JPH0236754Y2 - - Google Patents

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JPH0236754Y2
JPH0236754Y2 JP1984069388U JP6938884U JPH0236754Y2 JP H0236754 Y2 JPH0236754 Y2 JP H0236754Y2 JP 1984069388 U JP1984069388 U JP 1984069388U JP 6938884 U JP6938884 U JP 6938884U JP H0236754 Y2 JPH0236754 Y2 JP H0236754Y2
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rear seat
lock
seat back
striker
locking
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のリヤシートバツクのロツク
装置に関する。
(従来技術) 自動車において、リヤシートのシートバツクを
可倒に構成してシートバツクを倒すことにより車
室と荷室の連通自在とすると共に、上記リヤシー
トバツクを車体側に係止して起立位置に保持する
ロツク装置を設けたものが従来より知られてい
る。
ところが、その場合は、児童等がリヤシートバ
ツクを倒して荷室側に入り込んだ後に、誤つてリ
ヤシートバツクが起立位置にロツクされると、児
童等が荷室に閉じ込められる問題がある。とりわ
け、停車時等で他に搭乗者がいない場合には、長
時間脱出不能となる恐れがある。
その対策として、リヤシートバツクの車室側と
荷室側の双方にロツク解除部材を取着したものが
提案されているが(実開昭58−78231号参照)、荷
室に閉じ込められた児童等がロツク解除部材の存
在が気づかない場合には、やはり脱出することが
できない。
(考案の目的) 本考案は、可倒式のリヤシートバツクを有する
自動車において、児童等が荷室に閉じ込められる
恐れをなくすことを目的としている。
(考案の構成) このため、本考案は、車体側とリヤシートバツ
クのいずれか一方に設けられたストライカ部材
と、車体側とリヤシートバツクの他方に設けら
れ、上記ストライカ部材と係合してリヤシートバ
ツクを起立位置に保持するロツク部材を有し、イ
グニツシヨンスイツチのオフ時にロツク部材によ
るストライカ部材のロツクを不能とする作動操作
部材が備えられたことを特徴とする自動車のリヤ
シートバツクのロツク装置を提供しようとするも
のである。
すなわち、上記の構成によると、停車中等のイ
グニツシヨンスイツチのオフ時には、リヤシート
バツクのロツク装置が上記作動操作部材によりロ
ツク不能とされるので、他に搭乗者がいない時
に、万一児童等がリヤシートバツクを倒して荷室
に入り込んでも、荷室に閉じ込められる恐れはな
くなる。
一方、走行中には、他の搭乗者が同乗している
ので、もともと児童等が荷室に閉じ込められたま
ま長時間放置されるような事態は生じない。
(考案の効果) 上述のように、本考案によれば、可倒式のリヤ
シートバツクを有する自動車において、児童等が
荷室に閉じ込められて脱出不能となるようなこと
はなくなる。
(実施例) 次に、図面に基づいて実施例を説明する。
自動車の後部側面を後部ドア及びリヤフエンダ
ーを切り欠いて示す第1図において、リヤシート
1はリヤシートクツシヨン2と前倒可能なリヤシ
ートバツク3とにより構成され、上記リヤシート
1には、リヤシートバツク3を起立位置にロツク
保持するロツク装置4が設けられている。
すなわち、上記リヤシートクツシヨン2は、段
状に形成されたフロアパネル5の中段部5aに載
置支持され、一方、リヤシートバツク3は、その
側壁下端部に設けた第1図の紙面と直角なヒンジ
軸6により前倒自在に軸支されている。このヒン
ジ軸6は、フロアパネル5の上段部5bから斜め
前上方へ突設されたヒンジブラケツト7により支
持される。
上記リヤシートバツク3は、通常はその上端部
がルーフ8の後部から前方へ延設されたリヤトレ
イ9に当止された起立状態でロツク装置4により
ロツク保持され、この状態ではリヤシートバツク
3により車室11と荷室12とが区画されるよう
になつている。一方、ロツク装置4のロツクを解
除し、ヒンジ軸6を揺動中心としてリヤシートバ
ツク3を前倒した場合は、上記車室11と荷室1
2とが連通状態となる。
上記ロツク装置4は、左右のホイールエプロン
13,13からリヤシートバツク3の両脇に突設
された、略コ字形の上面形状を有するストライカ
14と、ヒンジ軸6と平行なピン15を介してリ
ヤシートバツク3の両側面上部に回動自在に取着
され、ストライカ14との係合部16aを有する
ロツクレバー16とから構成されている。
上記ロツクレバー16は、第2図に示すよう
に、ワイヤスプリング17によりロツク方向(時
計方向)に付勢され、通常は係合部16aがスト
ライカ14に係合したロツク状態(仮想線)にあ
る。しかしながら、上記ワイヤスプリング17の
弾力に抗してリヤシートバツク3の両脇のロツク
レバー16を第2図の反時計方向へ実線位置まで
揺動させることにより、ロツク装置4のロツクを
解除し、リヤシートバツク3を前倒させうるよう
になつている。
本実施例では、上記ロツク装置4に、インスト
メントパネル(図示せず。)に配設されたイグニ
ツシヨンスイツチのオフ時にのみ、上記ロツクレ
バー16を実線で示すストライカ14との非係合
位置に保持する左右1対のロツク阻止ピン18が
装備されている。上記ロツク阻止ピン18は、ス
トライカ14の上方に所定の間隔を置いて第2図
の紙面と直角方向に移動自在に配設され、イグニ
ツシヨンスイツチのオフ時にはロツクレバー16
の係合部16aに係合してロツクレバー16とス
トライカ14との係合を阻止する。従つて、停車
時等のイグニツシヨンスイツチのオフ時に、万一
児童等がリヤシートバツク3を前倒して荷室へ入
り込んだ場合に他の搭乗者がいなくても、児童等
が荷室から長時間脱出不能となる恐はなくなる。
一方、走行中には、同乗者がいるので、ロツク装
置4を常時ロツク不能状態としなくても、児童等
が荷室に閉じ込められたまま長時間放置されるよ
うな事態は生じない。
次に、イグニツシヨンスイツチのオン−オフに
連動してロツク阻止ピン18を作動操作する作動
操作部材につき説明する。
すなわち、第3図にその左半部を示す如く、作
動操作部材20はリヤシートバツク3の内部に挿
入配置され、リヤシートバツク3内で左右方向に
配列された可動ブラケツト21と、固定ブラケツ
ト22と、レバー23とソレノイド式のアクチユ
エータ24とを備えている。
上記可動ブラケツト21は、左右動可能な左側
のロツク阻止ピン18の軸方向中間部に固定さ
れ、一方固定ブラケツト22はリヤシートバツク
3に固定され、両ブラケツト21,22間にはコ
イルスプリング25が縮設されている。レバー2
3はピン26を介してリヤシートバツク3に枢着
され、このレバー23の上端部23aは、ワイヤ
ー27により、固定ブラケツト22を貫通して内
方に延びるロツク阻止ピン18の内方端に連結さ
れている。又は、上記レバー23の上端部23a
には、作動ロツド28の一端が接続され、該作動
ロツド28の他端はイグニツシヨンスイツチと電
気的に接続されたアクチユエータ24に連結され
ており、左右動自在となつている。
このアクチユエータ24は、イグニツシヨンス
イツチのオフ時には断電され、ロツク阻止ピン1
8は、コイルスプリング25の弾力により先端が
Aの位置にまで突出する。この場合、第2図に実
線で示すように、ロツク阻止ピン18がロツクレ
バー16の係合部16aに係合して、ロツクレバ
ー16のロツク方向への回動を阻止してストライ
カ14のロツクを不能とする非係合位置に保持す
る。
イグニツシヨンスイツチのオンされると、それ
に連動してアクチユエータ24が作動ロツド28
を右行させ、それに伴つてレバー23が第3図時
計方向に揺動することによりロツク阻止ピン18
は可動ブラケツト21と共にコイルスプリング2
5の弾力に抗して右行し、その先端がBの位置ま
で退避する。従つてイグニツシヨンスイツチのオ
ン時には、ロツク阻止ピン18はロツクレバー1
6に干渉せず、ロツクレバー16はストライカ1
4と係合可能になる。
この状態から再びイグニツシヨンスイツチのオ
フにすると、コイルスプリング25の弾力により
ロツク阻止ピン18が左行してその先端がロツク
レバー16の内側面に当接する。そして、その後
一度ロツク装置4をアンロツクさせると、コイル
スプリング25の弾力によりロツク阻止ピン18
の先端が位置Aに移動し、それ以後ロツク装置4
はロツク不能となる。なお、右側のロツク阻止ピ
ン18(図示せず。)に対しても、上述と同様の
可動及び固定ブラケツトとコイルスプリングが設
けられており、上記右側ロツク阻止ピンはワイヤ
ー30を介して揺動レバー23の下端部23bに
連結される。
次に、第2実施例を説明する。
すなわち、第4図に示すように、この第2実施
例のロツク装置34は、リヤシートバツク3の側
面にヒンジピン35により枢着される比較的大き
いロツクレバー36及び小型のロツクプレート3
7と、車体側から突設され、上記ロツクレバー6
とロツクプレート37とに係合可能なストライカ
38とから構成され、このロツク装置34の上方
のリヤシートバツク33側面にはイグニツシヨン
スイツチのオフ時にのみロツクレバー36を実線
で示すストライカ38との非係合位置に保持する
ソレノイド式のアクチユエータ40が配設されて
いる。
上記アクチユエータ40の作動ロツド41はワ
イヤ42を介してロツクレバー36に接続され、
この作動ロツド41に固着された鍔43とリヤシ
ートバツク33側面に固定されたブラケツト44
間にはコイルスプリング45が縮設されている。
上述のようにイグニツシヨンスイツチのオフ時
には、作動ロツド41の鍔43に作用するコイル
スプリング45のばね力により、作動ロツド41
が押上げられ(図示の実線状態)、その結果、ロ
ツクレバー36は、ストライカ38から引上げら
れて、ロツクが解除される。この場合、小型のロ
ツクプレート37のみがストライカ38に係合し
た状態となるが、このロツクプレート37とスト
ライカ38との係合力は極めて弱いので、イグニ
ツシヨンスイツチオフ時には仮にロツクプレート
37とストライカ38とが係合していても、リヤ
シートバツク33に例えば5Kg重程度の小荷重を
加えるだけでロツクプレート37とストライカ3
8との係合を解除してリヤシートバツク33を前
倒できるようになつている。従つて、児童等が万
一リヤシートバツク33を倒して荷室に入り込ん
でも、荷室から脱出不能となるようなことはな
い。
一方、イグニツシヨンスイツチがオンされる
と、それに連動してアクチユエータ40が作動ロ
ツド41をコイルスプリング45のばね力に抗し
て下動させ、それによつてロツクレバー36が仮
想線で示すロツク位置まで揺動してロツク状態と
なる。なお、図示しないが、ロツクレバー36と
ロツクプレート37には、その両者を夫々ロツク
方向に付勢するリターンスプリングが設けられ
る。
なお、本考案を具体化するに当り、リヤシート
バツク3にストライカ14を、車体側にロツクレ
バー16を設けるようにしてもよい。又、本考案
は、リヤシートバツク3の上端部側をヒンジ支持
したリヤシートバツクにも適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の後部を後部ドア及びリヤフエ
ンダーを切り欠いて示す後部側面略図、第2図は
第1図の要部拡大図、第3図は作動操作部材の後
面略図、第4図は第2実施例の側面略図である。 1……リヤシート、3……リヤシートバツク、
14……ストライカ(ストライカ部材)、16…
…ロツクレバー(ロツク部材)、20……作動操
作部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車室と荷室の連通部を開閉するリヤシートのシ
    ートバツクを車体側にロツク保持するロツク装置
    であつて、 車体側とリヤシートバツクのいずれか一方に設
    けられたストライカ部材と、車体側とリヤシート
    バツクの他方に設けられ、上記ストライカ部材と
    係合してリヤシートバツクを起立位置に保持する
    ロツク部材と、イグニツシヨンスイツチのオフ時
    にロツク部材によるストライカ部材のロツクを不
    能とする作動操作部材が備えられたことを特徴と
    する自動車のリヤシートバツクのロツク装置。
JP1984069388U 1984-05-11 1984-05-11 自動車のリヤシ−トバツクのロツク装置 Granted JPS60180641U (ja)

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JP1984069388U JPS60180641U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 自動車のリヤシ−トバツクのロツク装置

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JP1984069388U JPS60180641U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 自動車のリヤシ−トバツクのロツク装置

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JPS60180641U JPS60180641U (ja) 1985-11-30
JPH0236754Y2 true JPH0236754Y2 (ja) 1990-10-05

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JP1984069388U Granted JPS60180641U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 自動車のリヤシ−トバツクのロツク装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10236193A (ja) * 1997-02-24 1998-09-08 Delta Kogyo Co Ltd シートバックのキャッチ取り付け構造
JP5477730B2 (ja) * 2008-02-28 2014-04-23 ダイハツ工業株式会社 車両用シート
JP2010069969A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Mazda Motor Corp 車両のシート装置
JP2010076603A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Mazda Motor Corp 車両のシート装置

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JPS60180641U (ja) 1985-11-30

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