JPS6217571Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6217571Y2
JPS6217571Y2 JP1981193128U JP19312881U JPS6217571Y2 JP S6217571 Y2 JPS6217571 Y2 JP S6217571Y2 JP 1981193128 U JP1981193128 U JP 1981193128U JP 19312881 U JP19312881 U JP 19312881U JP S6217571 Y2 JPS6217571 Y2 JP S6217571Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
lever
fuel lid
locking
sliding door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981193128U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5899454U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981193128U priority Critical patent/JPS5899454U/ja
Publication of JPS5899454U publication Critical patent/JPS5899454U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6217571Y2 publication Critical patent/JPS6217571Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車体側部にスライドドアを有する車
両において、該スライドドアの開放時に、該スラ
イドドアと前後方向でラツプする車体側部に設け
られるフユーエルリツドのフユーエルリツドオー
プナーの改良に関するものである。
従来、第1図に示すように、フユーエルリツド
24がスライドドア2の開放時に、該スライドド
ア2と前後方向でラツプする車体1の側部に設け
られたものにおいては、フユーエルリツドを開け
ることにより、作動レバーが回動し、作動レバー
に係合するドア側揺動腕によりドア側ロツクを解
除することができないようになされたものが提案
されている。(例えば実公昭50−20428号公報) したがつて、この従来の装置によれば、フユー
エルリツドが開いている限り、スライドドアを開
けることができない。
このため、フユーエルリツドが開いている時に
緊急事態が生じたり、あるいは、その他の理由で
スライドドアを開放させようとしても、開放させ
ることができないという不具合があつた。
そこで本考案は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたものであつて、ドア施錠装置とフユーエル
リツドの開閉に連動させ、給油中はスライドドア
を不用意に開放させることを防止すると共に、緊
急時、あるいは、その他スライドドアの開放が必
要な時には、該スライドドアの外側のハンドルを
操作するか、あるいは、施錠ノブをアンロツクに
することによりスライドドアを開放することがで
きるようにしたフユーエルリツドオープナーを提
供することを目的とするものである。
そのために本考案では、該フユーエルリツドオ
ープナーを、車体側部にドア開口部を開閉するス
ライドドアが設けられ、ドア開口部を開放したス
ライドドアとラツプする車体側部には、給油口
と、該給油口を覆うフユーエルリツドが設けら
れ、又、上記スライドドアには、該スライドドア
を施錠するドア施錠装置と、下端をスライドドア
より外方に突出して回動可能に枢支されたドア側
レバーが設けられ、上記ドア施錠装置とドア側レ
バーの先端とは、該ドア側レバーを回動させるこ
とによりドア施錠装置を施錠可能に連結部材によ
り連結されていると共に、 上記ドア開口部周縁の車体には、上記スライド
ドアの閉時にドア側レバーと対向する閉錠用レバ
ーが回動可能に枢支され、さらに、車体には、フ
ユーエルリツドオープナーレバーと、フユーエル
リツドを掛止するロツク部が設けられ、上記閉錠
用レバーは、上記フユーエルリツドオープナーレ
バーを作動させたとき、該閉錠用レバーで上記ド
ア側レバーを回動させ、かつ、閉錠用レバーが回
動したとき、上記ロツク部がフユーエルリツドを
解除するようにリンケージを介してフユーエルリ
ツドオープナーレバーとロツク部に連結されてい
る構造とすることにより所期の目的を達成するよ
うにしたものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随つて説明す
る。
自動車の車体1の側部にドア開口部4が開口さ
れ、該ドア開口部4にはスライドドア2が開閉可
能に設けられ、又、車体1の側部の上記ドア開口
部4を開放したスライドドア2とラツプする位置
には、給油口5と、該給油口5を覆うフユーエル
リツド24が設けられている。
上記スライドドア2内の下方には、略〓形をな
すドア側レバー11が設けられ、該ドア側レバー
11の縦片11aの下端は上記スライドドア2の
下側より外方に突出され、その角部を中心にして
回動可能に枢支されている。又、該ドア側レバー
11の横片11bの先端には連結部材12の一端
が回動可能に枢支され、該連結部材12の他端
は、上記スライドドア2内の上下方向の略中間に
設けられ、先端がスライドドア2の側方に突出す
るチヤイルドロツクレバー13等スライドドア2
を施錠するドア施錠装置に回動可能に枢支されて
いる。さらに、上記ドア側レバー11の横片11
bの先端近傍はリターンスプリング14を介して
スライドドア2に連結され、該ドア側レバー11
を回動させることにより上記ドア施錠装置を施錠
可能になされている。
尚、上記チヤイルドロツクレバー13は、第2
図に示すように該チヤイルドロツクレバー13を
ロツク方向Sに作動させると、車室内からはドア
開放不能となり、スライドドア11の外側ハンド
ル3を作動させると、チヤイルドロツクレバー1
3がR方向に移動し、ロツクが解除され、ドア開
放可能となる公知のものである。
上記ドア開口部4周縁には、上記スライドドア
2の閉時に上記ドア側レバー11の縦片11aの
下端と対向する位置に閉錠用レバー20が軸25
を中心にして回動可能に枢支されている。該閉錠
用レバー20の一端はリンケージ21,22を介
してフユーエルリツド24を掛止するロツク部3
4とフユーエルリツドオープナーレバー23に連
結されている。又、該閉錠用レバー20の一端は
リターンスプリング26を介して車体1と連結さ
れ、かつ、該閉錠用レバー20の他端には、上記
ドア側レバー11の縦片11aの下端に係合可能
な上方突部20aが形成されている。又、上記ロ
ツク部34は給油口5周縁の車体1に設けられ、
フユーエルリツドオープナーレバー23はドライ
バー席横の床等の車体1に設けられている。
上記構成により、フユーエルリツドオープナー
レバー23を作動させると、該動きが閉錠用レバ
ー20を経てチヤイルドロツクレバー13及びフ
ユーエルリツド24のロツク部34に伝えられる
もので、上記閉錠用レバー20が回動してドア側
レバー11の縦片11aの下端に係合して該ドア
側レバー11を作動させ、これによつてチヤイル
ドロツクレバー13がロツク方向Sに作動する。
27はスライドドア2を開放させるための内側ハ
ンドルである。
尚、上記チヤイルドロツクレバー13に代え
て、施錠ノブ15により、解錠、施錠されるドア
ロツクに連結しても実施することが可能である。
第3図はフユーエルリツドオープナーレバーの
第2実施例を示すものであつて、30はトランク
オープナー用レバー、31はフユーエルリツドオ
ープナーレバー、32はリンケージ、33はトラ
ンク用コントロールワイヤー、35はロツク部3
4を固定するためのクリツプである。
第4図はロツク部34とフユーエルリツド24
に設けられたキーシリンダ36との関係を示した
ものであつて、37はシーリングラバーである。
次に第2図に示す本考案の作用について説明す
る。
今、ドライバー席横のフユーエルリツドオープ
ナーレバー23を引けば、リンケージ21により
スライドドア2の下に設けられた閉錠用レバー2
0が回動し、ドア側レバー11を連動させる。こ
れによつて、ドア側レバー11はチヤイルドロツ
クレバー13をロツク方向Sに作動させてロツク
をおこない、室内からの内側ハンドル27の操作
のみではスライドドア2の開閉を不能にさせる。
又、閉錠用レバー20はフユーエルリツド24
のロツク部34に、リンケージ22により連結さ
れているため、上記ロツクと同時にフユーエルリ
ツドを開かせる。
上記フユーエルリツドオープナー23の回転中
心部23aにはスプリング23bが設定されてお
り、フユーエルリツドオープナー23を引くと同
時に上記のチヤイルドロツクレバー13を作動さ
せ、フユーエルリツド24を開かせると共にスプ
リング力により旧位に復元する。
上記チヤイルドロツクレバー13をロツク方向
Sに作動させると車室内からは、ドア開放不能で
車外の外側ハンドル3の作動時はキヤンセルさ
れ、ドア開放可能となる。但し、この場合には外
部から給油中であることを確認することができる
のでスライドドア2の開放による弊害はない。
尚、チヤイルドロツクに代えドアロツクに連結
した場合には、施錠ノブ操作Qにより開放可能と
する。
以上述べたように本考案によれば、車体側部
に、ドア開口部を開閉するスライドドアが設けら
れ、ドア開口部を開放したスライドドアとラツプ
する車体側部には、給油口と、該給油口を覆うフ
ユーエルリツドが設けられ、又、上記スライドド
アには、該スライドドアを施錠するドア施錠装置
と、下端をスライドドアより外方に突出して回動
可能に枢支されたドア側レバーが設けられ、上記
ドア施錠装置とドア側レバーの先端とは、該ドア
側レバーを回動させることによりドア施錠装置を
施錠可能に連結部材により連結されていると共
に、 上記ドア開口部周縁の車体には、上記スライド
ドアの閉時にドア側レバーと対向する閉錠用レバ
ーが回動可能に枢支され、さらに、車体には、フ
ユーエルリツドオープナーレバーと、フユーエル
リツドを掛止するロツク部が設けられ、上記閉錠
用レバーは、上記フユーエルリツドオープナーレ
バーを作動させたとき、該閉錠用レバーで上記ド
ア側レバーを回動させ、かつ、閉錠用レバーが回
動したとき、上記ロツク部がフユーエルリツドを
解除するようにリンケージを介してフユーエルリ
ツドオープナーレバーとロツク部に連結されてい
る構造としたので、給油時不用意にスライドドア
を開け、給油者にドアがぶつかつたり、ドアとフ
ユーエルリツドや給油ガンとが当り破損する等の
事故を防止することができると共に、緊急必要な
場合においては、フユーエルリツドが開いた状態
において、チヤイルドロツクによる場合は外側ハ
ンドルの操作により、又、ドアロツクによる場合
には施錠ノブをアンロツク側Pにすることにより
ドアの開放を可能とし、緊急必要な際のドア開放
を可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はフユーエルリツドの取付位置を示す自
動車の側面図、第2図は本考案のフユーエルリツ
ドオープナーを示す分解斜視図、第3図は第2実
施例を示すハンドル部の斜視図、第4図はロツク
部の断面図である。 1……車体、2……スライドドア、3……外側
ハンドル、11……ドア側レバー、12……連結
部材、13……チヤイルドロツクレバー、14…
…リターンスプリング、15……施錠ノブ、20
……閉錠用レバー、21,22……リンケージ、
23……フユーエルリツドオープナーレバー、2
4……フユーエルリツド、27……内側ハンド
ル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体側部にドア開口部を開閉するスライドドア
    が設けられ、ドア開口部を開放したスライドドア
    とラツプする車体側部には、給油口と、該給油口
    を覆うフユーエルリツドが設けられ、又、上記ス
    ライドドアには、該スライドドアを施錠するドア
    施錠装置と、下端をスライドドアより外方に突出
    して回動可能に枢支されたドア側レバーが設けら
    れ、上記ドア施錠装置とドア側レバーの先端と
    は、該ドア側レバーを回動させることによりドア
    施錠装置を施錠可能に連結部材により連結されて
    いると共に、 上記ドア開口部周縁の車体には、上記スライド
    ドアの閉時にドア側レバーと対向する閉錠用レバ
    ーが回動可能に枢支され、さらに、車体には、フ
    ユーエルリツドオープナーレバーと、フユーエル
    リツドを掛止するロツク部が設けられ、上記閉錠
    用レバーは、上記フユーエルリツドオープナーレ
    バーを作動させたとき、該閉錠用レバーで上記ド
    ア側レバーを回動させ、かつ、閉錠用レバーが回
    動したとき、上記ロツク部がフユーエルリツドを
    解除するようにリンケージを介してフユーエルリ
    ツドオープナーレバーとロツク部に連結されてい
    ることを特徴とするフユーエルリツドオープナ
    ー。
JP1981193128U 1981-12-28 1981-12-28 フユ−エルリツドオ−プナ− Granted JPS5899454U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981193128U JPS5899454U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 フユ−エルリツドオ−プナ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981193128U JPS5899454U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 フユ−エルリツドオ−プナ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5899454U JPS5899454U (ja) 1983-07-06
JPS6217571Y2 true JPS6217571Y2 (ja) 1987-05-07

Family

ID=30106498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981193128U Granted JPS5899454U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 フユ−エルリツドオ−プナ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5899454U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5899454U (ja) 1983-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0735708B2 (ja) 自動車用ドアロック装置
JPH11107598A (ja) 車両ロック装置
US5855400A (en) Door lock assembly for automotive vehicles
JPS6217571Y2 (ja)
JPH0617960Y2 (ja) 自動車用ロック装置
JPH058196Y2 (ja)
JPS58763Y2 (ja) 自動車用ドアのドアキ−オ−プナ−装置
JPS6025489Y2 (ja) ロック装置
JP2532978B2 (ja) 車両ドアロツク装置
JP2551973Y2 (ja) 自動車の開閉部材施錠装置
JPH0219488Y2 (ja)
JPH0631078Y2 (ja) 自動車用ドアロックの施解錠操作装置
JPH01163673U (ja)
JP4139978B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JPH042292Y2 (ja)
JPH0236855Y2 (ja)
JPS597131Y2 (ja) 自動車のバツクドア−構造
JPH0551750B2 (ja)
JPH0515010Y2 (ja)
JPH0351500Y2 (ja)
JPS62121287A (ja) 開閉扉のロツク装置
JPS6140858Y2 (ja)
JPH0320460Y2 (ja)
JPS631434B2 (ja)
JPS6140859Y2 (ja)