JPH061996Y2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

車両用ドアハンドル装置

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JPH061996Y2
JPH061996Y2 JP18539587U JP18539587U JPH061996Y2 JP H061996 Y2 JPH061996 Y2 JP H061996Y2 JP 18539587 U JP18539587 U JP 18539587U JP 18539587 U JP18539587 U JP 18539587U JP H061996 Y2 JPH061996 Y2 JP H061996Y2
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JP
Japan
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door
door handle
vehicle
lock
handle
Prior art date
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JP18539587U
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秀明 中川
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Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ドアロック用のドアハンドルを乗車用と降車
用に夫々設けた車両用ドアハンドル装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 車両に設けられる支点を中心にして開閉自在に構成され
るドア本体には、通常ドアロックが取付けられており、
このドアロックにより車両に係合/保持される状態とし
ている。このドアロックの解除は、通常ドアロックに連
結されているドアハンドルを操作して行なわれる。この
ような従来のドアロックは、例えば実開昭61−198
463号に開示されている。
この開示例を示した第8図において、ドアハンドル40
はドア本体の車外側に設けられており、ばね付きリンク
41を介してロック本体30に連結されている。このロ
ック本体30はロック軸受31に回動自在に軸支されて
いる。ロック本体30には不図示のロック機構が設けら
れている。
このように構成されるドアロックの解除の動作について
説明すると、ドアハンドル40の把手部分41aが乗員
によって矢印K方向に引き上げられると、ばね付きリン
ク41が矢印M方向に押し下げられる結果、ロック本体
30は矢印N方向に回動されることになる。この回動動
作によりロック機構が作用して解除の動作が行なわれ
る。
上述したドアロックは車外から操作することを前提にし
ており、少なくともウインドウガラス付きのドア本体に
ドアロックが設けられる場合には、車内からこのドアロ
ックを操作する事は困難であるが、車内には専用のドア
ロック解除装置が設けられているので実用上特に問題で
はなかった。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、例えばオープンカーのようにドア本体に
ウインドウガラスが設けられていない車種、もしくはウ
インドウガラスを本体内に収納した状態で通常使用され
る車種等においてはドアロックを車内からも操作するこ
とが頻繁に行なわれている。
この種の車種に上述したドアロックが設けられている場
合に、車内から操作するためには、先ず、ドアハンドル
に片方の手の指を掛けて把手部分を上方に引き上げてド
アロックを解除して、次にもう一方の手でドア本体を車
外方向に押し出すようにしてドア本体を開くようにして
いる。すなわち、両手で操作しなければならなかった。
本考案はこのような不具合点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、例えばオープンカー等に適用さ
れるドアロックにおいて、車内からも車外からも片手で
操作可能な車両用ドアハンドル装置を提供するところに
ある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本考案の車両用ドアハンド
ル装置は、ロック本体とリンクとドアハンドルとで構成
されたドアロックをドア本体に設けたドアロックにおい
て、前記ドアハンドルは前記ドア本体の上面に配設さ
れ、把手部分を車外に向けた第1ドアハンドルと、把手
部分を車内に向けた第2ドアハンドルとで構成され、前
記第1ドアハンドルもしくは前記第2ドアハンドルの操
作力を前記リンクを介して前記ロック本体に伝達するよ
うにしている。
[作用] そして本考案は前記の把手部分を車外に向けた第1ドア
ハンドルを車外から、把手部分を車内に向けた第2ドア
ハンドルを車内から各々片手で操作できるようにしてい
る。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の一実施例を説明すると、第
1図(A),(B)は本考案の車両用ドアハンドル装置
が設けられたオープンカー100の平面図および側面図
を示したものである。このオープンカー100は屋根の
設けられていない所謂フルオープンカーであり、ドア本
体7,8,9,10,11,12が不図示のドア軸廻り
に全て開閉自在に設けられており乗員の乗降を便利にし
ている。
これらドア本体7,8,9,10,11,12の夫々の
上面には図中、円で囲んで示したドアハンドル1,2,
3,4,5,6が設けられており、例えば乗員が運転助
手席に乗り込む場合にはドアハンドル1を操作してドア
本体7の開閉を行なうようにしている。
次に、このドアハンドル1のA−A′断面図を示した第
2図において、ドアハンドル1は把手部分17aを車外
に向けた第1ドアハンドル17と、把手部分16aを車
内に向けた第2ドアハンドル16とで構成されており、
夫々がドア本体7に固定されたドアハンドル軸22,2
3に軸支されて、回動自在にされており、不図示のスト
ッパおよびバネにより図示の位置に停止されている。
一方、ドアハンドル1の下方にはリンク機構200が設
けられており、上記の第1ドアハンドル17と第2ドア
ハンドル16の操作力はこのリンク機構200を介して
リンク28に伝達されるようにし、このリンク28の他
端に連結されるロック機構30内の不図示のロック部材
を回動させロック状態を解除するようにしている。
ここで、リンク機構200は回動板21,20、連結板
25、長穴板26が夫々回動自在に連結されて構成され
るが、その構成について説明すると、回動板21,20
は上記の第1ドアハンドル17、第2ドアハンドル16
の夫々に設けられる突起部17b,16bと一体的に構
成される。そこで、回動板21,20はドア本体7に設
けられたドアハンドル軸22,23廻りに回動自在に軸
支されることになる。これら回動板21,20の下方端
にはスタッド軸32,33が夫々立設されており、この
内、スタッド軸32には長穴板26の一端部分が回動自
在に挿入され、スタッド軸33には連結板25の一端部
分が回動自在に挿入される。
更に、長穴板26には長穴27が形成されており、上記
のスタッジ軸33の他端に立設された連結板スタッド2
4はこの長穴27に摺動自在に案内されて、ドアハンド
ル1が操作されない状態では長穴端27aに連結板スタ
ッド24が位置するようにされている。そして、ドアハ
ンドル軸22とスタッド軸32とを結んだ線分Sとドア
ハンドル軸23とスタッド軸33とを結んだ線分Uより
内側へはドアハンドル21,20は回動されないように
規制されている。
以上のように構成されるドアロックの動作を次に説明す
る。ドアロックを車外から操作する場合を示した第3図
において、乗員が第2ドアハンドル16の把手部分16
aに指を掛けて矢印B方向に回動させるて、回動板20
は矢印D方向に回動させるので、ドアハンドル軸22と
スタッド軸32とを結んだ線分Sは図中のTで示される
位置へ回動される。この時、前記の連結板スタッド24
は長穴27に摺動案内されて長穴端27bの位置迄案内
されると同時に長穴板26を上方に移動させるので、こ
の長穴板26の穴部29に挿入されているリンク28は
矢印E方向に引き上げられる。
この結果、このリンク28の他端に連結されるロック機
構30内の不図示のロック部材を回動させロック状態を
解除することになる。そして最後に、矢印C方向に第2
ドアハンドル16を引いてドア本体7が開かれることに
なる。
次に、ドアロックを車内から操作する場合を示した第4
図において、乗員が第1ドアハンドル17の把手部分1
7aに指を掛けて矢印G方向に回動させると、回動板2
1は矢印I方向に回動させる結果、ドアハンドル軸23
とスタッド軸33とを結んだ線分は図中の線分Vで示さ
れる位置へ回動される。この時、前記の連結板スタッド
24は長穴27に摺動案内されて長穴端27bの位置迄
案内されると同時に長穴板26を上方に移動させるの
で、この長穴板26の穴部29に挿入されているリンク
28は矢印E方向に引き上げられる。
この結果、このリンク28の他端に連結されるロック機
構30内の不図示のロック部材を回動させロック状態を
解除することになる。そして、最後に手の腹で矢印H方
向に第1ドアハンドル16もしくはドア本体7を押して
開かれることになる。
第5図は以上説明した車両用ドアハンドル装置の斜視図
を示したものである。
次に、ドア本体にガラスが設けられる車両を第6図に示
す。図において、車両300には可動式の屋根310が
設けられて、雨中での走行が可能にされているのでガラ
ス301をドア本体303に収納可能に設ける必要があ
る。このように、ガラス301がドア本体303に収納
可能に設けられると、ガラスが設けられない場合の前述
したフルオープンカーには適用が可能であった車両用ド
アハンドル装置はリンク機構200がガラスの収納部分
と干渉してしまうので、このような車両用ドアハンドル
装置は取り付けられなくなる。
第7図はガラス301が設けられる車両300に適用さ
れる車両用ドアハンドル装置を示したもので、基本構成
と動作は前述したフルオープンカーに適用された車両用
ドアハンドル装置と略同様であるので、前述の車両用ド
アハンドル装置との相違部分についてのみ第7図に基づ
いて説明すると、ドアハンドル302はドア本体303
の略中央部の上面部分に設けられる。したがって、前述
したリンク機構200はドア本体303の側面部近くに
設けられて、ガラス301が収納できるようにしてい
る。前述したスタッド軸32,33とドアハンドル軸2
2,23とが各々延長された形で形成された延長スタッ
ド軸332,333と延長ドアハンドル軸322,32
3とでリンク機構200は回動自在に軸支される。
以上説明した何れの実施例も、例えばオープンカーに適
用されるドアロックでは車内からも車外からも片手で操
作可能な車両用ドアハンドル装置が提供されることにな
る。また、把手部分を車外に向けた第1ドアハンドルと
把手部分を車内に向けた第2ドアハンドルの上面は同一
平面上に構成することができるので、空力特性の向上も
図れるものである。
[考案の効果]以上説明したように、本考案によれば、
例えばオープンカー等に適用されるドアロックにおい
て、車内からも車外からも片手で操作可能な車両用ドア
ハンドル装置が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B)は本考案の一実施例の車両用ドア
ハンドル装置が設けられた車両の平面図および側面図、 第2図は第1図のドアハンドル1のA−A′断面図、 第3図は第2図のドアロックを車外から操作する様子を
示した断面図、 第4図は第2図のドアロックを車内から操作する様子を
示した断面図、 第5図は車両用ドアハンドル装置の斜視図、 第6図はドア本体にガラスが設けられる車両を示した正
面図、 第7図はガラスが設けられる車両300に適用される車
両用ドアハンドル装置を示した斜視図、 第8図は従来のドアロックを示した斜視図である。 図中、1;2;3;4;5;6…ドアハンドル、7;
8;9;10;11;12…ドア本体、16…第2ドア
ハンドル、17…第1ドアハンドル、21;20…回動
板、22;23…ドアハンドル軸、24…連結板スタッ
ド、25…連結板、26…長穴板、27…長穴、28…
リンク、29…穴部、30…ロック機構、31…ロック
軸受、32;33…スタッド軸、100…オープンカ
ー、200…リンク機構である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロック本体とリンクとドアハンドルとで構
    成されたドアロックをドア本体に設けたドアロックにお
    いて、 前記ドアハンドルは前記ドア本体の上面に配設され、 把手部分を車外に向けた第1ドアハンドルと、 把手部分を車内に向けた第2ドアハンドルとで構成さ
    れ、 前記第1ドアハンドルもしくは前記第2ドアハンドルの
    操作力を前記リンクを介して前記ロック本体に伝達する
    ことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
JP18539587U 1987-12-07 1987-12-07 車両用ドアハンドル装置 Expired - Lifetime JPH061996Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18539587U JPH061996Y2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07 車両用ドアハンドル装置

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JP18539587U JPH061996Y2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07 車両用ドアハンドル装置

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JPH0190959U JPH0190959U (ja) 1989-06-15
JPH061996Y2 true JPH061996Y2 (ja) 1994-01-19

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4751768B2 (ja) * 2006-05-23 2011-08-17 トヨタ自動車株式会社 車両用ドアハンドル構造
JP2009241816A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Honda Motor Co Ltd 小型車両のドア装置
AU2009233288B2 (en) * 2008-03-31 2012-03-29 Honda Motor Co., Ltd. Door device for small-sized vehicle
JP2009243189A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Honda Motor Co Ltd 小型車両のドア装置

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JPH0190959U (ja) 1989-06-15

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