JPS5834942Y2 - ドアロツクの施解錠操作装置 - Google Patents
ドアロツクの施解錠操作装置Info
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- JPS5834942Y2 JPS5834942Y2 JP1981016778U JP1677881U JPS5834942Y2 JP S5834942 Y2 JPS5834942 Y2 JP S5834942Y2 JP 1981016778 U JP1981016778 U JP 1981016778U JP 1677881 U JP1677881 U JP 1677881U JP S5834942 Y2 JPS5834942 Y2 JP S5834942Y2
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- lock lever
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、チャイルドプルーフ機能を備えるドアロック
を遠隔位置より施解錠操作し得るようにした装置、より
詳しくは、ドアロックにおけるチャイルドロックレバ−
の施解錠操作と、ノブロックレバ−の解錠操作とを遠隔
位置より行なえるようにした装置に関する。
を遠隔位置より施解錠操作し得るようにした装置、より
詳しくは、ドアロックにおけるチャイルドロックレバ−
の施解錠操作と、ノブロックレバ−の解錠操作とを遠隔
位置より行なえるようにした装置に関する。
近年、4ドア型自動車の後部ドアには、幼児のいたずら
等によりドアが不意に開扉するのを防止するため、いわ
ゆるチャイルドプルーフ機能を備えるドアロックが盛ん
に用いられるようになってきている。
等によりドアが不意に開扉するのを防止するため、いわ
ゆるチャイルドプルーフ機能を備えるドアロックが盛ん
に用いられるようになってきている。
この種のドアロックは、一般に、ドアの遊端面より突出
するチャイルドロックレバ−を操作してドアを閉じるこ
とにより、車外からは開扉できるが、車内からはノブや
インサイドハンドルをいかに操作しても開扉し得ないよ
うな構造としである。
するチャイルドロックレバ−を操作してドアを閉じるこ
とにより、車外からは開扉できるが、車内からはノブや
インサイドハンドルをいかに操作しても開扉し得ないよ
うな構造としである。
他方、後部ドアのドアロックを運転席より施解錠操作し
得るようにした遠隔操作装置も盛んに用いられるように
なってきている。
得るようにした遠隔操作装置も盛んに用いられるように
なってきている。
しかし、従来のこの種の遠隔操作装置は、ドアロックの
ノブロックレバ−のみを、リンク機構やワイヤ等の連係
手段及びモータその他の駆動手段等を用いて運転席より
遠隔操作し得るようにしただけのものであったので、上
述のようなチャイルドプルーフ機能を備えるドアロック
においては、チャイルドロックレバ−を作動させている
場合には、たとえ遠隔操作により、運転席側より後部ド
アのドアロックのノブロックレバ−を解除したとしても
、車内から後部ドアを開くことはできず、運転者が降車
して車外より後部ドアを開かなければならないという不
都合があった。
ノブロックレバ−のみを、リンク機構やワイヤ等の連係
手段及びモータその他の駆動手段等を用いて運転席より
遠隔操作し得るようにしただけのものであったので、上
述のようなチャイルドプルーフ機能を備えるドアロック
においては、チャイルドロックレバ−を作動させている
場合には、たとえ遠隔操作により、運転席側より後部ド
アのドアロックのノブロックレバ−を解除したとしても
、車内から後部ドアを開くことはできず、運転者が降車
して車外より後部ドアを開かなければならないという不
都合があった。
また、ノブロックレバ−の遠隔操作装置と並列に、チャ
イルドロックレバ−にもワイヤ等による遠隔操作装置を
設けることが考えられるが、これではノブロックレバ−
用の操作杆とチャイルドロック用の操作杆との2個の操
作杆が必要となり、操作が煩雑となるという欠点がある
。
イルドロックレバ−にもワイヤ等による遠隔操作装置を
設けることが考えられるが、これではノブロックレバ−
用の操作杆とチャイルドロック用の操作杆との2個の操
作杆が必要となり、操作が煩雑となるという欠点がある
。
本考案は、1個の操作手段のみにより、チャイルドロッ
クレバ−の施解錠操作と、ノブロックレバ−の解錠操作
とを遠隔位置より行なえるようにすることにより、上述
のような不都合や欠点を解消したドアロックの施解錠操
作装置を提供することを目的とするもので、以下添付図
面に示す実施例に基づいて説明する。
クレバ−の施解錠操作と、ノブロックレバ−の解錠操作
とを遠隔位置より行なえるようにすることにより、上述
のような不都合や欠点を解消したドアロックの施解錠操
作装置を提供することを目的とするもので、以下添付図
面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図に想像線で示すように、4ドア型自動車の後部ド
ア1は、左端に設けられた上下1対のヒンジ2をもって
、車体(図示路)に枢着されている。
ア1は、左端に設けられた上下1対のヒンジ2をもって
、車体(図示路)に枢着されている。
ドア1の右端すなわち遊端の中位部には、ドアロック3
が配設されている。
が配設されている。
このドアロック3は、ドア1に固定された基板4に軸5
をもって枢着されたノブロックレバ−6と、基板4に軸
7をもって枢着されたチャイルドロックレバ−8とを備
える公知のものとしである。
をもって枢着されたノブロックレバ−6と、基板4に軸
7をもって枢着されたチャイルドロックレバ−8とを備
える公知のものとしである。
ノブロックレバ−6及びチャイルドロックレバ−8は、
第1図に実線で示す解錠位置と、同じく想像線で示す施
錠位置とにそれぞれ移動可能であり、ノブロックレバ−
6とチャイルドロックレバ−8とがともに解錠位置にあ
る場合には、インサイドハンドルやアウトサイドハンド
ル(いずれも図示路)を用いて車内及び車外のいずれか
らでも開扉できるが、ノブロックレバ−6が解錠位置に
あり、かつチャイルドロックレバ−8が施錠位置にある
場合には、車外からは開扉できるが、車内からは開扉で
きず、またノブロックレバ−6が施錠位置にある場合に
は、チャイルドロックレバ−8がいかなる位置にあろう
とも、車内及び車外のいずれからも開扉することができ
ないようになっている。
第1図に実線で示す解錠位置と、同じく想像線で示す施
錠位置とにそれぞれ移動可能であり、ノブロックレバ−
6とチャイルドロックレバ−8とがともに解錠位置にあ
る場合には、インサイドハンドルやアウトサイドハンド
ル(いずれも図示路)を用いて車内及び車外のいずれか
らでも開扉できるが、ノブロックレバ−6が解錠位置に
あり、かつチャイルドロックレバ−8が施錠位置にある
場合には、車外からは開扉できるが、車内からは開扉で
きず、またノブロックレバ−6が施錠位置にある場合に
は、チャイルドロックレバ−8がいかなる位置にあろう
とも、車内及び車外のいずれからも開扉することができ
ないようになっている。
ドアロック3のその他の構成は、本考案に直接関係しな
いため、その詳細な説明は省略する。
いため、その詳細な説明は省略する。
ドア1の左側部には、上下方向を向く固定板9がドアパ
ネル(図示路)に固着されている。
ネル(図示路)に固着されている。
固定板9の上部には、ドアパネルの面と直交する方向を
向く枢軸10が固設され、この枢軸10には、シフトレ
バ−11とノブレバー12とが枢着されている。
向く枢軸10が固設され、この枢軸10には、シフトレ
バ−11とノブレバー12とが枢着されている。
シフトレバ−11は、第1図左方を向くアーム13を備
え、そのアーム13の遊端には、いわゆるプッシュルワ
イヤとした可撓性の索条14の一端が止着されている。
え、そのアーム13の遊端には、いわゆるプッシュルワ
イヤとした可撓性の索条14の一端が止着されている。
索条14は、アーム13の遊端の下方におけるドア1の
適所に一端を止着された外管15内に挿入され、外管1
5とともにドア1より車体内に進入し、運転席近傍に設
けられた適宜の牽引式の操作杆(図示路)に他端を止着
されている。
適所に一端を止着された外管15内に挿入され、外管1
5とともにドア1より車体内に進入し、運転席近傍に設
けられた適宜の牽引式の操作杆(図示路)に他端を止着
されている。
そして、この操作杆を回動させることにより、索条14
を介して、シフトレバ−11を、第1図及び第2図に示
す中立位置と、この中立位置から時計方向に若干回動し
た第4図に示す解錠位置と、中立位置から時計方向に若
干回動した第4図に示す解錠位置と、中立位置から反時
計方向に若干回動した第5図に示す施錠位置とに移動さ
せることができるようにしである。
を介して、シフトレバ−11を、第1図及び第2図に示
す中立位置と、この中立位置から時計方向に若干回動し
た第4図に示す解錠位置と、中立位置から時計方向に若
干回動した第4図に示す解錠位置と、中立位置から反時
計方向に若干回動した第5図に示す施錠位置とに移動さ
せることができるようにしである。
また、シフトレバ−11は、上方を向くL字形のアーム
16を備え、そのアーム16の遊端には、枢軸10を中
心とする弧状の長孔17が穿設されている。
16を備え、そのアーム16の遊端には、枢軸10を中
心とする弧状の長孔17が穿設されている。
長孔17には、一端をドアロック3におけるチャイルド
ロックレバ−8に係着された左右方向のロッド18の他
端に突設されたピン19が摺動自在に嵌合されている。
ロックレバ−8に係着された左右方向のロッド18の他
端に突設されたピン19が摺動自在に嵌合されている。
長孔17の長さは、シフトレバ−11が中立位置にある
場合に、チャイルドロックレバ−8が解錠位置から施錠
位置に、又は施錠位置から解錠位置に移動した場合に、
ピン19が長孔17内を自由に遊動し得る程度に定めら
れている。
場合に、チャイルドロックレバ−8が解錠位置から施錠
位置に、又は施錠位置から解錠位置に移動した場合に、
ピン19が長孔17内を自由に遊動し得る程度に定めら
れている。
また長孔17の両端と枢軸10とを結ぷ線の挟角は、シ
フトレバ−11の中立位置から解錠位置への回動角度及
びシフトレバ−11の中立位置から施錠位置への回動角
度とほぼ一致するように定められている。
フトレバ−11の中立位置から解錠位置への回動角度及
びシフトレバ−11の中立位置から施錠位置への回動角
度とほぼ一致するように定められている。
シフトレバ−11は、さらに下方を向く左右1対の突片
20,21を備えている。
20,21を備えている。
右方の突片21は左方の突片20より長く下方に延出し
、ノブレバー12を後述する解錠位置に押し動かすため
の係合部をなしている。
、ノブレバー12を後述する解錠位置に押し動かすため
の係合部をなしている。
シフトレバ−11とノブレバー12との間における枢軸
10まわりには、巻きばね22が巻回され、巻きばね2
2の両延出端部22 a 、22 bは、同突片20゜
21の内側縁部に当接された後、固定板9に穿設され、
かつ面突片20,21間の間隔と同一長さを有する枢軸
10を中心とした弧状の長孔23の両端部に係着されて
いる。
10まわりには、巻きばね22が巻回され、巻きばね2
2の両延出端部22 a 、22 bは、同突片20゜
21の内側縁部に当接された後、固定板9に穿設され、
かつ面突片20,21間の間隔と同一長さを有する枢軸
10を中心とした弧状の長孔23の両端部に係着されて
いる。
かくして、巻きばね22の両延出端部22 a 、22
bが互いに開こうとする付勢力により、シフトレバ−
11は、解錠位置及び施錠位置にある間は、中立位置に
復帰するように付勢され、かつ中立位置にある間は、安
定して保持される。
bが互いに開こうとする付勢力により、シフトレバ−
11は、解錠位置及び施錠位置にある間は、中立位置に
復帰するように付勢され、かつ中立位置にある間は、安
定して保持される。
ノブレバー12は、ベルクランク状をなす2個の腕部1
2 a 、12 bを備え、上方を向く一方の腕部12
aの遊端には、一端をドアロック3におけるノブロック
レバ−6に係着されたロッド24の他端がピン25をも
って枢着されている。
2 a 、12 bを備え、上方を向く一方の腕部12
aの遊端には、一端をドアロック3におけるノブロック
レバ−6に係着されたロッド24の他端がピン25をも
って枢着されている。
また左方を向く他方の腕部12bの遊端には、上端にノ
ブ26を備える上下方向のノブロッド27の下端が係着
されている。
ブ26を備える上下方向のノブロッド27の下端が係着
されている。
さらに、ノブレバー12は、枢軸10部分より下方に突
出する突片12 Cを備えている。
出する突片12 Cを備えている。
この突片12Cの遊端部は後向折曲され、シフトレバ−
11の右方の突片21の左側縁に当接し得るようにしで
ある。
11の右方の突片21の左側縁に当接し得るようにしで
ある。
しかして、ノブロックレバ−6を施錠位置から解錠位置
に移動させる際のノブレバー12の枢軸10を中心とす
る施解錠位置間の回動角度は、シフトレバ−11の中立
位置から解錠位置への回動角度と一致するように定めら
れるとともに、突片12Cと突片21との位置関係は、
ノブレバー12が第2図に示す施錠位置にある状態で、
シフトレバ−11を中立位置から解錠位置に移動させた
場合に、突片21が突片12 Cに当接してノブレバー
12を施錠位置から第4図に示す解錠位置まで同期回動
させるように定められている。
に移動させる際のノブレバー12の枢軸10を中心とす
る施解錠位置間の回動角度は、シフトレバ−11の中立
位置から解錠位置への回動角度と一致するように定めら
れるとともに、突片12Cと突片21との位置関係は、
ノブレバー12が第2図に示す施錠位置にある状態で、
シフトレバ−11を中立位置から解錠位置に移動させた
場合に、突片21が突片12 Cに当接してノブレバー
12を施錠位置から第4図に示す解錠位置まで同期回動
させるように定められている。
次に、本考案の装置の作動及び操作要領について説明す
る。
る。
シフトレバ−11が中立位置にある場合は、ノブ26を
押し下げたり引き上げたりすることにより、ドアロック
3を従来と同様に施解錠することができる。
押し下げたり引き上げたりすることにより、ドアロック
3を従来と同様に施解錠することができる。
すなわち、ノブ26を押し下げることにより、ノブロッ
ド27を介して、ノブレバー12を、第1図に示す解錠
位置から、第2図に示すように、突片12Cがシフトレ
バ−11の突片21に当接する施錠位置まで、枢軸10
まわりに反時計方向に回動させ、それと同時に上向きの
腕部12aにより、ロッド24を左方に牽引し、ノブロ
ックレバ−6を施錠位置に至らしめ、ドアロック3を施
錠することができる。
ド27を介して、ノブレバー12を、第1図に示す解錠
位置から、第2図に示すように、突片12Cがシフトレ
バ−11の突片21に当接する施錠位置まで、枢軸10
まわりに反時計方向に回動させ、それと同時に上向きの
腕部12aにより、ロッド24を左方に牽引し、ノブロ
ックレバ−6を施錠位置に至らしめ、ドアロック3を施
錠することができる。
この状態では、車内のインサイドハンドルや車外のアウ
トサイドハンドルを操作しても開扉することはできない
。
トサイドハンドルを操作しても開扉することはできない
。
また、ノブ゛26を引き上げ゛ることにより、ノフ゛ロ
ッド27を介して、ノブレバー12を、第2図に示す施
錠位置から、第1図に示す解錠位置まで、枢軸10まわ
りに時計方向に回動させ、それと同時に上向きの腕部1
2 aにより、ロッド24を右方に押し込んで、ノブロ
ックレバ−6を解錠位置に至らしめ、ドアロック3を解
錠することができる。
ッド27を介して、ノブレバー12を、第2図に示す施
錠位置から、第1図に示す解錠位置まで、枢軸10まわ
りに時計方向に回動させ、それと同時に上向きの腕部1
2 aにより、ロッド24を右方に押し込んで、ノブロ
ックレバ−6を解錠位置に至らしめ、ドアロック3を解
錠することができる。
なお、このとき突片12 Cは突片21から離れている
。
。
この状態では、インサイドハンドルやアウトサイドハン
ドルを操作して車内及び車外のいずれからでも開扉する
ことができる。
ドルを操作して車内及び車外のいずれからでも開扉する
ことができる。
さらに、シフトレバ−11が中立位置にある場合には、
ドア1の遊端面より突出するチャイルドロックレバ−8
の一部(図示路)を操作することにより、チャイルドロ
ックレバ−8を施錠位置として、いわゆるチャイルドロ
ックをし、車内のインサイドハンドルによっては開扉で
きないが、アウトサイドハンドルにより、車外からは開
扉できるようにしたり、チャイルドロックレバ−8を解
錠位置として、チャイルドロックを解除したりすること
ができる。
ドア1の遊端面より突出するチャイルドロックレバ−8
の一部(図示路)を操作することにより、チャイルドロ
ックレバ−8を施錠位置として、いわゆるチャイルドロ
ックをし、車内のインサイドハンドルによっては開扉で
きないが、アウトサイドハンドルにより、車外からは開
扉できるようにしたり、チャイルドロックレバ−8を解
錠位置として、チャイルドロックを解除したりすること
ができる。
この場合、チャイルドロックレバ−8に連係されたロッ
ド18の他端におけるピン19は、チャイルドロックレ
バ−8の施解錠操作に伴って、長孔17内を左右に遊動
するだけで、他の部材に何ら影響を及は゛すことはない
。
ド18の他端におけるピン19は、チャイルドロックレ
バ−8の施解錠操作に伴って、長孔17内を左右に遊動
するだけで、他の部材に何ら影響を及は゛すことはない
。
したがって、シフトレバ−11が中立位置にある間は、
ノブロックレバ−6及び゛チャイルドロックレバー8は
、自由に手動操作できるのである。
ノブロックレバ−6及び゛チャイルドロックレバー8は
、自由に手動操作できるのである。
次に、遠隔操作により、ドアロック3を施解錠操作する
場合について説明する。
場合について説明する。
シフトレバ−11は、常時巻きばね22により中立位置
に保持されているが、これを運転席側に設けられた操作
杆を所要方向に回動し、索条14を外管15より伸び出
させて、シフトレバ−11を、第1図及び第2図に示す
中立位置から、時計方向に回動させて、第4図に示す解
錠位置に至らしめることにより、それまでツブロックレ
バ−6及びチャイルドロックレバ−8が施錠位置及び解
錠位置のいずれの位置にあろうとも、それらをすべて解
錠位置とすることができる。
に保持されているが、これを運転席側に設けられた操作
杆を所要方向に回動し、索条14を外管15より伸び出
させて、シフトレバ−11を、第1図及び第2図に示す
中立位置から、時計方向に回動させて、第4図に示す解
錠位置に至らしめることにより、それまでツブロックレ
バ−6及びチャイルドロックレバ−8が施錠位置及び解
錠位置のいずれの位置にあろうとも、それらをすべて解
錠位置とすることができる。
例えば、第2図に示すように、ノブロッド27が押し下
げられて、ノブレバー12及びツブロックレバ−6が施
錠位置となり、突片12 Cが突片21と当接しており
、かつピン19が長孔17の左端に当接し、チャイルド
ロックレバ−8が施錠位置となっている状態から、シフ
トレバ−11を解錠位置まで移動させると、突起12
Cと突片21との係合により、ノブレバー12は、シフ
トレバ−11と一体となって枢軸10まわり時計方向に
回動し、ノブロッド27を介してノブ26を引き上げ位
置まで戻すとともに、ロッド24を介して、ノブロック
レバ−6を解錠位置に至らしめる。
げられて、ノブレバー12及びツブロックレバ−6が施
錠位置となり、突片12 Cが突片21と当接しており
、かつピン19が長孔17の左端に当接し、チャイルド
ロックレバ−8が施錠位置となっている状態から、シフ
トレバ−11を解錠位置まで移動させると、突起12
Cと突片21との係合により、ノブレバー12は、シフ
トレバ−11と一体となって枢軸10まわり時計方向に
回動し、ノブロッド27を介してノブ26を引き上げ位
置まで戻すとともに、ロッド24を介して、ノブロック
レバ−6を解錠位置に至らしめる。
また、ピン19は長孔17の左端により第2図において
右方に押され、ロッド18を介して、チャイルドロック
レバ−8を解錠位置に至らしめる。
右方に押され、ロッド18を介して、チャイルドロック
レバ−8を解錠位置に至らしめる。
この状態を第4図に示す。第1図に示すように、ノブロ
ックレバ−6及びチャイルドロックレバ−8がもともと
解錠位置にある場合は、そのままの状態を維持すること
は勿論である。
ックレバ−6及びチャイルドロックレバ−8がもともと
解錠位置にある場合は、そのままの状態を維持すること
は勿論である。
また、一旦シフトレバー11が解錠位置に至った後、巻
きばね22のばね作用により、シフトレバ−11が再び
沖立位置に復帰しても、ノブレバー12及びピン19は
もとの位置のまま残り、かつノブロックレバ−6及びチ
ャイルドロックレバ−8は解錠位置のまま維持される。
きばね22のばね作用により、シフトレバ−11が再び
沖立位置に復帰しても、ノブレバー12及びピン19は
もとの位置のまま残り、かつノブロックレバ−6及びチ
ャイルドロックレバ−8は解錠位置のまま維持される。
この状態は第1図に示す状態と同一となる。
なお、シフトレバ−11が中立位置に復帰したとき、ピ
ン19は長孔17の右端に位置し、かつ突片12 Cは
突片21から離隔するようになる。
ン19は長孔17の右端に位置し、かつ突片12 Cは
突片21から離隔するようになる。
かくして、ノブロックレバ−6及びチャイルドロックレ
バ−8のいずれかが施錠状態となっていても、シフトレ
バ−11を解錠位置とすることにより、それらを解除し
て、車内及び車外のいずれからも開扉できるようになる
。
バ−8のいずれかが施錠状態となっていても、シフトレ
バ−11を解錠位置とすることにより、それらを解除し
て、車内及び車外のいずれからも開扉できるようになる
。
次に、運転席側の操作杆を上述の場合と逆方向に回動さ
せ、索条14を牽引して、シフトレバ−11を中立位置
から反時計方向に回動させ、第5図に示す施錠位置とす
ることにより、チャイルドロックレバ−8だけを施錠位
置どすることができる。
せ、索条14を牽引して、シフトレバ−11を中立位置
から反時計方向に回動させ、第5図に示す施錠位置とす
ることにより、チャイルドロックレバ−8だけを施錠位
置どすることができる。
例えば、第1図に示すように、シフトレバ−11が中立
位置にあり、かつピン19が長孔17の右端にあり、ノ
ブレバー12、ノブロックレバ−6及びチャイルドロッ
クレバ−8がそれぞれ解錠位置にある状態より、シフト
レバ−11を施錠位置まで回動させると、長孔17の右
端により、ピン19は左方に押し動かされ、ロッド18
を牽引して、チャイルドロックレバ−8を施錠位置に至
らしめる。
位置にあり、かつピン19が長孔17の右端にあり、ノ
ブレバー12、ノブロックレバ−6及びチャイルドロッ
クレバ−8がそれぞれ解錠位置にある状態より、シフト
レバ−11を施錠位置まで回動させると、長孔17の右
端により、ピン19は左方に押し動かされ、ロッド18
を牽引して、チャイルドロックレバ−8を施錠位置に至
らしめる。
このとき、突片21は突片12 Cから増々離れるので
、ノブレバー12はシフトレバ−11の移動には関係な
く、もとの解錠位置のまま維持される。
、ノブレバー12はシフトレバ−11の移動には関係な
く、もとの解錠位置のまま維持される。
チャイルドロックレバ−8がもともと施錠位置にある場
合は、そのままの状態を維持することは勿論であり、ま
たノブロックレバ−8は、その前の位置が施錠位置であ
っても解錠位置であってもそのままの状態で維持される
。
合は、そのままの状態を維持することは勿論であり、ま
たノブロックレバ−8は、その前の位置が施錠位置であ
っても解錠位置であってもそのままの状態で維持される
。
また、一旦シフトレバー11が施錠位置に至った後、巻
きばね22のばね作用により、再び沖立位置に復帰して
も、ノブレバー12、ピン19、ノブロックレバ−6及
びチャイルドロックレバ−8はそのままの状態、例えば
第5図に示す状態を維持する。
きばね22のばね作用により、再び沖立位置に復帰して
も、ノブレバー12、ピン19、ノブロックレバ−6及
びチャイルドロックレバ−8はそのままの状態、例えば
第5図に示す状態を維持する。
かくして、シフトレバ−11を施錠位置とすることによ
り、それまでツブロックレバ−6及びチャイルドロック
レバ−8がいかなる位置にあるかに拘らず、チャイルド
ロックレバ−8を施錠位置として、車内からの開扉を不
能とすることができる。
り、それまでツブロックレバ−6及びチャイルドロック
レバ−8がいかなる位置にあるかに拘らず、チャイルド
ロックレバ−8を施錠位置として、車内からの開扉を不
能とすることができる。
以上から明らかなように、本考案によると、シフトレバ
−を中立位置としているときには、従来と同様に、ノブ
やチャイルドロックレバ−の突起等の手動操作により、
ノブロックレバ−及びチャイルドロックレバ−を施解錠
することができるとともに、運転席等の遠隔位置からシ
フトレバ−を解錠位置とすることにより、ノブミックレ
バー及びチャイルドロックレバ−をともに解錠位置とし
、車内及び車外のいずれからでも開扉できるようにする
ことができ、さらに、シフトレバ−を施錠位置とするこ
とにより、チャイルドロックレバ−だけを施錠すること
ができる。
−を中立位置としているときには、従来と同様に、ノブ
やチャイルドロックレバ−の突起等の手動操作により、
ノブロックレバ−及びチャイルドロックレバ−を施解錠
することができるとともに、運転席等の遠隔位置からシ
フトレバ−を解錠位置とすることにより、ノブミックレ
バー及びチャイルドロックレバ−をともに解錠位置とし
、車内及び車外のいずれからでも開扉できるようにする
ことができ、さらに、シフトレバ−を施錠位置とするこ
とにより、チャイルドロックレバ−だけを施錠すること
ができる。
したがって、後部ドアが施錠されている状態で後部座席
に他人を乗車させたい場合、運転席から操作杆を操作す
るだけで、後部ドアを解錠することができ、従来のよう
に、運転者が運転席を乗り越えて後部ドアのノブを操作
するという不便を解消できるとともに、チャイルドロッ
クをした状態から後部座席の人を降車させたい場合、従
来は運転者が一旦降車して、車外から後部ドアを開けな
ければならなかったのを、運転席から操作杆を操作する
だけで後部ドアのチャイルドロックを解除することがで
き、極めて便利である。
に他人を乗車させたい場合、運転席から操作杆を操作す
るだけで、後部ドアを解錠することができ、従来のよう
に、運転者が運転席を乗り越えて後部ドアのノブを操作
するという不便を解消できるとともに、チャイルドロッ
クをした状態から後部座席の人を降車させたい場合、従
来は運転者が一旦降車して、車外から後部ドアを開けな
ければならなかったのを、運転席から操作杆を操作する
だけで後部ドアのチャイルドロックを解除することがで
き、極めて便利である。
また、走行中にチャイルドロックを掛は忘れたことに気
づいた場合、従来では一旦停車し、運転者が降車して、
後部ドアを開いてチャイルドロックレバ−を操作しなけ
ればならなかったのを、走行中のまま、操作杆を操作す
ることにより、簡単に後部ドアをチャイルドロックでき
るという利点もある。
づいた場合、従来では一旦停車し、運転者が降車して、
後部ドアを開いてチャイルドロックレバ−を操作しなけ
ればならなかったのを、走行中のまま、操作杆を操作す
ることにより、簡単に後部ドアをチャイルドロックでき
るという利点もある。
さらに、本考案においては、運転席側での遠隔操作は、
解錠と施錠の2操作だけであるので、例えばノブロック
レバ−の施解錠とチャイルドロックレバーの施解錠とを
別個独立に遠隔操作し得るようにする場合に比して、操
作がより簡単である。
解錠と施錠の2操作だけであるので、例えばノブロック
レバ−の施解錠とチャイルドロックレバーの施解錠とを
別個独立に遠隔操作し得るようにする場合に比して、操
作がより簡単である。
第1図は、本考案の装置を備えるドアの一例を示すもの
で、シフトレバ−を中立位置、ノブロックレバ−を解錠
位置、及びチャイルドロックレバ−を解錠位置とした状
態の概略正面図、第2図は、同じくシフトレバ−を中立
位置、ノブロックレバ−を施錠位置、及びチャイルドロ
ックレバ−を施錠位置とした状態の要部の拡大正面図、
第3図は、第2図のX−X線断面図、第4図は、第1図
示及び第2図示の状態より、シフトレバ−を解錠位置と
した場合の状態を示す第2図と同様な部分の正面図、第
5図は、第4図示の状態より、シフトレバ−を施錠位置
とした場合の状態を示す第2図と同様な部分の正面図で
ある。 1・・・・・・ドア、3・・・・・・ドアロック、6・
・・・・・ノブロックレバ−18・・・・・・チャイル
ドロックレバ−19・・・・・・固定板、10・・・・
・・枢軸、11・・・・・・シフトレバ−112・・・
・・・ノブレバー、12 a 、12 b・・・・・・
腕部、12 C・・・・・・突片、14・・・・・・索
条、15・・・・・・外管、17・・・・・・長孔、1
8・・・・・・ロッド、19・・・・・・ピン、20.
21・・・・・・突片、22・・・・・・巻きばね、2
3・・・・・・長孔、24・・・・・・ロッド、25・
・・・・・ピン、26・・・・・・ノブ、27・・・・
・・ノブロッド。
で、シフトレバ−を中立位置、ノブロックレバ−を解錠
位置、及びチャイルドロックレバ−を解錠位置とした状
態の概略正面図、第2図は、同じくシフトレバ−を中立
位置、ノブロックレバ−を施錠位置、及びチャイルドロ
ックレバ−を施錠位置とした状態の要部の拡大正面図、
第3図は、第2図のX−X線断面図、第4図は、第1図
示及び第2図示の状態より、シフトレバ−を解錠位置と
した場合の状態を示す第2図と同様な部分の正面図、第
5図は、第4図示の状態より、シフトレバ−を施錠位置
とした場合の状態を示す第2図と同様な部分の正面図で
ある。 1・・・・・・ドア、3・・・・・・ドアロック、6・
・・・・・ノブロックレバ−18・・・・・・チャイル
ドロックレバ−19・・・・・・固定板、10・・・・
・・枢軸、11・・・・・・シフトレバ−112・・・
・・・ノブレバー、12 a 、12 b・・・・・・
腕部、12 C・・・・・・突片、14・・・・・・索
条、15・・・・・・外管、17・・・・・・長孔、1
8・・・・・・ロッド、19・・・・・・ピン、20.
21・・・・・・突片、22・・・・・・巻きばね、2
3・・・・・・長孔、24・・・・・・ロッド、25・
・・・・・ピン、26・・・・・・ノブ、27・・・・
・・ノブロッド。
Claims (1)
- ノブロックレバ−と、チャイルドロックレバ−とを有す
るドアロックの施解錠操作装置であって、固定板に枢着
され、かつ中立位置に復帰可能に付勢されたシフトレバ
−を、適宜の駆動手段により前記中立位置から外れた解
錠位置と施錠位置と〜に移動し得るようにするとともに
、該シフトレバ−の一端に、前記ドアロックにおけるチ
ャイルドロックレバ−に一端が係着されたロッドの他端
を、前記チャイルドロックレバ−の施解錠操作に必要な
遊びを持たせて連係し、さらに前記固定板に枢着された
ノブレバーを、前記ドアロックにおけるノブロックレバ
−及びツブにそれぞれ連係するとともに、前記シフトレ
バ−が中立位置から解錠位置に移動されるときに、前記
ノブレバーの適所に当接して、ノブレバーを、ノブロッ
クレバ−が解錠される位置まで押し動かすようにした突
片を、前記シフトレバ−に形成したことを特徴とするド
アロックの施解錠操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981016778U JPS5834942Y2 (ja) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | ドアロツクの施解錠操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981016778U JPS5834942Y2 (ja) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | ドアロツクの施解錠操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57131953U JPS57131953U (ja) | 1982-08-17 |
JPS5834942Y2 true JPS5834942Y2 (ja) | 1983-08-05 |
Family
ID=29814754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981016778U Expired JPS5834942Y2 (ja) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | ドアロツクの施解錠操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834942Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2207698B (en) * | 1987-08-07 | 1990-11-28 | Rockwell Automotive Body Co | Vehicle door latches and locking mechanism |
KR100878637B1 (ko) | 2007-10-31 | 2009-01-15 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 도어의 세이프티노브 장치 |
-
1981
- 1981-02-10 JP JP1981016778U patent/JPS5834942Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57131953U (ja) | 1982-08-17 |
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