JP4679481B2 - 開閉器の外部操作ハンドル装置 - Google Patents

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Description

この発明は、制御盤等に組み込まれた配線用遮断器や漏電遮断器等の開閉器を、制御盤等の前面外側から操作する開閉器の外部操作ハンドル装置に関するものである。
従来、配線用遮断器や漏電遮断器等の開閉器(以下、単に、開閉器と称する)によって電路の開閉を行った際に、その電路を開(以下、OFFと称する)若しくは閉(以下、ONと称する)状態に保持させるために、その開閉器の起倒形ハンドルに例えばハンドルロック装置等を装着して開閉器をOFF位置若しくはON位置にロックし、開閉器の操作を拘束することが知られている。これは、例えば、開閉器をOFF位置に拘束して、開閉器の負荷側電路の点検作業の安全確保や、開閉器をON位置に拘束して、重要な回路がOFF操作されないように給電を確保するために行われる。
一方、開閉器を例えば制御盤等に設置した場合、配線の都合上、制御盤等の奥側に開閉器が収納されて、開閉器の起倒形ハンドルが制御盤等の前面に露出しない構成になる場合がある。このような構成の場合には、制御盤等の前面外側から内部の開閉器を操作できる外部操作ハンドル装置を開閉器自体に付加し、制御盤等の前面外側からその外部操作ハンドル装置を操作して開閉器を開閉操作するに構成される。また、制御盤等の前面が扉になっている場合には、その扉に外部操作ハンドル装置を設け、扉を閉じたとき開閉器の起倒形ハンドルに外部操作ハンドル装置が係合して操作できるように構成される。
勿論、このように外部操作ハンドル装置を開閉器に装着した場合でも、その開閉器の操作を前述の目的で拘束することが必要な場合がある。一般的に、外部操作ハンドル装置は、手動操作可能な回動式ハンドル部を備えている。そこで、従来、その回動式ハンドル部にロックプレートを装着し、このロックプレートを用いてハンドル部の操作をロックできるように構成した装置が提案されている。この従来の装置に於けるロックプレートは、回動式ハンドル部に挿入及び引き出し可能に設けられ、回動式ハンドル部から引き出されたときに回動式ハンドル部の回動を阻止し、かつ、そのロックプレートの引き出された部分に設けられたロック孔に、南京錠等の操作ロック錠が取り付けられてロックされるよう構成されている。
ところで、通電状態にある開閉器に過電流が流れた場合に、開閉器が万一故障してトリップ動作しないと、その主接点が過電流の通電に伴う発熱で溶着し、通電状態のままになるという異常事態が発生することがある。このとき、主接点の溶着を知らないまま、開閉器をOFF操作しようとして回動式ハンドル部をOFF方向へ回動させた場合、開閉器の起倒形ハンドルがOFF方向へ倒れるのは止むを得ないとしても、回動式ハンドル部がOFF位置へ到達することは絶対に避けなければならない。そのため、主接点がON状態相当である限りは、ロックプレートの引き出しによるOFF位置での施錠ができないように構成し、回動式ハンドル部の位置による誤認識を防止し、特に負荷側の点検作業の安全確保を図る必要がある。
そこで、従来の開閉器の外部操作ハンドル装置では、回動式ハンドル部を連結軸及び操作ハンドルに分け、操作ハンドルをON位置からOFF位置への回動当初において、連結軸に対し「遊び」を持たせておくとともに、主接点の溶着時には、開閉器の引き外しばねの作用線がトグルリンク機構のデッドポイントを越えないことに着目することで、前述した「遊び」により、操作ハンドルがOFF位置にあっても、連結軸が追従しないため、ロックプレートを引き出すことができない構成としている(例えば、特許文献1参照)。この従来の装置によれば、主接点がON状態にある開閉器を、OFF状態であると誤認する恐れがない。
特開2002−25411号公報(第4頁右欄第43行〜第5頁左欄第14行)
開閉器を制御盤等に設置する際、開閉器に接続される電路の電源側導体、或いは負荷側導体の制御盤内に於ける配設レイアウトの関係上、例えば、開閉器の電源側端子が設けられている側(以下、電源側と称する)を電路の電源側導体側に向けた方が都合がよい場合がある。一般に、外部操作ハンドル装置に刻印、又は印刷された表示類は、電源側を上に向けた開閉器に付加した場合に合わせて設けられており、その際の回動式ハンドル部の回動は、時計の針に例えると、12時の位置がON、そこから反時計方向に廻し、9時の位置がOFFとなっている。そのため、電路の配置の関係から電源側を右向き(又は左向き)にして制御盤等に取り付けた開閉器では、前述した表示類が見難いのに加え、ONからOFFへの操作が3時から12時の位置(左向き取り付けでは、9時から6時の位置)となり、折角、制御盤等内に於ける開閉器の設置方向に自由度を持たせたとしても、外部から視認される回動式ハンドル部の向きが開閉器の設置方向に応じて変わるようであれば、美観上から、更には誤操作の可能性が高まる点等から好ましくないことは明白である。
従って、開閉器の設置方向に拘わらず、常に、開閉器のON位置では、操作ハンドルが12時の方向を向くよう、製造者側にて回動式ハンドル部(連結軸)と連結板の固着が、90度間隔で変えられるように構成される場合がある。ところが、この場合、引き出したロックプレートを係止させる係止部(特許文献1では符合33b)の位置を変えたハンドルベースを用意せねばならず、しかも、使用者側の要求仕様に応じてその都度組み立てるため、誤組立や誤発送の懸念が残る。又、電路をOFF状態でロックするOFFロックに加えて、電路をON状態でロックするONロックを可能とするON/OFFロックの場合、更にハンドルベースの種類が増えてしまい、外部操作ハンドルとしての標準化の阻害要因となっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、主接点溶着時のOFFロック防止機能を有すると共にONロック及びOFFロックの双方の機能を備えたいとする要求、及び主接点溶着時のOFFロック防止機能を有すると共にOFFロック機能のみを備えたいとする要求の、何れの要求にも対応できる開閉器の外部操作ハンドル装置を得ることを目的とするものである。
この発明に係る開閉器の外部操作ハンドル装置は、制御盤等の筐体内に設置された開閉器の開閉操作を前記筐体の外部から行うようにした開閉器の外部操作ハンドル装置であって、トグルリンク機構を介して接点の開閉を行う前記開閉器の起倒形ハンドルに係合し前記起倒形ハンドルの移動に連動して移動するハンドル係合手段と、前記筐体の外部に露出し前記ハンドル係合手段に連結して前記ハンドル係合手段の移動に連動して回動軸を中心に回動する操作ハンドルと、前記操作ハンドルに設けられ前記回動軸の軸心に対してほぼ垂直方向に移動可能に構成されたロック部材と、前記操作ハンドルに対して前記回動軸の軸心を中心とする相対的角度位置が可変に設けられ、前記相対的角度位置が所定位置であるとき前記ロック部材と係合して前記操作ハンドルの回動を阻止し得るロック位置設定手段とを備え、前記ハンドル係合手段は、前記開閉器の起倒形ハンドルの移動に連動して直線移動を行うよう前記起倒形ハンドルに係合し、前記操作ハンドルは、前記ハンドル係合手段に係合して前記ハンドル係合手段の直線移動に対応して回転する操作板を介して前記ハンドル係合部に連結され、前記操作板は、前記操作ハンドルに着脱自在に固定されると共にその固定方向を変更し得るよう構成され、 前記操作板の固定方向の変更により前記操作ハンドルと前記開閉器との前記相対的角度位置の変更を行うようにしたことを特徴とするものである。
この発明に係る開閉器の外部操作ハンドル装置は、操作ハンドルに設けられ回動軸の軸心に対してほぼ垂直方向に移動可能に構成されたロック部材と、前記操作ハンドルに対して前記回動軸の軸心を中心とする相対的角度位置が可変に設けられ、前記相対的角度位置が所定位置であるとき前記ロック部材と係合して前記操作ハンドルの回動を阻止し得るロック位置設定手段とを備え、前記ハンドル係合手段は、前記開閉器の起倒形ハンドルの移動に連動して直線移動を行うよう前記起倒形ハンドルに係合し、前記操作ハンドルは、前記ハンドル係合手段に係合して前記ハンドル係合手段の直線移動に対応して回転する操作板を介して前記ハンドル係合部に連結され、前記操作板は、前記操作ハンドルに着脱自在に固定されると共にその固定方向を変更し得るよう構成され、前記操作板の固定方向の変更により前記操作ハンドルと前記開閉器との前記相対的角度位置の変更を行うよう構成されているので、開閉器の外部操作ハンドル装置を構成する部品を交換することなく、使用者側の複数の要求仕様に対応することができるので、外部操作ハンドルの製造コスト低減が可能である。

実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に於ける開閉器の外部操作ハンドル装置を示す分解斜視図、図2は、その外部操作ハンドル装置を開閉器に取り付けた状態を示す部分断面側面図、図3は、外部操作ハンドル装置の回動式ハンドル部を示す説明図で、(a)はロックプレートの引き出し前を示す正面図、(b)はその右側面図、(c)はロックプレートの引き出し後を示す正面図である。図4は、正面プレート部の筒体に中駒部を収納した状態を示す平面図である。
図1乃至図4に於いて、開閉器の外部操作ハンドル装置101は、大別して、回動式ハンドル部1と、正面プレート2と、中間フレーム3と、スライダー4と、ひねりバネ5と、主フレーム6とから構成されている。この開閉器の外部操作ハンドル装置101は、図2に示すように制御盤等(図示せず)に設置された配線用遮断器等の開閉器102に固定され、ハンドル係合手段であるスライダー4の係合穴4bが開閉器102の起倒形ハンドル102aに係合する。
開閉器102は、実施の形態1の場合では図2に示す右側端部に電源側端子(図示せず)を備え、左側端部に負荷側端子(図示せず)を備えている。開閉器102は、周知のように固定接点と可動接点を有し、起倒形ハンドル102aを図2に示す起立したON位置に操作することにより、トグル機構を備えた操作機構を介して可動接点が固定接点に接触して閉(以下、ONと称する)状態となり、起倒形ハンドル102aを図2の左方向へ倒したOFF位置へ操作することにより、トグル機構を備えた操作機構を介して可動接点が固定接点から離反して開(以下、OFFと称する)状態となる。又、過電流等が流れた時や漏電電流が流れた時にトリップ動作により自動的にOFF状態とする引外し手段を備えており、この引外し手段のトリップ動作によりOFF状態とされたときは、起倒形ハンドル102aはON位置とOFF位置の中間位置であるトリップ位置に移動する。開閉器102をトリップ状態から再度ON状態とする操作は、起倒形ハンドル102aを、一旦、OFF位置から更に図2の左方向のリセット位置へ移動させて引外し手段をリセットして後、起倒形ハンドル102aを右方のON位置へ移動させることで行われる。
もし、開閉器102に設けられている引外し手段が故障した場合、回路に過電流が流れても引外し手段が動作せず、従って主接点である固定接点と可動接点とが過電流により溶着することがある。この場合、引外し手段が動作していないので、起倒形ハンドル102aはON位置のままとなるが、手動でその起倒形ハンドル102aをOFF位置へ移動させようとしても、OFF位置へ到達させることができない構成となっている。
開閉器の外部操作ハンドル装置101に於いて、回動式ハンドル部1は、図2に示す開閉器102の開閉操作を制御盤等(図示せず)の筐体の前面外側から手動で行うための操作ハンドル11と、このハンドル11と一体に形成された回動軸11aを備えている。操作ハンドル11の一方の側部には溝11bが設けられている。ロックプレート14は、一部分が操作ハンドル11の溝11b内に格納されるよう操作ハンドル11に装着されている。又、ロックプレート14は、回動軸11aの軸方向に対して垂直方向に移動可能に設けられている。ロックプレート14は、図3の(a)に示すように、ロックプレート14を貫通するロック孔14aと、操作ハンドル11の軸方向に突出したロック片14bと、バネ用貫通孔14cとを備えている。ロックプレート14とそのロック片14bは、ロック部材を構成している。
ピン15は、ロックプレート14のバネ用貫通孔14bを貫通して操作ハンドル11に固定されている。このピン15とバネ用貫通穴14cの壁部との間に圧縮バネ16が設けられており、ロックプレート14は、その圧縮バネ16の反力により操作ハンドル11の溝11b内に収納される方向に常時付勢され、通常時には図3の(a)に示すように、ロックプレート14の一部分は操作ハンドル11の溝11b内に格納されている。手動により、圧縮バネ16の反力に逆らって、ロックプレート14を図3の(c)に示す矢印方向に引き出せば、ロックプレート14のロック孔14aが操作ハンドル11の溝11bから完全に露出し、後述するようにそのロック孔14aに南京錠103を差込むことにより、ロックプレート14をその位置に保持してロックすることができる。
正面プレート2は、軸方向に貫通穴を備えた筒体20を有するフレーム部22と、操作ハンドル11の回動軸11aを回動可能に軸支する軸受21aを備えたロック位置設定手段としての中駒部21とにより構成されている。中駒部21は、筒体20の貫通穴に着脱自在に収納され、フレーム部22から分離することが可能である。フレーム部22の筒体20の内周面部には、回動軸11aの軸心の周りに90度間隔で配置される第1の嵌合凸部22b1と、第2の嵌合凸部22b2と、第3の嵌合凸部22b3と、第4の嵌合凸部22b4とが設けられている。これらの第1〜第4の嵌合凸部22b1〜22b4は、フレーム部側嵌合手段を構成している。これらの嵌合凸部のうち、第1の嵌合凸部22b1には、後述するレリーズピン32に嵌合するガイド孔22aが設けられている。
中駒部21の軸方向の一端面210の外周部には、中駒部21の軸心の周りに90度間隔で配置された第1の嵌合凹部21b1と、第2の嵌合凹部21b2と、第3の嵌合凹部21b3と、第4の嵌合凹部21b4とが設けられている。これらの第1〜第4の嵌合凹部21b1〜21b4は、ロック位置設定手段側嵌合手段を構成している。中駒部21は、第1〜第4の嵌合凹部21b1〜21b4と第1〜第4の嵌合凸部22b1〜22b4とを夫々嵌合させた状態で筒部20の貫通穴内に収納される。中駒部21の第1〜第4の嵌合凹部21b1〜21b4と、筒体20の第1〜第4の嵌合凸部22b1〜22b4とは、夫々の軸心の周りに90度間隔で設けられているので、係合させるそれらの対応位置を変えることにより、中駒部21と筒体20との相対的位置を軸心の周りに90度間隔で変えることができる。
中駒部21の一端面210の表面には、軸受21aを包囲する環状の案内溝21dが設けられており、ロックプレート14に設けられたロック片14bはこの案内溝21dに摺動自在に係合する。又、図4にも明確に示すように、中駒部21の一端面210には、第1の嵌合凹部21b1と第4の嵌合凹部21b4との略中間部に設けられた第1のガイド21eと、第1の嵌合凹部21b1と第2の嵌合凹部21b2との略中間部に設けられた第2のガイド21fと、第2の嵌合凹部21b2と第3の嵌合凹部21b3との略中間部に設けられた第3のガイド21gとが設けられている。第1のガイド21e、第2のガイド21f、第3のガイド21gの夫々の底面は、案内溝21dの底面と同一平面上で連続するよう構成されている。第1のガイド21eと第3のガイド21gとは、中駒部21の軸心を中心としてほぼ180度の間隔で設けられている。
又、中駒部21の一端面210に於いて、第3の嵌合凹部22b3と第4の嵌合凹部22b4との間には、案内溝21dの外周壁を構成する第1の遮蔽壁21c1が設けられている。案内溝21dの外周壁を構成する第2の遮蔽壁21c2は、第1のガイド21eを反時計方向にほぼ中間部まで覆うよう設けられ、更に、案内溝21dの外周壁を構成する第3の遮蔽壁21c3は、第3のガイド21gを反時計方向にほぼ中間部まで覆うように設けられている。第2の遮蔽壁21c2と第3の遮蔽壁21c3の周方向の長さは、図1に示すように寸法aに設定されている。第1〜第3の遮蔽壁21c1〜21c3は、ロックプレート14のロック片14bが、案内溝21dから中駒部21の軸心に対して垂直方向外側に移動するのを防止する遮蔽壁を構成している。第1の遮蔽壁21c1と第2のガイド21fとは、中駒部21の軸心を中心としてほぼ180度の間隔で設けられ、第2の遮蔽壁21c2と第3の遮蔽壁21c3とは、中駒部21の軸心を中心としてほぼ180度の間隔で設けられている。
詳細については後述するが、開閉器102のOFF位置では、ロックプレート14のロック片14bは第2の遮蔽壁21c2又は第2の遮蔽壁21c3に当接して中駒部21の軸心に対して垂直方向外側に移動することはできないが、操作ハンドル11をOFF位置から更に反時計方向に僅かに回動させてリセット位置へ移動させることにより、ロック片14bは、第2の遮蔽壁21c2又は第2の遮蔽壁21c3から外れ、第1のガイド21e又は第3のガイド21g内に移動することができる。従って、このリセット位置ではロックプレート14を操作ハンドル11から引き出すことができ、後述するように、ロックプレート14を南京錠103(図3参照)による施錠することが可能となる。この状態で操作ハンドル11をリセット位置からOFF位置へ移動させても、ロック片14bは第1のガイド21e又は21gと係合したまま移動しその係合は継続される。
又、開閉器102のON位置で、ロックプレート14のロック片14bが第2のガイド21fに対応しているときは、ロック片14bは第2のガイド21f内に移動することができ、ロックプレート14を南京錠103(図3参照)による施錠することが可能となる。以上のことから、第1のガイド21e及び第3のガイド21gをOFF用ガイド、第2のガイド21fをON用ガイドと称することもある。
中駒部21には、その軸方向に延びる複数の凸条体21hが設けられている。これらの凸条体21hの端縁は、中駒部21がフレーム部22の筒体20の貫通穴の内部に挿入されたとき、筒体20の内周面に当接して中駒部21を筒体20内で安定させる。
正面プレート2の基台となる中間フレーム3は、正面プレート2のフレーム部22の底面に配置される。中間フレーム3には、その切欠き穴3cから挿入され先端部が操作板13の長孔13cに係合するインターロックプレート31と、インターロックプレート31のロックを解除して制御盤の開扉時のON操作を可能とするレリーズピン32と、このレリーズピン32をインターロックプレート31に係合させた後にレリーズピン32に締着されるネジ33とが具備される。
インターロックプレート31は、扉ロック機構を構成し、操作ハンドル11がON位置にあるときは制御盤の扉を開かないようにロックすると共に、制御盤の開扉時には操作ハンドル11のON操作を禁止する。レリーズピン32は、正面プレート2の前面からそのガイド孔22aに挿入され、インターロックプレート31の係合穴31aに係合した状態でネジ33により締結される。開閉器102のON時に於ける扉ロックの解除は、レリーズピン32を回動しててインターロックプレート31を回動させ制御盤の扉開閉機構(図示せず)のロックを解くことにより行われる。この扉ロックの解除は、開扉時のON操作を可能とする。
尚、ロックを解除して開扉時のON操作を可能とする場合、特に使用者側の要求に応じて、開閉器のOFF位置(後述するが、回動式ハンドル部1の図1に示す位置に相当)でロックを解除するケース、或いはリセット位置(図1の回動式ハンドル部1をさらに反時計方向に回動させた位置に相当)でロックを解除するケースの2種類が知られているが、これらに対応するために、インターロックプレート31を、その都度、例えば製造者側にてインターロックプレート31を交換することは得策ではない。そこで、図1に示すように、レリーズピン32が係合するインターロックプレート31の係合孔31aを、隣合う2つの係合孔で構成し、インターロックプレート31を中間フレーム3に具備させる際、この2つの係合孔のうち何れかを選択してレリーズピン32に係合させることで、回転ストロークを調整し、前述した2種類に対応できるようにしている。これにより、インターロックプレート31は1種類でよく、外部操作ハンドルの標準化に繋がる。
操作板13は、一方の表面に突出するピン13aを備えている。この操作板13は、そのほぼ中央部のネジ用孔13bを有し、このネジ用孔13bを貫通して操作ハンドル11の回動軸11aに螺合するネジ12により操作ハンドル11と一体に固定される。操作板13と操作ハンドル11との固定角度は、ネジ12を中心として変更することが可能である。ひねりバネ5は、中間フレーム3と操作板13との間に設けられ、その一端が中間フレーム3に固定され、他端が操作板13に固定される。このひねりバネ5により、操作ハンドル11及び操作板13は、正面プレート2及び中間フレーム3に対して常時所定方向の付勢力を受けることになるが、このひねりバネ5の作用については後述する。
スライダー4は、操作板13に設けられたピン13aと摺動自在に係合する長穴4aを備え、両側部に設けられたレール受部4c1、4c2が、主フレーム6の一対のガイドレール6b1、6b2に夫々摺動自在に係合する。従って、操作板13を時計方向に回動させればスライダー4はガイドレール6a1、6a2に沿って図1の上方向に移動し、操作板13bを反時計方向に回動させればスライダー4はガイドレール6a1、6a2に沿って図1の下方向に移動する。
図2に示すように、中間フレーム3の取付足3a、3bは、ネジ7a、7bにより主フレーム6に固定される。主フレーム6は、前述したように制御盤の内部に設置された開閉器102の上面部に固定される。このとき、開閉器102の起倒形ハンドル102aは、スライダー4の係合穴4bに係合する。従って、起倒形ハンドル102aは、ガイドレール6a1、6a2を移動するスライダー4により、図2に示すON位置、又は図2の左方のOFF位置に駆動される。又、開閉器102が過電流等によりトリップした場合、その起倒形ハンドル102aはON位置とOFF位置とのほぼ中間の位置であるトリップ位置へ移動するが、このときスライダー4は、その起倒形ハンドル102aに駆動されてガイドレール6a1、6a2のほぼ中間位置まで移動する。
ひねりバネ5は、一端が中間フレーム3に固定され、他端が操作板13に固定されて中間フレーム3と操作板13との間に設けられる。このひねりバネ5は、操作板13を介して操作ハンドル11をトリップ位置側へ常時付勢する。従って、ひねりバネ5の付勢力は、操作ハンドル11をON位置からOFF位置の方向、及びOFF位置からON位置の方向への回転作動力に対する助勢力として作用すると共に、スライダー4の係合穴4bと起倒形ハンドル102aとの間で生じる隙間を、ONまたはOFF方向に付勢して除去する作用を成すものである。このように、ひねりバネ5により、操作ハンドル11のONまたはOFF方向への付勢力が助勢されるため、外部操作ハンドル装置101の外形をコンパクト化することができる。
実施の形態1では、正面プレート2、中間フレーム3、及び主フレーム6により、外部操作ハンドル装置のフレームを構成しているが、正面プレート2、中間フレーム3、及び主フレーム6は実施の形態1のような別体である必要はなく、これらのうちの何れか2つ、又は全てを、一体に構成したフレームとしてもよい。
開閉器の外部操作ハンドル装置101は、図2に示すように組み立てられた状態では、操作ハンドル11を手動により、時計方向、又は反時計方向にほぼ90度の範囲で回動させることができる。操作ハンドル11と操作板13とはネジ12により固定されているので、操作ハンドル11の回動により操作板13も同時に回動し、その回動がスライダー4により直線移動に変換される。このスライダー4の直線移動により開閉器102の起倒形ハンドル102aが操作され、開閉器102がON又はOFFとされる。
次に、以上のように構成された開閉器の外部操作ハンドル装置101に於いて、操作ハンドル11を開閉器102のON位置でロックするONロックの構成、及び操作ハンドル11を開閉器102のOFF位置でロックするOFFロックの構成、並びに開閉器102の故障による主接点の溶着時に操作ハンドル11のOFFロックを防止するOFFロック防止の構成について、夫々詳細に説明する。
開閉器の外部操作ハンドル装置101は、制御盤の使用者の要求等により、操作ハンドル11をONロック又はOFFロックの何れにも設定できる構成(以下、ON/OFFロックと称する)と、操作ハンドル11をOFFロックのみに設定できる構成(以下、OFFロックと称する)との何れにも構成することができる。そしてこれらの何れの構成の場合にも、開閉器102の故障によりその主接点が溶着してONのままとなった場合は、操作ハンドル11のOFFロックを防止するOFFロック防止機能を備える。
図5は、ON/OFFロックを可能とする構成(b1)〜(b4)と、OFFロックのみを可能とする構成(c1)〜(c4)とを、開閉器の取付方向(a1)〜(a4)に対応して示す説明図である。(a1)は、開閉器102の起倒形ハンドル102aの操作方向が垂直方向で且つON位置が上方(以下、12時の位置と称する)である場合を示し、(a2)は、起倒形ハンドル102aの操作方向が水平方向でON位置が左方(以下、9時の位置と称する)である場合を示し、(a3)は、起倒形ハンドル102aの操作方向が垂直方向でON位置が下方(以下、6時の位置と称する)である場合を示し、(a4)は、起倒形ハンドル102aの操作方向が水平方向でON位置が右方(以下、3時の位置と称する)である場合を示している。
先ず、開閉器102の取付け方向が(a1)である場合に於いて、ON/OFFロックを可能とする構成(b1)について説明する。開閉器の取付方向が(a1)の場合、その取付け方向に対応して主フレーム6、中間フレーム3、正面プレート2は、夫々図1に示す配置となる。この配置に於いて、正面プレート2に対する中駒部21と操作ハンドル11との組込みは、以下のように行う。即ち、先ず、操作ハンドル11の回動軸11aに操作板13を固定しているネジ12を緩めて操作ハンドル11を正面プレート2から外す。次に、中駒部21の第1の嵌合凹部21b1が筒体20の第1の嵌合凸部22b1に対応するように筒体20に対する中駒部21の位置決めを行い、その状態で夫々対応する嵌合凹部21b1〜21b4と嵌合凸部22b1〜22b4とを嵌合させて中駒部21を筒体20内に収納する。
次に、操作ハンドル11を中駒部21の軸受21aに挿入し、ネジ12により操作ハンドル11の回動軸11aと操作板13とを固定する。このとき、開閉器102の起倒形ハンドル102aがON位置のとき操作ハンドル11の反ロックプレート側11cが正面プレート2の12時の位置に合致し、起倒形ハンドル102aがOFF位置のとき操作ハンドル11の反ロックプレート側11cが正面プレート2の9時の位置に合致するよう、操作ハンドル11と操作板13との固定方向が設定される。ロックプレート14のロック片14bは、操作ハンドル11を正面プレート2に組込むことにより、中駒部21の案内溝21dに係合される。
図5の(b1)の構成に於いて、操作ハンドル11の反ロックプレート側11cを、12時に位置であるON位置から反時計方向に90度回転させて9時の位置であるOFF位置とすれば、操作板13に係合するスライダー4により開閉器102の起倒形ハンドル102aはON位置からOFF位置へ駆動されて開閉器102はOFFとなる。操作ハンドル11の反ロックプレート側11cをOFF位置から時計方向に90度回動してON位置とすれば、起倒形ハンドル102aはON位置に駆動されて開閉器102はONとなる。
操作ハンドル11の反ロックプレート側11cがON位置にあるとき、即ち開閉器102がONのとき、操作ハンドル11に装着されたロックプレート14は、ON位置に対して180度異なる位置である時計の6時の位置にあり、ロックプレート14のロック片14bは、中駒部21の第2のガイド21fに対応した位置にある。従って、ロックプレート14を手動により操作ハンドル11の外側方向に引けば、そのロック片14bが案内溝21dから第2のガイド21f内に移動し、ロックプレート14を操作ハンドル11の溝11bから引き出すことができる。図6の(b)に、そのロックプレート14を引き出した状態を模式的に示している。
ロックプレート14が操作ハンドル11から引き出されると、ロックプレート14のロック孔14aは、図3の(c)に示すように操作ハンドル11の溝11bから完全に露出するので、このロック孔11aに南京錠103を差し込むことにより、ロックプレート14が操作ハンドル11の溝11b内に戻らないようにすることができる。これにより、外部操作ハンドル装置はONロックされたこととなる。この状態で操作ハンドル11をOFF位置へ回動させようとしても、ロックプレート14のロック片14bが中駒部21の第2のガイド21fの壁部21f1に当接するので、回動させることができず、開閉器102はON状態にロックされる。
次に、操作ハンドル11の反ロックプレート側11aがOFF位置にあるとき、即ち開閉器102がOFF状態にあるとき、操作ハンドル11に装着されたロックプレート14は、OFF位置に対して180度異なる位置である時計の3時の位置にあり、ロックプレート14のロック片14bは、中駒部21の第2の遮蔽壁21c2に対応した位置にある。従って、この状態ではロックプレート14を操作ハンドル11から引き出すことはできない。
操作ハンドル11をOFF位置から更に反時計方向に回動させてリセット位置に対応させると、ロックプレート11のロック片11bは第2の遮蔽壁21c2から外れて第1のガイド21eに対応することになる。この状態で手動にてロックプレート14を操作ハンドル11の外側方向に引けば、そのロック片14bが案内溝21dから第1のガイド21e内に移動し、ロックプレート14を操作ハンドル11から引き出すことができる。図6の(a)に、そのロックプレート14を引き出した状態を模式的に示している。リセット位置にある操作ハンドル11から手を放せば、操作ハンドル11はOFF位置へ戻るが、このときロックプレート14のロック片14bは、第1のガイド21e内を時計方向に移動して第2の遮蔽壁21c2の裏側に至り、ロックプレート14は操作ハンドル11から引き出されたままとなる。
この状態でロック孔11aに南京錠103を差し込んで施錠することにより、操作レバー11はOFFロックされ、操作ハンドル11をON位置へ回動させようとしても、ロックプレート14のロック片14bが中駒部21の第1のガイド21eの壁部に当接するので、操作ハンドル11を回動させることができず開閉器102はOFF状態にロックされる。
次に、電路に過電流が流れ、開閉器102の引外し手段のトリップ動作により可動接点が固定接点から引き外されてOFFとなった場合について説明する。この場合、開閉器102の起倒形ハンドル102aは、トリップ動作と同時に、ON位置とOFF位置とのほぼ中間位置に移動する。この起倒形ハンドル102aの移動により、スライダー4及び操作板13を介して操作ハンドル11は反時計方向に駆動され、操作ハンドル11の反ロックプレート側11cの位置は、ON位置とOFF位置のほぼ中間位置であるトリップ位置まで移動して停止する。このとき、操作レバー11に設けられているロックプレート14は、図5の(b1)に示す中駒部21の第2の遮蔽壁21c2に対応した位置となる。従って、ロックプレート14のロック片14bは、第2の遮蔽壁21c2により遮蔽され、ロックプレート14を操作ハンドル11の溝11bから引き出すことができない。これにより、トリップ位置での操作ハンドル11のロックは防止される。
一旦OFFとされた開閉器102を再度ONとするには、ロックプレート14の施錠を解いてロックプレート14を操作ハンドル11に戻し、操作ハンドル11をOFF位置から時計方向に回動させてON位置に移動させれば、開閉器102の起倒形ハンドル102aがON位置へ移動され開閉器102はONとなる。
次に、図5の(b1)の構成による外部操作ハンドル装置に於いて、開閉器102の引外し手段が故障し電路に過電流が流れてもトリップ動作が行われず、開閉器101の固定接点と可動接点とが過電流の通電に伴う発熱で溶着し、ON状態のままとなる異常事態が発生した場合について説明する。この場合、前述したように開閉器101の起倒形ハンドル101aはON位置のままとなり、操作ハンドル11の位置もON位置のままとなる。このとき手動で操作ハンドル11を反時計方向に回動させても、開閉器101の内部の操作機構の構造上、起倒形ハンドル102aをせいぜいトリップ位置程度までしか移動することができず、しかも操作ハンドル11から手を離せば、開閉器101の操作機構に設けられているバネ手段による強力な付勢力によりON位置に戻されることになる。従って、操作ハンドル11を、トリップ位置へ移動させることはできず、OFFロックが防止される。
次に、開閉器102の取付け方向が(a2)である場合に於いて、ON/OFFロックを可能とする構成(b2)について説明する。開閉器の取付方向が図5の(a2)の場合、その取付け方向に対応して主フレーム6、中間フレーム3、正面プレート2は、夫々図1に示す配置から反時計方向に90度回転した状態での配置となる。この配置の場合、中駒部21の第4の嵌合凹部21b4が筒体20の第1の嵌合凸部22b1に対応するように筒体20に対する中駒部21の位置決めを行い、その状態で夫々対応する嵌合凹部21b1〜21b4と嵌合凸部22b1〜22b4とを嵌合させて中駒部21を筒体20内に収納する。操作ハンドル11の正面プレート2への装着、及び操作ハンドル11と操作板13との固定作業については、前述した(b1)の構成の場合と同様である。
次に、開閉器102の取付け方向が(a3)である場合に於いて、ON/OFFロックを可能とする構成(b3)について説明する。開閉器の取付方向が図5の(a3)の場合、その取付け方向に対応して主フレーム6、中間フレーム3、正面プレート2は、夫々図1に示す配置から反時計方向に180度回転した状態での配置となる。この配置の場合、中駒部21の第3の嵌合凹部21b3が筒体20の第1の嵌合凸部22b1に対応するように筒体20に対する中駒部21の位置決めを行い、その状態で夫々対応する嵌合凹部21b1〜21b4と嵌合凸部22b1〜22b4とを嵌合させて中駒部21を筒体20内に収納する。操作ハンドル11の正面プレート2への装着、及び操作ハンドル11と操作板13との固定作業の仕方については、前述した(b1)の構成の場合と同様である。
次に、開閉器102の取付け方向が(a4)である場合に於いて、ON/OFFロックを可能とする構成(b4)について説明する。開閉器の取付方向が図5の(a4)の場合、その取付け方向に対応して主フレーム6、中間フレーム3、正面プレート2は、夫々図1に示す配置から反時計方向に270度回転した状態での配置となる。この配置の場合、中駒部21の第2の嵌合凹部21b2が筒体20の第1の嵌合凸部22b1に対応するように筒体20に対する中駒部21の位置決めを行い、その状態で夫々対応する嵌合凹部21b1〜21b4と嵌合凸部22b1〜22b4とを嵌合させて中駒部21を筒体20内に収納する。操作ハンドル11の正面プレート2への装着、及び操作ハンドル11と操作板13との固定作業については、前述した(b1)の構成の場合と同様である。
以上のべた図5の(b2)〜(b4)の何れの構成に於いても(b1)の構成の場合と同様に、操作ハンドル11の反ロックプレート側11cを、12時に位置であるON位置から反時計方向に90度回転させて9時の位置であるOFF位置とすれば、操作板13に係合するスライダー4により開閉器102の起倒形ハンドル102aはON位置からOFF位置へ駆動されて開閉器102はOFFとなる。操作ハンドル11の反ロックプレート側11cをOFF位置から時計方向に90度回動してON位置とすれば、起倒形ハンドル102aはON位置に駆動されて開閉器102はONとなる。
又、図5の(b2)〜(b4)の何れの構成に於いても、ロックプレート14と中駒部21との相対的位置関係は、前述した図5の(b1)の構成の場合と同一である。従って、(b2)〜(b4)に示す構成による外部操作ハンドル装置に於いて、そのON/OFFロックの動作、開閉器102の引外し手段のトリップ動作により可動接点が固定接点から引き外された場合に於ける操作ハンドル11のロック防止の動作、一旦OFFとされた開閉器102を再度ONとする動作は、前述した図5の(b1)の配置構成による夫々の動作と同様である。又、開閉器102の引外し手段が故障し、開閉器102の主接点が溶着してON状態のままとなる異常事態が発生した場合にOFFロックを防止する動作についても、図5の(b1)の構成による夫々の動作と同様である。
次に、開閉器102の取付け方向が(a1)である場合に於いて、OFFロックのみを可能とする構成(c1)について説明する。開閉器の取付方向が(a1)の場合、中駒部21の第3の嵌合凹部21b3が筒体20の第1の嵌合凸部22b1に対応するように筒体20に対する中駒部21の位置決めを行い、その状態で夫々対応する嵌合凹部21b1〜21b4と嵌合凸部22b1〜22b4とを嵌合させて中駒部21を筒体20内に収納する。操作ハンドル11の正面プレート2への装着、及び操作ハンドル11と操作板13との固定作業については、前述した(b1)の構成の場合と同様である。
図5の(c1)の構成に於いて、操作ハンドル11の反ロックプレート側11cがON位置にあるとき、即ち開閉器102がONのとき、操作ハンドル11に装着されたロックプレート14は、ON位置に対して180度異なる位置である時計の6時の位置にあり、ロックプレート14のロック片14bは、中駒部21の第1の遮蔽壁21c1に対応した位置にある。従って、ロックプレート14を操作ハンドル11から引き出すことができず、ONロックは防止される。図7の(b)に、その状態を模式的に示している。
次に、操作ハンドル11の反ロックプレート側11aがOFF位置にあるとき、即ち開閉器102がOFF状態にあるとき、操作ハンドル11に装着されたロックプレート14は、OFF位置に対して180度異なる位置である時計の3時の位置にあり、ロックプレート14のロック片14bは、中駒部21の第3の遮蔽壁21c3に対応した位置にある。従って、この状態ではロックプレート14を操作ハンドル11から引き出すことはできない。
操作ハンドル11をOFF位置から更に反時計方向に回動させてリセット位置に対応させると、ロックプレート11のロック片11bは第3の遮蔽壁21c3から外れて第3のガイド21gに対応することになる。この状態で手動にてロックプレート14を操作ハンドル11の外側方向に引けば、そのロック片14bが案内溝21dから第3のガイド21g内に移動し、ロックプレート14を操作ハンドル11から引き出すことができる。図7の(a)に、そのロックプレート14を引き出した状態を模式的に示している。リセット位置にある操作ハンドル11から手を放せば、操作ハンドル11はOFF位置へ戻るが、このときロックプレート14のロック片14bは、第3のガイド21g内を時計方向に移動して第3の遮蔽壁21c3の裏側に至り、ロックプレート14は操作ハンドル11から引き出されたままとなる。
この状態でロック孔11aに南京錠103を差し込んで施錠することにより、操作レバー11はOFFロックされ、操作ハンドル11をON位置へ回動させようとしても、ロックプレート14のロック片14bが中駒部21の第3のガイド21gの壁部に当接するので、回動させることができず開閉器102はOFF状態にロックされる。
次に、電路に過電流が流れ、開閉器102の引外し手段のトリップ動作により可動接点が固定接点から引き外されてOFFとなった場合について説明する。この場合、開閉器102の起倒形ハンドル102aは、トリップ動作と同時に、ON位置とOFF位置とのほぼ中間位置に移動する。この起倒形ハンドル102aの移動により、スライダー4及び操作板13を介して操作ハンドル11は反時計方向に駆動され、操作ハンドル11の反ロックプレート側11cの位置は、ON位置とOFF位置のほぼ中間位置であるトリップ位置まで移動して停止する。このとき、操作レバー11に設けられているロックプレート14は、図5の(c1)に示す中駒部21の第3の遮蔽壁21c3に対応した位置となる。従って、ロックプレート14のロック片14bは、第3の遮蔽壁21c3により遮蔽され、ロックプレート14を操作ハンドル11の溝11bから引き出すことができない。これにより、トリップ位置での操作ハンドル11のロックは防止される。
一旦OFFとされた開閉器102を再度ONとするには、ロックプレート14の施錠を解いてロックプレート14を操作ハンドル11に戻し、操作ハンドル11をOFF位置から時計方向に回動させてON位置に移動させれば、開閉器102の起倒形ハンドル102aがON位置へ移動され開閉器102はONとなる。
次に、図5の(c1)の構成による外部操作ハンドル装置に於いて、開閉器102の引外し手段が故障し電路に過電流が流れてもトリップ動作が行われず、開閉器101の固定接点と可動接点とが過電流の通電に伴う発熱で溶着し、ON状態のままとなる異常事態が発生した場合について説明する。この場合、前述したように開閉器101の起倒形ハンドル101aはON位置のままとなり、操作ハンドル11の位置もON位置のままとなる。このとき手動で操作ハンドル11を反時計方向に回動させても、開閉器101の内部の操作機構の構造上、起倒形ハンドル102aをせいぜいトリップ位置程度までしか移動することができず、しかも操作ハンドル11から手を離せば、開閉器101の操作機構に設けられているバネ手段による強力な付勢力によりON位置に戻されることになる。従って、操作ハンドル11を、トリップ位置へ移動させることはできず、OFFロックが防止される。
次に、開閉器102の取付け方向が(a2)である場合に於いて、OFFロックのみを可能とする構成(c2)について説明する。開閉器の取付方向が図5の(a2)の場合、その取付け方向に対応して主フレーム6、中間フレーム3、正面プレート2は、夫々図1に示す配置から反時計方向に90度回転した状態での配置となる。この配置の場合、中駒部21の第2の嵌合凹部21b2が筒体20の第1の嵌合凸部22b1に対応するように筒体20に対する中駒部21の位置決めを行い、その状態で夫々対応する嵌合凹部21b1〜21b4と嵌合凸部22b1〜22b4とを嵌合させて中駒部21を筒体20内に収納する。操作ハンドル11の正面プレート2への装着、及び操作ハンドル11と操作板13との固定作業については、前述した(b1)の構成の場合と同様である。
次に、開閉器102の取付け方向が(a3)である場合に於いて、OFFロックのみを可能とする構成(c3)について説明する。開閉器の取付方向が図5の(a3)の場合、その取付け方向に対応して主フレーム6、中間フレーム3、正面プレート2は、夫々図1に示す配置から反時計方向に180度回転した状態での配置となる。この配置の場合、中駒部21の第1の嵌合凹部21b1が筒体20の第1の嵌合凸部22b1に対応するように筒体20に対する中駒部21の位置決めを行い、その状態で夫々対応する嵌合凹部21b1〜21b4と嵌合凸部22b1〜22b4とを嵌合させて中駒部21を筒体20内に収納する。操作ハンドル11の正面プレート2への装着、及び操作ハンドル11と操作板13との固定作業の仕方については、前述した(b1)の構成の場合と同様である。
次に、開閉器102の取付け方向が(a4)である場合に於いて、OFFロックのみを可能とする構成(c4)について説明する。開閉器の取付方向が図5の(a4)の場合、その取付け方向に対応して主フレーム6、中間フレーム3、正面プレート2は、夫々図1に示す配置から反時計方向に270度回転した状態での配置となる。この配置の場合、中駒部21の第4の嵌合凹部21b4が筒体20の第1の嵌合凸部22b1に対応するように筒体20に対する中駒部21の位置決めを行い、その状態で夫々対応する嵌合凹部21b1〜21b4と嵌合凸部22b1〜22b4とを嵌合させて中駒部21を筒体20内に収納する。操作ハンドル11の正面プレート2への装着、及び操作ハンドル11と操作板13との固定作業については、前述した(b1)の構成の場合と同様である。
以上のべた図5の(c2)〜(c4)の何れの構成に於いても(b1)〜(b4)及び(c1)の構成の場合と同様に、操作ハンドル11の反ロックプレート側11cを、12時に位置であるON位置から反時計方向に90度回転させて9時の位置であるOFF位置とすれば、操作板13に係合するスライダー4により開閉器102の起倒形ハンドル102aはON位置からOFF位置へ駆動されて開閉器102はOFFとなる。操作ハンドル11の反ロックプレート側11cをOFF位置から時計方向に90度回動してON位置とすれば、起倒形ハンドル102aはON位置に駆動されて開閉器102はONとなる。
又、図5の(c2)〜(c4)の何れの構成に於いても、ロックプレート14と中駒部21との相対的位置関係は、前述した図5の(c1)の構成の場合と同一である。従って、(c2)〜(c4)に示す構成による外部操作ハンドル装置に於いて、そのOFFロックの動作、開閉器102の引外し手段のトリップ動作により可動接点が固定接点から引き外された場合に於ける操作ハンドル11のロック防止の動作、一旦OFFとされた開閉器102を再度ONとする動作は、前述した図5の(c1)の配置構成による夫々の動作と同様である。又、開閉器102の引外し手段が故障し、開閉器102の主接点が溶着してON状態のままとなる異常事態が発生した場合にOFFロックを防止する動作についても、図5の(c1)の構成による夫々の動作と同様である。
尚、中駒部21の第2の遮蔽壁21c2、及び第3の遮蔽壁21c3の長さaは、開閉器102の引き外しばねの作用線がトグルリンク機構のデッドポイントを越えたとき、ロックプレート14のロック片14bがそれらの遮蔽壁を乗り越えることができる寸法に設定されている。前述した開閉器102の主接点の溶着時には、起倒形ハンドル102aをOFF方向へ操作してもトグルリンク機構のデッドポイントを超えることができず、従がってロックプレート14のロック片14bは第2の遮蔽壁21c2又は第3の遮蔽壁21c3を乗り越えることができず、ロックプレート14の引き出しは不可能となる。これにより、主接点溶着時のOFFロック防止機能が実現される。一方、ONロックの場合は、OFFロックのような制約がないため、開閉器102がON位置では、ロックプレート14を引き出すことが可能である。OFF用ガイドである第1の遮蔽壁21c1と、第2及び第3の遮蔽壁21c2、21c3との形状を異にしている理由はここにある。
前述したように、開閉器の取付け方向に対応して正面プレート2の取付け方向も変化するので、開閉器102の取付け方向は、正面プレート2に設けられたガイド孔22aの位置により判断することができる。
又、前述したように、正面プレート2の制御盤に対する方向は、開閉器102の取付方向に対応して変化するが、操作ハンドル11のON位置、トリップ位置、OFF位置は常に一定である。従って、制御盤、若しくは正面プレート2に貼着する「ON」、「OFF」、「トリップ」の表示は、開閉器102の取付方向が決定してから、又は開閉器102の取付方向を確認してから、貼付することが好ましい。
以上述べたように、操作ハンドル11とロック位置設定手段である中駒部21は、回動軸11aの軸心を中心とする開閉器との相対的角度位置を、制御盤等の筐体に対する開閉器の取付け方向に対応して変更し得るよう構成されており、この発明の実施の形態1に係る開閉器の外部操作ハンドル装置は、開閉器102の取付け方向の如何によらず、常に操作ハンドル11を正面プレート2に対して時計の12時に位置である上方をON位置とし、その位置から反時計方向に90度回転させた時計の9時の位置をOFF位置とすることができる。又、使用者側の要求に応じて、ON/OFFロックの機能を備え、且つ開閉器の主接点溶着時のOFFロック防止機能を備えることができ、或いはOFFロックのみの機能を備え、且つ開閉器の主接点溶着時のOFFロック防止機能を備えることができる。
実施の形態2.
図8は、この発明の実施の形態2による開閉器の外部操作ハンドル装置の主要部の側面図である。実施の形態1では、中駒部21を、フレーム部22の略中央部の筒体20の貫通穴に挿入する構成としているが、中駒部21とフレーム部22の形状は、これに限定されるものではなく、図8に示すように、中駒方式とはせず、フレーム部22を、上フレーム23と、下フレーム24とに分割し、上フレーム23を90度間隔にずらして下フレーム24に装着できるように構成してもよい。この場合、上フレーム23はロック位置設定手段を構成し、その表面に、前述の中駒部21の表面と同様に、案内溝21d、第1〜第3のガイド21e〜21g、第1〜第3の遮蔽壁21c1〜21c3とを設けることは勿論である。その他の構成は、実施の形態1と同様である。この実施の形態2によれば、開閉器の外部操作ハンドル装置を、より簡単な構成とすることができる
この発明の実施の形態1による開閉器の外部操作ハンドル装置の分解斜視図である。 この発明の実施の形態1による開閉器の外部操作ハンドル装置を開閉器に取り付けた状態を示す部分断面図である。 図3は、この発明の実施の形態1による開閉器の外部操作ハンドル装置の回動式ハンドル部を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による開閉器の外部操作ハンドル装置の、正面プレートの筒体に中駒部を装着した状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態1による開閉器の外部操作ハンドル装置の、中駒部の装着位置と開閉器の取付方向の関係を示す図である。 この発明の実施の形態1による開閉器の外部操作ハンドル装置の動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1による開閉器の外部操作ハンドル装置の動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態2による開閉器の外部操作ハンドル装置の主要部の側面図である。
符号の説明
1 回動式ハンドル部
2 正面プレート
3 中間フレーム
4 スライダー
4a 長穴
4b 係合穴
5 ヒネリバネ
6 主フレーム
6a1、6a2 ガイドレール
11 操作ハンドル
11a 回動軸
11b 溝
11c 操作ハンドルの反ロックプレート側
12、33、7a、7b ネジ
13 操作板
13a、15 ピン
13b ネジ用貫通孔
13c 長孔
14 ロックプレート
14a ロック孔
14b ロック片
14c バネ用貫通孔
16 圧縮バネ
20 筒体
21 中駒部
21a 軸受
21b1 第1の嵌合凹部
21b2 第2の嵌合凹部
21b3 第3の嵌合凹部
21b4 第4の嵌合凹部
21c1 第1の遮蔽壁
21c2 第2の遮蔽壁
21c3 第3の遮蔽壁
21d 案内溝
21e 第1のガイド
21f 第2のガイド
21g 第3のガイド
22 フレーム部
22a ガイド孔
22b1 第1の嵌合凸部
22b2 第2の嵌合凸部
22b3 第3の嵌合凸部
22b4 第4の嵌合凸部
23 上フレーム
24 下フレーム
31 インターロックプレート
31a 係合孔
32 レリーズピン
101 外部操作ハンドル装置
102 開閉器
102a 起倒形ハンドル
103 南京錠

Claims (7)

  1. 制御盤等の筐体内に設置された開閉器の開閉操作を前記筐体の外部から行うようにした開閉器の外部操作ハンドル装置であって、
    トグルリンク機構を介して接点の開閉を行う前記開閉器の起倒形ハンドルに係合し前記起倒形ハンドルの移動に連動して移動するハンドル係合手段と、
    前記筐体の外部に露出し前記ハンドル係合手段に連結して前記ハンドル係合手段の移動に連動して回動軸を中心に回動する操作ハンドルと、
    前記操作ハンドルに設けられ前記回動軸の軸心に対してほぼ垂直方向に移動可能に構成されたロック部材と、
    前記操作ハンドルに対して前記回動軸の軸心を中心とする相対的角度位置が可変に設けられ、前記相対的角度位置が所定位置であるとき前記ロック部材と係合して前記操作ハンドルの回動を阻止し得るロック位置設定手段と
    を備え、
    前記ハンドル係合手段は、前記開閉器の起倒形ハンドルの移動に連動して直線移動を行うよう前記起倒形ハンドルに係合し、
    前記操作ハンドルは、前記ハンドル係合手段に係合して前記ハンドル係合手段の直線移動に対応して回転する操作板を介して前記ハンドル係合部に連結され、
    前記操作板は、前記操作ハンドルに着脱自在に固定されると共にその固定方向を変更し得るよう構成され、
    前記操作板の固定方向の変更により前記操作ハンドルと前記開閉器との前記相対的角度位置の変更を行うようにしたことを特徴とする開閉器の外部操作ハンドル装置。
  2. 前記ロック位置設定手段は、前記開閉装置に固定されるフレーム部に着脱自在に装着されると共に、前記開閉器の取付け方向に対応してほぼ90度毎に前記開閉器との相対的角度位置の変更が可能であり、且つ前記軸心を中心として相互にほぼ90度の間隔で配置された1つの遮蔽壁と3つのガイドとを備え、前記夫々のガイドは前記ロック部材と対応したときこれと係合可能に構成され、前記遮蔽壁は前記ロック部材と対応したとき前記ロック部材の前記垂直方向の移動を阻止するよう構成され、前記ロック位置設定手段は、前記操作ハンドルが前記開閉器の閉位置に対応する回動位置にあるとき、前記ロック部材が前記遮蔽壁又は前記遮蔽壁に対してほぼ180度の間隔にあるガイドに対応し、前記操作ハンドルが前記開閉器のリセット位置に対応する位置にあるとき、前記ロック部材が前記遮蔽壁の両側に隣接するガイドの何れかに対応するように前記フレーム部に装着されることを特徴とする請求項1に記載の開閉器の外部操作ハンドル装置。
  3. 前記ロック位置設定手段は、前記操作ハンドルが前記開閉器のリセット位置に対応する位置にあるとき、前記ロック部材が前記遮蔽壁の両側に隣接するガイドの何れかに対応して係合し、前記開閉器がリセット位置から開位置に移動してもその係合が維持され得るよう構成されたことを特徴とする請求項2に記載の開閉器の外部操作ハンドル装置。
  4. 前記フレーム部は、前記軸心を中心としてほぼ90度の間隔で配置された複数のフレーム部側嵌合手段を備え、前記ロック位置設定手段は、前記軸心を中心としてほぼ90度の間隔で配置され前記複数のフレーム部側嵌合手段に夫々嵌合可能に形成された複数のロック位置設定手段側嵌合手段を備え、前記ロック位置設定手段は、前記フレーム部側嵌合手段と前記ロック位置設定手段側嵌合手段とを嵌合させて前記フレーム部に装着され、前記ロック位置設定手段の前記相対的角度位置の変更は、前記フレーム部側嵌合手段と前記ロック位置設定手段側嵌合手段との対応関係を変更することにより行うことを特徴とする請求項2に記載の開閉器の外部操作ハンドル装置。
  5. 前記開閉器が閉位置にあるとき前記制御盤等の筐体の扉の開放を禁止するインターロック手段を備え、前記フレーム部は、前記扉の開放の禁止を解除するレリーズ手段を挿入するガイド孔を備えたことを特徴とする請求項2に記載の開閉器の外部操作ハンドル装置。
  6. 前記ロック位置設定手段は、前記フレーム部に設けられた貫通穴に挿入される中駒部により構成されたことを特徴とする請求項2に記載の開閉器の外部操作ハンドル装置。
  7. 前記フレーム部は、下フレームとこれに重ねて配置される上フレームを備え、前記ロック位置設定手段は、前記上フレームにより構成されたことを特徴とする請求項2に記載の開閉器の外部操作ハンドル装置。
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