JP3058392U - 扉開閉用ハンドルの掛金装置 - Google Patents
扉開閉用ハンドルの掛金装置Info
- Publication number
- JP3058392U JP3058392U JP1998007971U JP797198U JP3058392U JP 3058392 U JP3058392 U JP 3058392U JP 1998007971 U JP1998007971 U JP 1998007971U JP 797198 U JP797198 U JP 797198U JP 3058392 U JP3058392 U JP 3058392U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- latch device
- closing handle
- door opening
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 扉の背面側から特別の道具なしに扉開閉用ハ
ンドルの拘束を解除することができる扉開閉用ハンドル
の掛金装置を提供する。 【解決手段】 扉の背面側から回転操作されるボルトま
たはナットにより掛金装置の固定本体を扉の正面側に固
着する。
ンドルの拘束を解除することができる扉開閉用ハンドル
の掛金装置を提供する。 【解決手段】 扉の背面側から回転操作されるボルトま
たはナットにより掛金装置の固定本体を扉の正面側に固
着する。
Description
【０００１】
【考案が属する技術分野】 本考案はバン型車両のコンテナ等の観音開き式 または片開き式の扉に装着され、扉閉用ハンドルを扉閉鎖位置に拘束するのに使 用される掛金装置である。
【０００２】
【従来の技術】 特開平７−１８９５４２号公報に開示された扉開閉用ハン ドルの掛金装置においては、掛金装置の固定本体は扉の正面側から回転操作され るボルトによって扉正面側に固着されている。
【０００３】 しかしながら、このように構成された従来の掛金装置においては、コンテナの 内部から掛金装置を駆動して扉開閉用ハンドルの拘束を解除することは不可能で あり、誤って内部に人がいる状態で扉が閉鎖されて、扉開閉用ハンドルが扉閉鎖 状態に錠止されてしまうと、内部に閉じ込められた人は自力脱出ができないこと になる。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】 したがって本考案の目的は、扉の背面側 から扉開閉用ハンドルの拘束を解除でき、閉じ込められた人が特別の道具なしに 自力脱出できる扉開閉用ハンドルの掛金装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 本考案の扉開閉用ハンドルの掛金装置は、 扉の背面側から回転操作されるボルトまたはナットにより掛金装置の固定本体を 扉の正面側に固着する。
【０００６】 コンテナ内部に閉じ込められた人は、扉の背面側に露出しているボルトまたは ナットを回転操作することによって、扉正面側にある掛金装置の固定本体を扉か ら脱離させる。これによって掛金装置が扉開閉用ハンドルから完全に離れるか、 掛金装置と扉開閉用ハンドルとの間に大きな遊動余裕ができるため、掛金装置に よる扉開閉用ハンドルの拘束が解除され、扉は背面側から押すことによって蝶番 軸を中心に開放回転させられ、自力脱出できる。
【０００７】
【考案の実施の形態】 図１から図３に示した実施形態においては、掛金装 置６の固定本体の取付座板４には、スタッドボルト２が溶接によって固着されて いる。取付座板４は図示していないビスによって掛金装置６の固定本体に固着さ れている。スタッドボルト２の雄螺子部２ａは扉１の前後方向の貫通孔１ａに挿 通され、取付座板４に設けた位置決め突部４ａは扉１の前面側のストッパー凹部 １ｂに係合している。
【０００８】 扉１の貫通孔１ａには背面側からナット３の円筒部３ｃが回転可能に嵌め込ま れており、ナット３の雌螺子部３ｂにはスタッドボルト２の雄螺子部２ａが螺合 している。ナット３の基端部には、扉１の背面より突出する大径ノブ部３ａを設 けてあり、ナット３の回転操作が比較的小さな力で行えるようになっている。ノ ブ部３ａによってナット３を回すと、掛金装置６の取付座板４は扉１の正面側に 締付け固着される。このとき、取付座板４の位置決め突部４ａが扉１のストッパ ー凹部１ｂに係合しているため、取付座板４が扉１の前面に沿って空回りするこ とがない。 掛金装置６の形状構造は公知のものであり、固定本体に枢軸６ｂで枢着したフ ックレバー６ａが扉開閉用ハンドル５を扉閉鎖位置に拘束する。
【０００９】 図４に示した実施形態においては、ボルト７は掛金装置８の固定本体の段付き 受孔７ｃに扉１の正面側から嵌挿され、ボルト７の六角形頭部７ｂは段付き受孔 ７ｃの六角形大径部８ｄに回転不能に嵌められている。扉１の貫通孔１ａには背 面側からナット９の円筒部９ｃが回転可能に嵌め込まれており、ナット９の雌螺 子部９ｂにはボルト７の雄螺子部７ａが螺合している。ナット９は扉１の背面よ り突出した大径のノブ部９ａを有する。
【００１０】 ノブ部９ａによってナット９を回すと、掛金装置８の固定本体は扉１の正面側 に締付け固着される。このとき、図示していない前記と同様な位置決め突部とス トッパー凹部の係合によって、掛金装置８の固定本体の空回りが阻止される。掛 金装置８の形状構造は公知のものであり、固定本体に枢軸８ｂで枢着したフック レバー８ａが扉開閉用ハンドルを扉閉鎖位置に拘束する。
【００１１】 図５に示した実施形態においては、掛金装置１１の固定本体の背面側に雌螺子 孔１１ｃが設けられ、扉１の貫通孔１ａを通してボルト１０が雌螺子孔１１ｃに 扉１の背面側からねじ込まれる。ボルト１０の基端部には大径のノブ部１０ａを 設けてあり、ボルト１０の回転操作が比較的小さな力で行えるようになっている 。図示していない位置決め突部とストッパー凹部の係合によって、掛金装置１１ の固定本体は締付け固定時の空回りを阻止されるようになっている。掛金装置１ １の形状構造は公知のものであり、固定本体に枢軸１１ｂで枢着したフックレバ ー１１ａが扉開閉用ハンドルを扉閉鎖位置に拘束する。
【００１２】
【考案の効果】 以上のように本考案によれば、掛金装置の固定本体を扉の 背面側から回転操作されるボルトまたはナットによって扉に締付け固着するため 、閉じ込められた人は特別の道具なしに掛金装置による扉開閉ハンドルの拘束を 的確に解除することができ、速やかに自力脱出することができる。
【図１】 本考案の一実施形態に係る扉開閉用ハンドル
の掛金装置のハンドル拘束状態の正面図である。
の掛金装置のハンドル拘束状態の正面図である。
【図２】 該掛金装置の扉取付状態の縦断面図である。
【図３】 該掛金装置の固定本体に固着される取付座板
の背面図である。
の背面図である。
【図４】 本考案の別の実施形態に係る掛金装置の縦断
面図である。
面図である。
【図５】 本考案の更に別の実施形態に係る掛金装置の
縦断面図である。 １ 扉 ２ スタッドボルト ３ ナット ４ 取付座板 ５ 扉開閉用ハンドル ６ 掛金装置 ７ ボルト ８ 掛金装置 ９ ナット １０ ボルト １１ 掛金装置
縦断面図である。 １ 扉 ２ スタッドボルト ３ ナット ４ 取付座板 ５ 扉開閉用ハンドル ６ 掛金装置 ７ ボルト ８ 掛金装置 ９ ナット １０ ボルト １１ 掛金装置
Claims (1)
- 【請求項１】 扉の背面側から回転操作されるボルトま
たはナットにより掛金装置の固定本体を扉の正面側に固
着した、扉開閉用ハンドルの掛金装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998007971U JP3058392U (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | 扉開閉用ハンドルの掛金装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998007971U JP3058392U (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | 扉開閉用ハンドルの掛金装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3058392U true JP3058392U (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=43192294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1998007971U Expired - Lifetime JP3058392U (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | 扉開閉用ハンドルの掛金装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3058392U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019146752A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-09-05 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 収納ボックス |
-
1998
- 1998-10-12 JP JP1998007971U patent/JP3058392U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019146752A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-09-05 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 収納ボックス |
| JP7086639B2 (ja) | 2018-02-27 | 2022-06-20 | 株式会社Lixil | 収納ボックス |
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