JP5741381B2 - 開閉器の外部操作ハンドル装置 - Google Patents

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この発明は、配電盤や制御盤に組み込まれた配線用遮断器や漏電遮断器等の開閉器を、盤の前面外側から操作する外部操作ハンドル装置に関するものである。
開閉器によって電路の開閉を行った際に、その電路を開(OFF)若しくは閉(ON)状態を保持させるために、その開閉器の起倒形ハンドルに例えばハンドルロック装置等を装着して、開閉器をOFF位置若しくはON位置にロックし、開閉器の操作を拘束することが知られている。これは、例えば、開閉器をOFF位置に拘束して、開閉器の負荷側電路の点検作業の安全確保や、開閉器をON位置に拘束して、重要な回路がOFF操作されないように給電を確保するために用いられる。
一方、開閉器を例えば制御盤等に設置した場合、配線の都合上、制御盤等の奥側に開閉器が収納されて、開閉器の起倒形ハンドルが制御盤等の前面に露出しない構成になる場合がある。このような構成の場合には、制御盤等の前面外側から内部の開閉器を操作できる外部操作ハンドル装置を開閉器自体に付加し、制御盤等の前面外側からその外部操作ハンドル装置を操作して開閉器を開閉操作するように構成される。また、制御盤等の前面が扉になっている場合には、その扉に外部操作ハンドル装置を設け、扉を閉じたとき開閉器の起倒形ハンドルに外部操作ハンドル装置が係合して操作できるように構成される。
勿論、このように外部操作ハンドル装置を開閉器に装着した場合でも、その開閉器の操作を前述の目的で拘束することが必要な場合がある。一般的に、外部操作ハンドル装置は、盤面に取り付けられたフレームと、このフレームに枢着された筒体に手動操作が可能な回動式操作ハンドル部とを備えている。そこで、従来、その回動式ハンドル部にロックプレートを装着し、このロックプレートを用いてハンドル部の操作をロックできるように構成した装置が提案されている。この従来の装置に於けるロックプレートは、回動式ハンドル部の貫通溝に挿入及び引き出し可能に設けられ、回動式ハンドル部から引き出されたときに回動式ハンドル部の回動を阻止し、かつ、そのロックプレートの引き出された部分に設けられた施錠孔に、南京錠等の操作ロック錠が取り付けられてロックされるよう構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−251360号公報(図1)
上記のように従来の開閉器の外部操作ハンドルは、盤外に取付けられるので、特に、水に晒される環境に盤を設置した場合、回動式操作ハンドルに設けられロックプレートを挿入及び引き出しする貫通溝を通して、回動式操作ハンドルと筒体との間に水が浸入し、更に侵入した水は、筒体に設けられたロックプレートのロック部が入り込む溝へ溜まり、その溝に溜まった水が溢れると、筒体中心の軸受を通り盤の内部に侵入する恐れがあるという問題があった。
本発明は、盤の内部に水が侵入する恐れがない開閉器の外部操作ハンドル装置を提供することにある。
この発明による開閉器の外部操作ハンドル装置は、制御盤に組み込まれた開閉器の起倒形ハンドルに係合する第一の回動部材と、制御盤から突出せしめる回動式ハンドル部と、この回動式ハンドル部を回動可能に軸支するフレームと、回動式ハンドル部の回動に連動する第二の回動部材と、第一および第二の回動部材は互いに応動し合うとともに、その回動中心を異とするように構成された開閉器の外部操作ハンドル装置において、回動式ハンドル部は、第二の回動部材に連結され、第一の回動部材に連動して回動する操作ハンドルと、この操作ハンドルの施錠孔を開閉するため操作ハンドルに設けられた貫通溝内を移動するロック部材と、操作ハンドルが遊嵌される軸受及び回動溝が設けられ、フレームに枢着される筒体と、を備え、筒体は、回動溝を形成する外壁の最上部及び最下部に排水溝を有し、操作ハンドルは、回動溝内を回動する円周壁を有し、該円周壁はOFF位置における最下部に排水溝を有するものである。
この発明によれば、筒体に設けられた回動溝を形成する外壁の最上部及び最下部に排水溝を有し、操作ハンドルは、前記回動溝内を回動する円周壁を有し、該円周壁はOFF位置における最下部に排水溝を設けたので、開閉器のOFF位置およびON位置のどちらにおいても、操作ハンドルの内側に浸入した水は筒体の内部に浸入することなく効率的に排水されるので、盤内への水の浸入を防止することができる。
この発明の実施の形態1における開閉器の外部操作ハンドル装置を示す分解斜視図である。 図1の開閉器の外部操作ハンドル装置を開閉器に取り付けた状態を示す図である。 図2において回動式ハンドル部のみを示す図である。 図1において筒体のみを示す正面図である。 図1において操作ハンドルのみを示す裏面図である。 図1の外部操作ハンドル装置の排水経路を示す説明図である。 図1の外部操作ハンドル装置を盤に取り付けた状態での排水経路を示す説明図である。 開閉器の各種設置状況に応じた外部操作ハンドル装置の設置を説明するための正面図である。 図8の外部操作ハンドル装置から操作ハンドルを取り除いた状態のON/OFFロック時を示す図である。 図8の外部操作ハンドル装置から操作ハンドルを取り除いた状態のOFFロック時を示す図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における開閉器の外部操作ハンドル装置を示す分解斜視図、図2はこの装置を開閉器に取り付けた状態を示す図、図3は図1のうち回動式ハンドル部のみを示す図で、(a)はロックプレートの押し下げ前、(b)はロックプレートの押し下げ後をそれぞれ示す。また、図4は図1のうち筒体のみを示す正面図で、(a)はON/OFFロック時を、(b)はOFFロック時をそれぞれ示す。また、図5は図1のうち操作ハンドルのみを示す裏面図、図6は開閉器の外部操作ハンドル装置の排水経路を示す説明図で、(a)は開閉器がOFFの時、(b)はONの時、(c)はTRIPの時、図7は図1の開閉器の外部操作ハンドル装置を盤に取り付けた状態での排水経路を示す説明図である。
図1において、開閉器の外部操作ハンドル装置101は大別すると、以下の部品より構成されている。すなわち、開閉器102の開閉操作を盤外から手動で行うための操作ハンドル11を備えた回動式ハンドル部1と、この回動式ハンドル部1のスペーサ12を回動可能に軸支する軸受15aを備えた筒体15と、この筒体15が枢着され、筒体15と共に回動式ハンドル部1を軸支するフレーム2と、スペーサ12に固着されるカム3と、フレーム2の裏面に設けられた支柱に挿着されたヒネリバネ7の一方端7aが係合する鉤状の突起4aを設け、同様にフレーム2の裏面に設けられた支柱に枢着されるハンドルウケ4と、フレーム2の取付凹部2aに嵌合する取付凸部5aを備えフレーム2に固着される取付板5と、である。なお、特許請求の範囲で述べている、「第一の回動部材」、「第二の回動部材」とは、それぞれ上述したシンドルウケ4、カム3のことである。
操作ハンドル11には、南京錠103(図3参照)を取り付ける施錠孔11aと、この施錠孔11aを開閉するためのロックプレート13を移動可能に保持する貫通溝11bとが設けられている。この貫通溝は、施錠孔11aから操作ハンドル11の裏面に貫通するとともに、施錠孔11aからロックプレート13の操作部13dが位置する箇所である操作凹部11cにも貫通している。なお、特許請求の範囲で述べている、「ロック部材」とは、ロックプレート13のことである。
続いて、この装置101の組立手順を説明する。操作ハンドル11の貫通溝11bにロックプレート13を紙面上、下方向から挿入し、このロックプレート13のバネ受け突起13aとスペーサ12のバネ受け12aの間に押しバネ14を係合させつつ、ねじにより操作ハンドル11とスペーサ12を固着させることで、回動式ハンドル部1が形成されている。このとき、ロックプレート13は紙面上、上方向に付勢されており、施錠孔11aはシャッター部13bにより閉鎖されていることになる。
スペーサ12の径は軸受15aの径より若干小さいため、この軸受15aに回動式ハンドル部1を遊嵌させることで、前述したロックプレート13の上方向への付勢と相俟って、回動式ハンドル部1は軸受け15aを回動中心として、時計方向ならびに反時計方向への周回転が可能であるが、この回動式ハンドル部1を軸支するにあたり、スペーサ12の図示しない底面の凸部にカム3の凹部3aを嵌合させる。ここで、カム3には鍔部3bが設けられており、結果的に操作ハンドル11の回動操作により、鍔部3bが図示しないフレーム2の裏面に設けられた支柱と衝突することで、その回動範囲が限定されることになる。
図示しないフレーム2裏面に設けられた支柱にヒネリバネ7を装着したのち続いてハンドルウケ4を枢着させるが、このとき、一方端7aを鉤状の突起4aに係合させるとともに、図示しないカム3の裏面に設けられたピン状突起を長孔4bに緩嵌させる。また、他方端7bは時計方向に付勢し、フレーム2の開口部2bより挿入されるロックレバー2cに係合させる。この結果、ハンドルウケ4bは紙面上、反時計方向に付勢され、長孔4bを介して係合移動するカム3、ひいては回動式ハンドル部1も同様に反時計方向に付勢されるが、図1ではこの付勢された状態、すなわちOFF位置での分解斜視図となっている。なお、上述したロックレバー2cは、盤が例えば扉つきの場合、開閉器がON位置では、その扉が開かないようにするため周知の扉ロック機能を構成する部材の一つであるが、本発明の要部ではないため説明は省略する。
最後に取付凸部5aと取付凹部2aを嵌合し、図示しないネジで固着することにより装置101が形成される。この装置101を図2に示すように、開閉器102に装着するには、一旦、開閉器102の起倒形ハンドル102aを反時計方向に回動させOFF状態とし、この起倒形ハンドル102aにハンドルウケ4の開口部4cを係合させつつ、取付いた5の取付面5bをカバー102bに当接させ、図示しない取付ネジで開閉器102ともども盤内の例えばパネルへ締め付ければよい。このOFF状態から図2に示すON状態への装置101による操作を、図1を参照しながら説明する。
OFF状態では、操作ハンドル11は、時計の針に例えると9時の位置を指しており、ここから時計方向に回動させ、12時の位置、すなわち約90度の回動でON状態に移行する。操作ハンドル11が9時の位置では、図示しないカム3の裏面に設けられたピン状突起(以下、ピン状突起とする)は長孔4bの紙面上、ほぼ奥行側に位置しており、上述した操作ハンドル11の時計方向への回動に伴い、ピン状突起は一旦、長孔4bのさらに奥行側に達し、そこから手前側に向かうことになる。すなわち、ピン状突起は長孔4b内を左右に移動しているように見えるが、これは、カム3の回動中心がスペーサ12の中心点であるのに対し、ハンドルウケ4の回動中心が図示しないフレーム2の裏面に設けられた支柱という具合に、その回動中心を異としていることに他ならない。この左右への移動、換言すると、ピン状突起の時計方向への回動に応じて、ピン状突起が長孔4bを時計方向に回動させることで、開口部4cのON方向突起4dが起倒形ハンドル102aを図2紙面上、時計方向に押動し、開閉器102は詳述しない周知のデッドポイントを越えて、図2に示すON状態へ移行することになる。なお、この図2からも明らかなように、開口部4cにはガタが生じているが、これは、前述したように、ハンドルウケ4がヒネリバネ7によって、OFF方向に付勢されているからである。
図6(a)に示すように、OFF状態では、操作ハンドル11は時計の針に例えると9時の位置を指している。ここから時計方向に回動させ、図6(b)に示すように、12時の位置、すなわち約90度の回動でON状態に移行する。操作ハンドル11が9時の位置では、ピン状突起は長孔4bの紙面上、ほぼ奥行側に位置しており、上述した操作ハンドル11の時計方向への回動に伴い、ピン状突起は一旦、長孔4bのさらに奥行側に達し、そこから手前側に向かうことになる。すなわち、ピン状突起は長孔4b内を左右に移動しているように見える
なお、装置101を開閉器102に装着するにあたり、一旦、開閉器102をOFFにしたが、ONのままとし、装置101をON位置に回動(前述したように操作ハンドル11を12時の位置に回動)させた状態で、開閉器102に取り付けてもよい。また、この図2のON状態から、操作ハンドル11を今度は12時→9時へと反時計方向に回動させれば、開口部4cのOFF方向突起4e(図1も参照)が起倒形ハンドル102aを反時計方向に回動、さらにはデッドポイントを越えOFF状態へと移行する。
このON、もしくはOFFでの拘束、すなわちロック機構について図3に基づき説明する。ロックプレート13は前述した通り、押しバネ14により上方向に付勢されているが、(a)に示すように、ON状態では、鉤状のロック部13cの紙面上、下部にあたる部分が空洞(この空洞がON施錠穴15b(図1も参照)に相当)となっている。したがって、(b)に示すように、ロック部13cがON施錠穴15bに入り込むことが可能となり、操作部13dの押し下げにより、施錠孔11aはシャッター部13bでの閉鎖が解除されることになる。この閉鎖解除により、施錠孔11aに南京錠103にて施錠することで、いわゆる「ONロック」が可能となる。
前述したOFF操作後の「OFFロック」についても、概ね前述の「ONロック」と同様であるが、OFF施錠穴15cは図1からもわかるように、フレーム2の径方向の内側で時計方向の終端にあたる部分に突起15c1を設けている。つまり、「OFFロック」の場合、「ONロック」が丁度12時の位置で施錠することに対し、9時の位置からさらに反時計方向に、わずかではあるがこの突起15c1分、回動させ施錠することが必要となるが、この理由は後述する。なお、突起15c1分の回動後、ロック部13cを押し下げれば、操作ハンドル11はOFF位置、すなわち9時の位置に戻すことが可能である。これは、前述したように、ロック部13cが鉤状になっているからであり、このことで、例えば、南京錠103を解除すると直ちに施錠孔11aが閉鎖されるON時と違い、施錠孔11aの閉鎖解除は継続されるものの、施錠孔11aを閉鎖するには、再度、突起15c1分の回動(この回動が後述するリセット操作に相当する)が必要となる(わかり易く言うと、ONロックが自己復帰に対し、OFFロックは自己保持である)。
また、筒体15の取り付け方向を、図4(a)方向で取付けることで前述したONロック、OFFロックの両方の機能を可能とした構成とし(以下、ON/OFFロックとする)、図4(a)取付け方向を180度変え、図4(b)方向で取付けることで前述したOFFロックのみを可能とした構成となり(以下、OFFロックとする)、一種類の筒体15でON/OFFロック、OFFロックに対応できる。
再び図2に戻り、開閉器102が配線用遮断器の場合、過電流あるいは短絡電流遮断によるトリップモードが存在する(なお、便宜上、102を以後、遮断器と称す)。このトリップモードでは起倒形ハンドル102aはONとOFFのほぼ中間に位置するとともに、この起倒形ハンドル102aの反時計方向の回動によりハンドルウケ4も若干反時計方向に回動され、この「若干の回動分」が操作ハンドル11のONとOFFの間の、いわゆる「トリップ」位置に至る、反時計方向への回動を促していることになる。なお、このとき、「ONロック」状態であれば、言うまでもなく操作ハンドル11はON位置に静止(拘束)しているが、この拘束が、遮断器102のトリップモード動作に何らの影響を与えることがないのは周知の通りである。
このトリップ位置からON位置に戻すには、一旦、操作ハンドル11をOFF位置まで回動させ、そこから、さらに反時計方向に追い込むことで、遮断器102の図示および詳述しない開閉機構部が、いわゆる投入可能状態(一般に、これをリセット操作と言う)となり、これ以降は、前述したON操作を行えばよい。
次に本発明の要部である排水構造について説明する。
図4に示すように、フレーム2の上部に取付けられる筒体15には、操作ハンドル11が遊嵌される回動溝15fが円周状に設けられており、この回動溝15fを形成する外壁15gの最下部と最上部に、それぞれ第1の排水溝15d、第2の15eが設けられている。最下部の溝が第1の排水溝15dであり、最上部の溝が第2の排水溝15eである。
また、図5に示すように、開閉器102の開閉操作を盤外から手動で行うための操作ハンドル11には、回動溝15f内を回動する円周壁11eが設けられており、この円周壁11eには、さらにOFF位置における最下部に第3の排水溝11dが設けられている。
よって、図4(a)に示すON/OFFロックのときには、操作ハンドル11がOFF位置においては(図6(a)を参照)、第1の排水溝15dと第3の排水溝11dとが重なることとなり、効率的な排水が可能となっている。一方、操作ハンドル11がON位置においては(図6(b)を参照)、ロックプレート13が収まるように操作ハンドル11に設けられた貫通溝11bと第1の排水溝15dとが重なることとなり、効率的な排水が可能となっている。
また、図4(b)に示すOFFロックのときには、筒体15が180度回転して設置されるので、操作ハンドル11がOFF位置において、第2の排水溝15eと第3の排水溝11dとが重なることとなり、同じく排水性が向上し効率的に排水が可能となっている。
また、TRIP位置では図6(c)に示すように、筒体15に設けられた排水溝15d若しくは15eと操作ハンドル11に設けられた第3の排水溝11dの位置が段違いになることで、排水できる構造としている。
次に開閉器の各種取り付け状態に応じた外部操作ハンドル装置の取付について説明する。図8は、開閉器の各種設置状況に応じた外部操作ハンドル装置の設置を説明するための正面図で、(a)は開閉器の電源側を左側にした状態で開閉器を取付けた場合、(b)は開閉器の電源側を上側にした状態で開閉器を取付けた場合、(c)は開閉器の電源側を右側にした状態で開閉器を取付けた場合、図9は図8において操作ハンドル11を取り除いた状態のON/OFFロック時を示す図で、(a)は開閉器の電源側を左側にした状態で開閉器を取付けた場合、(b)は開閉器の電源側を上側にした状態で開閉器を取付けた場合、(c)は開閉器の電源側を右側にした状態で開閉器を取付けた場合、図10は図8において操作ハンドル11を取り除いた状態のOFFロック時を示す図で、(a)は開閉器の電源側を左側にした状態で開閉器を取付けた場合、(b)は開閉器の電源側を上側にした状態で開閉器を取付けた場合、(c)は開閉器の電源側を右側にした状態で開閉器を取付けた場合である。
開閉器の盤への取付けは、電源側を上側にした状態での取付けが一般的であるが、電源側を左側もしくは右側にした状態で開閉器を盤に取付ける場合もある。
開閉器の電源側を左側もしくは右側方向にして開閉器102を取付ける時、外部操作ハンドル11の回動部材であるカム3とハンドルウケ4、開閉器に固着する取付板5、及びこの取付板5に嵌合するフレーム2は、開閉器102に取付けられているので、開閉器102と一緒に取付方向が変わることとなる。
一方、筒体15はフレーム2上で回転させることにより、フレーム2の上面に設けられた突部2dと図示しない操作ハンドル11の裏面の凹部が90度ごとの4方向で固定でき、筒体15は常にON位置が上側にくるように取付けることができる。よって、筒体15及び操作ハンドル11に設けられた各排水溝の位置関係はどのような場合においても変わることがない。すなわち、ON/OFFロック時には、図9に示すように、操作ハンドル11がOFF位置では第1の排水溝15dと第3の排水溝11dとが重なることとなり、操作ハンドル11がON位置ではロックプレート13が収まるように操作ハンドル11に設けられた貫通溝11bと第1の排水溝15dとが重なることとなる。また、OFFロック時には、図10に示すように、筒体15が180度回転して設置されるので、操作ハンドル11がOFF位置で、第2の排水溝15eと第3の排水溝11dとが重なることとなる。
本実施の形態によれば、筒体15に設けられた回動溝15fを形成する外壁15gの最下部に第1の排水溝15dを、外壁の最上部に第2の排水溝15eを、有しているので、開閉器102のOFF位置及びON位置のどちらでも操作ハンドル11の内側に浸入した水は筒体15の内部に浸入することなく効率的に排水され、盤内への水の浸入を防止することができる。
また、操作ハンドル11は回動溝15f内を回動する円周壁11eを有し、この円周壁11eにはOFF位置における最下部に第3の排水溝11dが設けられているので、開閉器102のOFF位置では、筒体15に設けられた第1の排水溝15d若しくは第2の排水溝15eと操作ハンドル11に設けられた第3の排水溝11dの位置が合致、ON位置では、筒体15に設けられた排水溝15d若しくは15eとロックプレート13が収まるように操作ハンドル11に設けられた貫通溝11bの位置が合致し、操作ハンドル11の内側に浸入した水は更に、効率的に排水され、盤内への水の浸入を防止することができる。
また、筒体15を180度回転させ取り付けることができるので、ON/OFFロック、及びOFFロックの機構を同一の部材の設定変更により得ることができる。
また、外部操作ハンドルは常に0N位置が上にくるよう組み立てられるので、各排水溝の位置関係が変わることがなく、開閉器102の横取り付け時にも縦取り付け時と同様の排水性を確保でき、盤内への水の浸入を防止することができる。
1 回転式ハンドル部、2 フレーム、3 カム、4 ハンドルウケ、
11 操作ハンドル、11d 第3の排水溝、11e 円周壁、
12 スペーサ、13 ロックプレート、
15 筒体、15d 第1の排水溝、15e 第2の排水溝、15f 回動溝、
15g 外壁、101 外部操作ハンドル装置。

Claims (2)

  1. 制御盤に組み込まれた開閉器の起倒形ハンドルに係合する第一の回動部材と、前記制御盤から突出せしめる回動式ハンドル部と、この回動式ハンドル部を回動可能に軸支するフレームと、前記回動式ハンドル部の回動に連動する第二の回動部材と、前記第一および第二の回動部材は互いに応動し合うとともに、その回動中心を異とするように構成された開閉器の外部操作ハンドル装置において、
    前記回動式ハンドル部は、前記第二の回動部材に連結され、前記第一の回動部材に連動して回動する操作ハンドルと、この操作ハンドルの施錠孔を開閉するため前記操作ハンドルに設けられた貫通溝の中を移動するロック部材と、前記操作ハンドルが遊嵌される軸受及び回動溝が設けられ、前記フレームに枢着される筒体と、を備え、
    前記筒体は、前記回動溝を形成する外壁の最上部及び最下部に排水溝を有し
    前記操作ハンドルは、前記回動溝内を回動する円周壁を有し、該円周壁はOFF位置における最下部に排水溝を有することを特徴とする回路遮断器の外部操作ハンドル。
  2. 前記円周壁は、ON位置における最下部に前記貫通溝を有することを特徴とする請求項に記載の開閉器の外部操作ハンドル。
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