JPH08246726A - キャビネットの施錠装置 - Google Patents

キャビネットの施錠装置

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Publication number
JPH08246726A
JPH08246726A JP7052413A JP5241395A JPH08246726A JP H08246726 A JPH08246726 A JP H08246726A JP 7052413 A JP7052413 A JP 7052413A JP 5241395 A JP5241395 A JP 5241395A JP H08246726 A JPH08246726 A JP H08246726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
cabinet
key
cylinder lock
locking
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP7052413A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Yanagihara
善雄 柳原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOEI IND
Kyoei Kogyo Co Ltd
Original Assignee
KYOEI IND
Kyoei Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by KYOEI IND, Kyoei Kogyo Co Ltd filed Critical KYOEI IND
Priority to JP7052413A priority Critical patent/JPH08246726A/ja
Publication of JPH08246726A publication Critical patent/JPH08246726A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 180度往復回動して施錠と施錠解除をする
施錠装置であっても、施錠あるいは施錠解除状態のいず
れかであるかを容易に認識できるようにする。 【構成】 キー操作によるシリンダ錠21における回動
体22の正転あるいは逆転にて施錠あるいは施錠解除が
可能であって、回動体22の動作にともなって表示体3
0が回動して、キャビネット本体の前面の表示孔を通し
て、例えば青30aと赤30bとの異なる表示をするよ
うにし、その表示によって、施錠されているか、施錠解
除状態であるのかを、外部から判断可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書類等のファイリング
用のキャビネットに用いられて、キャビネットの抽斗を
引き出し可能状態あるいは阻止状態に施錠あるいは施錠
解放するためのキャビネットの施錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数段の抽斗を有するキャビ
ネットにおいて、全ての抽斗に対して施錠する施錠装置
が設けられているが、さらに、1つの抽斗の使用中に他
の抽斗の引き出し移動を阻止する安全係止装置を備えた
施錠装置を設けたものもある。後者のキャビネットとし
て、実願平4−45298号の考案のキャビネットが例
示される。
【0003】前記キャビネットの施錠装置における操作
として、図11に示す説明図のように、キャビネット本
体1の上板部2前面にキーシリンダ錠のキー挿入部3が
設置され、このキー挿入部3にキーを挿入して、180
度回動して抽斗4の施錠解除をして引き出し可能にし、
また元の方向へ逆に180度回動して抽斗4に対する施
錠をするものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の施錠装置では、キーシリンダ錠のキー挿入部3が1
80度往復回動して施錠と施錠解除をするものであり、
キーシリンダ錠の状態は施錠と施錠解除時とで外観上変
わらない。したがって、使用者としては、施錠と施錠解
除時とでキー挿入部3が同じような状態で回動停止位置
にあるので、操作後ではキー挿入部3を見ただけでは、
施錠中か施錠解除状態であるのかが分からないという問
題がある。
【0005】したがって、本発明の目的は、前記問題を
解決し、180度往復回動して施錠と施錠解除をするも
のであっても、施錠あるいは施錠解除状態のいずれかで
あるかを容易に認識できるキャビネットの施錠装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、請求項1記載の発明は、抽斗を出し入れ可能に収納
するキャビネット本体と、キー操作による回動体の18
0度の正転および逆転にて施錠と施錠解放がなされ、前
記抽斗を引き出し可能状態あるいは阻止状態にするシリ
ンダ錠とが備えられたキャビネットの施錠装置におい
て、前記キャビネット本体の前面のキー挿入部近傍に表
示孔を形成し、キャビネット本体内部に、前記シリンダ
錠の回動体と連動し、かつ回動体の施錠位置と施錠解放
位置とで前記表示孔を通して2種類の異なる表示をなす
表示体を設けたことを特徴とするキャビネットの施錠装
置を提供する。
【0007】
【作用】請求項1記載のキャビネットの施錠装置におい
ては、キー操作にてシリンダ錠の回動体が正転あるいは
逆転して施錠あるいは施錠解除されるが、その動作にと
もなって表示体がキャビネット本体の前面の表示孔を通
して異なる表示をするので、その表示によって施錠され
ているか、施錠解除状態であるのかを判断できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0009】図1は本発明の第1実施例を適用したキャ
ビネットの斜視図であり、このキャビネット10は、左
右に側板11a,11bを有し、かつ上下に板部12
a,12bを有するキャビネット本体13と、キャビネ
ット本体13内部に出し入れ可能に設けられた3段の抽
斗14a,14b,14cとを備えている。キャビネッ
ト本体13の上板部12a内の前面には、シリンダ錠本
体15および横鍵棒16が設置されて、キー操作によっ
てキャビネット本体13の両側部に設けられた作動体1
7a,17bを上下に移動し、全部の抽斗14a〜14
cの施錠および施錠解除がなされるようになっている。
またシリンダ錠本体15のキー挿入部18は、キャビネ
ット本体13の上板部12aに露呈しており、キー挿入
部18の近傍の上板部12aには表示孔19が形成され
ている。
【0010】図2は前記シリンダ錠本体部分の分解斜視
図であり、シリンダ錠本体15には、横鍵棒16が周方
向へ回転可能に挿通され、横鍵棒16のシリンダ錠本体
15内部分に受け板20が固定されている。シリンダ錠
本体15の前面と受け板20の前面にはそれぞれ横孔1
5a,20aが形成され、シリンダ錠21のキー挿入部
18と連動する回動体22に連結されるクランク棒23
が挿入される。クランク棒23の突出部23aは受け板
20の横孔20aに嵌入される。
【0011】前記横鍵棒16の端部には前記作動体17
a,17b(図では一方側のみを示してある)を上下駆
動するための回動レバー25が固定され、この回動レバ
ー25の近傍には、回動レバー25にて上下駆動される
駆動レバー体26、この駆動レバー体26と作動体17
a,17bとを連結する連結体27などの公知の抽斗ロ
ック機構が設置されている。
【0012】さらに、前記横鍵棒16の前記表示孔19
に対応する部位には、例えば上部30aに青、下部30
bに赤の色分けがなされた表示体30が固定され、横鍵
棒16とともに回動するようになっている。
【0013】したがって、前記第1実施例では、キー挿
入部18にキーを挿入して、回動体22を時計方向へ1
80度回動させると、受け板20の横孔20aに嵌入さ
れているクランク棒23の突出部23aが上方に回動し
て、受け板20を横鍵棒16とともに上方に回動させる
ことになる。この回動にて回動レバー25が上方に回動
し、駆動レバー体26と連結体27とを介して作動体1
7a,17bを上方に移動させ、抽斗14a〜14cの
引き出しを可能にする。このとき、表示孔19には、横
鍵棒16とともに上方に回動している表示体30の下部
30bの赤の表示がなされることになる。
【0014】また、抽斗ロックのための施錠時には、再
び、キー挿入部18にキーを挿入して、回動体22を反
時計方向へ180度回動させると、受け板20の横孔2
0aに嵌入されているクランク棒23の突出部23aが
下方に回動して、受け板20を横鍵棒16とともに下方
に回動させることになる。この回動にて回動レバー25
が下方に回動し、駆動レバー体26と連結体27とを介
して作動体17a,17bを下方に移動させ、抽斗14
a〜14cをロック状態にする。このとき、表示孔19
には、横鍵棒16とともに下方に回動している表示体3
0の上部30aの青の表示がなされることになる。
【0015】このように、使用者は、表示孔19に赤の
表示がなされている場合には施錠解除状態であり、表示
孔19に青の表示がなされている場合には施錠されてい
ることが目視にて判断できる。
【0016】図3は本発明の第2実施例の表示体部分を
示す斜視図、図4は同部分の断面図であり、シリンダ錠
21に回動可能に表示体35を設け、この表示体35の
表面の上部35aを赤色とし、下部35bをキャビネッ
ト本体13の上板部12aの前面の色と同色にする。さ
らに、表示体35の一部には上下に一対の受け孔36
a,36bが形成され、シリンダ錠21の回動体22に
設けられた操作横軸37と当接可能になっている。
【0017】図4に示す状態は、施錠時の場合であっ
て、操作横軸37と上方の受け孔36aとが当接して、
表示体35を下方に押しており、キャビネット本体13
の上板部12aの前面に形成された表示孔19に赤の表
示がなされている。
【0018】施錠解除時には、図5に示すように、キー
挿入部18にキーを挿入して、回動体22を時計方向へ
180度回動させる。すると、回動した操作横軸37が
下方の受け孔36aと当接して、表示体35を上方に押
し、表示孔19に上板部12aと同色の表示がなされる
ことになる。また、再び施錠したときには、キー挿入部
18にキーを挿入して、回動体22を反時計方向へ18
0度回動させるので、操作横軸37と上方の受け孔36
aとが当接して、図4の状態に戻ることになる。 図6
は本発明の第3実施例の表示体部分を示す斜視図、図7
は同部分の正面図であり、この第3実施例は、基本的に
は第2実施例と同様な構成であるが、表示体35をシリ
ンダ錠21に固定された支持板40に回動可能に設けた
点が異なっている。したがって、操作横軸37と表示体
35の動作関係は第2実施例と同じである。
【0019】図8は本発明の第4実施例の表示体部分を
示す斜視図であり、この第4実施例では、シリンダ錠2
1の回動体22に円形状の表示体45を固定し、この表
示体45の一部に着色部46を形成し、また、キャビネ
ット本体13の上板部12aの前面に形成されたキー挿
入部18の露呈孔12cの一部を切り欠くようにして表
示孔47を形成しており、上述したような施錠および施
錠解除時に、キー操作による回動体22の動作にともな
う表示体45の回動にて表示孔47の表示状態を変える
ものである。
【0020】図9は本発明の第5実施例の表示体部分を
示す斜視図であり、この第5実施例では、キャビネット
本体13の上板部12aの内部に形成されたガイド溝4
0に表示体50を横動可能に設置し、この表示体50の
後側に設けた一対の突出片51a,51b間に、シリン
ダ錠21の回動体22に固定した略楕円状の偏心カム5
2を嵌入している。したがって、上述したような施錠お
よび施錠解除時に、キー操作による回動体22の動作に
ともなう偏心カム52の回動にて表示体50が横動し
て、表示体50に形成された着色部53を表示孔19に
対して移動させることで、表示孔19の表示状態を変え
るものである。
【0021】図10は本発明の第6実施例の表示体部分
を示す斜視図であり、この第6実施例では、キャビネッ
ト本体13の上板部12aの内部に形成されたガイド溝
59に、ラック部60が形成された表示体61を横動可
能に設置し、シリンダ錠21の回動体22に固定したピ
ニオン62と前記ラック部60とを噛合させている。し
たがって、上述したような施錠および施錠解除時に、キ
ー操作による回動体22の動作にともなうピニオン62
の回動にて表示体61が横動して、表示体61に形成さ
れた着色部63を表示孔19に対して移動させること
で、表示孔19の表示状態を変えるものである。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、作転シリンダ錠の回動体における180度往
復回動による施錠あるいは施錠解除の動作にともなっ
て、表示部がキャビネット本体の前面の表示孔を通して
異なる表示をし、その表示によって施錠されているか、
施錠解除状態であるのかの判断が容易にできるキャビネ
ットの施錠装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る施錠装置の第1実施例を適用した
キャビネットの斜視図である。
【図2】第1実施例のシリンダ錠本体部分の分解斜視図
である。
【図3】第2実施例の表示体部分を示す斜視図である。
【図4】第2実施例の表示体部分の断面図である。
【図5】第2実施例の動作時の断面図である。
【図6】第3実施例の表示体部分を示す斜視図である。
【図7】第3実施例の表示体部分の正面図である。
【図8】第4実施例の表示体部分を示す斜視図である。
【図9】第5実施例の表示体部分を示す斜視図である。
【図10】第6実施例の表示体部分を示す斜視図であ
る。
【図11】従来のキャビネットの施錠装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
12a 上板部 13 キャビネット本体 14a〜14c 抽斗 15 シリンダ錠本体 18 キー挿入孔 19,47 表示孔 21 シリンダ錠 22 回動体 30,35,45,50,61 表示体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抽斗を出し入れ可能に収納するキャビネ
    ット本体と、キー操作による回動体の180度の正転お
    よび逆転にて施錠と施錠解放がなされ、前記抽斗を引き
    出し可能状態あるいは阻止状態にするシリンダ錠とが備
    えられたキャビネットの施錠装置において、前記キャビ
    ネット本体の前面のキー挿入部近傍に表示孔を形成し、
    キャビネット本体内部に、前記シリンダ錠の回動体と連
    動し、かつ回動体の施錠位置と施錠解放位置とで前記表
    示孔に2種類の異なる表示をなす表示体を設けたことを
    特徴とするキャビネットの施錠装置。
JP7052413A 1995-03-13 1995-03-13 キャビネットの施錠装置 Abandoned JPH08246726A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7052413A JPH08246726A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 キャビネットの施錠装置

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JP7052413A JPH08246726A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 キャビネットの施錠装置

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JPH08246726A true JPH08246726A (ja) 1996-09-24

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ID=12914109

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JP7052413A Abandoned JPH08246726A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 キャビネットの施錠装置

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JP (1) JPH08246726A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010144417A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Takigen Mfg Co Ltd 扉用ロックハンドル装置
JP2011084929A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Okamura Corp 施解錠表示装置
JP2014105487A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Hoshimoto:Kk 平面ハンドル
US10768571B2 (en) 2018-09-05 2020-09-08 Ricoh Company, Ltd. Lock control device, image forming apparatus, lock control method, and lock system

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Effective date: 20050222

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20050425