JPS5925689Y2 - 自動車のル−フ構造 - Google Patents

自動車のル−フ構造

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Publication number
JPS5925689Y2
JPS5925689Y2 JP6695979U JP6695979U JPS5925689Y2 JP S5925689 Y2 JPS5925689 Y2 JP S5925689Y2 JP 6695979 U JP6695979 U JP 6695979U JP 6695979 U JP6695979 U JP 6695979U JP S5925689 Y2 JPS5925689 Y2 JP S5925689Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
upper panel
luggage
roof
lower panel
Prior art date
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Expired
Application number
JP6695979U
Other languages
English (en)
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JPS55167816U (ja
Inventor
正文 阿部
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP6695979U priority Critical patent/JPS5925689Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のルーフ構造に関するものである。
一般に、自動車ではルーフパネル上には荷物を直接載せ
ることができず、載せる場合はルーフキャリアと称する
枠組みをルーフサイド部に固定し、そのキャリア上に荷
物を積載するようにしている。
ところがこのような荷物の搭載ではルーフ上の荷物が雨
ざらしになり、濡れることを嫌う荷物は積載できない。
また盗難の可能性もあり、積載する荷物が限られ、長期
間の積載も困難である。
このため、使用者はよくルーフ上の荷物に幌をがぶせた
りしているが、これでは走行中に幌がなびいて騒音を発
したり、幌の取付・取外し作業が煩わしい。
本考案はかかる実状に鑑み、ルーフパネルをアッパとロ
アの二重構造にして両パネル間をラッゲージルームとし
、アッパパネルの一部或は全部をそれぞれアッパパネル
及びロアパネルに対し開閉可能にしたものである。
以下図面に示す実施例により本考案を詳述する。
(1)第1の実施例:第1図ないし第5図において自動
車■のルーフパネルRはロアパネル1とアッパパネル2
とから戒り、車室CとラッゲージルームLとを隔成する
と共にラッゲージルームLと車外Eとを隔成している二
重構造となっている。
そして、アッパパネル2の全部をロアパネル1を含む自
動車Vに対し、車両前後方向に摺動機構3を介して開閉
できるようにしている。
すなわち、ラッゲージルームLを開けたり閉めたりでき
るようにアッパパネル2が開閉蓋の役割を果たしている
のである。
また、アッパパネル2とロアパネル1との間はシール装
置4により気液密にシールされている。
すなわち、ラッゲージルームLは車外Eに対し雨水、塵
埃等から保護されている。
更にアッパパネル2は、ロック機構5によりアッパパネ
ル閉状態においてはその閉状態を確実ならしめ、開ける
ときはロックを外して摺動開きできるようになっている
摺動機構3は、第2図に示すようにロアパネル1の側縁
に接続された側桁であるルーフサイトレール30に沿っ
て固定されたガイドレール32と、他方アッパパネル2
の側端部20に固設されたガイドローラ34とから成り
、アッパパネル2は車両前後方向に摺動できるようにな
っている。
シール装置4はウェザ−ストリップ40であり、第2図
、第3図及び第4図に示すように、アッパパネル2の前
端部22にあってはロアパネル1の前部突出部10縁に
装着されたウェザ−ストリップ40がアッパパネル2の
前端部22に弾接し、アッパパネル側端部20にあって
はガイドレール32の端部に装着されたウエザース)
IJツブ40がアッパパネル側端部20に弾接し、アッ
パパネル後端部24にあっては後述ロック装置5のスト
ライカ−プレートの端部に装着されたウェザ−ストリッ
プ40がアッパパネル後端部24に弾接している。
このウェザ−ストリップ40はアッパパネル2の端部2
0.22.24のまわりにループ状に装着されている。
ロック装置5は、第4図、第5図に示すようにアッパパ
ネル2の後端部24に配設されたブツシュボタン50に
よりロック機構52のロッキングレバー54とラッチ5
6との噛合いを解除できるようになっており、ラッチ5
6とロアパネル1に固定されたストライカプレート58
より突出したストライカボルト59とが係脱するように
なっている。
ラッゲージルームLには、第2図、第4図に示すように
ロアパネル1に固設されたアングル60と、これらアン
グル60間に複数段に架は渡されたパイプ状荷棚62と
から戒る積載装置6を有している。
かかる構造により、自動車のルーフ部分に車室内外を仕
切るロアパネル1に対し摺動により開閉自在なアッパパ
ネル2を有し、両パネル1゜2で形成されたラッゲージ
ルームLに荷物を収納できるので、荷物が雨ざらしにな
っていためられることがなく、防盗性も衛生上も極めて
効果的である。
(2)第2の実施例:第6図ないし第8図においてルー
フパネルRはロアパネル1とアッパパネル2とはアッパ
パネル2の周縁部で溶接され、二重構造を構成してその
間にラッゲージルームLを形成している。
そして、アッパパネル2の後端は開ロア0シ、その開ロ
ア0を蓋72により開閉自在としている。
蓋72はその上端部をアッパパネル2の後端縁にヒンジ
74支持され、蓋72とアッパパネル2及びロアパネル
1との間はウェザ−ストリップ76によりシールされて
いる。
なお、図示しないが蓋72とロアパネル1との間はロッ
ク装置により解錠できるようになっている。
この実施例によれば、ラッゲージルームLへの荷物の出
し入れは蓋72を開けて行えるものであり、荷物はロア
パネル1とアッパパネル2とで形威された荷物室りに安
全がっきれいに収納できる。
(3)第3の実施例:第9図において ルーフパネルRは車室内外を仕切るロアパネル1とこの
ロアパネル1の前後端でそれぞれヒンジ80支持された
2分割のアッパパネル2a。
2bとで構成され、各アッパパネル2a、2bはロアパ
ネル1に対し仮想線で示すように観音開きできるように
なっており、ロアパネル1とアッパパネル2a、2bと
の間を積載装置6を有するラッゲージルームに形成しで
ある。
なお、とりわけ図示はしないが、両アッパパネル2a、
2bの対向する開閉端間および゛ロアパネル1の側縁と
アッパパネル2a、2bの側縁との間はウェザ−ストリ
ップを介してシールされていると共に、両アッパパネル
2a、2bとロアパネル1との間はロック装置により施
解錠できるようになっている。
この実施例によれば、アッパパネル2a、2bに2分割
されて軽くなるので開閉操作が楽になり、また必要に応
じていずれかのアッパパネル2a、2bだけを開けるこ
とができるので雨天時の荷物積降しが栗である。
(4)第4の実施例:第10、第11図において第2の
実施例に似ているが、アッパパネル2の両側部に開口9
0を前後2ケ所計4ケ所設け、この間口90を蓋92に
より開閉できるようになっている。
その開閉機構はアッパパネル2と蓋92との間にヒンジ
94を介在させ、ロアパネル1と蓋92との間に図示し
ないロック機構を介在させ、開口90と蓋92とのそれ
ぞれの周縁間にウェザ−ストリップ96を介在させるこ
とで行っている。
そして、ロアパネル1とアッパパネル2との間にラッゲ
ージルームLを形威し、積載装置6 (第1実施例と同
様)を配設している。
この実施例によれば、4ケ所ある蓋92のうち開ける必
要のある蓋92だけを開けて荷物を出し入れできるので
、雨天時の荷物の積降し性が向上する。
以上述べてきたように、本考案はルーフパネルをアッパ
パネルとロアパネルとの二重構造にして両パネル間にラ
ッゲージルームを形成し、アッパパネルの一部或は全部
をそれぞれ開閉可能に構成しているので車両として荷物
収納空間が増大し、しかもラッゲージルームが車外に対
しシールされているので雨さ゛らしになることはなく、
清潔に荷物を収納でき、またロック装置を設けることに
より防盗性の優れたものとすることができる。
なお、とりわけ図示はしないが、アッパパネルにスライ
ド式サンルーフのようにスライド式蓋を設けることなど
もでき、アッパパネルの一部又は全部を開閉させる機構
は本考案を逸脱しない範囲で種々考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す自動車の側面図、第
2図ないし第5図は第1実施例の詳細を示すそれぞれ第
1図II−II線断面図、同III−III線断面図、
同後部断面図及び第4図B視拡大図、第6図ないし第8
図は第2実施例を示すそれぞれ要部側面図、後面図及び
第7図Vlll−Vlll線断面図、第9図は第3実施
例を示す側面図、第10図、第11図は第4実施例を示
すそれぞれ側面図及び第10図XI−XI線断面図であ
る。 L・・・・・・ラッゲージルーム、R・・・・・・ルー
フパネル、1・・・・・・ロアパネル、2・・・・・・
アッパパネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフパネルをロアとアッパとの二重構造にして両パネ
    ル間にラッゲージルームを形成し、前記アッパパネルの
    一部又は全部をそれぞれアッパパネル及びロアパネルに
    対し開閉可能に構成したことを特徴とする自動車のルー
    フ構造。
JP6695979U 1979-05-18 1979-05-18 自動車のル−フ構造 Expired JPS5925689Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6695979U JPS5925689Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 自動車のル−フ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6695979U JPS5925689Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 自動車のル−フ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55167816U JPS55167816U (ja) 1980-12-02
JPS5925689Y2 true JPS5925689Y2 (ja) 1984-07-27

Family

ID=29300890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6695979U Expired JPS5925689Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 自動車のル−フ構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS5925689Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58100171U (ja) * 1981-12-28 1983-07-07 富士重工業株式会社 トラツクのル−フ構造
JP2542731Y2 (ja) * 1988-06-06 1997-07-30 紀男 木下 乗用自動車

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55167816U (ja) 1980-12-02

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