JPH058196Y2 - - Google Patents

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JPH058196Y2
JPH058196Y2 JP1179386U JP1179386U JPH058196Y2 JP H058196 Y2 JPH058196 Y2 JP H058196Y2 JP 1179386 U JP1179386 U JP 1179386U JP 1179386 U JP1179386 U JP 1179386U JP H058196 Y2 JPH058196 Y2 JP H058196Y2
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JP
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lock
plate
trunk
knob
lock release
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、リヤシートの前倒しを操作するリヤ
シートのロツク構造に関するもので、さらに詳し
くは、トランクルーム側からもリヤシートの前倒
しができるようにしたリヤシートのロツク構造に
関するものである。
〈従来の技術〉 従来、トランクルームと車室とをリヤシートの
シートバツクを前倒しにすることにより連通でき
る、所謂、トランクスルー式リヤシートがある。
このトランクスルー式のリヤシートにあつては、
リヤシートの開閉を操作するロツク解除ノブを車
室内に設けている。しかしながら、このような場
合には、車室内に侵入した者は、ロツク解除ノブ
を操作すればリヤシートを前倒しすることができ
トランクルーム内の貴重品等を持ち出すことがで
きる。これでは、盗難防止の見地から好ましくな
いので、車室内からリヤシートのロツク解除を不
可能にするため、第9図に示すように、トランク
ルーム1内にロツク解除防止ノブ2を設けてこの
ロツク解除防止ノブ2を操作しない限り車室3内
のロツク解除ノブ4が働かないようにしてあるも
のがある。なお、エンジンキー、ドアキー等とト
ランクキーとは相違していることを前提としてい
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記したトランクルーム内にロ
ツク解除防止ノブを設けたものにおいては、シー
トバツクの前倒しを行う際、トランクを開けてロ
ツク解除防止ノブを操作した後、車室内に入り車
室内のロツク解除ノブを操作しなければならず非
常に不便であるという問題がある。
本考案はかかる現状に鑑みてなされたものであ
り、トランクルーム内からもシートバツクを前倒
しできるようにトランクルーム内にロツク解除ノ
ブを設けて盗難防止を図ると共に便利にしたリヤ
シートのロツク構造を提供することを目的とする
ものである。
〈課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成するための本考案のリヤシー
トのロツク構造は、リヤシート開閉用の室内側ロ
ツク解除ノブと、該室内側ロツク解除ノブに連結
され、ロツクブラケツトプレートに回動および上
下動の相対変位を許容するように設けたトランク
側ロツク解除ノブと、上記ロツクブラケツトプレ
ートに軸設され、上記トランク側ロツク解除ノブ
と係合するカムプレートと、上記ロツクブラケツ
トプレートに軸設され、該カムプレートと同軸に
設けられた回動プレートと、上記ロツクブラケツ
トプレートに軸設され、該回動プレートと係合す
るロツクプレートと、該ロツクプレートと係合す
るストライカと、上記トランク側ロツク解除ノブ
と上記カムプレートとの係合を解除するように上
記ロツクブラケツトプレートに軸設したトランク
側ロツク解除防止ノブとを具え、さらに上記トラ
ンク側ロツク解除防止ノブは、上記トランク側ロ
ツク解除ノブの上記上下動の変位を許容するが、
同解除防止ノブを回動変位させたとき上記解除ノ
ブに上記回動の変位を与え、上記解除ノブと上記
カムプレートとが干渉しない状態を保持するよう
に形成されたことを特徴とするものである。
〈作用〉 上記構成とすることにより、トランク側ロツク
解除防止ノブが作用しているときは、室内側ロツ
ク解除ノブを操作しても空振り作用によつてトラ
ンク側ロツク解除ノブとカムプレートとは干渉せ
ず、室内側からロツクを解除することはできな
い。一方、トランクを開けてロツク解除防止ノブ
の作用を解けば、トランクルーム内からのリヤシ
ートのロツク解除を行えることとなる。
〈実施例〉 以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に
説明する。
第1図に本考案の一実施例に係るリヤシートの
ロツク構造においてリヤシートの前倒し状態、第
2図にリヤシートのロツク構造のロツク状態の正
面、第3図にその左側面、第4図にその右側面、
第5図にリヤシートのロツク構造のロツク解除状
態の正面、第6図にその左側面、第7図に右側
面、第8図にリヤシートのロツク構造のロツク解
除状態の正面を示す。
第1図に示すように、9はリヤシート、10は
シートバツクであつて、このシートバツク10を
前倒しすることによつて室内側とトランク側とを
連通することができるようになつている。
第1図乃至第4図に示すように、13は室内側
ロツク解除ノブであつて、シートバツク10の上
部に上端部が突出して装着されている。12はト
ランク側ロツク解除ノブであつて、下端部がシー
トバツクフレーム14に固定された断面L字状の
ロツクブラケツトプレート15に回動及び上下動
自在に支持されている。一方、トランク側ロツク
解除ノブ12の上端部は室内側ロツク解除ノブ1
3に連結されている。
ロツクブラケツトプレート15に装着されたロ
ツク本体において、このロツクブラケツトプレー
ト15には車体側のストライカ20と係脱自在な
ロツクプレート18が軸18aによつて回動自在
に取付けられると共に、スプリング19によつて
第4図において反時計回り方向に付勢支持されて
いる。回動プレート17はこのロツクプレート1
8に隣接して位置し、一体の軸17aによつて回
動自在に支持されている。そして、この軸17a
の一端にはカムプレート16が固結されており、
このカムプレート16はトランク側ロツク解除ノ
ブ12と係合自在となつている。
11はトランク側ロツク解除防止ノブであつ
て、ロツクブラケツトプレート15に軸支される
と共にトランク側ロツク解除ノブ12と係合し、
且つ、折曲部分が操作部としてシートバツクプレ
ート14の開口からトランク側に突出している。
而して、シートバツク10が起立した状態で
は、図2乃至図4に示すように、ロツクプレート
18とストライカ20が係合し、回動プレート1
7がロツクプレート18の回動を阻止している。
従つて、シートバツク10は起立した状態で車体
に拘束されることとなる。
このシートバツク10のロツク状態において、
まず、室内側からロツクを解除するには、第5図
乃至第7図に示すように、室内側ロツク解除ノブ
13を上方に引き上げてトランク側ロツク解除ノ
ブ12を上方に移動させる。すると、トランク側
ロツク解除ノブ12の段付部がカムプレート16
と係合してこれを回動させ、更に、軸18aを介
して回動プレート17を回動させてロツクプレー
ト18の回動阻止が解除される。従つて、ロツク
プレート18はスプリング19の付勢力によつて
回動してストライカ20を解放し、シートバツク
10はロツク解除状態となつて前倒し可能とな
る。
また、前述したシートバツク10のロツク状態
において、トランク側からロツクを解除するに
は、トランク側ロツク解除ノブ12を上方に持ち
上げて、前述したように、カムプレート16を回
動させ、回動プレート17によるロツクプレート
18の拘束を解除し、ストライカ20を解放す
る。従つて、シートバツク10はロツク解除状態
となる。
ところで、第8図に示すように、トランク側解
除防止ノブ11を矢印で示す方向に操作すれば、
トランク側ロツク解除ノブ12とカムプレート1
6との係合が不可能となる。従つて、室内側ロツ
ク解除ノブ13を上方に引張つてもトランク側解
除ノブ12とカムプレート16は干渉せず、ロツ
ク解除とはならずロツク解除防止状態となる。な
お、第8図において、トランク側解除防止ノブ1
1を矢印方向に操作した場合は、トランク側解除
防止ノブ11を操作しない限りは図示しないスプ
リングによりこの状態を保つようになつている。
〈考案の効果〉 以上述べたように、本考案のリヤシートのロツ
ク構造によれば、トランク側にロツク解除防止ノ
ブ及びトランク側ロツク解除ノブを設けたので、
トランクルーム側からもシートバツクを前倒しで
きる至便なリヤシートのロツク構造が得られる。
また、ロツク解除防止状態では室内側ロツク解除
ノブを操作しても空振状態となつて、他部材に無
理な力が作用せず、装置の安全耐久性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本考案に係る一実施例を示す
もので、第1図はリヤシートの斜視図、第2図は
リヤシートのロツク構造のロツク状態の正面図、
第3図は第2図の左側面図、第4図は第2図の右
側面図、第5図はリヤシートのロツク構造のロツ
ク解除状態の正面図、第6図は第5図の左側面
図、第7図は第5図の右側面図、第8図はリヤシ
ートのロツク構造のロツク解除防止状態の正面
図、第9図は従来例のリヤシートの概略側面図で
ある。 また、図中の符号で、9はリヤシート、10は
シートバツク、11はトランク側ロツク解除防止
ノブ、12はトランク側ロツク解除ノブ、13は
室内側ロツク解除ノブ、16はカムプレート、1
7は回動プレート、18はロツクプレート、20
はストライカである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リヤシート開閉用の室内側ロツク解除ノブと、
    該室内側ロツク解除ノブに連結され、ロツクブラ
    ケツトプレートに回動および上下動の相対変位を
    許容するように設けたトランク側ロツク解除ノブ
    と、上記ロツクブラケツトプレートに軸設され、
    上記トランク側ロツク解除ノブと係合するカムプ
    レートと、上記ロツクブラケツトプレートに軸設
    され、該カムプレートと同軸に設けられた回動プ
    レートと、上記ロツクブラケツトプレートに軸設
    され、該回動プレートと係合するロツクプレート
    と、該ロツクプレートと係合するストライカと、
    上記トランク側ロツク解除ノブと上記カムプレー
    トとの係合を解除するように上記ロツクブラケツ
    トプレートに軸設したトランク側ロツク解除防止
    ノブとを具え、さらに上記トランク側ロツク解除
    防止ノブは、上記トランク側ロツク解除ノブの上
    記上下動の変位を許容するが、同解除防止ノブを
    回動変位させたとき上記解除ノブに上記回動の変
    位を与え、上記解除ノブと上記カムプレートとが
    干渉しない状態を保持するように形成されたこと
    を特徴とするリヤシートのロツク構造。
JP1179386U 1986-01-31 1986-01-31 Expired - Lifetime JPH058196Y2 (ja)

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JP1179386U JPH058196Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JP1179386U JPH058196Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JPS62124041U JPS62124041U (ja) 1987-08-06
JPH058196Y2 true JPH058196Y2 (ja) 1993-03-02

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JP1179386U Expired - Lifetime JPH058196Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59190635U (ja) * 1983-06-06 1984-12-18 富士重工業株式会社 トランクスル−形リヤシ−トのロツク装置

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JPS62124041U (ja) 1987-08-06

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