JP3368640B2 - ドアロック装置 - Google Patents

ドアロック装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、車の盗難防止用のドア
ロック装置に関する。 【0002】 【従来の技術】車のドアロックは、車体側のストライカ
に対し、ドア側のラッチを係脱させ、ドアを車体に対し
て保持、施解錠の機能を有し、このラッチを操作するた
めドアロック機構が装着される。ドアロック機構は、た
とえば、実公昭55−49403号公報にみられる如
く、ドアアウトサイドハンドル、ドアインサイドハンド
ル、ドアキーシリンダ、およびドアロックノブに連結さ
れ、これらの部品からの操作を可能にさせている。 【0003】図1に示すように、ドア11の内側にドア
インサイドハンドル40と共にドアロックノブ13を配
し、該ハンドル40とノブ13をケーブルを介してドア
ロック機構14に結合させる。このようなドアロックシ
ステムでは乗員が下車し、ドア11を閉め、キーで外側
より施錠するが、キー施錠は、室外側からドアロックノ
ブ13をロック位置へ移動させることになる。 【0004】ドアロック機構14の一例を図2に示す。
ドアロック機構14は、合成樹脂製の主ハウジング41
に枢支された略L形のレリースレバー42を有す。この
レリースレバー42は、その中央部の支点43を中心に
回動自在となっている。この支点43は、又、図示しな
いラッチとポールを備えるドアロック作動部のポールの
回転中心であり、このレリースレバー42は、ピン44
を介して、ポールと連動する。ドア閉状態で、図示しな
い車輛に取付けられたストライカと係合するドアロック
作動部に配されたラッチと前述のポールが噛み合う。図
2に示すレリースレバー42の位置はドアロックの前述
ラッチとポールが噛み合った噛み合い状態で、このレバ
ー42を反時計方向に回動させることでポールがラチェ
ットを回動させて前述ラッチとポールの噛み合いが解か
れたラッチレリーズ状態が得られ開扉可能となる。アウ
トサイドハンドルを操作すると、45で示す方向に力が
作用し、ロッド46が、主ハウジング41に枢支された
レバー47を支点48を中心にして反時計方向に回動さ
せる。又、インサイドハンドル40を操作すると、49
で示す方向に力が作用し、レバー47を支点48を中心
に反時計方向に回動する。レバー47の反時計方向の回
動は、該レバー47の一端に枢着されたオープンレバー
50を下向きに押下げる。このオープンレバー50の下
向きの動きは、オープンレバー50の中央部の突片51
が、レリースレバー42の端部52を押し、レリースレ
バー42を支点43を中心に反時計方向に回動させて、
ドアロックをラッチレリーズ状態とさせ開扉を可能にさ
せる。 【0005】車輛の走行中にドアが不用意に開扉となる
のを防ぐ為、ドアをロックするが、一般には、ロッキン
グボタン13を押し、これと連動するロッキングアーム
53を時計方向に回動させることで、ドアロックをな
す。ロッキングアーム53は、その一部が長穴を介して
オープンレバー50の下部に結合されている。ロッキン
グアーム53が図2の位置にある時は、オープンレバー
50の下降がその突片51とレリースレバー42の端部
52の当接を可能にする。しかし、ロッキングボタン1
3を押して、ロッキングアーム53をピン54を中心と
してピンと共に時計方向に回動させると、オープンレバ
ー50が矢印D方向へ移動し、その突片51をレリース
レバー42の端部52から離す。この結果、仮りに、ハ
ンドル操作させてオープンレバー50を下降させても、
突片51と端部52の当接のない空打ちとなり、ドアロ
ックの噛み合い状態のままとする。 【0006】キー操作について述べる。主ハウジング4
1にキー操作レバー56を回動自在に支承させ、その壁
部57、59をロッキングアーム53の突部58に並設
させる。このレバー56は、その一端でロッドを介して
キーシリンダに接続される。キーを施錠方向に操作する
と、キー操作レバー56が時計方向にAからB位置へと
回動し、壁部57と突部58との当接によりロッキング
アーム53を時計方向に回動させて、ドアロックのロッ
ク状態を確保し、キーの操作をやめると、キーシリンダ
側に取付けられたスプリングの作用で、キー操作レバー
56はBからAの位置に戻る。即ち、ロッキングボタン
13を押下げた状態、云い換えれば、オープンレバー5
0の突片51と、レリースレバー42の端部52とを非
対向とし、アウトサイド、又は、インサイドハンドルの
操作があっても、ドアは閉状態のままとなる。キーを解
錠方向に回動すると、壁部59が突部58を押し、ロッ
キングアーム53を反時計方向に回動し、図2のアンロ
ック状態にする。尚、図2の状態で、キーにより、キー
操作レバー56をB′の位置へ回動させても、壁部59
が突部58に近接するのみで、ロッキングアーム53が
回動することはない。 【0007】前述した如きドアロック機構14では、キ
ー施錠した後でも、ドアとボデー、ドアフレームとガラ
スの間のシール材を突き差して室内へ侵入させた工具に
より、ドアロックノブ13をアンロック位置へ強制的に
移動させると、ドアアウトサイドハンドルの操作により
ドアが簡単に開き、車が盗難されることになる。 【0008】前述した欠点を補うため、ドアロックノブ
13とドアロック機構14との間にドアロック装置15
を介在させ、キー施錠した後、室外側から強制的にドア
ロックノブ13をアンロック位置に移動させても、この
動きを、ドアロック装置15で吸収し、ドアロック機構
へ伝達させず、ドアロックノブ13がアンロック位置に
も拘らず、ドア施錠のままとさせることが成される。こ
の場合、キー操作レバー56をCの位置へ移動させる
と、その位置信号が動力部21に入り、その内のアクチ
ュエータがリンク機構15を操作する。 【0009】特開昭61−130579号公報は、前述
したダブルロック機構の一例を示す。室内側ロックノブ
をブロック状態とすることでダブルロック状態を得るも
のであって、ダブルロック機構は、室内側ロックノブと
ドアロック機構のノブロッキングレバーとを連結するリ
ンク系に配設され、スクリュナットで室内側ロックノブ
を規制することでダブルロック状態とされる。この例
は、室内側ロックノブに加えられる不当な力に対抗する
だけの機械的強度を必要とするため、構造が複雑なもの
となる。特開平2−85488号公報は、室内側ロック
ノブを空振り状態とすることでダブルロック状態を得る
ものであって、ダブルロック機構は、ドアロック機構の
オープンリフトレバーとノブロッキングレバーとの間に
オープンリフトレバーとノブロッキングレバーとを分割
するように配設され、第3のレバーでオープンリフトレ
バーを規制することでダブルロック状態とされる。この
例は、ドアロック機構内に配設されるため、室外側ドア
ハンドルと連動させながら不当に室内側ロックノブを操
作すると、ダブルロック状態が解除されてしまう恐れが
あり、信頼性(盗難防止性)に欠ける。又、ダブルロッ
ク状態時におけるノブロッキングレバーのオープンリフ
トレバーに対する空振り及びダブルロック解除状態時に
おけるノブロッキングレバーとオープンリフトレバーと
の連動を可能とするためにダブルロック機構の係脱部材
(本願の摺動子に相当)とは別にノブロッキングレバー
とオープンリフトレバーとの間に連結部材(本願の摺動
子に相当)を必要とし、構造が複雑なものとなる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した機
能を、ドアロック装置を三枚のレバーを組合せて達成さ
せ、簡単な構造で且つ信頼性が高く、少くとも室内側ロ
ックノブを空振りさせることでダブルロック状態を得る
ことのできるドアロック装置を提供することを解決すべ
き課題とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、基本的には、レバー支持部の傾斜面
に第2のストッパ部を作り、ダブルロック解除(ドアロ
ック)状態からドアアンロック状態への移行時、摺動子
の動きを第2のストッパ部にて規制する。 【0012】具体的には、本発明は、ドアに固定され且
つアクチュエータを支持する部材、一端がドアロックノ
ブに連結され且つ他端に係脱部分を有する第1のレバ
ー、一端がドアロック機構に連結され且つ他端に摺動子
を有する第2のレバー、一端が前記アクチュエータに連
係され且つ他端に係合部分を有する第3のレバー、およ
び前記第1と第2のレバーをドア側に回動自在に支持さ
せるピンを有し、ダブルロック解除状態及びドアアンロ
ック状態で前記摺動子が前記第1と第3のレバーの係脱
部分及び係合部分に入り、且つ前記第3のレバーが前記
アクチュエータによりダブルロック位置に移動自在であ
り、前記第3のレバーがダブルロック位置を選択する
と、前記摺動子が前記第1のレバーの係脱部分から外れ
ると共に前記摺動子が前記部材の傾斜面と連続して形成
される保持部と当接し、該状態で前記ドアロックノブが
操作された場合には前記摺動子の移動が前記第1のレバ
ーに形成される第1の規制部によって規制され、前記状
態でキーシリンダ操作された場合には前記摺動子が前記
傾斜面に沿って前記第1の係脱部分に移行すると共に前
記傾斜面と連続して形成される第2の規制部によって規
制されるドアロック装置を提供する。 【0013】 【作用】第3のレバーをダブルロック位置にすると、摺
動子は、第1のレバーから外れ、第1のレバーは第2の
レバーとは無関係の自由運動(空振り)となり、ドアロ
ックノブの動きはドアロック機構に伝達されない。摺動
子の動きは第1及び第2の規制部によって任意の動きの
みに規制され、摺動子の不必要な動きが回避される。 【0014】 【実施例】図3〜図6を参照して、本発明の一例のドア
ロック装置15に用いられる基本部品の形状説明をす
る。ベース1は、図3に示す如く、動力部21から側方
に延在するプレート22とドアロック機構14に固定さ
れるカバー14′とからなる。動力部21からはアクチ
ュエータの出力軸30が外部へ延出する。レバー支持部
22は、平面略U字状で、対の片25、26間の中央溝
23の溝底部に沿って段部24が形成される。この段部
24に連続するよう傾斜面39が設けられる。この傾斜
面39の段部24側が第1のストッパ部38となり、傾
斜面39の先端側が第2のストッパ部38′となる。
尚、ベース1に代えて、レバー支持部22として動力部
21のケースを用いてもよい。方形に近い段部24は、
一方の片25の溝側へと一部延出する。他方の片26は
ドアロック機構14のカバー14′に固定され、このカ
バー14′の先端にピン穴27が設けられる。 【0015】ドアロックノブに連結されるワイヤ28を
一端に結合した略L字状のドアロックノブ用第1のレバ
ー2が、図4に示す如く、カバー14′のピン穴27と
同心関係となるピン穴29をその中央に有す。ワイヤ2
8の結合側とは反対側の片は、長穴又は先端開放の溝7
を有し、この溝7を作る一方の片に側方に延在し、頂壁
が円弧面となる第3のストッパ部31を設ける。第1の
レバー2のピン穴29にピン32(図7参照)が挿入さ
れた時、ピン32に巻回される初期位置復帰バネ10の
一端を第1のレバー2に係止させ、他端側にくぼみ部1
2を設ける。 【0016】ドアロック機構のロックノブ用レバーに結
合される部分34をその一端に有する第2のレバー3
は、図5に示す如く、ピン32(図7参照)をピン穴2
9、27、55に通すことで、第1のレバー2と共に、
カバー14′に対し回動自在に支持される。第2のレバ
ー3は、ロックノブ用レバーに結合される結合部34と
は反対側に長穴37を有し、細長い溝又は長穴37を有
する片に沿って摺動する摺動子5を貫通又はその両側か
ら突出するピン8が長穴37内に挿入される。摺動子5
の両側へ延出するピン8が溝7へ係脱自在となる。 【0017】アクチュエータの出力軸30に結合される
ダブルロック用の第3のレバー4は、図6に示す如く、
出力軸30を受ける穴36とは反対側に長穴又は一端開
放の溝35を有し、長穴又は溝35は、第3のレバー4
の出力軸30を中心とする回動および第1と第2のレバ
ー2、3のピン32を中心とする回動時、溝35内に挿
入されたピン8が長穴37に沿う動きを可能にする形状
とする。 【0018】図3〜図6に示したベース1とレバー2、
3、4とは、図7に示す如く、組付けられる。図示例で
は、第2のレバー3の部分34がドアロック機構14の
ノブロッキングアーム53に直接結合させたが、両者を
ワイヤで結合させる手段を用いてもよい。図7の状態
は、ドアロック機構14のキー操作レバー56又はノブ
ロッキングアーム53を解錠位置(ドアアンロック位
置)に維持した状態(ドアアンロック状態)を示す。こ
の状態では、ドアロック装置15の第1のレバー2が解
錠位置(ダブルロック解除位置)を占める。ドアロック
機構14を旋錠状態(ドアロック状態)(図12参照)
とすると、第2のレバー2が図7内に指示する旋錠位置
(ドアロック位置)へ移動し、摺動子5を、図12でみ
て、上方へ移動させる。図8と図9は各部品の組合せ関
係を示す。 【0019】図10と図11は、キー施錠した後、即
ち、図7の状態から、さらにキーを回動させて、アクチ
ュエータを作動させ、出力軸30をダブルロック位置へ
移動させた状態を示す。この状態では、第3のレバー4
が、ベース1に対して、図10と図11でみて左方位置
としてのダブルロック位置を取り、この結果、第3のレ
バー4の溝35内に挿入されたピン8が第2のレバー3
の長穴37の左方へ移動し、第1のレバー2の溝7から
は外れている。さらに、ピン8は、バネ10により、ベ
ース1の片25の段部24に隣接する傾斜面39の第1
のストッパ部38に当接させられてその動きが規制され
る。 【0020】図10のダブルロック状態では、第1と第
2のレバー2、3が重なった状態となっていて、ピン8
が第1のレバー2の溝7の左方に位置する。従って、ア
クチュエータを作動させ、ダブルロック位置から右方の
ダブルロック解除位置(通常のドアロック状態)へ第3
のレバー4を動かすと、ピン8が溝7に入り、そのまま
摺動子5が右方へ移動する(図12参照)。一方、図1
0のダブルロック状態で、盗人が室外側から予期しない
手段でドアロックノブを解錠方向に動かすと、第1のレ
バー2が図11の位置へ移動する。この際、ピン8と第
1のレバー2とは非係合関係なので、第2のレバー3を
動かすことなく、第1のレバー2のみが単独で回動する
空振りとなる。かくして、ドアアウトサイドハンドルを
操作してもドアは開かない。この状態で、第1のレバー
2のストッパ部31がピン8を下から支え第3のレバー
4の不用意な下向きの動きによりピン8が下降しないよ
うになっている。復帰バネ10が図11の位置の第1の
レバー2を図10の原位置へ戻す。 【0021】図7と図12は、アクチュエータを作動さ
せ通常のドアロックとドアアンロックのための位置に、
第3のレバー4を移動させた状態を示す。図12はドア
ロックノブを施錠状態、図7はドアロックノブを解錠状
態としたものである。図12のドアロックノブ施錠状態
では、バネ10のくぼみ部12にピン8が入り、振動等
によるピン8の動きに対し抵抗を与えている。ピン8は
第1のレバー2の溝7内に挿入されている。 【0022】ドアロックノブを解錠するとワイヤ28が
引張られ、ピン8で連結された第1と第2のレバー2、
3がピン32を中心に時計方向に回動する。この両レバ
ー2、3の回動に伴い溝35の側壁に沿ってピン8と摺
動子5が第2のレバー3に対し移動する。やがて、摺動
子5は、ベース1の第2のストッパ部38′に当接す
る。この当接は、ピン8の第1のレバー2の溝7からの
抜けを防止し、両レバー2、3の結合を維持し、アンロ
ック状態を保持する。両レバー2、3の結合のままの回
動は、第2のレバー3に結合されたドアロック機構14
を操作し、ドアアンロック状態を作る。 【0023】尚、通常のドアアンロック状態(図7)
で、キー施錠をすると、図12のロック状態となる。キ
ーをさらに回動し、アクチュエータを作動させると、図
10のダブルロックの状態となる。尚、ベース1は、ベ
ース1に穿設したビス穴を用いてドアフレームに固定さ
れる。 【0024】ドアロック装置15がダブルロック状態で
ある図10の状態で、ドアロック機構14のキー操作レ
バー56(図2参照)を操作し、ドアアンロック状態に
させると、図13に示す如く、傾斜面39の上方の第1
のストッパ部38に当接する摺動子5のピン8が第2の
レバー3のピン32を中心とする反時計方向の回転によ
り、傾斜面39に沿って第2のストッパ部38′へ移動
する。即ち、図7に示す状態となる。一方、ドアロック
装置15のアクチュエータを作動させ、ダブルロック解
除状態の図12の状態で、ドアロック機構14のキー操
作レバー56(図2参照)を操作し、ドアアンロック状
態とさせると、図13に示す如く、第1のレバー2の溝
7内に位置するピン8が、第2のレバー3のピン32を
中心とする反時計方向の回転により、傾斜面39の第2
のストッパ部38′へと移動し、図7のドアアンロック
状態を作ることになる。 【0025】 【効果】三本のレバーを用い、第2のレバーに対して摺
動自在な摺動子を第3のレバーに常時係合させ且つ第1
のレバーの係脱部分に対して係脱自在とした構成である
から構造が簡単である。又、摺動子は、第1及び第2の
規制部によって任意の動きのみに規制され、摺動子の不
必要な動きが回避される。これにより、誤動作を回避す
ることができる。。
【図面の簡単な説明】 【図1】ドアロック装置の取付位置を示す側面図であ
る。 【図2】ドアロック機構の平面図である。 【図3】ベースの平面図である。 【図4】第1のレバーの平面図である。 【図5】第2のレバーの平面図である。 【図6】第3のレバーの平面図である。 【図7】ドアロック機構とドアロック装置の結合状態に
して且つドアアンロック状態を示す平面図である。 【図8】各レバーの結合状態を示す側面図である。 【図9】ピン8がベースの傾斜面39に当接した状態を
示す側面図である。 【図10】ドアロック装置のダブルロック状態を示す平
面図である。 【図11】ドアロック装置のダブルロック状態時に第1
のレバーを回動させた状態を示す平面図である。 【図12】ドアロック装置のダブルロック解除状態にし
てドアロック状態の平面図である。 【図13】ドアアンロック状態に移行する時の摺動子の
ピンの動きを示す図である。 【符号の説明】 1 ベース(部材) 2 第1のレバー 3 第2のレバー 4 第3のレバー 5 摺動子 7 溝(係脱部分) 10 バネ 11 ドア 13 ドアロックノブ 14 ドアロック機構 21 動力部(アクチュエータ) 31 第3のストッパ部(第1規制部) 32 ピン 35 溝(係合部分) 38 第1のストッパ部(保持部) 39 傾斜面 38′ 第2のストッパ部(第2規制部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−202179(JP,A) 特開 平5−287951(JP,A) 特開 昭64−33377(JP,A) 実開 平5−12564(JP,U) 実開 平2−125170(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ドアに固定され且つアクチュエータを支
    持する部材、一端がドアロックノブに連結され且つ他端
    に係脱部分を有する第1のレバー、一端がドアロック機
    構に連結され且つ他端に摺動子を有する第2のレバー、
    一端が前記アクチュエータに連係され且つ他端に係合部
    分を有する第3のレバー、および前記第1と第2のレバ
    ーをドア側に回動自在に支持させるピンを有し、ダブル
    ロック解除状態及びドアアンロック状態で前記摺動子が
    前記第1と第3のレバーの係脱部分及び係合部分に入
    り、且つ前記第3のレバーが前記アクチュエータにより
    ダブルロック位置に移動自在であり、前記第3のレバー
    がダブルロック位置を選択すると、前記摺動子が前記第
    1のレバーの係脱部分から外れると共に前記摺動子が前
    記部材の傾斜面と連続して形成される保持部と当接し、
    該状態で前記ドアロックノブが操作された場合には前記
    摺動子の移動が前記第1のレバーに形成される第1の規
    制部によって規制され、前記状態でキーシリンダ操作さ
    れた場合には前記摺動子が前記傾斜面に沿って前記第1
    の係脱部分に移行すると共に前記傾斜面と連続して形成
    される第2の規制部によって規制されるドアロック装
    置。
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