JPH0544455Y2 - - Google Patents
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- JPH0544455Y2 JPH0544455Y2 JP5718587U JP5718587U JPH0544455Y2 JP H0544455 Y2 JPH0544455 Y2 JP H0544455Y2 JP 5718587 U JP5718587 U JP 5718587U JP 5718587 U JP5718587 U JP 5718587U JP H0544455 Y2 JPH0544455 Y2 JP H0544455Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- lock
- operating
- arm
- lock body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 6
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、車外側及び車室側からドアを開閉
操作できる自動車用ドアのドアロツクに関する。
操作できる自動車用ドアのドアロツクに関する。
(従来の技術)
通常、自動車用ドアにはその閉状態でこのドア
を車体にロツクさせるドアロツクが設けられる。
このドアロツクには、従来、例えば実開昭57−
110253号公報に示すものがある。
を車体にロツクさせるドアロツクが設けられる。
このドアロツクには、従来、例えば実開昭57−
110253号公報に示すものがある。
この構成では、ドアを車体にロツクし、もしく
はロツク解除するロツク本体が設けられる。ま
た、車外側からのロツク本体に対する操作でロツ
ク解除させるための車外側操作手段たるアウタハ
ンドルと、車室側からの操作でロツク解除させる
ための車内側操作手段たるインナハンドルとが上
記ドアに設けられる。更に、上記ロツク本体と上
記両ハンドルとの間には車内側からのみ操作がで
きる連動手段を介在してあり、この連動手段を操
作すれば、各ハンドルを介してのロツク本体に対
する操作を許容もしくは解除可能とさせるように
なつている。従つて、連動手段の操作によりロツ
ク本体と両ハンドルの連動を許容すれば、いずれ
のハンドルの操作によつてもロツク解除ができ、
一方、上記連動を解除すれば、いずれのハンドル
を操作してもこの操作はロツク本体には及ばず、
よつて、ドアのロツクはそのままに保たれる。
はロツク解除するロツク本体が設けられる。ま
た、車外側からのロツク本体に対する操作でロツ
ク解除させるための車外側操作手段たるアウタハ
ンドルと、車室側からの操作でロツク解除させる
ための車内側操作手段たるインナハンドルとが上
記ドアに設けられる。更に、上記ロツク本体と上
記両ハンドルとの間には車内側からのみ操作がで
きる連動手段を介在してあり、この連動手段を操
作すれば、各ハンドルを介してのロツク本体に対
する操作を許容もしくは解除可能とさせるように
なつている。従つて、連動手段の操作によりロツ
ク本体と両ハンドルの連動を許容すれば、いずれ
のハンドルの操作によつてもロツク解除ができ、
一方、上記連動を解除すれば、いずれのハンドル
を操作してもこの操作はロツク本体には及ばず、
よつて、ドアのロツクはそのままに保たれる。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、例えば、乗車している子供が車室か
ら不意に飛び出さないようにするためには、イン
ナハンドルを操作してもドアがロツク解除されな
いようにしておくことが望ましい。また、このよ
うな状態としてある場合で、不慮の事故等の発生
により乗員が自らの力でロツク解除ができない場
合には、車外から第3者がアウタハンドルを操作
してドアをロツク解除し、このドアを自由に開閉
できるようにすることが望まれる。しかし、上記
従来構成では、連動手段の操作によりロツク本体
と両ハンドルの連動を解除すると、いずれのハン
ドルを操作してもドアのロツクはそのままに保た
れるため、上記したような状態、即ち、インナハ
ンドルの操作ではドアのロツク解除はできない
が、アウタハンドルの操作によればこのドアのロ
ツク解除はできるという状態を得ることはできな
い。
ら不意に飛び出さないようにするためには、イン
ナハンドルを操作してもドアがロツク解除されな
いようにしておくことが望ましい。また、このよ
うな状態としてある場合で、不慮の事故等の発生
により乗員が自らの力でロツク解除ができない場
合には、車外から第3者がアウタハンドルを操作
してドアをロツク解除し、このドアを自由に開閉
できるようにすることが望まれる。しかし、上記
従来構成では、連動手段の操作によりロツク本体
と両ハンドルの連動を解除すると、いずれのハン
ドルを操作してもドアのロツクはそのままに保た
れるため、上記したような状態、即ち、インナハ
ンドルの操作ではドアのロツク解除はできない
が、アウタハンドルの操作によればこのドアのロ
ツク解除はできるという状態を得ることはできな
い。
(考案の目的)
この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、ドアがロツク状態に保たれていると
きに、車外側操作手段の操作による場合のみ、ド
アのロツク解除がなされてこのドアを開閉できる
ようにすることを目的とする。
れたもので、ドアがロツク状態に保たれていると
きに、車外側操作手段の操作による場合のみ、ド
アのロツク解除がなされてこのドアを開閉できる
ようにすることを目的とする。
(考案の構成)
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、連動手段に対する操作でこれが第1
から第3動作のいずれか1つの動作をとるように
し、この連動手段がその第1動作でロツク本体と
各操作手段とを連動させ、第2動作でロツク本体
と車外側操作手段のみとを連動させ、第3動作で
ロツク本体と各操作手段との連動を解除するよう
にした点にある。
るところは、連動手段に対する操作でこれが第1
から第3動作のいずれか1つの動作をとるように
し、この連動手段がその第1動作でロツク本体と
各操作手段とを連動させ、第2動作でロツク本体
と車外側操作手段のみとを連動させ、第3動作で
ロツク本体と各操作手段との連動を解除するよう
にした点にある。
(実施例)
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
る。
第2図において、1は自動車用のフロントドア
で、このドア1はその下部にドア本体2を有して
いる。このドア本体2は互いに所定間隔で対面す
るように接合されたアウタパネル3とインナパネ
ル4とで形成される。また、上記ドア1が閉状態
のとき、図示しない車体にこのドア1を保持させ
るドアロツク6が設けられる。
で、このドア1はその下部にドア本体2を有して
いる。このドア本体2は互いに所定間隔で対面す
るように接合されたアウタパネル3とインナパネ
ル4とで形成される。また、上記ドア1が閉状態
のとき、図示しない車体にこのドア1を保持させ
るドアロツク6が設けられる。
上記ドアロツク6はアウタパネル3とインナパ
ネル4との間に設けられ、車体にドア1をロツク
したり、ロツク解除するロツク本体7を有してい
る。、また、このロツク本体7をロツク解除操作
するために、車外側には車外側操作手段たるアウ
タハンドル8が設けられ、一方、車室側には車室
側操作手段たるインナハンドル9が設けられる。
上記アウタハンドル8は上記アウタパネル3側に
支持され、一方、インナハンドル9は同上インナ
パネル4側に支持されている。
ネル4との間に設けられ、車体にドア1をロツク
したり、ロツク解除するロツク本体7を有してい
る。、また、このロツク本体7をロツク解除操作
するために、車外側には車外側操作手段たるアウ
タハンドル8が設けられ、一方、車室側には車室
側操作手段たるインナハンドル9が設けられる。
上記アウタハンドル8は上記アウタパネル3側に
支持され、一方、インナハンドル9は同上インナ
パネル4側に支持されている。
上記ロツク本体7と、アウタハンドル8及びイ
ンナハンドル9との間には連動手段10が介在し
ており、この連動手段10は各ハンドル8,9を
介してのロツク本体7に対する操作を許容もしく
は解除可能とさせるようにこれらロツク本体7と
各ハンドル8,9とを連動させている。この連動
手段10の操作は車室側からのみ可能とされるも
ので、これを操作する操作ノブ11がインナパネ
ル4の上端から車室側も突出するように設けられ
ている。
ンナハンドル9との間には連動手段10が介在し
ており、この連動手段10は各ハンドル8,9を
介してのロツク本体7に対する操作を許容もしく
は解除可能とさせるようにこれらロツク本体7と
各ハンドル8,9とを連動させている。この連動
手段10の操作は車室側からのみ可能とされるも
ので、これを操作する操作ノブ11がインナパネ
ル4の上端から車室側も突出するように設けられ
ている。
主に第1図により、上記連動手段10について
説明する。
説明する。
上記連動手段10はロツク本体7を枢支してい
る回動軸7aに取り付けられたロツクアーム12
を有している。このロツクアーム12を第1図中
矢印Aで示す方向へ回動させればこれに伴う上記
ロツク本体7の回動でロツク解除がなされる。ま
た、このロツク本体7は上記とは逆に回動するよ
うに付勢されており、これにより、ドア1のロツ
クがなされる。
る回動軸7aに取り付けられたロツクアーム12
を有している。このロツクアーム12を第1図中
矢印Aで示す方向へ回動させればこれに伴う上記
ロツク本体7の回動でロツク解除がなされる。ま
た、このロツク本体7は上記とは逆に回動するよ
うに付勢されており、これにより、ドア1のロツ
クがなされる。
一方、前記アウタハンドル8に連動する第1回
動アーム14が設けられる。この第1回動アーム
14はその中途部が第1枢支軸15により枢支さ
れ両端が上下回動自在となつている。この第1回
動アーム14の一方の回動端に第2枢支軸17が
突設され、この第2枢支軸17と上記アウタハン
ドル8とを第1リンク18により連結してある。
また、上記第1回動アーム14の他方の回動端
は、上記第2枢支軸17を上方回動させる方向へ
ばね19により付勢されている。20は第1スト
ツパ片で、上記第1ばね19により付勢された第
1回動アーム14の他方の回動端が当接し、それ
以上に回動することを規制している。
動アーム14が設けられる。この第1回動アーム
14はその中途部が第1枢支軸15により枢支さ
れ両端が上下回動自在となつている。この第1回
動アーム14の一方の回動端に第2枢支軸17が
突設され、この第2枢支軸17と上記アウタハン
ドル8とを第1リンク18により連結してある。
また、上記第1回動アーム14の他方の回動端
は、上記第2枢支軸17を上方回動させる方向へ
ばね19により付勢されている。20は第1スト
ツパ片で、上記第1ばね19により付勢された第
1回動アーム14の他方の回動端が当接し、それ
以上に回動することを規制している。
また、上記第2枢支軸17には、ロツクアーム
12をロツク解除させる方向へ回動操作可能とす
る操作アーム22が回動自在に枢支されている。
そして、この操作アーム22の回動端側には、上
記ロツクアーム12の一端12aに当接可能な当
接片23を形成してある。
12をロツク解除させる方向へ回動操作可能とす
る操作アーム22が回動自在に枢支されている。
そして、この操作アーム22の回動端側には、上
記ロツクアーム12の一端12aに当接可能な当
接片23を形成してある。
また、上記操作アーム22をその回動途中で第
1から第3の3種の回動姿勢のいずれか1つの回
動姿勢に位置決めする支持アーム25が設けられ
る。
1から第3の3種の回動姿勢のいずれか1つの回
動姿勢に位置決めする支持アーム25が設けられ
る。
即ち、上記支持アーム25はその中途部を第3
枢支軸26により枢支させてある。この支持アー
ム25の一方の回動端には突起27を設けてあ
り、この突起27は上記操作アーム22の回動端
に形成された長孔22aに相対摺動自在に嵌入し
ている。また、上記支持アーム25の他方の回動
端と前記操作ノブ11とが第2リンク29により
連結されると共に、この他方の回動端には上記操
作アーム22を第1から第3の回動姿勢のいずれ
か1つの回動姿勢に位置決めできるようにこの支
持アーム25を位置決めするボール式位置決め手
段30が設けられる。
枢支軸26により枢支させてある。この支持アー
ム25の一方の回動端には突起27を設けてあ
り、この突起27は上記操作アーム22の回動端
に形成された長孔22aに相対摺動自在に嵌入し
ている。また、上記支持アーム25の他方の回動
端と前記操作ノブ11とが第2リンク29により
連結されると共に、この他方の回動端には上記操
作アーム22を第1から第3の回動姿勢のいずれ
か1つの回動姿勢に位置決めできるようにこの支
持アーム25を位置決めするボール式位置決め手
段30が設けられる。
そして、第1図中実線及び破線で示すように、
操作ノブ11により第2リンク29を引き上げて
支持アーム25を回動させれば、その突起27は
操作アーム22の長孔22a内を摺動しながら操
作アーム22を車幅方向外方へ回動させ、この操
作アーム22は実線図示のように第1回動姿勢と
なる。
操作ノブ11により第2リンク29を引き上げて
支持アーム25を回動させれば、その突起27は
操作アーム22の長孔22a内を摺動しながら操
作アーム22を車幅方向外方へ回動させ、この操
作アーム22は実線図示のように第1回動姿勢と
なる。
上記状態で、アウタハンドル8を操作したとす
れば、第1リンク18の下方移動に伴つて第1回
動アーム14は第1ばね19の付勢力に抗して回
動する(第1図中矢印B図示)。すると、上記第
1回動アーム14の回動に伴つて操作アーム22
が下方へ移動し、長孔22a内を摺動する突起2
7に案内されながら当接片23がロツクアーム1
2の一端12aに当接してこれを押動し、このロ
ツクアーム12の一端12aを矢印Aで示す方向
へ回動させる。そして、このロツク本体7の操作
でドア1のロツク解除がなされ、このドア1の開
閉が可能となる。
れば、第1リンク18の下方移動に伴つて第1回
動アーム14は第1ばね19の付勢力に抗して回
動する(第1図中矢印B図示)。すると、上記第
1回動アーム14の回動に伴つて操作アーム22
が下方へ移動し、長孔22a内を摺動する突起2
7に案内されながら当接片23がロツクアーム1
2の一端12aに当接してこれを押動し、このロ
ツクアーム12の一端12aを矢印Aで示す方向
へ回動させる。そして、このロツク本体7の操作
でドア1のロツク解除がなされ、このドア1の開
閉が可能となる。
次に、上記の状態から操作ノブ11により第2
リンク29を押し下げれば、第1図中一点鎖線で
示すように、この第2リンク29により支持アー
ム25が回動し、これに伴つて操作アーム22は
上記第1回動姿勢から車幅方向内方へ回動した第
2回動姿勢となる。この状態で、アウタハンドル
8を操作したとすれば、上記操作アーム22が下
方へ移動してロツクアーム12の一端12aを矢
印Aで示す方向へ回動させる。そして、このロツ
ク本体7の操作でドア1のロツク解除がなされ、
このときにもドア1の開閉が可能となる。
リンク29を押し下げれば、第1図中一点鎖線で
示すように、この第2リンク29により支持アー
ム25が回動し、これに伴つて操作アーム22は
上記第1回動姿勢から車幅方向内方へ回動した第
2回動姿勢となる。この状態で、アウタハンドル
8を操作したとすれば、上記操作アーム22が下
方へ移動してロツクアーム12の一端12aを矢
印Aで示す方向へ回動させる。そして、このロツ
ク本体7の操作でドア1のロツク解除がなされ、
このときにもドア1の開閉が可能となる。
更に、上記の状態から操作ノブ11により第2
リンク29を押し下げれば、第1図中二点鎖線で
示すように、支持アーム25が回動し、これに伴
つて操作アーム22は上記第2回動姿勢から更に
車幅方向内方へ回動した第3回動姿勢となる。こ
の状態では、アウタハンドル8を操作して操作ア
ーム22を下方へ移動させても、当接片23がロ
ツクアーム12の一端12aに当接しないように
なつている。即ち、上記ロツクアーム12と操作
アーム22との連動が解除されてロツク本体7は
ドア1をロツクしたままの状態に保たれるのであ
り、アウタハンドル8の操作によつてはドア1の
開閉はできない状態となる。
リンク29を押し下げれば、第1図中二点鎖線で
示すように、支持アーム25が回動し、これに伴
つて操作アーム22は上記第2回動姿勢から更に
車幅方向内方へ回動した第3回動姿勢となる。こ
の状態では、アウタハンドル8を操作して操作ア
ーム22を下方へ移動させても、当接片23がロ
ツクアーム12の一端12aに当接しないように
なつている。即ち、上記ロツクアーム12と操作
アーム22との連動が解除されてロツク本体7は
ドア1をロツクしたままの状態に保たれるのであ
り、アウタハンドル8の操作によつてはドア1の
開閉はできない状態となる。
一方、前記インナハンドル9に連動する第2回
動アーム32が設けられ、この第2回動アーム3
2の中途部が前記第1枢支軸15に枢支されてい
る。この第2回動アーム32の一方の回動端には
係合片33が形成され、この係合片33は前記操
作アーム22に形成された切欠34に係脱自在と
なつている。上記第2回動アーム32の他方の回
動端には上記係合片33を上方回動させる方向へ
この第2回動アーム32を付勢する第2ばね36
が設けられると共に、この他方の回動端とインナ
ハンドル9とが第3リンク37により連結されて
いる。38は第2ストツパ片で、上記第2ばね3
6の付勢力による第2回動アーム32のそれ以上
の回動を規制する。また、40は第3ストツパ片
で、前記第1回動アーム14と上記第2回動アー
ム32がばね19,36の付勢力に抗して回動し
たときにそれ以上の回動を規制する。
動アーム32が設けられ、この第2回動アーム3
2の中途部が前記第1枢支軸15に枢支されてい
る。この第2回動アーム32の一方の回動端には
係合片33が形成され、この係合片33は前記操
作アーム22に形成された切欠34に係脱自在と
なつている。上記第2回動アーム32の他方の回
動端には上記係合片33を上方回動させる方向へ
この第2回動アーム32を付勢する第2ばね36
が設けられると共に、この他方の回動端とインナ
ハンドル9とが第3リンク37により連結されて
いる。38は第2ストツパ片で、上記第2ばね3
6の付勢力による第2回動アーム32のそれ以上
の回動を規制する。また、40は第3ストツパ片
で、前記第1回動アーム14と上記第2回動アー
ム32がばね19,36の付勢力に抗して回動し
たときにそれ以上の回動を規制する。
そして、前記操作アーム22を第1回動姿勢と
して、インナハンドル9を操作したとすれば、第
2ばね36の付勢力に抗して第2回動アーム32
が回動し係合片33が下方回動する(第1図中矢
印C図示)。このとき、上記第2回動アーム32
の係合片33は操作アーム22の切欠34に係合
しているため、この係合片33は操作アーム22
を下方へ移動させる。これによつて、ロツクアー
ム12の一端12aは矢印Aで示す方向へ回動さ
せられ、これによるロツク本体7の操作でドア1
のロツク解除がなされ、ドア1の開閉が可能とな
る。
して、インナハンドル9を操作したとすれば、第
2ばね36の付勢力に抗して第2回動アーム32
が回動し係合片33が下方回動する(第1図中矢
印C図示)。このとき、上記第2回動アーム32
の係合片33は操作アーム22の切欠34に係合
しているため、この係合片33は操作アーム22
を下方へ移動させる。これによつて、ロツクアー
ム12の一端12aは矢印Aで示す方向へ回動さ
せられ、これによるロツク本体7の操作でドア1
のロツク解除がなされ、ドア1の開閉が可能とな
る。
また、上記操作アーム22を第2及び第3回動
姿勢としたときに、インナハンドル9を操作して
第2回動アーム32を矢印Cで示す方向へ回動さ
せたとする。このとき、切欠34は係合片33か
ら離れて係合が解除するようになつており、即
ち、上記操作アーム22と第2回動アーム32と
の連動が解除されてロツク本体7はドア1をロツ
クしたままの状態に保たれているのであり、イン
ナハンドル9の操作によつてはドア1の開閉はで
きない状態となる。
姿勢としたときに、インナハンドル9を操作して
第2回動アーム32を矢印Cで示す方向へ回動さ
せたとする。このとき、切欠34は係合片33か
ら離れて係合が解除するようになつており、即
ち、上記操作アーム22と第2回動アーム32と
の連動が解除されてロツク本体7はドア1をロツ
クしたままの状態に保たれているのであり、イン
ナハンドル9の操作によつてはドア1の開閉はで
きない状態となる。
従つて、上記の例では、操作ノブ11を操作し
て操作アーム22を第1回動姿勢としたときに
は、アウタハンドル8とインナハンドル9の各操
作によりドア1を開閉することができる。また、
操作ノブ11を操作して操作アーム22を第2回
動姿勢としたときには、アウタハンドル8の操作
のみによりドア1の開閉が可能となる。更に、操
作ノブ11を操作して操作アーム22を第3回動
姿勢としたときにはアウタハンドル8とインナハ
ンドル9のいずれの操作によつてもドア1の開閉
はできなくなる。
て操作アーム22を第1回動姿勢としたときに
は、アウタハンドル8とインナハンドル9の各操
作によりドア1を開閉することができる。また、
操作ノブ11を操作して操作アーム22を第2回
動姿勢としたときには、アウタハンドル8の操作
のみによりドア1の開閉が可能となる。更に、操
作ノブ11を操作して操作アーム22を第3回動
姿勢としたときにはアウタハンドル8とインナハ
ンドル9のいずれの操作によつてもドア1の開閉
はできなくなる。
(考案の効果)
この考案によれば、連動手段に対する操作でこ
れが第1から第3動作のいずれか1つの動作をと
るようにし、この連動手段がその第1動作でロツ
ク本体と各操作手段とを連動させ、第2動作でロ
ツク本体と車外側操作手段のみとを連動させ、第
3動作でロツク本体と各操作手段との連動を解除
するようにしたため、連動手段を第1動作させた
ときには、各操作手段によりロツク本体の操作が
可能となりドアのロツク解除ができる。また、連
動手段を第2動作させたときには、車外側操作手
段のみによりロツク本体の操作ができ、これによ
つてドアのロツク解除できる。更に、連動手段を
第3動作させたときには、各操作手段のいずれを
操作してもロツク本体の操作ができず、このため
ドアはロツクしたままの状態に保たれる。上記の
場合、連動手段の第2動作で車外側操作手段のみ
によりロツク本体を操作してドアのロツク解除が
できるため、このときには車外側からの操作によ
つてのみドアを開閉することができるのであり、
よつて、初期の目的を達成することができる。
れが第1から第3動作のいずれか1つの動作をと
るようにし、この連動手段がその第1動作でロツ
ク本体と各操作手段とを連動させ、第2動作でロ
ツク本体と車外側操作手段のみとを連動させ、第
3動作でロツク本体と各操作手段との連動を解除
するようにしたため、連動手段を第1動作させた
ときには、各操作手段によりロツク本体の操作が
可能となりドアのロツク解除ができる。また、連
動手段を第2動作させたときには、車外側操作手
段のみによりロツク本体の操作ができ、これによ
つてドアのロツク解除できる。更に、連動手段を
第3動作させたときには、各操作手段のいずれを
操作してもロツク本体の操作ができず、このため
ドアはロツクしたままの状態に保たれる。上記の
場合、連動手段の第2動作で車外側操作手段のみ
によりロツク本体を操作してドアのロツク解除が
できるため、このときには車外側からの操作によ
つてのみドアを開閉することができるのであり、
よつて、初期の目的を達成することができる。
図はこの考案の実施例を示し、第1図は第2図
の−線矢視拡大断面図、第2図は自動車用ド
アの側面図である。 1……ドア、6……ドアロツク、7……ロツク
本体、8……アウタハンドル(車外側操作手段)、
9……インナハンドル(車室側操作手段)、10
……連動手段、14……第1回動アーム、18…
…第1リンク、22……操作アーム、25……支
持アーム、29……第2リンク、32……第2回
動アーム、37……第3リンク。
の−線矢視拡大断面図、第2図は自動車用ド
アの側面図である。 1……ドア、6……ドアロツク、7……ロツク
本体、8……アウタハンドル(車外側操作手段)、
9……インナハンドル(車室側操作手段)、10
……連動手段、14……第1回動アーム、18…
…第1リンク、22……操作アーム、25……支
持アーム、29……第2リンク、32……第2回
動アーム、37……第3リンク。
Claims (1)
- ドアの閉状態でこのドアを車体にロツクし、も
しくはロツク解除するロツク本体を設けると共
に、このロツク本体をロツク解除させるための車
外側操作手段と車室側操作手段とを設け、上記各
操作手段を介してのロツク本体に対する操作を許
容もしくは解除可能とさせるようにこれらロツク
本体と各操作手段とを連動させる連動手段を設
け、かつ、この連動手段に対する操作が車室側か
らのみ可能とした自動車用ドアのドアロツクにお
いて、上記連動手段に対する操作でこれが第1か
ら第3動作のいずれか1つの動作をとるように
し、この連動手段がその第1動作でロツク本体と
各操作手段とを連動させ、第2動作でロツク本体
と車外側操作手段のみとを連動させ、第3動作で
ロツク本体と各操作手段との連動を解除するよう
にしたことを特徴とする自動車用ドアのドアロツ
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5718587U JPH0544455Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5718587U JPH0544455Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63165069U JPS63165069U (ja) | 1988-10-27 |
JPH0544455Y2 true JPH0544455Y2 (ja) | 1993-11-11 |
Family
ID=30886662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5718587U Expired - Lifetime JPH0544455Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544455Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4802341B2 (ja) * | 2007-04-25 | 2011-10-26 | 三井金属アクト株式会社 | ドアロック装置 |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP5718587U patent/JPH0544455Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63165069U (ja) | 1988-10-27 |
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