JPS5840206Y2 - 自動車用チヤイルドプル−フドアロツク装置 - Google Patents

自動車用チヤイルドプル−フドアロツク装置

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JPS5840206Y2
JPS5840206Y2 JP1980026027U JP2602780U JPS5840206Y2 JP S5840206 Y2 JPS5840206 Y2 JP S5840206Y2 JP 1980026027 U JP1980026027 U JP 1980026027U JP 2602780 U JP2602780 U JP 2602780U JP S5840206 Y2 JPS5840206 Y2 JP S5840206Y2
Authority
JP
Japan
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lever
childproof
rod
spring
lock
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980026027U
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English (en)
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JPS56127263U (ja
Inventor
賢治 斎藤
Original Assignee
株式会社 大井製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 大井製作所 filed Critical 株式会社 大井製作所
Priority to JP1980026027U priority Critical patent/JPS5840206Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、子供のいたずらや衝突等により、自動車の後
席に座っている子供が車外へ放出されるのを未然に防ぐ
ため、車外からは開扉できるが、車内からは開扉できな
いようにしたチャイルドプルーフ機構を有する自動車用
ドアロック装置に関するものである。
従来、チャイルドプルーフ機構を備えたこの種自動車用
ドアロック装置は、一般にチャイルドプルーフ機構を施
錠した状態にしておいても、車内に設けた施錠機構の操
作も可能であるため、車外から開扉できなくなる欠点を
有していた。
この欠点を解消するため、本出願人は、チャイルドプル
ーフ機構、又は施錠機構の一方が作動状態にある時には
、他方を作動できないようにし、両機構の二重作動を防
止するようにした装置につき、すでに実用新案登録出願
しである(実開昭5316224号公報参照)。
しかし、この装置は、一方の機構を作動させたとき、他
方の機構の移動を拘束するようにしたものであるので、
一方の機構の作動後に、他方の機構を無理に作動させよ
うとすると、いずれかの機構が破損する恐れがあるとい
う難点がある。
また、施錠機構によりドアロック装置をロックした状態
からチャイルドプルーフロックを行なう場合、キー又は
ノブの操作により、一旦施錠機構をアンロックした後、
チャイルドプルーフ機構をロックしなければならないと
いう不便がある。
本考案は、このような従来装置の難点や不便を解消する
ことを目的としてなされたものである。
すなわち、本考案の目的は、チャイルドプルーフ機構と
施錠機構との2重ロックを防止し得るだけでなく、チャ
イルドプルーフ機構をロックすることにより、施錠機構
を必ずアンロック状態に復帰させることができるととも
に、チャイルドプルーフ機構がロックされているときに
、施錠機構をロック操作した場合、一応そのロック操作
はできるが、操作即座に施錠機構がアンロック状態に復
帰するようにした自動車用チャイルドプルーフドアロッ
ク装置を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する
ドアロック装置1は、自動車の後部ドアに取付けられ、
その本体2内には、車体側に固着したストライカと噛合
するラッチと、該ラッチと係脱可能で、ラッチとストラ
イカとの噛合を、保持又は解除するポールとを有する噛
合機構が組込まれていることは、従来通りである。
ドアロック装置1のベースプレート3上には、車外の開
扉操作装置(図示せず)と連係され、一端に前記ポール
と一体的に作動するオープンレバー4に当接可能なサブ
レバー5を連結したアウトサイドレバー6と、 車内の開扉操作装置(図示せず)とロッド7を介して連
係され、はぼく字形をなす長孔8aを有するインサイド
レバー8と、 一端に操作部9aを有し、ロックとアンロックの位置間
を枢軸9Cまわりに揺動可能であるとともに、長孔9b
を有し、かつロッド7下端の折曲端部7aを、インサイ
ドレバー8の長孔8aの中間と、該長孔8aの上半に重
合させた長孔9bの下端に位置させて、車内の開扉操作
装置とインサイドレバー8とを非連動状態とするチャイ
ルドプルーフレバー9と、 車内の施錠ノブ(図示せず)とロッド10下端の折曲端
部10 aを介して連結され、ロックとアンロックの位
置との間を軸14まわりに摺動可能であるとともに、ロ
ック時に、サブレバー5とオープンレバー4とを非係合
状態として、車内外の開扉操作装置の解除作動を非連動
状態とするロックレバ−11と、 チャイルドプルーフレバー9の上端に枢軸12bをもっ
て基端を枢着され、横長孔12 Hに軸14が遊嵌して
、軸14に対して側方往復直線に運動可能なように支持
されるとともに、ロックレバ−11と一体的に作動する
ロッド10下端の折曲端部10aが遊嵌するほぼU字形
のガイド孔13を有し、かつ基端部にほぼ逆へ字形に屈
曲したばね15の基端を固着した連結レバー12とが配
設されている。
連結レバー12の中間に穿設されたガイド孔13は、下
方が連結レバー12の基端部方向へ傾斜する両側の第1
、第3ガイド部13 a 、13 Cと、第1、第3ガ
イド部13 a 、13 Cの下端同志を結ぶ第2ガイ
ド部13bとからなっている。
ロッド10下端の折曲端部10 aは、チャイルドプル
ーフレバー9がアンロック状態にあるとき、第1ガイド
部13 aの上端に位置し、同じくロック状態にあると
き第3ガイド部13 Cに位置し、ロックレバ−11の
作動に伴って、第1ガイド部13 a又は第3ガイド部
13 C内を作動するようにしである。
ばね15は、連結レバー12の中間ガイド孔13に遊嵌
しているロッド10下端の折曲端部10 aの上に摺接
可能なように設けられ、かっばね15の先端には、下向
突出する係止部15 aが設けられており、連結レバー
12のガイド孔13における第1ガイド部13 aの上
端にロッド10下端の折曲端部10 aが位置している
とき、係止部15aに折曲端部10 aが係合すること
により、ロックレバ−11が、チャイルドプルーフレバ
ー9のアンロック状態において、ロック又はアンロック
の位置に保持されるようにしである。
チャイルドプルーフレバー9は、ロッド10下端の折曲
端部10aが逆へ字形をなすばね15の屈曲部を境にし
て左右何れかに位置することにより、ロック又はアンロ
ックの位置に保持されるようにしである。
上述した構成の本考案において、第1図に示すように、
チャイルドプルーフレバー9がアンロック状態に、また
ロックレバ−11がロック状態にある場合に、チャイル
ドプルーフレバー9をロック操作すると、チャイルドプ
ルーフレバー9に枢軸12bを介して連結されている連
結レバー12は、矢印Aの方向へ作動し、それに伴って
、ガイド孔13の第1ガイド部13 aの上端に位置し
、ばね15先端の係止部15 aに係止しているロッド
10下端の折曲端部10 aは、ガイド孔13の第1ガ
イド部13 aの傾斜により、係止部15 aがら外れ
て下方、即ちアンロック方向へ作動する。
これにより、ロッド10下端の新曲端部10 aは、第
2図に示すように、ガイド孔13の第2ガイド部13
bに位置し、ロックレバ−11はアンロックの位置に遊
動する。
またチャイルドプルーフレバー9の長孔9bの下端にあ
るロッド7下端の折曲端部7aはインサイドレバー8の
長孔8aの中間に位置して、車内の開扉操作装置とイン
サイドレバー8とは非連動状態となり、チャイルドプル
ーフレバー9はロック状態となる。
即ち、ロックレバ−11がロック状態にあるとき、チャ
イルドプルーフレバー9がロックに作すると、ロックレ
バ−11はアンロック状態に作動する。
つぎに、第2図に示すように、チャイルドプルーフレバ
ー9がロック状態に、またロックレバ−11がアンロッ
ク状態にある場合において、車内施錠ノブをロック操作
すると、一旦、ロックレバ−11は、第3図に示すよう
に、ロック位置に作動するが、ばね15の付勢力によっ
て、ロックレバ−11はアンロック位置に復帰する。
以上述べたように、本考案の装置によれば、チャイルド
プルーフレバー9をロック操作すると、ロックレバ−1
1はアンロック状態となり、また、チャイルドプルーフ
レバー9がロック状態にあるとき、車内施錠ノブをロッ
ク操作すると、ロックレバ−11は、一旦ロツク位置に
作動した後に、ばね15によってアンロック位置へ戻さ
れるので、レバー等の部材に無理な荷重を作用させるこ
となく、チャイルドプルーフ機構と施錠機構との2重ロ
ックが防止されるとともに、先端に係止部15aを有す
るばね15を設けることによって、チャイルドプルーフ
レバー9とロックレバ−11をロックとアンロックの位
置に保持することができるため、従来一般に使用されて
いたターンオーバースプリングが不要となる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る自動車用チャイルドプルーフドア
ロック装置の実施例を示すもので、第1図は、チャイル
ドプルーフレバーがアンロックの位置にあり、かつロッ
クレバ−がロックの位置にある状態を示す正面図、第2
図は、チャイルドプルーフレバーがロックの位置にあり
、かつロックレバ−がアンロックの位置にある状態を示
す一部を切欠いた正面図、第3図は、作動状態を示す要
部の正面図である。 1・・・・・・ドアロック装置、2・・・・・・本体、
3・・・・・・ベースプレート、4・・・・・・オープ
ンレバー、5・・・・・・サブレバー6・・・・・・ア
ウトサイドレバー、7・・・・・・ロッド、7a・・・
・・・折曲端部、8・・・・・・インサイドレバー、8
a・・・・・・長孔、9・・・・・・チャイルドプルー
フレバー、9a・・・・・・操作部、9b・・・・・・
長孔、9C・・・・・・枢軸、10・・・・・・ロッド
、10a・・・・・・折曲端部、11・・・・・・ロッ
クレバ−112・・・・・・連結レバー、12a・・・
・・・横長孔、12 b・・・・・・枢軸、13・・・
・・・ガイド孔、13 a・・・・・・第1ガイド部、
13b・・・・・・第2ガイド部、13C・・・・・・
第3ガイド部、14・・・・・・軸、15・・・・・・
ばね、15 a・・・・・・係止部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)チャイルドプルーフレバー9とロックレバ−11
    とを備え、それらの何れか一方がロック作動すると車内
    又は車内外よりの開扉操作装置の解除作動が不能となる
    ようにした自動車用ドアロック装置において、下部が基
    端部の方向へ傾斜する2つのガイド部の下端同士を他の
    ガイド部で連結したほぼU字形のガイド孔13を中間部
    に有する連結レバー12の基端部を、チャイルドプルー
    フレバー9の先端に、枢軸12bを介して側方往復動可
    能なように枢着するともに、前記ガイド孔13に、下端
    の折曲端部10 aをロックレバ−11に枢着したロッ
    ド10の下端の新曲端部10 aを遊嵌し、かつ連結レ
    バー12の基端部りに、はぼ逆へ字形をなすばね15の
    基端を、ばね15の下面にロッド10下端の折曲端部1
    0 aが摺接可能なように固着し、チャイルドプルーフ
    レバー9かロックレバ−11の何しか一方をロック位置
    としたとき、他方のレバーがアンロック位置となるよう
    にしたことを特徴とする自動車用チャイルドプルーフド
    アロック装置。
  2. (2)ばね15の先端に下向突出する係止部15aを設
    けて、該係止部15.aが、連結レバー12のガイド孔
    13における第1ガイド部の上端にロッド10下端の折
    曲端部10 aが位置しているとき、折曲端部10 a
    下に係合するようにしたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の自動車用チャイルドプルー
    フドアロック装置。
JP1980026027U 1980-02-29 1980-02-29 自動車用チヤイルドプル−フドアロツク装置 Expired JPS5840206Y2 (ja)

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JP1980026027U JPS5840206Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 自動車用チヤイルドプル−フドアロツク装置

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JP1980026027U JPS5840206Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 自動車用チヤイルドプル−フドアロツク装置

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JPS56127263U JPS56127263U (ja) 1981-09-28
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JP1980026027U Expired JPS5840206Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 自動車用チヤイルドプル−フドアロツク装置

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JP6438204B2 (ja) * 2014-03-24 2018-12-12 株式会社アルファ レバー連結体、ロッドホルダ、および車両のハンドル装置

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JPS56127263U (ja) 1981-09-28

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