JPS6310348Y2 - - Google Patents

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JPS6310348Y2
JPS6310348Y2 JP1982004101U JP410182U JPS6310348Y2 JP S6310348 Y2 JPS6310348 Y2 JP S6310348Y2 JP 1982004101 U JP1982004101 U JP 1982004101U JP 410182 U JP410182 U JP 410182U JP S6310348 Y2 JPS6310348 Y2 JP S6310348Y2
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JP
Japan
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seat back
lever
rear seat
lock release
open
Prior art date
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Expired
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JP1982004101U
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English (en)
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JPS58107936U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、可倒式リヤシートバツクのロツク
解除装置に関する。
従来、この種のロツク解除装置としては、例え
ば、実開昭56−138732号公報に示されるようなも
のが知られている。
この公報に示される可倒式リヤシートバツクロ
ツク解除装置は、第1図に示すように、リヤシー
トバツク1を傾倒自在な構成とし、かつ上記リヤ
シートバツク1を着座位置に保持するロツク機構
2を設けてなる自動車における上記ロツク機構2
のロツク解除レバー3と後部荷室ドアDとを遊び
を設けて連結し、通常の荷室ドア開口位置以上に
荷室ドアDを開方向に作動させることにより、上
記ロツク機構2を解除するよう構成したものであ
る。尚、同図中4はシートバツクストライカー、
Wはドアウインドガラス、Hはドアヒンジであ
る。
しかしながら、かかる従来の可倒式リヤシート
バツク1のロツク解除装置にあつては、該リヤシ
ートバツク1のロツク解除を後部荷室ドアDの開
作動と連動させるように構成されているため、車
両後方衝突等により、上記後部荷室ドアDが大変
形したり開錠された場合に、リヤシートバツク1
が前倒れしてしまうばかりか、雨降り時にリヤシ
ートバツク1を前倒しして、後部荷室内に荷物を
収納する場合、後部荷室ドアDを、その開度が大
きくなるまで必要以上に開けなければならないた
め、後部荷室内に雨等が必要以上に浸入してしま
う、という問題を有していた。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたもの
であつて、その目的とするところは、車両後方衝
突等により後部荷室ドアが大変形等してもリヤシ
ートバツクが誤作動して前倒れすることがなく、
またリヤシートバツクの傾倒と後部荷室ドアのロ
ツク解除を一つのレバー操作で行うことができる
可倒式リヤシートバツクのロツク解除装置を提供
しようとするものである。
かかる目的を達成するため、この考案にあつて
は、リヤシートバツクを傾倒自在な構成とし、か
つ上記リヤシートバツクを標準着座位置に保持す
るロツク機構を備え、このロツク機構の解錠操作
は、車室内に配置されたシートバツクロツク解除
レバーの回転操作により行うよう構成すると共
に、上記シートバツクロツク解除レバーと同軸に
後部荷室ドアのオープンレバーを軸支し、このオ
ープンレバーを回動させて後部荷室ドアのロツク
装置を解錠した後、更に上記オープンレバーを回
動させたとき、該オープンレバーは、上記シート
バツクロツク解除レバーの連動爪と衝合してシー
トバツクロツク解除レバーを回動させて上記ロツ
ク機構を解錠操作するよう構成したものである。
以下、第2図に示す実施例にもとづき、この考
案を詳細に説明する。
同図中、符号1はリヤシートバツクであつて、
このリヤシートバツク1の背面にはシートバツク
ストライカー4が固定されている。そして、この
シートバツクストライカー4には、軸5に回転可
能に軸支されたロツク機構2のフツクリンク6の
フツク部6aが係止されており、また、このフツ
クリンク6の一端にはワイヤー7の一端が固定さ
れている。このワイヤー7の他端は軸8に回転可
能に軸支された中継リンク9の一端に固定され、
この中継リンク9の他端には、連動爪25を有す
るシートバツクロツク解除レバー3に一端が固定
された作動ワイヤー10の他端が固定されてい
る。そして、このシートバツクロツク解除レバー
3は、車体パネル11にビス12固定されたブラ
ケツト13の軸14に回転可能に軸支されている
とともに、この軸14には、更にトランクリツド
等の後部荷室ドア(図示せず)のオープンレバー
15が回転可能に軸支されている。このオープン
レバー15の一端には、一端が後部荷室ドアに配
設されたドアロツク装置のラツチ16に固定され
たワイヤー17の他端が連結されており、上記ラ
ツチ16は、軸18に回転可能に軸支され、更に
該ラツチ16はスプリング19を介して常態にお
いてドアロツク装置のドアストライカー20と係
合する方向に付勢されている。
また、前記シートバツクロツク解除レバー3と
オープンレバー15とは、夫々スプリング21,
22を介して常態において、第2図反時計方向へ
付勢されており、ブラケツト13に突設されたス
トツパー23,24に常態において衝合してい
る。
それ故、今、オープンレバー15を第2図時計
方向へと回動すると、ワイヤー17は引つ張られ
てラツチ16を第2図反時計方向へと回動してド
アストライカー20との係合を解除するので、後
部荷室ドア(図示せず)は、図示省略したトーシ
ヨンバーにより、所定高さまで持ち上げられる。
そして、更に上記オープンレバー15を時計方向
へと回動すると、このオープンレバー15の端部
が連動爪25と衝合してシートバツクロツク解除
レバー3を時計方向へと回動する。すると、この
シートバツクロツク解除レバー3のこの回動に伴
ない、作動ワイヤ10は第2図左方向へと引張さ
れて中継リンク9を時計方向へと回動させるの
で、ワイヤ7は下方へ引つ張られてロツク機構2
のフツクリンク6を反時計方向へと回動させるた
め、該フツクリンク6とシートバツクストライカ
ー4との係合状態は解除されるのでリヤシートバ
ツク1は図示外のシートバネにより前倒れする。
尚、上記説明からも明らかなように、リヤシー
トバツク1の前倒れ操作は、後部荷室ドアの開錠
操作とは関係なく、シートバツクロツク解除レバ
ー3の回転操作のみによつても行なうことができ
る。
この考案は以上の構成を含むので、リヤシート
バツク、または、後部荷室ドアのみ、或いは該後
部荷室ドアとリヤシートバツクとを連動させて開
錠前倒し操作することができ、しかも、後部荷室
ドアが車両後方衝突等により大変形した場合で
も、リヤシートバツクが誤つて傾倒することがな
いので安全性が向上する他、雨降り時に後部荷室
ドアを必要以上に開く必要がないので後部荷室ド
ア内の荷物が必要以上に濡れることがない、等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の可倒式リヤシートバツクのロツ
ク解除装置の構成を概略的に示す説明図、第2図
はこの考案の一実施例に係る可倒式リヤシートバ
ツクのロツク解除装置の構成を概略的に示す説明
図である。 1……リヤシートバツク、2……ロツク機構、
3……シートバツクロツク解除レバー、14……
軸、15……オープンレバー、16……ラツチ、
20……ドアストライカー、25……連動爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リヤシートバツクを傾倒自在な構成とし、かつ
    上記リヤシートバツクを標準着座位置に保持する
    ロツク機構を備え、このロツク機構の解錠操作
    は、車室内に配置されたシートバツクロツク解除
    レバーの回転操作により行うよう構成されてなる
    可倒式リヤシートバツクのロツク解除装置におい
    て、上記シートバツクロツク解除レバーと同軸に
    後部荷室ドアのオープンレバーを軸支し、このオ
    ープンレバーを回動させて後部荷室ドアのロツク
    装置を解錠した後、更に、上記オープンレバーを
    回動させたとき、該オープンレバーは、上記シー
    トバツクロツク解除レバーの連動爪と衝合してシ
    ートバツクロツク解除レバーを回動させて上記ロ
    ツク機構を解錠操作するよう構成したことを特徴
    とする可倒式リヤシートバツクのロツク解除装
    置。
JP1982004101U 1982-01-18 1982-01-18 可倒式リヤシ−トバツクのロツク解除装置 Granted JPS58107936U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982004101U JPS58107936U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 可倒式リヤシ−トバツクのロツク解除装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982004101U JPS58107936U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 可倒式リヤシ−トバツクのロツク解除装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58107936U JPS58107936U (ja) 1983-07-22
JPS6310348Y2 true JPS6310348Y2 (ja) 1988-03-28

Family

ID=30016982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982004101U Granted JPS58107936U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 可倒式リヤシ−トバツクのロツク解除装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58107936U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124326U (ja) * 1984-07-19 1986-02-13 マツダ株式会社 自動車のシ−ト装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58107936U (ja) 1983-07-22

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