JPS6237193B2 - - Google Patents

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JPS6237193B2
JPS6237193B2 JP2773684A JP2773684A JPS6237193B2 JP S6237193 B2 JPS6237193 B2 JP S6237193B2 JP 2773684 A JP2773684 A JP 2773684A JP 2773684 A JP2773684 A JP 2773684A JP S6237193 B2 JPS6237193 B2 JP S6237193B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
locking device
door
child safety
safety lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2773684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59224782A (ja
Inventor
Takayo Chikaraishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP59027736A priority Critical patent/JPS59224782A/ja
Publication of JPS59224782A publication Critical patent/JPS59224782A/ja
Publication of JPS6237193B2 publication Critical patent/JPS6237193B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車用スライドドアの施錠装置に
関し、特に子供による不用意な解錠を防止するた
めのチヤイルドセーフテイロツクを備えた施錠装
置に関する。
従来、自動車の走行中に、車内にいる子供が悪
戯でドアの室内側ロツキングノブを操作した後、
ドアの室内ハンドルを引いて不用意にドアを開け
てしまうことを防止するため、チヤイルドセーフ
テイロツクを設けたドアの施錠装置が提案されて
いる(例えば、実公昭50〜37606号公報参照)。
このチヤイルドロツクは、ドアの室内ハンドル
を操作することによる施錠装置本体の解錠を不能
にするためのものであり、ドアの室外ハンドル及
びキー差込部の操作による施錠装置本体の解錠は
可能にしておくものである。
このように、チヤイルドロツクを施錠状態にし
ておくことにより、子供のみならず車内にいる乗
員はドアを解錠して開けることが不可能になる。
上記のようなチヤイルドロツクを備えた従来の
施錠装置を第1図〜第3図に示して詳細に説明す
る。
従来、この種の施錠装置は自動車のヒンジ回転
式ドア(煽りドア)1に使用されている。
ドア1はヒンジ2によつて前端部を支持され、
その反対側の後端部に前記施錠装置の本体3を設
けられる。
本体3はチヤイルドセーフテイロツクを内蔵し
ており、チヤイルドロツクの施錠および解錠を行
なうための操作レバー4が、施錠装置本体3の近
傍のドアパネル5にあけた孔から突出されている
(上記実公昭50―37606号公報参照)。
操作レバー4は、ドア1を閉じたときに、ドア
1の端部と車体の乗降口周壁との間に埋没され、
車の内外からの操作は不可能になる。
従つて、車内でのロツキングノブの操作及び室
内ハンドルの引張りによるドアの開放が不可能に
なり、子供の悪戯による解放及びそれに基づく危
険が防止される。
本発明は、チヤイルドセーフテイロツクをスラ
イドドアに使用せんとするもので、一側縁をヒン
ジにより車体に支持されたドアの他側縁に、スラ
イドドアの閉方向前縁を直接対向させると共に、
チヤイルドセーフテイロツクにより解錠を規制さ
れる施錠装置本体をスライドドアの閉方向後端部
に設け、チヤイルドロツクの操作レバーをスライ
ドドアの閉方向前端部に設けることにより、操作
がし易く、且つ安全なスライドドア用施錠装置を
提供することを目的とする。
以下、第4図〜第7図、第8図及び第9図に示
す各実施例により本発明を詳細に説明する。
第4図〜第7図は本発明による施錠装置の第1
実施例を示し、第4図は、前席側に煽りドア15
を有し、後席側にスライドドアSを有するバン型
車Vを示し、両ドア15、S間にはセンタピラー
が設けられていないタイプのものである。
スライドドアの支持個所の制約により施錠装置
本体(図示せず)がスライドドアSの閉方向後端
部に設けられ、チヤイルドセーフテイロツク用操
作レバー16(第5図)が同ドアSの閉方向前端
部17から突出される。
第6図及び第7図は、第1実施例の施錠装置に
用いられるチヤイルドセーフテイロツクの具体例
を示す。
このチヤイルドセーフテイロツクは、施錠装置
本体とは別に、ドアSの閉方向前端部17の近傍
に設けられるもので、室内ハンドルの引張りを阻
止して施錠装置本体の解錠を防止するタイプのも
のである。
第6図において、このチヤイルドセーフテイロ
ツクは操作レバー16をスライドドアS内でピン
18の周りに往復回動可能に枢支するため、基板
19を有している。基板19の下部寄りには、図
示しないロツキングノブに続くロツド20により
回動されるY形レバー21がピン22により枢着
されている。Y形レバー21の下部には、ドア外
部のキー差込部に続くキー部ロツド23が連続さ
れている。
また、Y形レバー21と基板19との間に、施
錠装置本体に続くロツド24の先端が挿入され、
ロツド24に植設されたピン25がY形レバーの
長孔26に貫通係合している。
さらに、Y形レバー21には中央レバー27が
重ねられ、中央レバー27はピン28により基板
19の中央部に回動可能に枢支されている。
中央レバー27は下部側に略「く」の字形の孔
29を有し、この中に前記ロツドのピン25が係
合している。
ピン25はY形レバー21により、くの字孔2
9の下半分内で上下動される(第7図参照)。ピ
ン25の上下動に従つて、ロツド24の先端が揺
動されることは勿論である。
ピン25が第7図のように低位置にあるとき
に、中央レバー27が時計方向に回動されると、
ピン25を介してロツド24が左方に引かれ、施
錠装置本体の解錠が行なわれる。反対に、ピン2
5が第6図のように高位置にあるときには、孔2
9の上半分で遊動するので、中央レバー27でロ
ツド24を左方に引くことはできない。また、中
央レバー27は通常は第6図の位置に復帰するよ
うに付勢されている。
また、Y形レバー21は、ピン25を高位置又
は低位置に保持して安定するように、トグルスプ
リング30を設けられている。
一方、中央レバー27の上部に設けた深い切欠
31には、上部レバー32の下部に植設したピン
33が係止している。
上部レバー32は基板19に回動可能に枢着さ
れていると共に、バネ34によつて時計方向に付
勢され、常時第6図の位置に復帰する。また、上
部レバー32の上端部には、室内ハンドルに続く
ロツド35が設けられている。即ち、ドアを開け
ようとして室内ハンドルを引くと上部レバー32
が反時計方向に回動される。
この上部レバー32の反時計方向の回動を阻止
又は許容するために、同レバー32の上部側に前
記操作レバー16が係合離脱する。
上記チヤイルドセーフテイロツクの動作を説明
する。まず、チヤイルドセーフテイロツクを施錠
するため第6図のように操作レバー16を実線位
置に回し、上部レバー32に係止する状態にして
おくと、室内ハンドルの引張りが不可能になり、
車内からドアを開けることはできなくなる。
この場合、Y形レバー21及びロツド24のピ
ン25の位置には無関係である。すなわちロツキ
ングノブ用ロツド20を施錠位置或いは解錠位置
に置いても、室内ハンドルを引くことはできな
い。ただし、外部キーよりキー部ロツド23を操
作してY形レバー21を時計方向に回動し、ピン
25を第7図のように低位置に下げておき、室外
ハンドルを引いて中央レバー27を時計方向に回
動させることにより施錠装置本体の解錠を行なう
ことは可能である。この場合、中央レバー27は
切欠31で上部レバー32のピン33と係合して
いるので、上部レバー32とは無関係に時計方向
に回動できる。
上記の説明から明らかなように、第6図がロツ
キングノブ用ロツド20及びキー部ロツド23の
施錠位置であつて、この状態では中央レバー27
により施錠装置本体の解錠はできない。逆に、第
7図は両ロツドの解錠位置である。
第7図の状態で、操作レバー16をチヤイルド
セーフテイロツクの解錠位置(第6図仮想線位
置)に回すと、室内ハンドルを引いて施錠装置本
体の解錠を行なうことが可能になる。
この操作レバー16の切換えは、第4図のよう
に前席側の煽りドア15を先に開けた状態で行な
うことになる。しかし、上記のようにドアの室外
ハンドルを引いてドアを開けるようにすることも
できる。
このように、前席側の乗員が座つたままで操作
レバー16に手が屈き、従来のように車外に出て
数歩あるいてから操作する場合と較べてチヤイル
ドセーフテイロツクの操作が容易であり、且つ安
全である。
次に、第8図は、第6図の実施例に適用可能な
チヤイルドセーフテイロツクの他の例を示す。こ
の例は、室内ロツキングノブの操作を規制するタ
イプのものである。
この例においては、操作レバー16がY形レバ
ー21の回動を阻止又は許容するように構成さ
れ、他は第6図の場合と同一に構成されている。
操作レバー16が実線位置にあるとき、ロツキ
ングノブ用ロツド20を引き上げることはでき
ず、且つロツド24のピン25がくの字孔29内
で高位置すなわち遊動(又は逃避)する位置に来
ている。従つて、室内ハンドルを引いてロツド3
5を左方に引いても、中央レバー27が時計方向
に遊転されるのみで、ロツド24を引くことはで
きず、施錠装置本体が解錠されない。
この場合、外部キー差込部からキー部ロツド2
3を操作してドアを開けることも不可能であり、
必らず前席側のドア15を開けて操作レバー16
によりチヤイルドロツクを解錠してからでなけれ
ばドアを開けることができない。
操作レバー16は仮想線位置のとき、Y形レバ
ー21の回動を可能にし、チヤイルドセーフテイ
ロツクを解錠する。この例では、操作レバー16
にもトグルスプリング36が設けられている。
次に、第9図はチヤイルドセーフテイロツクの
更に他の例を示す。
この例では、操作レバー16が先の両例のY形
レバー21の役割をしており、同レバー21の長
孔26に相当する長孔37が設けられている。そ
して、ロツキングノブ用ロツドとキー部ロツドが
省略されている。他は先の両例と同一構造であ
る。
この例において、操作レバー16の実線位置が
チヤイルドセーフテイロツクの施錠位置であり、
このときはロツド24のピン25が中央レバー2
7の長孔29内で遊動するので、室内ハンドルを
引いて引張レバー35を引いても施錠装置本体を
解錠することはできない。
操作レバー16を仮想線位置にすると、ピン2
5が孔29の低位置に下がり、室内ハンドルを引
いてドアを開けることが可能になる。なお、室外
ハンドルの操作により中央レバー27の下部2
7′に作用して、同レバー27を回動するように
してもよい。
この例の場合も、操作レバー16の操作ができ
るように前席側のドア15を開けなければ、スラ
イドドアSを開けることが不可能である。
上記各実施例から明らかなように、本発明によ
ると、施錠装置本体がスライドドアの閉方向後端
部に設けられ、チヤイルドセーフテイロツクの操
作レバーが閉方向前端部に設けられているので、
操作レバーに手が屈き易く、且つ手が汚れず、危
険性も解消されると云う効果が得られる。
また、センタピラーがない車であるから、スラ
イドドアに隣接するヒンジドアを開けるだけで、
乗員が座したままでチヤイルドロツクの操作レバ
ーに手が屈くので、操作が容易であると共に安全
であり、ヒンジドア閉時はヒンジドアとスライド
ドアとの対向面で囲まれた空間内にチヤイルドロ
ツクの操作レバーが位置するため、チヤイルドロ
ツクの機能がそこなわれることがないと云う効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用煽りドアに設けられる
施錠装置の概念図、第2図は第1図の―線断
面図、第3図は第2図の概略斜視図、第4図は本
発明の施錠装置を設けられるスライドドアを有し
たバン型車の側面図、第5図は第4図の―線
断面図、第6図は第5図の−線断面図で、第
5図の本発明の施錠装置に用いられるチヤイルド
セーフテイロツクの正面図、第7図は第6図の要
部動作説明図、第8図は第6図のチヤイルドセー
フテイロツクの変形例に係る正面図、第9図は第
6図のチヤイルドセーフテイロツクの更に他の例
の正面図である。 V……バン型車、S……スライドドア、15…
…煽りドア、16……チヤイルドセーフテイロツ
クの操作レバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一側縁をヒンジにより車体に支持されたドア
    の他側縁に、スライドドアの閉方向前縁を直接対
    向させると共に、チヤイルドセーフテイロツクに
    より解錠を規制される施錠装置本体を自動車用ス
    ライドドアの閉方向後端部に設け、チヤイルドロ
    ツクの操作レバーを上記スライドドアの閉方向前
    端部に設けたことを特徴とする自動車用スライド
    ドアの施錠装置。 2 チヤイルドセーフテイロツクは、室内側より
    施錠装置本体の解錠を行なうロツキングノブの操
    作を拘束することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の施錠装置。 3 チヤイルドセーフテイロツクは、室外側ハン
    ドルと施錠装置本体間の連動状態を制御すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の施錠
    装置。
JP59027736A 1984-02-16 1984-02-16 自動車用スライドドアの施錠装置 Granted JPS59224782A (ja)

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JP59027736A JPS59224782A (ja) 1984-02-16 1984-02-16 自動車用スライドドアの施錠装置

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JP59027736A JPS59224782A (ja) 1984-02-16 1984-02-16 自動車用スライドドアの施錠装置

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Publication Number Publication Date
JPS59224782A JPS59224782A (ja) 1984-12-17
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ID=12229312

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JP59027736A Granted JPS59224782A (ja) 1984-02-16 1984-02-16 自動車用スライドドアの施錠装置

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WO2016143082A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 ジーコム コーポレイション ドアラッチ装置

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JP4793876B2 (ja) * 2007-04-25 2011-10-12 三井金属アクト株式会社 ドアロック装置

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CN107429525A (zh) * 2015-03-10 2017-12-01 Gecom公司 门闩装置
CN107429525B (zh) * 2015-03-10 2019-09-03 Gecom公司 门闩装置
US10641016B2 (en) 2015-03-10 2020-05-05 Gecom Corporation Door latch device

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JPS59224782A (ja) 1984-12-17

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