JP4678346B2 - 開閉器の外部操作ハンドル - Google Patents

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Description

本発明は、制御盤等に組込まれた配線用遮断器や漏電遮断器等の開閉器を盤の前面外側から操作する外部操作ハンドルに関し、詳しくはこの外部操作ハンドルの扉ロック機構の改良に関する。
開閉器によって電路の開閉を行った際に、その電路の開(OFF)もしくは閉(ON)状態を保持させる為に、その開閉器の開閉用とってに、例えばとってロック装置等を装着して、開閉器の操作を拘束することが知られている。この拘束機構は、例えば、開状態に拘束して、開閉器の負荷側の点検作業の安全確保や、閉状態に拘束して、重要回路が開操作されないように給電の確保に用いられる。一方、外部操作ハンドルとしては、開閉器を例えば制御盤等に設置した場合は、配線の都合上、盤の奥側に開閉器が収納されて、開閉用とってが盤の前面に露出しない構成になることがある。このような構成の場合には、外部操作ハンドルを開閉器自体に付加して盤の前面外側から操作出来るようになされる。又、制御盤の前面が扉になっている制御盤の場合には、その扉に外部操作ハンドルを設け、扉を閉じた時開閉器の開閉用とってに外部操作ハンドルが係合して操作出来るようになされる構成のもの等が知られている。
上述のように外部操作ハンドルが装着された場合でも、その開閉器の操作を拘束する必要があることは言うまでもない。一般的には、外部操作ハンドルは手動操作出来るようになされた回動式ハンドル部を備えている。従って、その回動式ハンドル部の部分に出し入れ出来るようにロックプレートが装着されると共に、そのロックプレートは、引き出した時には上記回動式ハンドル部の回動が阻止され、かつ、引き出された部分に操作ロック錠(例えば南京錠)を取り付ける為のロック孔が設けられている。即ち、このロックプレートのロック孔に操作ロック錠を取り付けて開閉器の操作を拘束するようになされた構成のものが知られている。(例えば、特許文献1参照)
ところで、開閉可能な扉に、前述した外部操作ハンドルを開閉器を設けた時、この扉を開くには、一旦、リセット操作が求められる、いわゆる扉ロック機構が具備されているが、このリセット操作をせずとも、例えば、開扉用ねじピン(レリーズピンとも呼ばれる)を回動させることで、外部操作ハンドルの位置、即ち、開閉器のOFF或いはON状態の如何に拘わらず、扉を開けることが可能となっている。ところが、このような構造では、例えば負荷側の点検作業の為、電気管理者により南京錠による開状態の拘束が容易に解かれ、誤って、開閉器が閉状態になる恐れも充分考えられ、極めて危険である。そこで、外部操作ハンドルがOFF位置では、開扉用ねじピンが覗く貫通穴を塞いでおき、あくまで、電気管理者の施錠解除及びリセット操作をもって扉が開くようにすることで、安全性を高めている。(例えば、特許文献2参照)
特開2002−25411号公報 実開昭63−91140号公報
従来の開閉器の外部操作ハンドルでは、OFF位置での開扉は防止出来るものの、ON位置での開扉防止は考慮されておらず、従って、安全上の問題を撲滅するに至っていなかった。又、開扉用ねじピンが覗く貫通穴を塞ぐことが、南京錠での施錠有無に関係なく行われてしまう為、例えば、南京錠での施錠を必要としない、重要度の低い電路であっても、開扉の為には、一旦、リセット操作が必要になる等、利便性の面から見ても、問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決する為になされたもので、外部操作ハンドルのON及びOFF位置を問わず、しかも、南京錠での施錠行為に伴って、完全なる開扉防止が出来る開閉器の外部操作ハンドルを得るものである。
本発明に係る開閉器の外部操作ハンドルは、制御盤等に組込まれた開閉器の開閉用とってに係合して、制御盤の前面から回動式操作ハンドル部による手動操作により開閉器を開閉するように構成されたものであり、回動式操作ハンドル部に出し入れ出来るように装着されると共に、引き出した時に回動式操作ハンドル部の回動が阻止され、かつ、引き出された部分に操作ロック錠を取り付けるロック孔を有するロックプレートと、開閉器の閉時には制御盤の扉が開かないようにした扉ロック機構と、この扉ロック機構を解除する為の解除手段とを備えた開閉器の外部操作ハンドルにおいて、前記ロックプレートの出し入れと連動し、前記ロックプレートを引き出したときには前記解除手段を覆い、前記ロックプレートが引き込まれたときには前記解除手段を露出させる解除規制手段を備えるものである。

本発明に係る開閉器の外部操作ハンドルにおいては、開扉防止が使用者の意図に応じて行うことが出来るようになされた為、安全性の向上、利便性の向上が図れる。
以下、本発明に係る開閉器の外部操作ハンドルを実施する為の形態について説明する。尚、本発明の要旨は、上述した通り、開閉器の開時及び閉時共に、ロックプレートを引き出した時には解除手段は機能しないよう規制し、ロックプレートが引き込まれた時には解除手段は機能するように構成されている解除規制手段を備えることにある。その他の構成及び機能については、従来の開閉器並びに開閉器の外部操作ハンドルと同じであり、公知技術である。従い、以下の実施の形態においては、当該公知技術の説明は省略する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルの分解斜視図、図2は、この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルを備えた開閉器の外観斜視図、図3は、この発明の実施の形態1における開閉器を取り除いた外部操作ハンドルの外観側面図、図4は、この発明の実施の形態1におけるロックプレート、そのベース盤、ベース盤等の保持部材、保持部材と開閉器の接続部材のみを示した外観斜視図、図5は、この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルにおけるベース盤の裏面を示す外観平面図である。
図1において、1は外部操作ハンドルであり、ベース盤1aに一体或いは別体として固定されている。1bは外部操作ハンドル1の持ち手部であり、時計方向或いは反時計方向に回動させ、所定の位置に合わせることにより、開閉器をON及びOFF出来る。2はインターロックレバーである。3は化粧板、4は扉、5は止め板であり、ねじ6にて止め板5に共締め固定される。即ち、化粧板3、扉4及び止め板5は一体に、ヒンジ部(図示せず)を回動軸とし、回動駆動により開閉される。尚、本実施の形態にて、以下、扉と記載する時は、化粧板3、扉4及び止め板5の一体を意味する。作業者は開閉器内部の点検等を行う場合、扉を開ける。扉が開いている状態から閉める際、止め板5に形成されたインターロック係合部5aにおけるC面カット部5bと、インターロックレバー2が係合され、その際、C面カット部5bにより、インターロックレバー2は所定の角度回動する。当該回動動作については、図5を用いて、詳細に後述する。
図2、図3、図4は、扉の図示を省略している。図2、図3、図4において、7は外部操作ハンドル1の保持している保持部材であり、9は開閉器8と保持部材7を、ねじ(図示せず)を用いて接続固定させる接続部材である。10は樹脂で成形されたロックプレートであり、垂設した引出部10aと一体に形成されている。なお、図2は、引出部10aが持ち手部1bの内部から引き出されている状態を示しており、一方、図3は、引出部10aが引き出されていない状態を示している。図3に示す通り、引出部10aが引き出されていない状態においては、引出部10aは、持ち手部1bの内部に一部が収納され、一部が突出している。図3に示す引出部10aが引き出されていない状態では、引出部10aにおける持ち手部1bの内部から突出している部分が、引出部10aを引き出す際の持ち手部として機能する。
図3に示す通り、引出部10aが引き出されていない状態、即ち、持ち手部1bの内部に引出部10aの一部が収納され、一部が突出している状態においては、ロックプレート10は外部操作ハンドル1と共に回動する。一方、図2に示す通り、引出部10aが持ち手部1bの内部から引き出されている状態においては、外部操作ハンドル1は回動が阻止される。
上述のような引出部10aの持ち手部1bの内部からの引き出し又は内部への収納によって、外部操作ハンドル1の回動が可能か否かが切り替わる構造については、公知技術であり説明を省略する。
11はコイルバネであり、引出部10aを持ち手部1bの内部に引き戻す方向への付勢力を付与するものである。即ち、図3に示す引出部10aが引き出されていない状態から、図2に示す引出部10aが引き出されている状態に移行させるには、引出部10aを持ち、コイルバネ11のバネ反力に逆らいながら、引き出すことにより行う。尚、図3の状態では、引出部10aに設けられた突起(図示せず)が、ベース盤1aに設けたピン(図示せず)に衝突し、これ以上の引出し(紙面上、右方向への移動)は阻止されるが、持ち手部1bを図29より反時計に回動した状態で、引出部1aを引くと(これが、すなわち、段落番号0004で述べた「リセット操作に相当)、前述した突起とピンの衝突がなくなり、引出部10aを引き出すことができる。この状態で元の位置(すなわち図2の状態)に戻すと、今度は、突起とピンが係合して引出部10aは持ち手部1bの内部に引き戻されることなく、固定される。
上述のような引出部10aの持ち手部1bの内部からの引き出した際に固定する構造には、公知技術であり詳細な説明を省略する。
そして、引出部10aが持ち手部1bの内部から所定の長さ引き出されて、上述の通り、引出部10aに設けられた突起(図示せず)とベース盤1aに設けたピン(図示せず)が係合し固定されている状態において、引出部10aに設けられたロック孔10dに、例えば、南京錠等を取り付けることにより、引出部10aが持ち手部1bの内部に引き戻されることを完全に防止出来る。尚、この状態においては、上述した通り、操作ハンドルの開→閉、もしくは閉→開への回動は阻止されている。
13は扉を開かないようにする扉ロック機構(公知技術であり、説明を省略)を解除する為の解除手段(以下、レリース゛ピンという)である。
図5において、14はベース盤1aの裏面において、外部操作ハンドル1の回動軸と同軸に回動可能に保持されたカムであり、外部操作ハンドル1と共に回動する。尚、図5に示すカム14は、外部操作ハンドル1がOFFの位置にある状態を示し、且つ、扉が開いている状態を示している。
又、図5において、外部操作ハンドル1をONの位置に回すと、カム14は矢印Aの方向に回動する。カム14は、外周に切り欠き溝14a、斜面14bが形成されており、開閉器をOFFからONに移行させようとすると、切り欠き溝14aは、インターロックレバー2に形成された係止用突起部2bと係合している。よって、この状態では、カム14は矢印A方向への回動が阻止されている為、開閉器をONにすることが出来ない。なお、インターロックレバー2は、回動軸2aを有し、バネ(図示せず)により、常時、カム14を押圧する方向に付勢力が付与されている。又、インターロックレバー2は、レリース゛ピン13により矢印B方向に回動させることが可能(当該構造は公知技術であり、説明を省略)である。
以下、図1〜図5を用いて、本実施の形態1における開閉器について、扉の開状態/閉状態、ON状態/OFF状態との相関関係を説明する。具体的には、扉が開状態で開閉器がOFF状態(状態1という)、扉が開状態で開閉器がON状態(状態2という)、扉が閉状態で開閉器がOFF状態(状態3という)、扉が閉状態で開閉器がON状態(状態4という)に場合分けして説明する。
図5は、上述の通り、状態1を示す。状態1においては、前述したように、ONに移行させようとすると、係止用突起部2bとカム14の切り欠き溝14aが係合し、カム14の回動を阻止している為、外部操作ハンドル1をON位置に回動させることは出来ない。従って、例えば、作業者が点検等を行っている場合に、誤って、開閉器がON(導通状態)になることはなく、安全性が確保されている。
状態1において、扉を閉め、状態3に移行させる場合、止め板5におけるC面カット部5bが、インターロックレバー2の先端部(ベース盤1aの外周より延在している部分)を、図5に示す矢印C方向に回動させる。即ち、インターロックレバー2は回動軸2aを中心に矢印B方向に回動し、係止用突起部2bと切り欠き溝14aが係合を開放する。これらの動作によって、開閉器は状態3となる。従って、状態3においては、外部操作ハンドル1をON位置に回動させることが出来る。換言すれば、扉が閉まっている状態では、外部操作ハンドル1は自由に回動させることが出来る為、ON/OFFの切替操作は抑制されない。尚、扉が閉まっている状態では、上述の通り、インターロックレバー2の先端部は、図5に示す状態から、矢印C方向に所定の角度回動した位置(係止用突起部2bがカム14の外周端面14cに圧接された状態)に保持されている。又、当該状態において、インターロックレバー2の先端部とインターロック係合部5aは、図1に示す軸P方向にて、重なるように係合しており、これにより、扉を開けることが出来なくなっている。尚、このような構造は、公知技術である為、詳細な説明は省略する。
状態4においては、状態3と同様に、扉を開くことは出来ず、又、外部操作ハンドル1をOFF位置まで回動させることも出来る。
尚、状態3及び状態4、即ち、扉が閉状態においては、上述の通り、インターロックレバー2の先端部とインターロック係合部5aは、図1に示す軸P方向にて、重なるように係合しており、これにより、扉を開けることが出来なくなっているが、以下の動作を行うことにより、扉を開くことが出来る。
まず、状態3において、扉を開く為には、外部操作ハンドル1をOFF位置から更にON位置と反対方向に回動させる(リセットという)、即ち、図5に示す矢印Aと逆方向にカム14を回動させる。この際、カム14の回動により、インターロックレバー2は、カム14の外周端面14cに対し摺動しながら、矢印B方向に回動され、その結果、インターロック係合部5aとの係合が開放され、扉を開くことが可能となる。尚、当該構造も公知技術である故、詳細な説明は省略する。なお、リセット操作を行わなくても、レリース゛ピン13に所定の治具を差し込み、回動させ、インターロックレバー2を図5に示す矢印B方向に回動させることにより、インターロック係合部5aとの係合が開放され、扉を開くことも可能である。
次に、状態4において、扉を開く為には、レリース゛ピン13に所定の治具を差し込み、回動させ、インターロックレバー2を図5に示す矢印B方向に回動させることにより、インターロック係合部5aとの係合が開放され、扉を開くことが可能となる。尚、当該構造も公知技術である故、詳細な説明は省略する。
状態2は、安全面の確保から、通常は発生し得ない状態である。しかし、点検等の内容によっては、開閉器がON状態にて、点検したい場合もある。よって、状態2に移行させるには、状態4において、使用者の意志のもと、レリース゛ピン13を回動させ、インターロックレバー2の先端部とインターロック係合部5aとの係合を開放することにより、扉を開く(即ち、状態2に移行)ことが出来る。
図6は、この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルを備えた開閉器における外部操作ハンドルが閉時(ON)の位置で施錠されていない(ロックプレートが引き出されていない)場合の外観上面図、図7は、この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルを備えた開閉器における外部操作ハンドルが閉時(ON)の位置で施錠されている(ロックプレートが引き出されている)場合の外観上面図、図8は、この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルを備えた開閉器における外部操作ハンドルが開時(OFF)の位置で施錠されていない(ロックプレートが引き出されていない)場合の外観上面図、図9は、この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルを備えた開閉器における外部操作ハンドルが開時(OFF)の位置で施錠されている(ロックプレートが引き出されている)場合の外観上面図である。
以下、図6〜図9を用いて、ロックプレート10が引き出されている状態、即ち、引出部10aが持ち手部1bの内部から引き出されている状態、及び、ロックプレート10が引き出していない状態、即ち、持ち手部1bの内部に引出部10aの一部が収納され、一部が突出している状態について説明する。
10b、10cは、それぞれ、ロックプレート10の一部に形成された突出部からなる解除規制手段である。この突出部はロックプレート10の2個所にあり夫々レリース゛ピン13を覆う大きさに形成されている。
図6に示す通り、開閉器がON状態において、引出部10aの一部が持ち手部1bの内部に収納されている場合、解除規制手段10cはレリース゛ピン13を覆う位置にはなく、レリース゛ピン13は露出している。一方、図7に示す通り、開閉器がON状態において、引出部10aが持ち手部1bより引き出されている場合、解除規制手段10cはレリース゛ピン13を覆う位置にある。即ち、ロックプレート10の一部に形成された解除規制手段10cは、ロックプレート10(引出部10a)が引き出されていない場合は、レリース゛ピン13を覆わないような位置関係になるように形成され、且つ、ロックプレート10(引出部10a)が引き出されている場合は、レリース゛ピン13を覆うような位置関係になるように形成されている。よって、開閉器がON状態において、ロックプレート10(引出部10a)が引き出されている場合、レリース゛ピン13に治具を差し込み、インターロックレバー2を図5に示す矢印B方向に回動させることが出来ない為、開扉防止が出来る。
以上より、引出部10aを引き出し、ロック孔10dに、例えば、南京錠(図示せず)を取り付けることにより、引出部10aが持ち手部1bの内部に引き戻されることを完全に防止出来る。よって、使用者は、この状態において、扉を開ける為には、南京錠による施錠を取り外し、ロックプレート10を持ち手部1bの内部に引き戻して、レリース゛ピン13を露出させ、治具により、インターロックレバー2を図5に示す矢印B方向に回動させなければならず、いわゆる2重ロック構造となり、安全性が極めて高まる。
図8に示す通り、開閉器がOFF状態において、引出部10aの一部が持ち手部1bの内部に収納されている場合、解除規制手段10bはレリース゛ピン13を覆う位置にはなく、レリース゛ピン13は露出している。一方、図9に示す通り、開閉器がOFF状態において、引出部10aが持ち手部1bより引き出されている場合、解除規制手段10cはレリース゛ピン13を覆う位置にある。即ち、ロックプレート10の一部に形成された解除規制手段10bは、ロックプレート10(引出部10a)が引き出されていない場合は、レリース゛ピン13を覆わないような位置関係になるように形成され、且つ、ロックプレート10(引出部10a)が引き出されている場合は、レリース゛ピン13を覆うような位置関係になるように形成されている。よって、開閉器がOFF状態において、ロックプレート10(引出部10a)が引き出されている場合、レリース゛ピン13に治具を差し込み、インターロックレバー2を図5に示す矢印B方向に回動させることが出来ない為、開扉防止が出来る。(但し、この状態において、リセット操作すれば、開扉できることは前述した通りである。)
以上より、ロックプレート10を引き出し、ロック孔10dに、例えば、南京錠(図示せず)を取り付けることにより、ロックプレート10が持ち手部1bの内部に引き戻されることを完全に防止出来る。よって、使用者は、この状態において、扉を開ける為には、南京錠による施錠を取り外し、ロックプレート10を持ち手部1bの内部に引き戻して、レリース゛ピン13を露出させ、治具により、インターロックレバー2を図5に示す矢印B方向に回動させなければならず、いわゆる2重ロック構造となり、安全性が極めて高まる。
以上の通り、本実施の形態1における外部操作ハンドルを備えた開閉器は、ロックプレート10が引き出されると、解除規制手段10b或いは10cがレリース゛ピン13を覆うので、扉のロック解除が出来ない。即ち、開閉器がON状態/OFF状態のどちらにおいても、開扉防止が出来る。
尚、本実施の形態1においては、ロックプレート10は引出部10aと共に、樹脂にて一体に成形しているが、これに限られるものではない。例えば、更なる安全性向上を図る為、強固な解除規制手段10b、10cを得るべく、ロックプレート10は金属材料を切削することにより構成しても良い。又、前述のようなロックプレート10の全てを一体に金属材料で形成するまでもなく、解除規制手段10b、10cを形成する部分、即ち、引出部10a以外の部分を金属板のプレス加工で形成し、引出部10aと、例えば、嵌合接続させた構成でも良い。この構成によれば、強固な解除規制手段10b、10cを得るとともに、本実施の形態1の構成に比べてコスト高となることを抑制出来る。
実施の形態2.
図10は、この発明の実施の形態2におけるロックプレートの構造を示す平面図である。図10において、実施の形態1と同じ構成要素については、同一の符号を付しており、説明を省略する。110はロックプレート、15は一端がロックプレート110とピン16で回動するように結合され、板金で形成されたくの字状のリンク部材である。リンク部材15は回動軸18を中心に回動するように、外部操作ハンドル1の内部に保持されている。リンク部材15の他端には拡大部が一体に形成されている。この拡大部は解除規制手段15bの一例であり、実施の形態1の解除規制手段解除規10cと同じ機能を有する。
さらに、矩形状のプレートからなる解除規制手段15aが外部操作ハンドル1の内部に設置されている。この解除規制手段15aは本実施の形態1における解除規制手段10bと同じ機能を有する。この解除規制手段15aはロックプレート110の移動と連動して同方向に移動する。
図10は、実施の形態1の図6に相当する状態を示す。即ち、開閉器がONであり、ロックプレート110が引き出されていない状態を示す。この状態において、ロックプレート110を矢印Q方向に引き出すことによって、回動軸18を支点にリンク部材15が矢印R方向に回動して、リンク部材15の一部に形成された解除規制手段15bがレリース゛ピン(図示せず)を覆う。即ち、実施の形態1の図7に相当する状態となる。
同様に、図10に示す状態より、外部操作ハンドル1の持ち手部1bを、図10において反時計方向に90度回転させると、実施の形態1の図8に相当する状態となる。即ち、開閉器がOFFであり、ロックプレート110が引き出されていない状態となる。この状態において、ロックプレート110を矢印Q方向に引き出すことによって、リンク部材15の一部に形成された解除規制手段15aがレリース゛ピン(図示せず)を覆う。即ち、実施の形態1の図9に相当する状態となる。
以上の通り、リンク部材15を介して、直線運動を回動運動に変換する構成にすることにより、単純形状の金属部品(金属板をプレス加工)で連結出来るので、実施の形態1の効果にあわせ、解除規制手段が強固になり、安価で且つ安全性を高めることが出来る。特に、外部操作ハンドル1の外形が大きく、電流容量の大きい開閉器(例えば1000Aクラス)に使用するには、強固なロックが求められる為、本実施の形態2に示す構造は好ましい。
この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルの分解斜視図である。 この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルを備えた開閉器の外観斜視図である。 この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルを備えた開閉器を取り除いた外観側面図である。 この発明の実施の形態1におけるロックプレート、そのベース盤、ベース盤等の保持部材、保持部材と開閉器の接続部材のみを示した外観斜視図である。 この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルにおけるベース盤の裏面を示す外観平面図である。 この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルを備えた開閉器における外部操作ハンドルが閉時(ON)の位置で施錠されていない(ロックプレートが引き出されていない)場合の外観上面図である。 この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルを備えた開閉器における外部操作ハンドルが閉時(ON)の位置で施錠されている(ロックプレートが引き出されている)場合の外観上面図である。 この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルを備えた開閉器における外部操作ハンドルが開時(OFF)の位置で施錠されていない(ロックプレートが引き出されていない)場合の外観上面図である。 この発明の実施の形態1における外部操作ハンドルを備えた開閉器における外部操作ハンドルが開時(OFF)の位置で施錠されている(ロックプレートが引き出されている)場合の外観上面図である。 この発明の実施の形態2におけるロックプレートの構造を示す平面図である。
符号の説明
1 外部操作ハンドル
8 開閉器
10 ロックプレート
10b、10c 解除規制手段
10d ロック孔
13 レリース゛ピン(解除手段)
15 リンク部材
15a、15b 解除規制手段

Claims (3)

  1. 制御盤などに組込まれた開閉器の開閉用とってに係合して、前記制御盤の前面から外部操作ハンドルによる手動操作により前記開閉器を開閉するように構成されたものであり、前記外部操作ハンドルに出し入れできるように装着されるとともに、引き出したときに前記外部操作ハンドルの回動が阻止され、かつ、引き出された部分に操作ロック錠を取り付けるロック孔を有するロックプレートと、前記開閉器の閉時には前記制御盤の扉が開かないようにした扉ロック機構と、この扉ロック機構を解除するための解除手段とを備えた開閉器の外部操作ハンドルにおいて、
    前記ロックプレートの出し入れと連動し、前記ロックプレートを引き出したときには前記解除手段を覆い、前記ロックプレートが引き込まれたときには前記解除手段を露出させる解除規制手段を備えていることを特徴とする開閉器の外部操作ハンドル。
  2. 解除規制手段は、ロックプレートの一部で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の開閉器の外部操作ハンドル。
  3. 解除規制手段は、ロックプレートの出し入れに伴って回動するリンク部材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の開閉器の外部操作ハンドル。
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