JPS6344087B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344087B2 JPS6344087B2 JP5007180A JP5007180A JPS6344087B2 JP S6344087 B2 JPS6344087 B2 JP S6344087B2 JP 5007180 A JP5007180 A JP 5007180A JP 5007180 A JP5007180 A JP 5007180A JP S6344087 B2 JPS6344087 B2 JP S6344087B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear door
- glass window
- opened
- door
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 40
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車の後部ドア構造に関する。
ハツチバツク、リフトバツク等と呼称される構
造の自動車にあつては、たとえば、第１図に示す
ように、ガラス窓１を有する後部ドアの全体が開
閉できる構造となり、車室内の荷物の出入が可能
となつている。なお、後部ドア２はヒンジ３によ
つて揺動自在に車体４に取り付けられ、開いた後
部ドア２は一端を車体４に、他端を後部ドア２の
内面に枢支されたバランサ（ステー）５によつて
支持され開操作が楽に行えるようになつている。
造の自動車にあつては、たとえば、第１図に示す
ように、ガラス窓１を有する後部ドアの全体が開
閉できる構造となり、車室内の荷物の出入が可能
となつている。なお、後部ドア２はヒンジ３によ
つて揺動自在に車体４に取り付けられ、開いた後
部ドア２は一端を車体４に、他端を後部ドア２の
内面に枢支されたバランサ（ステー）５によつて
支持され開操作が楽に行えるようになつている。
しかしながら、このような従来の後部ドア構造
にあつては、小さな荷物、大きな荷物の如何にか
かわらずその出し入れは、常に大きな後部ドア全
体を開けなくてはならない。このため、小物物品
を出入する際には面倒である。また、荷物を多数
収納し、その一部を取り出す際に、後部ドア全体
を開くと、荷物の一部が転がり出す等の難点もあ
る。
にあつては、小さな荷物、大きな荷物の如何にか
かわらずその出し入れは、常に大きな後部ドア全
体を開けなくてはならない。このため、小物物品
を出入する際には面倒である。また、荷物を多数
収納し、その一部を取り出す際に、後部ドア全体
を開くと、荷物の一部が転がり出す等の難点もあ
る。
そこで、例えば実公昭35−22518号公報や実公
昭36−17711号公報に記載された後部ドア構造の
ように後部ドアの上部に配設されたガラス窓を単
に蝶番を介して上下回動して開閉したり、或いは
後部ドアに収納されたガラス窓を上下にスライド
させて開閉できるようにしたものが提供されてい
る。しかし、このような従来の構造にあつては後
部ドアやガラス窓を開けた際においてこれらの移
動を規制する支持手段を有しないため、開放時の
安定性が得られない。特に、ガラス窓を上下に回
動するものにあつては、ガラス窓の開放時に、不
用意に下方へ回動してしまうなどの重大な危険性
を有している。
昭36−17711号公報に記載された後部ドア構造の
ように後部ドアの上部に配設されたガラス窓を単
に蝶番を介して上下回動して開閉したり、或いは
後部ドアに収納されたガラス窓を上下にスライド
させて開閉できるようにしたものが提供されてい
る。しかし、このような従来の構造にあつては後
部ドアやガラス窓を開けた際においてこれらの移
動を規制する支持手段を有しないため、開放時の
安定性が得られない。特に、ガラス窓を上下に回
動するものにあつては、ガラス窓の開放時に、不
用意に下方へ回動してしまうなどの重大な危険性
を有している。
この発明は、上記のような従来の後部ドア構造
における問題点に鑑み案出されたもので、ガラス
窓を有しかつ開閉可能に構成されてなる自動車の
後部ドア構造において、上記後部ドア本体及びガ
ラス窓に、それぞれ一端が車体に支持されたバラ
ンサを一本ずつ揺動自在に取り付け、上記ガラス
窓を後部ドア本体に対して開閉可能に構成して、
後部ドアとガラス窓を必要に応じて使い分けがで
きるようにすると共に、開放時の安定性が得られ
るようにしたことを目的としている。以下、実施
例により本発明を説明する。
における問題点に鑑み案出されたもので、ガラス
窓を有しかつ開閉可能に構成されてなる自動車の
後部ドア構造において、上記後部ドア本体及びガ
ラス窓に、それぞれ一端が車体に支持されたバラ
ンサを一本ずつ揺動自在に取り付け、上記ガラス
窓を後部ドア本体に対して開閉可能に構成して、
後部ドアとガラス窓を必要に応じて使い分けがで
きるようにすると共に、開放時の安定性が得られ
るようにしたことを目的としている。以下、実施
例により本発明を説明する。
第２図〜第８図は本発明の一実施例による自動
車の後部ドア構造を示す図であつて、第２図は斜
視図、第３図は第２図の−線に沿う断面図、
第４図は第２図の−線に沿う断面図、第５図
は第２図の−線に沿う断面図、第６図は第２
図の−線に沿う断面図、第７図は後部ドア全
体を開けた状態を示す概略図、第８図は後部ドア
のガラス窓を開けた状態を示す概略図である。
車の後部ドア構造を示す図であつて、第２図は斜
視図、第３図は第２図の−線に沿う断面図、
第４図は第２図の−線に沿う断面図、第５図
は第２図の−線に沿う断面図、第６図は第２
図の−線に沿う断面図、第７図は後部ドア全
体を開けた状態を示す概略図、第８図は後部ドア
のガラス窓を開けた状態を示す概略図である。
先ず、第３〜６図に示すように、この実施例に
おける後部ドア２は枠状のバツクドア本体６と、
このバツクドア本体６の開口部を塞ぐようにかつ
開閉自在に取り付けられるガラス窓７とからなつ
ている。
おける後部ドア２は枠状のバツクドア本体６と、
このバツクドア本体６の開口部を塞ぐようにかつ
開閉自在に取り付けられるガラス窓７とからなつ
ている。
前記バツクドア本体６は、アウタパネル８およ
びインナパネル９からなる中空構造となるととも
に、第３図で示すように、ルーフ側端部ではドア
用ヒンジ１０によつてリヤルーフレール１１に開
閉自在に取り付けられている。また、バツクドア
本体６の周縁部が接する車体４側にはウエザスト
リツプ１２が取り付けられ、バツクドア本体６を
閉じた際には密着し、雨水が車室内に入らないよ
うになつている。
びインナパネル９からなる中空構造となるととも
に、第３図で示すように、ルーフ側端部ではドア
用ヒンジ１０によつてリヤルーフレール１１に開
閉自在に取り付けられている。また、バツクドア
本体６の周縁部が接する車体４側にはウエザスト
リツプ１２が取り付けられ、バツクドア本体６を
閉じた際には密着し、雨水が車室内に入らないよ
うになつている。
また、第４図に示すように、バツクドア本体６
の後部下端部分には車体４との間にストライカ１
３とロツク１４とからなる後部ドア用ロツク装置
１５が配設され、これによりバツクドア本体６は
車体４に固定される。そして、バツクドア本体６
を開ける際は、キーシリンダ１６にキーを挿し込
み回動すればロツク１４からストライカ１３が外
れるため、バツクドア本体６は開くようになる。
の後部下端部分には車体４との間にストライカ１
３とロツク１４とからなる後部ドア用ロツク装置
１５が配設され、これによりバツクドア本体６は
車体４に固定される。そして、バツクドア本体６
を開ける際は、キーシリンダ１６にキーを挿し込
み回動すればロツク１４からストライカ１３が外
れるため、バツクドア本体６は開くようになる。
一方、第３図に示すように、前記ガラス窓７は
ルーフ１７に対面する上端がガラス窓用ヒンジ１
８によつてバツクドア本体６のアウタパネル８に
開閉自在に取り付けられる。また、ガラス窓７の
周縁部が接するバツクドア本体６側にはウエザス
トリツプ１９が取り付けられ、ガラス窓７を閉じ
た際には密着し、雨水が室内に入らないようにな
つている。また、第４図のように、ガラス窓７の
後部下端部分には、バツクドア本体６との間にラ
ツチ２０とストライカ２１とからなるガラス窓用
ロツク２２が配設され、これによりガラス窓７は
バツクドア本体６に固定される。そして、ガラス
窓７を開ける際は、キーシリンダ２３にキーを挿
し込み回動すれば、ストライカ２１からラツチ２
０が外れるため、ガラス窓７が開くようになる。
ルーフ１７に対面する上端がガラス窓用ヒンジ１
８によつてバツクドア本体６のアウタパネル８に
開閉自在に取り付けられる。また、ガラス窓７の
周縁部が接するバツクドア本体６側にはウエザス
トリツプ１９が取り付けられ、ガラス窓７を閉じ
た際には密着し、雨水が室内に入らないようにな
つている。また、第４図のように、ガラス窓７の
後部下端部分には、バツクドア本体６との間にラ
ツチ２０とストライカ２１とからなるガラス窓用
ロツク２２が配設され、これによりガラス窓７は
バツクドア本体６に固定される。そして、ガラス
窓７を開ける際は、キーシリンダ２３にキーを挿
し込み回動すれば、ストライカ２１からラツチ２
０が外れるため、ガラス窓７が開くようになる。
他方、第２図に示すように、自動車の後部両側
内部にはそれぞれ１本ずつバランサ（ガスステ
ー）２４，２５が配設される。
内部にはそれぞれ１本ずつバランサ（ガスステ
ー）２４，２５が配設される。
一方のバランサ２４はドア用バランサであり、
第５図で示すようにその一端をリヤピラー２６に
取り付けられたブラケツト２７に取り付け、他端
をバツクドア本体６に取り付けている。取付部は
ボールジヨイント構造となり、揺動自在となつ
て、第７図で示すように、後部ドア２を開けた際
これを支持し、後部ドア２を開状態に保つように
なつている。
第５図で示すようにその一端をリヤピラー２６に
取り付けられたブラケツト２７に取り付け、他端
をバツクドア本体６に取り付けている。取付部は
ボールジヨイント構造となり、揺動自在となつ
て、第７図で示すように、後部ドア２を開けた際
これを支持し、後部ドア２を開状態に保つように
なつている。
また、他方のバランサ２５はガラス窓用バラン
サであり、第６図で示すように、一端をリヤピラ
ー２６に取り付けられたブラケツト２８に取り付
け、他端をガラス窓７に取り付けている。取付部
は前記と同様にボールジヨイント構造で揺動自在
となつており、第８図で示すように、ガラス窓７
を開けた際これを支持し、ガラス窓７を開状態に
保つ。
サであり、第６図で示すように、一端をリヤピラ
ー２６に取り付けられたブラケツト２８に取り付
け、他端をガラス窓７に取り付けている。取付部
は前記と同様にボールジヨイント構造で揺動自在
となつており、第８図で示すように、ガラス窓７
を開けた際これを支持し、ガラス窓７を開状態に
保つ。
このような実施例によれば、小さな荷物を出し
入れする場合にはガラス窓用ロツク２２を解除
し、ガラス窓７を開け、小荷物の出し入れをすれ
ばよい。この場合、後部ドア２の上方が部分的に
開けられることになるため、不所望な荷物が車外
に転がり出ることはない。また、ガラス窓７は小
さいため、その開閉も簡便である。
入れする場合にはガラス窓用ロツク２２を解除
し、ガラス窓７を開け、小荷物の出し入れをすれ
ばよい。この場合、後部ドア２の上方が部分的に
開けられることになるため、不所望な荷物が車外
に転がり出ることはない。また、ガラス窓７は小
さいため、その開閉も簡便である。
さらに、大きな荷物を出し入れする場合には、
ガラス窓７を閉じた状態で、後部ドア用ロツク１
５を解除して、後部ドア全体を開け、大物荷物の
出し入れ等を行なえばよい。この際、バツクドア
本体６はドア用バランサ２４によつて支持される
とともに、バツクドア本体６にロツクされた状態
のガラス窓７を支えるガラス窓用バランサ２５に
よつても支えられるため、バツクドア本体６には
捩れ等が発生せず、安定する。
ガラス窓７を閉じた状態で、後部ドア用ロツク１
５を解除して、後部ドア全体を開け、大物荷物の
出し入れ等を行なえばよい。この際、バツクドア
本体６はドア用バランサ２４によつて支持される
とともに、バツクドア本体６にロツクされた状態
のガラス窓７を支えるガラス窓用バランサ２５に
よつても支えられるため、バツクドア本体６には
捩れ等が発生せず、安定する。
なお、本発明は当然前記実施例に限定されるも
のではない。
のではない。
以上のように、本発明の自動車の後部ドア構造
によれば、後部ドアやガラス窓を荷物の大きさな
どに応じて夫々別個に開けることができるので、
荷物の出し入れ等が極めて便利になる。しかも、
後部ドア本体及びガラス窓に、それぞれ一端が車
体に支持されたバランサを一本ずつ揺動自在に取
り付けたため、後部ドアやガラス窓の安定した開
状態が得られると共に、後部ドア全体の開閉作動
の際に捩れ等が発生せず、安定した作動状態が得
られる。
によれば、後部ドアやガラス窓を荷物の大きさな
どに応じて夫々別個に開けることができるので、
荷物の出し入れ等が極めて便利になる。しかも、
後部ドア本体及びガラス窓に、それぞれ一端が車
体に支持されたバランサを一本ずつ揺動自在に取
り付けたため、後部ドアやガラス窓の安定した開
状態が得られると共に、後部ドア全体の開閉作動
の際に捩れ等が発生せず、安定した作動状態が得
られる。
第１図は従来の自動車における後部ドア構造を
示す斜視図、第２図〜第８図は本発明の一実施例
による自動車における後部ドア構造を示す図であ
つて、第２図は斜視図、第３図は第２図の−
線に沿う断面図、第４図は第２図の−線に沿
う断面図、第５図は第２図の−線に沿う断面
図、第６図は第２図の−線に沿う断面図、第
７図は後部ドア全体を開けた状態を示す概略図、
第８図は後部ドアのガラス窓部を開けた状態を示
す概略図である。 ２……後部ドア、４……車体、６……バツクド
ア本体、７……ガラス窓、１５……後部ドア用ロ
ツク、２２……ガラス窓用ロツク、２４，２５…
…バランサ。
示す斜視図、第２図〜第８図は本発明の一実施例
による自動車における後部ドア構造を示す図であ
つて、第２図は斜視図、第３図は第２図の−
線に沿う断面図、第４図は第２図の−線に沿
う断面図、第５図は第２図の−線に沿う断面
図、第６図は第２図の−線に沿う断面図、第
７図は後部ドア全体を開けた状態を示す概略図、
第８図は後部ドアのガラス窓部を開けた状態を示
す概略図である。 ２……後部ドア、４……車体、６……バツクド
ア本体、７……ガラス窓、１５……後部ドア用ロ
ツク、２２……ガラス窓用ロツク、２４，２５…
…バランサ。
Claims (1)
- １ ガラス窓を有しかつ開閉可能に構成されてな
る自動車の後部ドア構造において、上記後部ドア
本体及びガラス窓に、それぞれ一端が車体に支持
されたバランサを一本ずつ揺動自在に取り付け、
上記ガラス窓を後部ドア本体に対して開閉可能に
構成したことを特徴とする自動車の後部ドア構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5007180A JPS56146420A (en) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | Rear door structure of automobile |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5007180A JPS56146420A (en) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | Rear door structure of automobile |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56146420A JPS56146420A (en) | 1981-11-13 |
| JPS6344087B2 true JPS6344087B2 (ja) | 1988-09-02 |
Family
ID=12848762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5007180A Granted JPS56146420A (en) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | Rear door structure of automobile |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56146420A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01157976U (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-31 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5924618U (ja) * | 1982-08-07 | 1984-02-15 | 井関農機株式会社 | キャビンの窓 |
| JPS6072317U (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-22 | 関東自動車工業株式会社 | ウインド用ウエザストリツプ |
| JPH0423109Y2 (ja) * | 1986-01-20 | 1992-05-28 | ||
| JPS6437723U (ja) * | 1987-09-01 | 1989-03-07 | ||
| JPH0541919U (ja) * | 1991-11-14 | 1993-06-08 | 愛知機械工業株式会社 | バツクドア |
| DE19635873C2 (de) * | 1996-09-04 | 2001-05-17 | Schade Gmbh & Co Kg | Schwenk- oder schiebbare Klappe |
| US6000747A (en) * | 1998-08-10 | 1999-12-14 | Ford Global Technologies, Inc. | Vehicle liftgate and flipglass with a shared hinge axis |
-
1980
- 1980-04-15 JP JP5007180A patent/JPS56146420A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01157976U (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-31 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56146420A (en) | 1981-11-13 |
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