述した突状リブ29と弾性ガイド羽30とが設けられているため、各ロックアーム14,15のスライドをスムーズに、かつ、ガタ付きなくガイドできるようになっている。また、ガイド軸19を保持するホルダ35も、前述したように押さえバネ片34によって、保持片33に押し付けられているため、ガタ付きなくスムーズなガイドがなされる。この結果、一対のロックアーム14,15は、ガタ付きなくスムーズにスライドするとともに、自動車の走行中における路面の凹凸による振動に対しても、ガタ付き音を発生することがない。
図10は、一対のロックアーム14,15のロック片18が、リッド13の両側から突出し、図9に示した車体フレーム62の嵌合凹部63に嵌合した状態を示している。このとき前述したように、ロック解除装置40のストッパ壁47に、ロックアーム14の係合突起36が係合して、外方への突出位置を規制している。そして、鍵が掛かっていない状態では図7に示すように、操作ハンドル12に設けられた突起43が、ロックアーム14の凹部50の第1側凹部50aに位置している。そして、第1側凹部50aの係合壁部51が、突起43にほぼ当接する位置となっている。この結果、ロックアーム14の外方への突出位置は、ロック解除装置40の基部37に設けられたストッパ壁47によって規定されるとともに、その状態で操作ハンドル12と連動する突起43が凹部50の係合壁部51に当接するように正確に設定することができる。
すなわち、ロックアーム14,15の寸法誤差や取付け位置の誤差によって、ロックアーム14の外方への突出規制位置が変動しないため、ロック解除装置40の突起43と、ロックアーム14の凹部50の係合壁部51との間に、遊びが生じることがない。その結果、操作ハンドル12を引くと、突起43が回動し、直ちに係合壁部51を押して、ロックアーム14を内方に引き込ませることができる(図11参照)。ロックアーム14が内方に引き込まれると、前述した回転レバー60を介して、他方のロックアーム15も内方に引き込まれ、両ロックアーム14,15のロック片18が、車体フレーム62の嵌合凹部63から外れ、リッド13を開くことが可能となる。このように、操作ハンドル12を操作によって、直ちにロックアーム14がスライドし、遊びが生じないため、その操作フィーリングを良好に維持することができる。
また、図8に示すように図示しない鍵の操作によって、回転体39とともに突起43を回動させ、突起43を、ロックアーム14の凹部50の第2側凹部50bに配置された状態にした場合について説明する。この場合には、第2側凹部50bがロックアーム14の長手方向に長い長さとなっているため、前述したように、操作ハンドル12を引上げても、突起43が第2側凹部50bの壁に当接することなく、第2側凹部50b内で動くだけとなるため、ロックアーム14を動かすことはない。このため、各ロックアーム14,15は、そのロック片18を、車体フレーム62の嵌合凹部63に嵌合させた状態を保持され、リッド13を開けることができなくなる。
以上説明した実施形態の作用効果を下記に簡単に説明する。
すなわち、本発明によれば、ロックアーム14のリッド13側方への突出量を規制する第1ストッパ部48を、ロック解除装置40の基部37に設けたストッパ壁47と、ロックアーム14に設けた係合突起36との係合により構成したので、リッド13やロックアーム14,15の寸法誤差や組付け誤差に影響することなく、ロックアーム14,15のストップ位置を正確に規定することができ、その結果、操作ハンドル12の作動によってロックアーム14,15が遊びなくスムーズに動くようにすることができ、操作フィーリングを向上させることができるとともに、上記遊びによるガタ付きを少なくすることができる。また、ロック解除装置40の基部37とロックアーム14との間に、ロックアーム14が引張りバネ21の付勢力に抗して、リッド13の内方に押し込まれたとき、その移動量を規制する第2ストッパ部53を設けたことにより、ロックアーム14,15のロック片18が、例えば指等で押し込まれてもその押込み最大位置を規制して、ロックアーム14,15がスライドガイド22等から外れてしまうことを防止することができる。また、一対のロックアーム14,15に引張りバネ21の一端を係止する引掛け部44を設け、この引掛け部44よりもロック片18側に装着されたスライドガイド22に、引張りバネ21の他端を係止させたことにより、ロック装置20にスライドガイド22や引張りバネ21を装着した状態で、納品することが可能となり、リッド13の取付けに際しては、スライドガイドをリッド13の所定位置に固定するだけで、ロック装置20を取付けることができるという利点がもたらされる。
更に、スライドガイド22は、コ字状枠体23と基板24とからなり、ロックアームを囲むガイド枠から構成され、このガイド枠の内周に、一端をガイド枠に連結され、他端をガイド枠の幅の範囲でスライド方向に伸びて、自由端とされた弾性ガイド羽30を設けたことにより、各ロックアーム14,15のスライドを、スムーズにかつガタ付きなく保持することが可能となる。
更にまた、一対のロックアーム14,15の基端部にそれぞれガイド軸19を突設し、ロックアーム14,15の相手方のガイド軸19が隣接する部分に、ガイド軸19をスライド可能に保持するホルダ35を設け、このホルダ35を、ガイド軸19の両側から当接する一対の断面C字状の保持片33と、これらの保持片33に隣接して配置され、ガイド軸19を一方の保持片33に向けて押圧する押さえバネ片34とで構成したことにより、ガイド軸19をスライド可能にかつガタ付きなく保持することができる。
本発明は、自動車のグローブボックス等のリッドを閉じた状態にロックし、あるいはロックを解除して開くことが可能で、操作ハンドルの作動部とロックアームの係合部との遊びを少なくして、操作ハンドルを操作したときにロックアームが直ちに連動し、操作フィーリングを向上できるようにしたリッド開閉装置として利用することができる。
本発明によるリッド開閉装置が適用されたグローブボックスの取付け状態を示す斜視図である。 同リッド開閉装置のロック装置とリッドとを分解して示す斜視図である。 同リッド開閉装置のロック装置をリッドに取付ける状態を示す斜視図である。 同リッド開閉装置のロック装置の納品時の状態を示す斜視図である。 同リッド開閉装置に用いられるスライドガイドの構成部品を示し、(a)はコ字状枠体の斜視図、(b)は基板の斜視図である。 同リッド開閉装置に用いられるロック解除装置を示し、(a)は底面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 同リッド開閉装置の鍵が掛かっていない状態を示し、(a)は操作部における図7(b)のI―I矢視線での断面図、(b)は操作部に連動する突起とロックアームに設けられた凹部との関係を示す裏面側から見た説明図、(c)は鍵嵌合溝の状態を示す説明図である。 同リッド開閉装置の鍵が掛かっている状態を示し、(a)は操作部における図8(b)のII―II矢視線での断面図、(b)は操作部に連動する突起とロックアームに設けられた凹部との関係を示す裏面側から見た説明図、(c)は鍵嵌合溝の状態を示す説明図である。 同リッド開閉装置においてリッドを車体フレームに係合させた状態を示す平面断面図である。 同リッド開閉装置におけるロック装置のロック状態を示す正面図である。 同リッド開閉装置におけるロック装置のロック解除状態を示す正面図である。
符号の説明
10 インストルメントパネル
11 グローブボックス
12 操作ハンドル
13 リッド
13a 凹部
14,15 ロックアーム
17 ピン
18 ロック片
18a テーパ部
19 ガイド軸
20 ロック装置
21 引張りバネ
22 スライドガイド
23 コ字状枠体
24 基板
25 フランジ
26 U字孔
27 爪片
28 切欠き部
29 突状リブ
30 弾性ガイド羽
32 ボス
33 保持片
34 押さえバネ片(弾性部材)
35 ホルダ
36 係合突起(突起)
37 基部
37a 底部
37b 側壁
37c 開口部
38 鍵取付け凹部
39 回転体
40 ロック解除装置
41 C形ワッシャ
42 鍵嵌合溝
43 突起
44 引掛け部
45 支軸
46 コイルバネ
47 ストッパ壁
48 第1ストッパ部
50 凹部
50a 第1側凹部
50b 第2側凹部
51 係合壁部
52 反対壁部
53 第2ストッパ部
60 回転レバー
60a 孔
60b、60c アーム
61 長孔
62 車体フレーム
63 嵌合凹部
64 開口部
65 内側パネル

Claims (5)

  1. 車体の凹所に開閉可能に取付けられたリッドの両側から出没して車体に係合するロック片を有するロック装置と、前記リッドの表側に露出した操作ハンドルによって前記ロックを解除するロック解除装置とを備えたリッド開閉装置において、
    前記ロック装置は、前記リッドに回動可能に支持された回転レバーと、この回転レバーに設けられた対向するアーム先端に基端部を枢着されて前記リッドの両側方向に伸びる一対のロックアームと、これらのロックアーム先端に形成された前記ロック片と、このロック片が前記リッドの両側壁から突出するように弾性付勢する弾性部材とを有し、
    前記ロック解除装置は、前記リッドに取付けられる基部と、該基部に回動可能に支持された操作ハンドルと、該操作ハンドルに連動して、該基部の裏面側から突出して揺動し、前記ロックアームの一方に係合して該ロックアームを前記弾性部材に抗してスライドさせる突起とを有し、
    前記ロック解除装置の基部と、前記ロックアームの一方との間には、該ロックアームの前記リッド側方への突出量を規制する第1ストッパ部が設けられていることを特徴とするリッド開閉装置。
  2. 前記ロック解除装置の基部と、前記ロックアームの一方との間には、該ロックアームが前記弾性手段に抗して前記リッド内方に押し込まれたとき、その移動量を規制する第2ストッパ部が設けられている請求項1記載のリッド開閉装置。
  3. 前記一対のロックアームには、前記弾性部材の一端を係止する引掛け部が設けられ、また、この引掛け部よりもロック片側に前記リッド内壁に固定されるスライドガイドが装着されており、このスライドガイドに前記弾性部材の他端が係止されている請求項1又は2記載のリッド開閉装置。
  4. 前記スライドガイドは、前記ロックアームを囲むガイド枠を有し、このガイド枠の内周には、一端を前記ガイド枠に連結され、他端を前記ガイド枠の幅の範囲でスライド方向に伸びて自由端とされた弾性ガイド羽が設けられている請求項3記載のリッド開閉装置。
  5. 前記一対のロックアームの基端部には、それぞれガイド軸が突設されており、前記一対のロックアームの、相手方のガイド軸が隣接する部分には、該ガイド軸をスライド可能に保持するホルダが設けられ、このホルダは、前記ガイド軸の両側から当接する一対の断面C字状の保持片と、これらの保持片に隣接して配置され、前記ガイド軸を一方の保持片に向けて押圧する押さえバネ片とで構成されている請求項1〜4のいずれか1つに記載のリッド開閉装置。
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