JPH11100864A - 旋回作業機のドア構造 - Google Patents

旋回作業機のドア構造

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JPH11100864A
JPH11100864A JP26455597A JP26455597A JPH11100864A JP H11100864 A JPH11100864 A JP H11100864A JP 26455597 A JP26455597 A JP 26455597A JP 26455597 A JP26455597 A JP 26455597A JP H11100864 A JPH11100864 A JP H11100864A
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JP
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door
cabin
door panel
opening
lock mechanism
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JP26455597A
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Hisao Tanaka
久雄 田中
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/0486Special type
    • B60J5/0487Special type simplified doors related to cabins of, e.g. golf carts, tractors, jeeps, cranes, forklifts, etc.
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/16Cabins, platforms, or the like, for drivers
    • E02F9/163Structures to protect drivers, e.g. cabins, doors for cabins; Falling object protection structure [FOPS]; Roll over protection structure [ROPS]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビンに枢着されたドアパネルをキャビン
の外側面形状に沿った状態で全開できるようにして、ド
ア全開時における旋回半径を可及的に小さくできる枢着
タイプのドア構造を得られるようにする。 【解決手段】 走行装置2上に上下方向の軸心回りに回
動自在に設けた旋回フレーム8にキャビン12が搭載さ
れ、このキャビン12の側面に形成された開口部31に
ドア32が開閉自在に設けられている旋回作業機におい
て、前記ドア32として、基端部がキャビン12の開口
部31後端縁に縦軸心回りに枢着された第一ドアパネル
34と、基端部が第一ドアパネル34の先端部に縦軸心
回りに枢着された第二ドアパネル35と、この第二ドア
パネル35の先端部をキャビン12の開口部31前端縁
に着脱自在に係合させる全閉用のロック機構39と、第
二ドアパネル35をキャビン12の外側面に着脱自在に
係合させる全開用のロック機構40と、を備えたものを
採用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばバックホー
等の旋回作業機のドア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、旋回体の後側面が走行装置の車
幅からはみ出ない小旋回の旋回作業機では、旋回体の後
部を車幅を直径とする円内に収める必要があるため、旋
回フレーム上に搭載されるキャビンも旋回体の後側面に
適合したコンパクトな構造にする必要がある。
【0003】そこで、従来の小旋回の旋回作業機では、
走行装置上に上下方向の軸心回りに回動自在に設けた旋
回フレームに、前後方向に湾曲した丸みを帯びた側面を
有するキャビンを搭載し、このキャビンの側面前部に形
成された開口部に、キャビンの側面形状と同様に湾曲さ
れたドアパネルを同キャビンに設けたスライドレールに
前後方向にスライド自在に設けるようにしている(例え
ば、特開平8−291538号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の旋回作業機
では、キャビンに設けたスライドレールにドアを前後方
向にスライド自在に設けているので、作業中にスライド
レールに付着した土砂等によりドアのスライドが阻害さ
れ易く、このためドアが早期にガタついたり開かなくな
ったりする欠点がある。
【0005】そこで、かかる欠点を解消する手段とし
て、前記ドアパネルをキャビンの開口部後端縁に縦軸心
回りに回動自在に枢着し、回動タイプのドアにすること
が考えられる。しかるに、単に一体物のドアパネルを開
口部後端縁に枢着すると、ドアパネルがキャビンと同様
に湾曲していることから、その全開時にドアパネルの先
端部がキャビンの側面後部から大きく離れて飛び出して
しまい、ドアの全開時における旋回半径が非常に大きく
なって小旋回タイプのバックホーとしてのメリットが阻
害されることになる。
【0006】本発明は、このような実情に鑑み、キャビ
ンに枢着されたドアパネルをキャビンの外側面形状に沿
った状態で全開できるようにして、ドア全開時における
旋回半径を可及的に小さくできる枢着タイプのドア構造
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発明
は、走行装置上に上下方向の軸心回りに回動自在に設け
た旋回フレームにキャビンが搭載され、このキャビンの
側面に形成された開口部にドアが開閉自在に設けられて
いる旋回作業機において、前記ドアは、基端部が前記キ
ャビンの開口部後端縁に縦軸心回りに枢着された第一ド
アパネルと、基端部が前記第一ドアパネルの先端部に縦
軸心回りに枢着された第二ドアパネルと、この第二ドア
パネルの先端部を前記キャビンの開口部前端縁に着脱自
在に係合させる全閉用のロック機構と、前記第二ドアパ
ネルを前記キャビンの外側面に着脱自在に係合させる全
開用のロック機構と、を備えたものである。
【0008】この場合、ドアが第一ドアパネルとその先
端部に枢着された第二ドアパネルに分割されており、か
つ、第二ドアパネルをキャビンの外側面に着脱自在に係
合させる全開用のロック機構が設けられているので、ド
アをその中間部の枢着点において屈曲させた状態で全開
用のロック機構に係合させることにより、当該ドアをキ
ャビンの外側面形状に適切に沿わせた状態で全開できる
ようになる。
【0009】一方、上記の本発明において、第二ドアパ
ネルが第一ドアパネルに対してブラブラなまま単に枢着
されているだけであると、ドアを全開位置で適切にロッ
クするには、そのドアを全開用のロック機構の係合位置
に位置決めしながら開放せねばならず、ドアを無造作に
開放しただけでは全開位置でロックすることができな
い。
【0010】そこで、本発明は、特にキャビンの開口部
後方の外側面後部が後方に向って中央側に傾斜した湾曲
形状に形成されている場合には、上記ドアを、更に、全
閉用のロック機構から開放された当該ドアを前記キャビ
ンの外側面後部に沿う反り返り状に保形する保形手段を
備えたものとすることを推奨する。この場合、ドアが全
閉用のロック機構から開放されると、保形手段がドアを
前記キャビンの外後面後部に沿う反り返り状に保形する
ので、ドアをそのまま開放して行くだけで全開用のロッ
ク機構に係合できるようになり、ドアを無造作に開放し
ても全開位置にロックできるようになる。
【0011】また、上記保形手段として、第二ドアパネ
ルを常に反り返り方向に付勢する付勢機能を有するもの
を採用すれば、ドアを全閉位置にしたときに保形手段の
付勢機能により第二ドアパネルの先端がキャビンの開口
部前端縁に押し付けられ、ドアの全閉時のシール性能を
向上させることができる。更に、上記保形手段を有する
キャビンのドア構造において、キャビンの開口部に、第
一ドアパネルだけを閉状態に保持する第三のロック機構
を設けておけば、この第三のロック機構をロックした状
態で全閉用のロック機構を解除することにより、ドアの
前部を構成する第二ドアパネルだけを反り返り状に開放
した状態にすることができ、ドアの前部からの換気を容
易に行えるようになる。
【0012】また、本発明では、第一及び第二ドアパネ
ルのそれぞれが回動自在であるから、これらの内側面に
それぞれ手摺部材を固定しておくことが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図3は、本発明を採用した旋回作
業機として例示する小旋回バックホー1を示しており、
このバックホー1は走行装置2と旋回体3と掘削装置4
とから主構成されている。
【0014】なお、以下、バックホー1の走行方向(図
3の左右方向)を前後方向といい、この前後方向に直交
する横方向(図3の紙面貫通方向)を左右方向という。
図3に示すように、走行装置2は、ゴム製履帯を有する
クローラ走行体5を左右一対備え、これらの走行体5を
走行モータMで駆動するようにしたクローラ式走行装置
が採用されている。この走行装置2の前部にはドーザ6
が設けられている。
【0015】旋回体3は、走行装置2の左右クローラ走
行体5間の中央部に設けた軸受体(旋回ベアリング)7
に上下方向の旋回中心X回りに回動自在に支持された旋
回フレーム8と、この旋回フレーム8に搭載された各種
機器を覆うボンネット9と、このボンネット9上に設け
た座席10やその前の操縦部(図示せず)を覆うキャビ
ン12とを備えている。
【0016】旋回フレーム8は、上面に各種機器の取付
ブラケットが立設されたベースプレート13の外周をF
RP製のカバー部材14で覆うことで構成され、この旋
回フレーム8の後部には、ベースプレート13に固定さ
れかつ旋回フレーム8の前部の掘削装置4等との重量バ
ランスを図るカウンタウェイト15が設けられている。
また、この旋回フレーム8は、ベースプレート13に設
けた旋回モータ(図示せず)によって旋回中心X回りに
回動されるようになっている。
【0017】なお、このバックホー1はいわゆる後方小
旋回タイプのもので、旋回体3の後側面が走行装置2の
車幅からはみ出ないように円弧状に形成されている。す
なわち、旋回体3が旋回したとき、この旋回体3の後面
が描く旋回軌跡が左右クローラ走行体5の左右幅内に収
まるようになっている。図3に示すように、旋回フレー
ム8の前面右側には、掘削装置4を支持する上下一対の
枢支部材16が突出されている。この枢支部材16には
支軸を介してスイングブラケット17が上下軸回りに左
右揺動自在に枢着され、このスイングブラケット17は
旋回フレーム8内に設けたスイングシリンダ(図示せ
ず)によって揺動される。
【0018】掘削装置4は、基部がスイングブラケット
16に左右軸回りに揺動自在に枢着されたブーム18
と、このブーム18の先端側に左右軸回りに揺動自在に
枢着されたアーム19と、このアーム19の先端側にス
クイ・ダンプ自在に取付けられたバケット20とを備え
てなる。ブーム18は、スイングブラケット17とブー
ム18の中途部との間に設けたブームシリンダ21によ
って揺動され、アーム19は、ブーム18の中途部とア
ーム19の基部との間に設けたアームシリンダ22によ
って揺動され、バケット20は、アーム19の基部とバ
ケット20の取付リンクとの間に設けたバケットシリン
ダ23によってスクイ・ダンプされる。
【0019】図1及び図2に示すように、前記キャビン
12は、前後支柱25,26、中間支柱27及びこれら
の上端間を互いに連結する上端枠(図示せず)とからな
るキャビンフレームを備え、このキャビンフレームの上
端枠には天板28(図3参照)が固定されている。前支
柱25は旋回フレーム8の前端部に立設され、中間支柱
27は同フレーム8の前後方向中央部に立設され、後支
柱26は、ボンネット9の上面に立設されている。ま
た、左右の前支柱25間にはフロントガラス29が装着
され、左右の後支柱26間にはリアガラス(図示せず)
が装着されている。
【0020】このキャビン12の左側面は前記旋回フレ
ーム8の左側面形状にほぼ沿うように形成されており、
このため、同キャビン12の左側面後部は、後方に向っ
て中央側に傾斜した湾曲形状に形成されている。また、
同キャビン12の左側面の後上部にはリアサイドガラス
30(図3参照)が嵌め込まれている。キャビン12の
左側面前部には作業者搭乗用の開口部31が形成され、
この開口部31にドア32が開閉自在に枢着されてい
る。この開口部31は、前支柱25と、中間支柱27
と、上端枠と、前支柱25と中間支柱27の下端間を連
結する下端枠とから方形枠状に形成されており、前記ド
ア32をシールするゴム製のシール部材33を枠内部に
備えている。
【0021】本実施形態では、前記ドア32は、前後に
二分割された分割タイプのものが採用されており、基端
部がキャビン12の開口部31後端縁に縦軸心回りに枢
着された第一ドアパネル34と、基端部が第一ドアパネ
ル34の先端部に縦軸心回りに枢着された第二ドアパネ
ル35と、を備えている。すなわち、第一ドアパネル3
4は、その基端部が中間支柱27に上下一対の蝶番36
を介して回動自在に取り付けられ、第二ドアパネル35
は、その基端部が第一ドアパネル34の先端部に上下一
対の蝶番37を介して回動自在に取り付けられている。
なお、第一及び第二ドアパネル34,35の上部にはサ
イドガラス38(図3参照)がそれぞれ嵌め込まれてい
る。
【0022】第二ドアパネル35の先端部には、同先端
部をキャビン12の開口部31前端縁を構成する前支柱
25に着脱自在に係合させる全閉用の第一ロック機構3
9が設けられており、その前支柱25には、当該第一ロ
ック機構39のフック部が係脱自在に係合する係合部材
(図示せず)が設けられている。他方、キャビン12の
左側面後部には、開放されたドア32を当該キャビン1
2の左側面後部に着脱自在に係合させるための全開用の
第二ロック機構40が設けられている。この第二ロック
機構40は、第二ドアパネル35の外側面中央部に設け
た門型の係合部材41を自動的にキャッチする機能を有
するとともに、ドア32を開放方向に押動操作すること
等により、当該係合部材41を自動的に開放する機能を
有する。
【0023】なお、第一及び第二ドアパネル34,35
の内側面には、平面視でほぼコ字型枠状に形成された手
摺部材42がそれぞれ突設されている。前記ドア32
は、更に、第一ロック機構39から開放された当該ドア
32をキャビン12の左側面後部に沿う反り返り状に保
形する保形手段43を備えており、本実施形態では、こ
の保形手段43として第一及び第二ドアパネル34,3
5間に架設したガスダンパを採用している。
【0024】すなわち、このガスダンパ43は、そのエ
アシリンダ44の基端部を第一ドアパネル34の内面側
に設けた第一ブラケット45に枢着し、そのエアシリン
ダ44から出没するシリンダロッド46の先端を第二ド
アパネル35の内側面に設けた第二ブラケット47に枢
着することにより、第一及び第二ドアパネル34,35
間に架設されていて、このガスダンパ43は、常に、第
二ドアパネル35が第一ドアパネル34の延長線上より
も外側に屈曲するように第二ドアパネル35をキャビン
12の室外側へ付勢している。
【0025】このため、全閉位置Aにあるドア32の第
一ロック機構39のロックを解除すると、ドア32が開
放されて第二ドアパネル35がキャビン12側から外力
を受けない状態になり、この状態において、ガスダンパ
43が最伸状態になることによりドア32が反り返り状
に保形されるようになっている。また、図1に示すよう
に、キャビン12の開口部31の下端枠(上端枠でもよ
い)には、第一ドアパネル34だけを閉状態に保持する
第三ロック機構48が設けられていて、この第三ロック
機構48をロックすると第一ドアパネル34の先端部を
開口部31にロックでき、ロック解除すると第一ドアパ
ネル34の先端部を開口部31から解除できるようにな
っている。
【0026】なお、この第三ロック機構48は、常時は
ロックが解除されており、図1に仮想線で示すようにド
ア32を換気開放する場合にだけ、キャビン12の室内
側からロックするものである。次に、上記キャビン12
のドア構造の作用について説明する。まず、図1に実線
で示すように、ドア32が全閉位置Aにあるときは、第
二ドアパネル35はガスダンパ43の付勢力に抗して第
一ドアパネル34に対して室内側(図1の右側)に屈曲
されており、この状態で開口部31の周囲のシール部材
33に当接している。
【0027】この場合、ガスダンパ43の付勢力により
第二ドアパネル35の先端がキャビン12の開口部31
前端縁に設けてあるシール部材49に押し付けられるの
で、ドア32の全閉時のシール性能を向上させることが
できる。この全閉位置Aにおいて第一ロック機構39を
解除すると、図2に仮想線で示すように、ドア32はガ
スダンパ43により反り返り状に保形されてから、開放
中間位置Bに至ることになる。その後、ドア32を更に
開放させてキャビン12の側面後部に到達するまで開放
すると、第二ドアパネル35の係合部材41が第二ロッ
ク機構40に自動的にキャッチされ、図2に実線で示す
ように、当該ドア32が全開位置Cに保持される。
【0028】この場合、第一ドアパネル34と第二ドア
パネル35との枢着部においてドア32が反り返り状に
屈曲された状態で第二ロック機構40に係合されている
ので、当該ドア32をキャビン12の側面後部に適切に
沿わせた状態で全開することができる。また、ガスダン
パ43によりドア32が開放中間位置Bにおいて予め反
り返り状に保形されるので、ドア32をそのまま開放し
て行くだけで第二ロック機構40に係合でき、ドア32
を無造作に開放しても全開位置Cにロックすることがで
きる。
【0029】なお、ドア32を閉鎖するときは、第二ロ
ック機構40を解除してドア32を閉鎖方向に回動し、
ガスダンパ43の付勢力に抗して第二ドアパネル35を
開口部31側に押し付け、第二ドアパネル35の第一ロ
ック機構39を前支柱25の係合部材に係合させればよ
い。一方、第三ロック機構48をロックした状態で第一
ロック機構39を解除すると、図1に仮想線で示すよう
に、ガスダンパ43の付勢力により、第一ドアパネル3
4が閉鎖状態でかつ第二ドアパネル35だけが反り返り
状に半開放された換気位置Dになり、ドア32の前部か
らの換気が可能になる。
【0030】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、例えば、保形手段43としてはガスダン
パの他にスプリング付きの蝶番を採用することもでき、
また、ドア32は三枚以上のドアパネルにより分割構成
することもできる。また、本実施形態では後方小旋回の
バックホー1に本発明を採用した場合を例示したが、本
発明は、掘削装置4の最上昇時に同装置4が旋回体3の
旋回軌跡からはみ出ない超小旋回のバックホー1にも採
用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャビンに枢着されたドアパネルをキャビンの外側面形
状に沿った状態で全開できるので、枢着タイプのドア構
造であるにも拘わらず、ドア全開時における旋回半径を
可及的に小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアが全閉状態のときのキャビンの左部分の平
面断面図である。
【図2】ドアが全開状態のときのキャビンの左部分の平
面断面図である。
【図3】小旋回バックホーの全体を示す左側面図であ
る。
【符号の説明】
1 小旋回バックホー(旋回作業機) 2 走行装置 8 旋回フレーム 12 キャビン 31 開口部 32 ドア 34 第一ドアパネル 35 第二ドアパネル 39 第一ロック機構(全閉用) 40 第二ロック機構(全開用) 42 手摺部材 48 第三ロック機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(2)上に上下方向の軸心回り
    に回動自在に設けた旋回フレーム(8)にキャビン(1
    2)が搭載され、このキャビン(12)の側面に形成さ
    れた開口部(31)にドア(32)が開閉自在に設けら
    れている旋回作業機において、 前記ドア(32)は、基端部が前記キャビン(12)の
    開口部(31)後端縁に縦軸心回りに枢着された第一ド
    アパネル(34)と、基端部が前記第一ドアパネル(3
    4)の先端部に縦軸心回りに枢着された第二ドアパネル
    (35)と、この第二ドアパネル(35)の先端部を前
    記キャビン(12)の開口部(31)前端縁に着脱自在
    に係合させる全閉用のロック機構(39)と、前記第二
    ドアパネル(35)を前記キャビン(12)の外側面に
    着脱自在に係合させる全開用のロック機構(40)と、
    を備えていることを特徴とする旋回作業機のドア構造。
  2. 【請求項2】 キャビン(12)の開口部(31)後方
    の外側面後部が後方に向って中央側に傾斜した湾曲形状
    に形成されており、 ドア(32)は、更に、全閉用のロック機構(39)か
    ら開放された当該ドア(32)を前記キャビン(12)
    の外側面後部に沿う反り返り状に保形する保形手段(4
    3)を備えている請求項1に記載の旋回作業機のドア構
    造。
  3. 【請求項3】 保形手段(43)は、第二ドアパネル
    (35)を常に反り返り方向に付勢する付勢機能を有す
    る請求項2に記載の旋回作業機のドア構造。
  4. 【請求項4】 キャビン(12)の開口部(31)に、
    第一ドアパネル(34)だけを閉状態に保持する第三の
    ロック機構(48)が設けられている請求項2又は3に
    記載の旋回作業機のドア構造。
  5. 【請求項5】 第一ドアパネル(34)及び第二ドアパ
    ネル(35)の内側面にそれぞれ手摺部材(42)が固
    定されている請求項1〜4のいずれかに記載の旋回作業
    機のドア構造。
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