JP2601681B2 - 全旋回式作業機 - Google Patents
全旋回式作業機Info
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- JP2601681B2 JP2601681B2 JP63056536A JP5653688A JP2601681B2 JP 2601681 B2 JP2601681 B2 JP 2601681B2 JP 63056536 A JP63056536 A JP 63056536A JP 5653688 A JP5653688 A JP 5653688A JP 2601681 B2 JP2601681 B2 JP 2601681B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- cab
- driver
- turning
- turning radius
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/04—Doors arranged at the vehicle sides
- B60J5/0486—Special type
- B60J5/0487—Special type simplified doors related to cabins of, e.g. golf carts, tractors, jeeps, cranes, forklifts, etc.
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/16—Cabins, platforms, or the like, for drivers
- E02F9/163—Structures to protect drivers, e.g. cabins, doors for cabins; Falling object protection structure [FOPS]; Roll over protection structure [ROPS]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば油圧ショベル等の全旋回式作業機に
関し、特に、運転室のドアを開いたままの状態で上部旋
回体を旋回させても、周囲の障害物等にドアが衝突する
のを防止できるようにした全旋回式作業機に関する。
関し、特に、運転室のドアを開いたままの状態で上部旋
回体を旋回させても、周囲の障害物等にドアが衝突する
のを防止できるようにした全旋回式作業機に関する。
第10図及び第11図に従来技術による全旋回式作業機と
して、狭い作業現場等でも上部旋回体を旋回させて掘削
作業等を行いうるようにした油圧ショベルを例に挙げて
示す。
して、狭い作業現場等でも上部旋回体を旋回させて掘削
作業等を行いうるようにした油圧ショベルを例に挙げて
示す。
図において、1は下部走行体、2は該下部走行体1上
に旋回可能に設けられた上部旋回体を示し、該上部旋回
体2には、前部中央に位置してバケット3Aを有する作業
装置3の基端部が取付けられ、中央から後側に位置して
内部にエンジンを収容する機械室4が設けられ、後端側
に位置して円弧状のカウンタウェイト5が設けられてい
る。そして、該カウンタウェイト5の外周面は上部旋回
体2の旋回半径を規定しており、上部旋回体2は旋回中
心Oからカウンタウェイト5外周面までの半径Rの旋回
半径をもっている。
に旋回可能に設けられた上部旋回体を示し、該上部旋回
体2には、前部中央に位置してバケット3Aを有する作業
装置3の基端部が取付けられ、中央から後側に位置して
内部にエンジンを収容する機械室4が設けられ、後端側
に位置して円弧状のカウンタウェイト5が設けられてい
る。そして、該カウンタウェイト5の外周面は上部旋回
体2の旋回半径を規定しており、上部旋回体2は旋回中
心Oからカウンタウェイト5外周面までの半径Rの旋回
半径をもっている。
6は前記上部旋回体2の前部左側に位置して設けられ
た運転室で、該運転室6の左側面6Aには該左側面6Aの大
部分を占める比較的大きな乗降口7が設けられ、運転者
の運転室6内への乗降等を容易に行えるようになってい
る。8は該乗降口7を開閉すべく、該乗降口7の後縁部
側の位置で左側面6Aに蝶番9,9を介して回動可能に取付
けられたドアを示し、該ドア8は全開時には図示する位
置まで180度開扉するようになっている。
た運転室で、該運転室6の左側面6Aには該左側面6Aの大
部分を占める比較的大きな乗降口7が設けられ、運転者
の運転室6内への乗降等を容易に行えるようになってい
る。8は該乗降口7を開閉すべく、該乗降口7の後縁部
側の位置で左側面6Aに蝶番9,9を介して回動可能に取付
けられたドアを示し、該ドア8は全開時には図示する位
置まで180度開扉するようになっている。
従来技術による油圧ショベルは上述の如き構成を有す
るもので、土砂の掘削作業等を行う場合には、まず、上
部旋回体2を旋回させて、作業装置3を所望の方向に配
向し、該作業装置3を上、下方向に回動して、土砂等を
掘削する。そして、この掘削した土砂等を作業装置3を
介して別の位置に運搬、排土すべく、再び上部旋回体2
を旋回させるようになっており、狭い作業現場では作業
装置3、運転室6等の全てを上部旋回体2の旋回半径R
内に入れることができるようになっている。
るもので、土砂の掘削作業等を行う場合には、まず、上
部旋回体2を旋回させて、作業装置3を所望の方向に配
向し、該作業装置3を上、下方向に回動して、土砂等を
掘削する。そして、この掘削した土砂等を作業装置3を
介して別の位置に運搬、排土すべく、再び上部旋回体2
を旋回させるようになっており、狭い作業現場では作業
装置3、運転室6等の全てを上部旋回体2の旋回半径R
内に入れることができるようになっている。
ところで、従来技術では、運転室6のドア8を第11図
中に示す如く開いたときに、該ドア8の先端側は旋回半
径Rの円から外部に突出してしまう。特に、夏季等の暑
い時期には、運転室6内は風通しが悪いから、運転者は
ドア8を開いたままの状態で掘削作業を続行させること
が多い。
中に示す如く開いたときに、該ドア8の先端側は旋回半
径Rの円から外部に突出してしまう。特に、夏季等の暑
い時期には、運転室6内は風通しが悪いから、運転者は
ドア8を開いたままの状態で掘削作業を続行させること
が多い。
このため従来技術では、ドア8を開いたままの状態で
上部旋回体2を旋回させると、周囲の構造物や障害物等
にドア8が衝突してしまうことがあり、ドア8を破損さ
せたり、運転者を負傷させたりする等の問題点がある。
上部旋回体2を旋回させると、周囲の構造物や障害物等
にドア8が衝突してしまうことがあり、ドア8を破損さ
せたり、運転者を負傷させたりする等の問題点がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもの
で、本発明は運転室のドアを開いたままの状態で上部旋
回体を旋回させても、周囲の障害物等にドアが衝突する
のを防止でき、該ドアが破損する等の問題を解消できる
ようにした全旋回式作業機を提供するものである。
で、本発明は運転室のドアを開いたままの状態で上部旋
回体を旋回させても、周囲の障害物等にドアが衝突する
のを防止でき、該ドアが破損する等の問題を解消できる
ようにした全旋回式作業機を提供するものである。
上述した課題を解決するために構成された本発明の手
段の特徴は、運転室の前後方向に対して2箇所の回動支
点で回動可能な前後一対の固定部をもったドア取付部材
を有し、該運転室には該ドア取付部材の後側固定部を固
着し、前記ドアには該ドア取付部材の前側固定部を固着
し、該ドアを前側回動支点を中心に前記運転室の後方に
旋回したとき前記上部旋回体の旋回半径内に納まるよう
に構成したことにある。
段の特徴は、運転室の前後方向に対して2箇所の回動支
点で回動可能な前後一対の固定部をもったドア取付部材
を有し、該運転室には該ドア取付部材の後側固定部を固
着し、前記ドアには該ドア取付部材の前側固定部を固着
し、該ドアを前側回動支点を中心に前記運転室の後方に
旋回したとき前記上部旋回体の旋回半径内に納まるよう
に構成したことにある。
ドアを運転室に対して支持するドア取付部材には運転
室の前後方向に沿って離間する2つの回動支点を設けて
あり、ドアの全開時には前側回動支点を中心に旋回させ
ることにより、該ドアは上部旋回体の旋回半径内に納ま
る。
室の前後方向に沿って離間する2つの回動支点を設けて
あり、ドアの全開時には前側回動支点を中心に旋回させ
ることにより、該ドアは上部旋回体の旋回半径内に納ま
る。
以下、本発明の実施例を第1図ないし第9図に基づき
詳述する。なお、実施例では従来技術の構成要素と同一
の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略するも
のとする。
詳述する。なお、実施例では従来技術の構成要素と同一
の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略するも
のとする。
第1図ないし第5図は第1の実施例を示す。図におい
て、11,11はドア8を運転室6に回動可能に取付けるた
めの一対のドア取付部材で、該各ドア取付部材11は乗降
口7の後方に位置して運転室6の左側面6Aに固着された
後側固定板12と、該後側固定板12の前端に設けられた後
側連結ピン13と、該連結ピン13を介して後端側が前記後
側固定板12に軸着された横長矩形状の中間連結板14と、
該中間連結板14の前端に設けられた前側連結ピン15と、
ドア8の後縁部8Aに固着され、該前側連結ピン15を介し
て前記中間連結板14に軸着された前側固定板16とから構
成されている。このように各ドア取付部材11は後側連結
ピン13と前側連結ピン15によって運転室6の前後方向に
位置する一対の回動支点を有しており、しかも前側連結
ピン15を支点にドア8を運転室6の後方に旋回させたと
き、該ドア8が上部旋回体2の旋回半径R内に納まるよ
うに中間連結板14の前後方向の長さ寸法、即ち連結ピン
13,15の位置が設定してある。
て、11,11はドア8を運転室6に回動可能に取付けるた
めの一対のドア取付部材で、該各ドア取付部材11は乗降
口7の後方に位置して運転室6の左側面6Aに固着された
後側固定板12と、該後側固定板12の前端に設けられた後
側連結ピン13と、該連結ピン13を介して後端側が前記後
側固定板12に軸着された横長矩形状の中間連結板14と、
該中間連結板14の前端に設けられた前側連結ピン15と、
ドア8の後縁部8Aに固着され、該前側連結ピン15を介し
て前記中間連結板14に軸着された前側固定板16とから構
成されている。このように各ドア取付部材11は後側連結
ピン13と前側連結ピン15によって運転室6の前後方向に
位置する一対の回動支点を有しており、しかも前側連結
ピン15を支点にドア8を運転室6の後方に旋回させたと
き、該ドア8が上部旋回体2の旋回半径R内に納まるよ
うに中間連結板14の前後方向の長さ寸法、即ち連結ピン
13,15の位置が設定してある。
本実施例の一対のドア取付部材11,11は上述の如く構
成されており、一方のドア取付部材11はドア8の後縁上
部寄りに位置して該ドア8と運転室6の左側面6Aとに連
設され、他方のドア取付部材11はドア8の後縁下部寄り
に位置して該ドア8と運転室6の左側面6Aとに連設され
ている。
成されており、一方のドア取付部材11はドア8の後縁上
部寄りに位置して該ドア8と運転室6の左側面6Aとに連
設され、他方のドア取付部材11はドア8の後縁下部寄り
に位置して該ドア8と運転室6の左側面6Aとに連設され
ている。
本実施例による油圧ショベルは上述の如き構成を有す
るもので、その基本的作動については従来技術によるも
のと格別差異はない。
るもので、その基本的作動については従来技術によるも
のと格別差異はない。
然るに、本実施例では、ドア8を運転室6に対して回
動可能に支持する各ドア取付部材11は運転室6の前後方
向に沿って所定距離離間した一対の連結ピン13,15によ
ってドア8と運転室6とを連結している。このため、ド
ア8は後側連結ピン13を後側回動支点とし、また、前側
連結ピン15を前側回動支点として開閉できるようになっ
ている。
動可能に支持する各ドア取付部材11は運転室6の前後方
向に沿って所定距離離間した一対の連結ピン13,15によ
ってドア8と運転室6とを連結している。このため、ド
ア8は後側連結ピン13を後側回動支点とし、また、前側
連結ピン15を前側回動支点として開閉できるようになっ
ている。
そこで、運転者等はドア8の開き始めの時には第4図
に示すように、ドア8が乗降口7から完全に離間するま
で、後側連結ピン13を支点にして該ドア8と中間連結板
14とを矢示A方向に一体的に回転させる。次に、第4図
中2点鎖線で示すように、前側連結ピン15を中心にして
ドア8を中間連結板14に折重ねるように矢示B方向に18
0度回転させる。しかる後、全開状態になったドア8と
中間連結板14を後側連結ピン13を中心にして矢示C方向
の運転室6側に引寄せる(第5図参照)。
に示すように、ドア8が乗降口7から完全に離間するま
で、後側連結ピン13を支点にして該ドア8と中間連結板
14とを矢示A方向に一体的に回転させる。次に、第4図
中2点鎖線で示すように、前側連結ピン15を中心にして
ドア8を中間連結板14に折重ねるように矢示B方向に18
0度回転させる。しかる後、全開状態になったドア8と
中間連結板14を後側連結ピン13を中心にして矢示C方向
の運転室6側に引寄せる(第5図参照)。
この結果、ドア8は前側回動支点である前側連結ピン
15を回転中心にして上部旋回体2の旋回半径R内で180
度全開した状態になり、上部旋回体2が旋回運動を行っ
ても全開状態にしたドア8が周囲の障害物等に衝突する
のを防止できる。
15を回転中心にして上部旋回体2の旋回半径R内で180
度全開した状態になり、上部旋回体2が旋回運動を行っ
ても全開状態にしたドア8が周囲の障害物等に衝突する
のを防止できる。
次に、第6図ないし第9図は本発明の第2の実施例を
示す。
示す。
図において、21,21は第1実施例におけるドア取付部
材11と同様に運転室6の左側面6Aにドア8を回動可能に
取付けるための一対のドア取付部材で、該各ドア取付部
材21は運転室6の左側面6Aに若干突出するように固着さ
れた略「L」字状の後側固定板22と、該固定板22に設け
られた後側連結ピン23と、該連結ピン23を介して後端が
軸着された中間連結板24と、該中間連結板24の前端に設
けられた前側連結ピン25と、ドア8の後縁部8Aに固着さ
れ、該前側連結ピン25を介して中間連結板24に軸着され
た前側固定板26とから構成されている点は第1実施例の
ものと同様であるが、各固定板22,26と中間連結板24の
端部は互に周方向に180度ずらした位置で連結ピン23,25
によってそれぞれ連結されている。
材11と同様に運転室6の左側面6Aにドア8を回動可能に
取付けるための一対のドア取付部材で、該各ドア取付部
材21は運転室6の左側面6Aに若干突出するように固着さ
れた略「L」字状の後側固定板22と、該固定板22に設け
られた後側連結ピン23と、該連結ピン23を介して後端が
軸着された中間連結板24と、該中間連結板24の前端に設
けられた前側連結ピン25と、ドア8の後縁部8Aに固着さ
れ、該前側連結ピン25を介して中間連結板24に軸着され
た前側固定板26とから構成されている点は第1実施例の
ものと同様であるが、各固定板22,26と中間連結板24の
端部は互に周方向に180度ずらした位置で連結ピン23,25
によってそれぞれ連結されている。
27,27は乗降口7の上縁部と下縁部寄りに位置して運
転室6の左側面6Aに前後方向に沿って固着されたガイド
レールで、該各ガイドレール27は後述するローラ28が転
動しつつ案内されるように略「U」字状の案内溝27Aを
有している。一方、28,28は前記各ガイドレール27の案
内溝27A内を転動するローラで、該ローラ28,28は取付ブ
ラケット29,29を介してドア8の後縁部8A上端と下端と
にそれぞれ取付けられている。
転室6の左側面6Aに前後方向に沿って固着されたガイド
レールで、該各ガイドレール27は後述するローラ28が転
動しつつ案内されるように略「U」字状の案内溝27Aを
有している。一方、28,28は前記各ガイドレール27の案
内溝27A内を転動するローラで、該ローラ28,28は取付ブ
ラケット29,29を介してドア8の後縁部8A上端と下端と
にそれぞれ取付けられている。
本実施例は上述の如く構成されており、一対のドア取
付部材21,21によって支持されたドア8が上部旋回体2
の旋回半径R内に位置して全開状態にできる作動につい
ては第1実施例と異るところはない。しかるに、本実施
例では運転室6にはガイドレール27,27を設け、ドア8
には該ガイドレール27,27によってそれぞれ案内される
ローラを取付けることにより、ドア8を開閉動作する場
合には第7図ないし第9図に示すように該ドア8の後縁
部8A側が該各ガイドレール27に沿って運転室6の前後方
向に平行に移動するようにしてある。このため、ドア8
の動きが安定して開閉操作が容易になり、しかも、開閉
操作の際誤ってドア8を旋回半径R外に突出させるのを
防止できる。
付部材21,21によって支持されたドア8が上部旋回体2
の旋回半径R内に位置して全開状態にできる作動につい
ては第1実施例と異るところはない。しかるに、本実施
例では運転室6にはガイドレール27,27を設け、ドア8
には該ガイドレール27,27によってそれぞれ案内される
ローラを取付けることにより、ドア8を開閉動作する場
合には第7図ないし第9図に示すように該ドア8の後縁
部8A側が該各ガイドレール27に沿って運転室6の前後方
向に平行に移動するようにしてある。このため、ドア8
の動きが安定して開閉操作が容易になり、しかも、開閉
操作の際誤ってドア8を旋回半径R外に突出させるのを
防止できる。
なお、各実施例では、油圧ショベルを例に挙げて説明
したが、本発明はこれに限定されず、油圧クレーン等、
他の全旋回式作業機にも適用できるものである。
したが、本発明はこれに限定されず、油圧クレーン等、
他の全旋回式作業機にも適用できるものである。
本発明は以上詳述した如くであって、下記の諸効果を
奏する。
奏する。
運転室のドアは全開状態にしても上部旋回体の旋回
半径内に位置させることができるから、狭い作業現場で
ドアを開いたままでも周囲の構造物や障害物に衝突する
ことなく旋回可能となる。
半径内に位置させることができるから、狭い作業現場で
ドアを開いたままでも周囲の構造物や障害物に衝突する
ことなく旋回可能となる。
前記の結果、運転者は旋回時に、ドアを開けたま
までも運転室の左後方の角隅部が周囲の構造物や障害物
と干渉しないことを確認するだけで、上部旋回体を全旋
回させることができる。これにより、運転室(ドアを含
む)の破損や運転者の負傷等の事故をなくすことができ
るばかりか、運転者に要求される周囲に対して注意を払
う労力も低減できる。
までも運転室の左後方の角隅部が周囲の構造物や障害物
と干渉しないことを確認するだけで、上部旋回体を全旋
回させることができる。これにより、運転室(ドアを含
む)の破損や運転者の負傷等の事故をなくすことができ
るばかりか、運転者に要求される周囲に対して注意を払
う労力も低減できる。
夏場の暑いときでも、ドアを開けたまま、運転者は
作業を続行できるため、風通しの良い作業環境を運転者
に与えることができる。
作業を続行できるため、風通しの良い作業環境を運転者
に与えることができる。
運転室への乗降時には運転室の後側に位置する回動
支点を中心にしてドアを開くことにより、乗降口を大き
く確保でき、乗降動作が極めて容易になる。
支点を中心にしてドアを開くことにより、乗降口を大き
く確保でき、乗降動作が極めて容易になる。
第1図ないし第5図は本発明の第1の実施例に係り、第
1図は油圧ショベルの上部旋回体の平面図、第2図は該
油圧ショベルの運転室の左側面図、第3図ないし第5図
はドアの開閉動作を示す説明図で、第3図はドアを閉じ
た状態の説明図、第4図はドアを開け始めた状態の説明
図、第5図はドアを全開した状態の説明図、第6図ない
し第9図は第2の実施例に係り、第6図は油圧ショベル
の運転室の左側面図、第7図ないし第9図はドアの開閉
動作を示す説明図で、第7図はドアを閉じた状態の説明
図、第8図はドアを開け始めた状態の説明図、第9図は
ドアを全開状態にした説明図、第10図及び第11図は従来
技術に係り、第10図は油圧ショベルの全体構成を示す外
観図、第11図は上部旋回体の平面図である。 2……上部旋回体、6……運転室、7……乗降口、8…
…ドア、11,21……ドア取付部材、12,16,22,26……固定
板、13,15,23,25……回動支点、R……旋回半径。
1図は油圧ショベルの上部旋回体の平面図、第2図は該
油圧ショベルの運転室の左側面図、第3図ないし第5図
はドアの開閉動作を示す説明図で、第3図はドアを閉じ
た状態の説明図、第4図はドアを開け始めた状態の説明
図、第5図はドアを全開した状態の説明図、第6図ない
し第9図は第2の実施例に係り、第6図は油圧ショベル
の運転室の左側面図、第7図ないし第9図はドアの開閉
動作を示す説明図で、第7図はドアを閉じた状態の説明
図、第8図はドアを開け始めた状態の説明図、第9図は
ドアを全開状態にした説明図、第10図及び第11図は従来
技術に係り、第10図は油圧ショベルの全体構成を示す外
観図、第11図は上部旋回体の平面図である。 2……上部旋回体、6……運転室、7……乗降口、8…
…ドア、11,21……ドア取付部材、12,16,22,26……固定
板、13,15,23,25……回動支点、R……旋回半径。
Claims (1)
- 【請求項1】下部走行体上に所定の旋回半径をもって旋
回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体の前部
一側に配設され、外側に乗降口を有する運転室と、該運
転室の乗降口を開閉するためのドアとからなる全旋回式
作業機において、前記運転室の前後方向に対して2箇所
の回動支点で回動可能な前後一対の固定部をもったドア
取付部材を有し、該運転室には該ドア取付部材の後側固
定部を固着し、前記ドアには該ドア取付部材の前側固定
部を固着し、該ドアを前側回動支点を中心に前記運転室
の後方に旋回したとき、前記上部旋回体の旋回半径内に
納まるように構成したことを特徴とする全旋回式作業
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63056536A JP2601681B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 全旋回式作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63056536A JP2601681B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 全旋回式作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01230819A JPH01230819A (ja) | 1989-09-14 |
JP2601681B2 true JP2601681B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=13029810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63056536A Expired - Fee Related JP2601681B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 全旋回式作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601681B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0610500B1 (en) * | 1992-09-04 | 1998-01-28 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Construction machine |
US5564774A (en) * | 1994-05-05 | 1996-10-15 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Operation room of construction machine |
KR100382823B1 (ko) * | 1999-09-01 | 2003-05-09 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 백호 |
-
1988
- 1988-03-10 JP JP63056536A patent/JP2601681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01230819A (ja) | 1989-09-14 |
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