JP2623676B2 - 自動車の後部ドア装置 - Google Patents

自動車の後部ドア装置

Info

Publication number
JP2623676B2
JP2623676B2 JP63099895A JP9989588A JP2623676B2 JP 2623676 B2 JP2623676 B2 JP 2623676B2 JP 63099895 A JP63099895 A JP 63099895A JP 9989588 A JP9989588 A JP 9989588A JP 2623676 B2 JP2623676 B2 JP 2623676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
frame member
door member
vehicle body
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63099895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01273721A (ja
Inventor
成一 佐藤
剛士 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP63099895A priority Critical patent/JP2623676B2/ja
Publication of JPH01273721A publication Critical patent/JPH01273721A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2623676B2 publication Critical patent/JP2623676B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/10Doors arranged at the vehicle rear
    • B60J5/101Doors arranged at the vehicle rear for non-load transporting vehicles, i.e. family cars including vans
    • B60J5/102Doors arranged at the vehicle rear for non-load transporting vehicles, i.e. family cars including vans comprising door or part of door being pivotable downwards about horizontal axis to open position
    • B60J5/103Doors arranged at the vehicle rear for non-load transporting vehicles, i.e. family cars including vans comprising door or part of door being pivotable downwards about horizontal axis to open position where lower door part moves independently from other door structures, e.g. by being hinged on the vehicle body

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は、車体後面に形成された開口を覆う後部ドア
を上下又は左右一対のドア部材にて構成して成る自動車
の後部ドア装置に関する。
b. 従来の技術とその問題点 ワンボックス型ワゴン車等に採用される後部ドアとし
ては一扉式のものが多いが、一扉式の後部ドアの場合に
は、車両後面の開口面積が大きくなると、必然的に後部
ドアが大型化して重量が重くなり、車体構造もそれに耐
えられるように設計しなければならない。このため、車
両全体としての重量がより一層重くなってしまう不都合
がある。
しかも、一扉式の場合には、小さな物を出し入れする
時にも大きな重い後部ドアをその度に開閉操作する必要
があり、非常に不便である。
そこで最近では、一扉式後部ドアの欠点を解消すべ
く、冒頭に述べたようないわゆる二扉式の後部ドアが採
用され始めている。第6図は従来の二扉式後部ドア20を
示すものであって、この後部ドア20は上部ドア部材21と
下部ドア部材22とから構成され、これらの各ドア部材2
1,22は同図において矢印A,B方向にそれぞれ回動されて
開扉されるようになっている。なお、第6図において、
23は上部ドア部材21及び下部ドア部材22の閉扉時にこれ
らの間に配置されるウェザーストリップである。
しかしながら、このような従来の後部ドア装置では、
上部ドア部材21及び下部ドア部材22の閉扉状態の下で、
例えば下部ドア部材22の車室R側上部に形成された起立
部24と上部ドア部材21の下縁部25とが水平方向において
互いにオーバーラップする部分Cがあるため下部ドア部
材22を開扉したい時にはまず上部ドア部材21を開扉した
後に下部ドア部材22を開扉するようにしなければなら
ず、操作が面倒である。
このような従来の二扉式後部ドア装置では、上述の如
きオーバーラップ部分Cの存在により上部ドア部材21及
び下部ドア部材22を各々単独で任意に開扉することがで
きないのが実状である。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、後部ドアを構成する一対のドア部材
を必要に応じて任意に単独で開扉することができるよう
な自動車の後部ドア装置を提供することにある。
c. 課題を解決するための手段 上述の目的を達成するために、本発明では、車体後面
に形成された開口を覆う後部ドアを上下又は左右一対の
ドア部材にて構成して成る自動車の後部ドア装置におい
て、 (A) 前記一対のドア部材のうちの何れか一方のドア
部材に対応して車体に回動可能に取付けられたフレーム
部材と、 (B) 前記一方のドア部材及びフレーム部材が共に前
記車体に固定される状態、前記一方のドア部材及びフレ
ーム部材が互いに連結されて前記車体に対して回動自在
な状態、並びに前記一方のドア部材及びフレーム部材が
連結解除されかつ前記車体に対してそれぞれ回動自在な
状態に選択的に切換えるための切換機構と、 をそれぞれ設け、これにより前記一対のドア部材を別個
独立に開閉操作可能とするようにしている。
以下、本発明の一実施例に付き第1図〜第5図を参照
して説明する。
第1図及び第2図はワンボックス型ワゴン車1の後部
を示すものであって、車両後面に形成された開口2の上
部を覆う上部ドア部材3と、その開口2の下部を覆う下
部ドア部材4とから成る後部ドア5が車両後部に設けら
れている。上述の上部ドア部材3は車両後部の上端に設
けられたヒンジ部(図示せず)を中心に第2図において
矢印a方向に回動可能に構成され、下部ドア部材4は車
両後部の下端に設けられたヒンジ部(図示せず)を中心
に第2図において矢印b方向に回動可能に構成されてい
る。
また、第2図に明示するように、上述の下部ドア部材
4に対応する矩形のフレーム部材6が設けられており、
このフレーム部材6は下部ドア部材4のヒンジ部を中心
に矢印b方向に回動可能に構成されている。そして、フ
レーム部材6には、第5図に示す如く一対のドアロック
用ストライカ7,8が固着されており、上部ドア部材3に
配設されたドアロック用カム9が一方のストライカ7に
係合されると共に、下部ドア部材4に配設されたドアロ
ック用カム10が他方のストライカ8に係合されるように
なっている。
さらに、第3図に示すように上部ドア部材3には作動
ロッド11が組込まれており、この作動ロッド11は、上部
ドア3の下端中央部に配置されたドアハンドル12(第1
図参照)に連動して矢印c,d方向に移動し得るように構
成されている。なお、サイドボディ13のインナパネル13
aには、前記作動ロッド11の先端が係合される凹部14が
形成されている。
また、第4図に示すように下部ドア部材4には作動ロ
ッド15が組込まれており、この作動ロッド15は、下部ド
ア部材4の上端中央部に配置されたドアハンドル16に連
動して矢印e,f方向に移動し得るように構成されてい
る。一方、既述のフレーム部材6には前記作動ロッド15
が挿通される挿通孔17が形成されると共に、サイドボデ
ィ13のインナパネル13aには前記作動ロッド15の先端が
係合される係合孔18が形成されている。
しかして、ドアハンドル16の回動量に応じて作動ロッ
ド15は第4図において実線,破線及び一点鎖線で示す如
き3つの位置に段階的に移動され、これにより、下部ド
ア部材4及びフレーム部材6が共に車体に固定される状
態と、下部ドア部材4及びフレーム部材6が互いに連結
されて車体に対して回動自在な状態と、並びに下部ドア
部材4及びフレーム部材6が連結解除されかつ車体に対
してそれぞれ回動自在な状態とに選択的に切換えられる
ようになっている。
次に、上述の如き構成の後部ドア装置の機能に付き述
べる。
まず、上部ドア部材3及び下部ドア部材4が共に閉扉
状態の時は、ドアロック用カム9,10がドアロック用スト
ライカ7,8にそれぞれ係合され、これにより両ドア部材
3,4はフレーム部材6にロックされて面一の後部ドア5
として開口2を覆っている。なお、この場合、作動ロッ
ド11,15は第3図及び第4図において実線で示す如く凹
部14及び係合孔18にそれぞれ係合されている。
このような状態の下で、下部ドア部材4のみを開扉す
る場合は、下部ドア部材4のドアハンドル16を操作して
カム10とストライカ8との係合を解除する。これと同時
に、作動ロッド15がドアハンドル16に連動して第4図に
おいて矢印e方向に往動されるため、その先端がインナ
パネル13aの係合孔18から外れてフレーム部材6の挿通
孔17から引き抜かれた位置(第4図において一点鎖線で
示す位置)に配置される。従って、下部ドア部材4はサ
イドボディ13及びフレーム部材6に対して自由となり、
単独で開扉し得る状態となる。なお、この際、上部ドア
部材3は作動ロッド11と凹部14との係合により閉扉状態
で固定されており、フレーム部材6は上部ドア部材3に
対して車室内側に配置されていて上部ドア部材3の下端
縁により開扉方向への回動が阻止されるため、フレーム
部材6は上部ドア部材3と共に閉扉状態の下に置かれ
る。
また、上部ドア部材3のみを開扉する場合は、ドアハ
ンドル12を操作して、カム9とストライカ7との係合を
解除すると共に、第3図において一点鎖線で示すように
作動ロッド11を矢印C方向に移動させて凹部14との係合
を解除する。これにより、上部ドア部材3はフレーム部
材6並びにサイドボディ13に対して自由な状態となり、
単独で開扉可能となる。
また、上部ドア部材3及び下部ドア部材4を共に開く
場合は、始めに上部ドア部材3を上述のようにして開扉
し、次いでドアハンドル16の回動量に応じて下方の作動
ロッド15を第4図において破線で示す位置(すなわち、
作動ロッド15の先端が係合孔18から引き抜かれ、フレー
ム部材6の挿通孔17に係合している位置)に移動させ
る。これにより、下部ドア部材4をフレーム部材6と一
緒に開扉方向に回動させることができる。
以上のように、本例の後部ドア装置によれば、フレー
ム部材6と作動ロッド11,15を設けたことにより、上部
ドア部材3及び下部ドア部材4を任意に単独で開扉操作
することが可能となる。しかして、上部ドア部材3のみ
の開扉状態、下部ドア部材4のみの開扉状態、両ドア3,
4の開扉状態の3つの状態にすることができ、このため
荷積み或いは荷下ろしすべき物品の大きさや形状等に応
じて開扉状態を任意に選択でき、実用上非常に便利であ
る。また、後部ドア5を上下2つのドア3,4にて構成す
るようにしたので、後部ドア5としての総重量は一扉式
ドアの場合に比べて軽量にすることが可能となり、ひい
てはヒンジ部付近の支持構造も弱くて済むこととなる。
その結果、車両の軽量化を図ることができる。さらに、
小さな物品を出し入れする際には一方のドア部材のみを
開扉すればよいので、その際の開口面積が一扉式ドアの
場合に比べて小さくて済み、車室内の冷暖房効果の低下
を最小限に抑えることができる。
以上、本発明の一実施例に付き述べたが、本発明は既
述の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的
思想に基いて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、フレーム部材6を上部ドア3に対応して配設
するようにしてもよい。また、既述の実施例では後部ド
ア5を上部ドア部材3と下部ドア部材4とにて構成する
ようにしたが、これに限らず、後部ドア5を左右2つの
観音開き式のドア部材にて構成する場合にも本発明を適
用し得る。
d. 発明の効果 以上の如く、本発明は、後部ドアの一部を構成する片
方のドア部材にフレーム部材を設けると共に、このフレ
ーム部材に関連する切換機構を設けて一対のドア部材を
別個独立に開閉操作可能としたものであるから、車両後
面の開口を通して出し入れすべき物品の大きさや寸法形
状等に応じて任意に何れか一方のドア部材のみを開扉し
或いは両方のドア部材を同時に開扉することができ、実
用上非常に便利である。また、後部ドアを一対のドア部
材にて構成したので、これらのドア部材の支持構造部の
強度が一扉式ドアの場合に比べて弱くて済み、後部ドア
自体ひいては車両全体の重量の軽量化を図ることができ
る。さらに、小さな物品の出し入れに際しては片方のド
ア部材のみを開けば済むので、車室内の冷暖房効果の低
減を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図はワンボックス型ワゴン車を後方側から見た
斜視図、第2図は後部ドアの開扉状態を示す斜視図、第
3図は第1図におけるIII−III線断面図、第4図は第1
図におけるIV−IV線断面図、第5図は第1図におけるV
−V線断面図、第6図は従来の後部ドアの断面図であ
る。 1……ワンボックス型ワゴン車、 2……開口、3……上部ドア部材、 4……下部ドア部材、5……後部ドア、 6……フレーム部材、 7,8……ドアロック用ストライカ、 9,10……ドアロック用カム、 11,15……作動ロッド、12,16……ドアハンドル、 14……凹部、17……挿通孔、 18……係合孔。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体後面に形成された開口を覆う後部ドア
    を上下又は左右一対のドア部材にて構成して成る自動車
    の後部ドア装置において、 (A) 前記一対のドア部材のうちの何れか一方のドア
    部材に対応して車体に回動可能に取付けられたフレーム
    部材と、 (B) 前記一方のドア部材及びフレーム部材が共に前
    記車体に固定される状態、前記一方のドア部材及びフレ
    ーム部材が互いに連結されて前記車体に対して回動自在
    な状態、並びに前記一方のドア部材及びフレーム部材が
    連結解除されかつ前記車体に対してそれぞれ回動自在な
    状態に選択的に切換えるための切換機構と、 をそれぞれ設け、これにより前記一対のドア部材を別個
    独立に開閉操作可能としたことを特徴とする自動車の後
    部ドア装置。
JP63099895A 1988-04-22 1988-04-22 自動車の後部ドア装置 Expired - Lifetime JP2623676B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63099895A JP2623676B2 (ja) 1988-04-22 1988-04-22 自動車の後部ドア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63099895A JP2623676B2 (ja) 1988-04-22 1988-04-22 自動車の後部ドア装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01273721A JPH01273721A (ja) 1989-11-01
JP2623676B2 true JP2623676B2 (ja) 1997-06-25

Family

ID=14259509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63099895A Expired - Lifetime JP2623676B2 (ja) 1988-04-22 1988-04-22 自動車の後部ドア装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2623676B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5918925A (en) * 1996-08-19 1999-07-06 Chrysler Corporation Nesting vehicle tailgate assembly
FR2789644B1 (fr) * 1999-02-12 2001-04-13 Plastic Omnium Cie Ouvrant arriere de vehicule automobile, monte pivotant autour d'un axe horizontal au voisinage de son bord inferieur
US7322636B1 (en) * 2007-01-05 2008-01-29 Ford Global Technologies, Llc Vehicle side-entry door assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01273721A (ja) 1989-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7168753B1 (en) Door for a vehicle
US6382705B1 (en) Vehicle independent rear access panel with four bar hinge
JP2883631B2 (ja) 自動車の扉組立体
US7918492B2 (en) Vehicle door belt and cam articulating mechanism
US6062628A (en) Trunk lid for convertible vehicles
EP1078795A2 (en) Opening/closing rear component structure of a vehicle
JP2006240611A (ja) 車両用ドアシステム
US6234565B1 (en) Dual action bifold door assembly
US6681448B2 (en) Hinge assembly for a vehicle door
JP2514650Y2 (ja) 後部ドアに副ドアを併設した車両
CN112776572A (zh) 用于车辆的滑动/摆动复合车门
JP2623676B2 (ja) 自動車の後部ドア装置
JP2005053315A (ja) 車両の後部開閉構造
JP4193482B2 (ja) 車両の後部荷室構造
JP2003148024A (ja) 自動車のドアロック装置
RU2501670C2 (ru) Устройство стопорения открывающейся секции автотранспортного средства
JPH0218208Y2 (ja)
JPH09109931A (ja) 自動車用後部開閉体構造
JPH05229347A (ja) オープンルーフ式自動車における収納ルーフの保持装置
JPH0948245A (ja) 車両のバックドア
KR20210055828A (ko) 차량의 슬라이딩/스윙 복합도어
KR20210071237A (ko) 로워 도어 개방구조
JPH1095278A (ja) 自動車のトノカバー装置
KR100503849B1 (ko) 자동차용 테일게이트의 플립업 글래스
WO2005080726A1 (en) Opening leaf for vehicle