JPH0515013Y2 - - Google Patents

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JPH0515013Y2
JPH0515013Y2 JP11486286U JP11486286U JPH0515013Y2 JP H0515013 Y2 JPH0515013 Y2 JP H0515013Y2 JP 11486286 U JP11486286 U JP 11486286U JP 11486286 U JP11486286 U JP 11486286U JP H0515013 Y2 JPH0515013 Y2 JP H0515013Y2
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lever
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door
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folding
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両の折戸用ドアロツク装置に関す
る。
〔従来技術〕
折戸用ドアロツク装置の一形式として、車体の
一側に組付けられて乗降口を開閉する折戸の内側
に上下方向へ移動可能に組付けたロツドと、この
ロツドを上方または下方へ付勢して前記乗降口の
上方または下方に設けた掛止部に掛止めて前記折
戸の折畳みを規制するバネ部材と、前記折戸の内
側に回動可能に組付けられ回動操作により前記ロ
ツドを前記バネ部材に抗して掛止解除方向へ移動
させるインサイドハンドルと、前記折戸の内側に
回動可能に組付けられその回動アーム部が前記ロ
ツドに連結される作動レバーと、前記折戸を貫通
して内外方向へ進退可能に組付けられ外側からの
押動操作により前記作動レバーを回動させて前記
ロツドを掛止解除方向へ移動させるプツシユボタ
ンを備えてなる車両の折戸用ドアロツク装置があ
り、その2つの例を第6図および第7図に示して
いる。
しかして、かかるドアロツク装置においてはプ
ツシユボタン1がキーシリンダに形成されてい
て、外側からキー2を差込んで回動操作すること
によりプツシユボタン1の内端部1aが2点鎖線
で示すように起立するようになつている。これに
より、プツシユボタン1の外側からの押動が規制
されて折戸の外側からの開放が規制される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従つて、従来のドアロツク装置においては車両
の外側からの操作により折戸の外側に対して施錠
することは可能であるが、車両の室内側からの操
作により折戸の外側に対して施錠することは不可
能である。本考案は従来のドアロツク装置を大き
く変更することなくこれを可能にするとともに、
インサイドハンドルの回動操作により外側に対す
る施錠を自動的に解除可能にすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記形式の折戸用ドアロツク装置にお
いて、前記作動レバーと前記プツシユボタンとの
間にて同ボタンの前記作動レバーに対する押動力
の伝達を選択に断続する断続手段とこの断続手段
に係合し同手段を押動力の伝達可能状態および遮
断可能状態に操作する操作レバーと、前記断続手
段が前記遮断可能状態にあるとき前記インサイド
ハンドルの回動操作により前記作動レバーを前記
断続手段または操作レバーに係合させてこれら両
者を復帰させる係合手段を設けたことを特徴とす
る。
〔考案の作用・効果〕
かかる構成によれば、前記操作レバーにより押
動力の断続手段を操作すれば作動レバーに対する
プツシユボタンの押動力が選択的に断続され、押
動力の遮断時にはたとえプツシユボタンを押動操
作してもロツドを掛止解除方向へ移動させること
は不可能である。従つて、この状態においては車
両の外側から折戸を開放することは不可能であ
り、室内側から施錠されたと同じ状態になる。ま
た、操作レバーによりこの状態を解除すれば、プ
ツシユボタンの押動力が作動レバーに伝達され同
レバーを回動させてロツドを掛止解除方向へ移動
させることができる。従つて、この状態において
は、車両の外側から折戸を開放することが可能で
ある。
また、かかる構成においては、従来のドアロツ
ク装置を基礎としてこれに押動力の断続手段、同
手段を操作する操作レバーを付加した構成である
ため、前記ロツク装置に大きな変更を加えること
なく実施することができる。
しかして、本考案においては、断続手段が押動
力の遮断可能状態にあるときインサイドハンドル
を回動操作すると、係合手段が作動レバーを断続
手段または操作レバーに係合してこれら両者を復
帰させる。これにより、外側に対する施錠が自動
的に解除される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
るに、第1図には本考案に係るドアロツク装置の
一実施例が示されており、また第2図および第3
図には同装置の要部が示されている。同装置10
は、第4図に示す商業車両における車体Bの一側
に組付けられて乗降口を開閉する折戸20に組付
けられる。ドアロツク装置10は、第1図〜第3
図に示すようにロツド11、圧縮スプリング1
2、インサイドハンドル13、作動レバー14、
プツシユボタン15を備えるとともに、本考案の
主要部を構成するガイド部材16およびロツクレ
バー17を備えている。
ロツド11は折戸20のインサイドパネル21
の上方部に設けた筒状のブラケツト22に上下方
向へ移動可能に嵌合していて、ブラケツト22内
に介装した圧縮スプリング12のバネ力にて上方
へ移動し、その上端のロツク部11aが車体B側
に設けた掛止杆18aに掛止されている。この状
態において、折戸20は室内側への押動を規制さ
れて折畳み不可能であつて開放されない。かかる
ロツド11はインサイドパネル21に沿つて下方
へ延び、その下端部が作動レバー14の一端に枢
着されている。
作動レバー14は略L字状を呈しており、イン
サイドパネル21に設けた把手23の上方部に支
持ピン18bを介して回動可能に組付けられてい
る。かかる作動レバー14の他端は下方へ延びイ
ンサイドハンドル13の上端部に枢着されてい
る。インサイドハンドル13は把手23の下方部
に枢着されて上方へ前傾して延びていて、把手2
3を基点として室内側へ引くと同方向へ回動し、
作動レバー14を支持ピン18bを中心に図示反
時計方向へ回動させ、かつロツド11を下方へ引
張る。
プツシユボタン15は、アウトサイドパネル2
4に設けた把手25の上方部に設けられてインサ
イドパネル21を貫通するシリンダ18c内に圧
縮スプリング18dを介して組付けられており、
同スプリング18dのバネ力にてその頭部15a
が把手25から外側へ弾撥的に突出している。プ
ツシユボタン15はキーシリンダに構成されてい
て、頭部15aのキー孔15bに差込んだキーの
回動操作によりその脚部15cが起伏し、プツシ
ユボタン15は倒伏時には押動可能であるが起立
時には押動が規制される。
しかして、ガイド部材16は第2図および第3
図に示すように、作動レバー14の下方アーム部
14aに摺動可能に嵌合される扁平状の筒部16
aと、その一側から外方へ延びる係合ピン16b
と、筒部16aの外端側から他側へ延びる受部1
6cを備え、プツシユボタン15の脚部15cの
先端に対向し得る部位に位置している。一方、ロ
ツクレバー17は回動アーム部17aに長孔17
bを備え、支持ピン18eにて把手23の上方部
に回動可能に組付けられている。かかるロツクレ
バー17においては、その長孔17b内に係合ピ
ン16bが挿入されて係合し、かつ把手23との
間に掛止したターンオーバスプリング18fのバ
ネ力にて図示位置(非作動位置)にある。この非
作動位置において、ガイド部材16の係合ピン1
6bが長孔17bの先端部に位置し、ロツクレバ
ー17はガイド部材16の受部16cをプツシユ
ボタン15の脚部15cの先端に対向させてい
る。すなわち、ガイド部材16は作動レバー14
に対する押動力を伝達可能状態にある。
かかる構成のドアロツク装置10においては、
インサイドハンドル13を回動操作することによ
り作動レバー14を回動させ、これによりロツド
11を下動してそのロツク部11aに掛止杆18
aから外すことができる。これにより、折戸20
は室内側から開放される。また、ロツクレバー1
7が第2図および第3図に示す非作動位置(伝達
可能状態)にあつてプツシユボタン15が施錠さ
れていない場合、プツシユボタン15を外側から
押動するとその脚部15cがガイド部材16の受
部16cに当接し、同部材16を介して作動レバ
ー14を回動させる。これにより、ロツド11が
下動してロツク部11aが掛止杆18aから外
れ、折戸20は外側から開放される。なお、プツ
シユボタン15が施錠されている場合には、同ボ
タン15は押動操作不能であつて折戸20を開放
することができない。
しかして、ロツクレバー17を下方へ押動する
と、同レバー17はターンオーバスプリング18
fのバネ力で第3図の2点鎖線で示すように時計
方向へ回動し、ガイド部材16を上動させる。こ
のため、ガイド部材16の受部16cはプツシユ
ボタン15の脚部15cの対向位置から上方へ外
れ、同ボタン15を押動してもガイド部材16に
当接せず作動レバー14を回動させることはな
い。従つて、この状態(遮断状態)では室内側か
ら施錠されたと同様の状態となり、折戸20を外
側から開放させることはできない。また、ロツク
レバー17を反時計方向へ回動操作すると、同レ
バー17はターンオーバスプリング18fのバネ
力により非作動位置に復帰し、ガイド部材16を
下動させてその受部16cをプツシユボタン15
の脚部15cの先端に対向させる。さらにまた、
上記した遮断状態でインサイドハンドル13の回
動操作により作動レバー14が回動すれば、作動
レバー14はガイド部材16の受部16cの上端
に係合して同部材16を下方へ押動して自動的に
非作動位置に復帰させ、同時にロツクレバー17
を図示反時計方向へ回動させて自動的に非作動位
置に復帰させる。
第5図には、上記実施例のドアロツク装置10
における作動レバー14、ガイド部材16および
ロツクレバー17を変更した変形例が示されてい
る。かかる変形例において、作動レバー14Aは
略T字状を呈していて、その略中央部にて支持ピ
ン18bを介して把手23に回動可能に組付けら
れており、第1アーム部14bの先端部にロツド
11の下端部が枢着されかつ第2アーム部14c
の先端部にインサイドハンドル13の上端部が枢
着されている。また、作動レバー14Aの第3ア
ーム部14dにはその長手方向に延びる直線状の
長孔14eが設けられている。第2作動レバー1
6Aはガイド部材16に対応するもので、支持ピ
ン18bにより作動レバー14Aに対して相対回
動可能に組付けられている。第2作動レバー16
Aには、そのアーム部16dの先端部にプツシユ
ボタン15の脚部15cの先端部に対向する受部
16eが設けられ、かつそのプレート部16fに
作動レバー14Aの長孔14eに対向する直線状
の長孔16gと支持ピン18bを中心とする円弧
状の長孔16hとが設けられている。ロツクレバ
ー17Aはロツクレバー17と同様に把手23に
組付けられていて、リンク17Bを介して両作動
レバー14A,16Aに連結されている。リンク
17Bの上端部に設けたガイドピン18gは両作
動レバー14A,16Aの各長孔14e,16
g,16h内を摺動する。
かかる構成のドアロツク装置においては、第2
作動レバー16Aはロツクレバー17A、リンク
17B、作動レバー14Aおよびガイドピン18
gの作用により第5図に示す位置にあり、またロ
ツクレバー17Aが第5図の実線で示す作動位置
(遮断可能状態)にある場合、ガイドピン18g
は各長孔14e,16g,16hの先端に位置し
ている。この状態においてプツシユボタン15を
外側から押動操作すると、第2作動レバー16A
は支持ピン18bを中心にガイドピン18gに沿
つて回動し操作レバー14Aを回動させることが
ない。このため、ロツド11は下動せず室内側か
ら施錠されたと同様の状態となり、折戸20を外
側から開放させることはできない。また、ロツク
レバー17Aを反時計方向へ回動操作すると、同
レバー17Aはターンオーバスプリング18fの
バネ力により2点鎖線で示す非作動位置に回動
し、リンク17Bを時計方向へ回動して2点鎖線
で示す状態に位置させる。このため、ガイドピン
18gは長孔14e,16gの後端に移行して両
作動レバー14A,16Aの相対回動を規制す
る。この状態でプツシユボタン15を外側から押
動操作すると、両作動レバー14A,16Aが一
体的に回動してロツド11を下動し、折戸20を
外側から開放させることができる。また、第5図
に示す状態においてインサイドハンドル13を回
動操作すると、ロツクレバー17Aおよびリンク
17Bが2点鎖線で示す状態になり、これら両部
材17A,17Bは作動レバー16Aを伝達可能
状態になるよう自動的に復帰する。従つて、この
変形例においても前記実施例と同様の効果を奏す
る。
なお、これらの実施例および変形例に示した本
考案の要部については第7図に示す形式のドアロ
ツク装置にも実施し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るドアロツク装
置の側面図、第2図は同装置の要部の拡大一部破
断側面図、第3図は同装置の要部の作動説明図、
第4図は同装置を備えた車両の概略的斜視図、第
5図は同装置の要部の変形例を示す同要部の作動
説明図、第6図および第7図は従来のドアロツク
装置の2種類の形式をそれぞれ示す側面図であ
る。 符号の説明、10……ドアロツク装置、11……
ロツド、13……インサイドハンドル、14,1
4A……作動レバー、15……プツシユボタン、
16……ガイド部材(断続手段)、16A……第
2作動レバー(断続手段)、17,17A……ロ
ツクレバー、17B……リンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の一側に組付けられて乗降口を開閉する折
    戸の内側に上下方向へ移動可能に組付けたロツド
    と、このロツドを上方または下方へ付勢して前記
    乗降口の上方または下方に設けた掛止部に掛止め
    て前記折戸の折畳みを規制するバネ部材と、前記
    折戸の内側に回動可能に組付けられ回動操作によ
    り前記ロツドを前記バネ部材に抗して掛止解除方
    向へ移動させるインサイドハンドルと、前記折戸
    の内側に回動可能に組付けられその回動アーム部
    が前記ロツドに連結される作動レバーと、前記折
    戸を貫通して内外方向へ進退可能に組付けられ外
    側からの押動操作により前記作動レバーを回動さ
    せて前記ロツドを掛止解除方向へ移動させるプツ
    シユボタンを備えてなる車両の折戸用ドアロツク
    装置において、前記折戸の内側にて前記作動レバ
    ーと前記プツシユボタンとの間にて同ボタンの前
    記作動レバーに対する押動力の伝達を選択に断続
    する断続手段と、この断続手段に係合し同手段を
    押動力の伝達可能状態および遮断可能状態に操作
    する操作レバーと、前記断続手段が前記遮断可能
    状態にあるとき前記インサイドハンドルの回動操
    作により前記作動レバーを前記断続手段または操
    作レバーに係合させてこれら両者を復帰させる係
    合手段を設けたことを特徴とする車両の折戸用ド
    アロツク装置。
JP11486286U 1986-07-25 1986-07-25 Expired - Lifetime JPH0515013Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11486286U JPH0515013Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11486286U JPH0515013Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62158065U JPS62158065U (ja) 1987-10-07
JPH0515013Y2 true JPH0515013Y2 (ja) 1993-04-21

Family

ID=30997984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11486286U Expired - Lifetime JPH0515013Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

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JP (1) JPH0515013Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012207462A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Toyota Auto Body Co Ltd 車両の折戸ドア装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012207462A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Toyota Auto Body Co Ltd 車両の折戸ドア装置

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Publication number Publication date
JPS62158065U (ja) 1987-10-07

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