JP2540474Y2 - 建設機械のアンダーミラー装置 - Google Patents

建設機械のアンダーミラー装置

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JP2540474Y2
JP2540474Y2 JP1989083481U JP8348189U JP2540474Y2 JP 2540474 Y2 JP2540474 Y2 JP 2540474Y2 JP 1989083481 U JP1989083481 U JP 1989083481U JP 8348189 U JP8348189 U JP 8348189U JP 2540474 Y2 JP2540474 Y2 JP 2540474Y2
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JP
Japan
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mirror
bracket
vehicle body
lever plate
mirror device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989083481U
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English (en)
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JPH0324434U (ja
Inventor
久之 伊藤
一孝 山地
Original Assignee
油谷重工株式会社
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Publication date
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、建設機械の後部ミラー装置に関する。
従来の技術 第8図は、建設機械のうち油圧ショベルの側面図であ
る。図において、1は下部走行体、2は上部旋回体、3
は上部旋回体2の後端部に装着されているカウンタウエ
イト、4は運転室、5は昇降時用ハンドレール、6はア
ンダーミラーである。
油圧ショベルが作業を行うときには、上部旋回体2を
旋回作動させたり、下部走行体1を後退させたりする。
上部旋回体2の後方周辺に他の支障物があると、その支
障物にカウンタウエイト3を衝突させて事故を発生させ
たりする。そのために、上部旋回体2側部のハンドレー
ル5にアンダーミラー6を取付けて、上部旋回体2の後
方下辺を運転室4より、アンダーミラー6を介して目視
するようにしている。
考案が解決しようとする課題 従来技術のアンダーミラーは上部旋回体前部側の側部
位置に取付けてあるので、油圧ショベルの運転室内より
カウンタエイト後方側を視ることはできなかった。その
ために、上部旋回体後端部付近を他の支障物に衝突させ
るおそれがあった。本考案は、カウンタウエイト後方側
およびその下辺周辺を目視できるとともに、ミラーを使
用しないときには油圧ショベルの上部旋回体の後部側の
内部に収納できる後部ミラー装置を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段 イ.本考案では、建設機械の上部旋回体にミラーを取付
け、運転席から車体後方側の死角となる箇所を目視確認
できるようにし、また所要に応じて上記ミラーを格納位
置に格納できるようにしたミラー装置において、 ロ.上部旋回体の後部側側面部に設けているサイド扉の
内側の車体固定部に、フレーム体を水平方向に回動自在
に設け、そのフレーム体にブラケット体を車体の前後方
向に回動自在に枢支し、かつそのブラケット体のレバー
プレート部の先端部に、ミラー用ステーの回動調整用基
部を取付け、 ハ.上記ブラケット体のレバープレート部を直立状態に
起立させて車体外部に突起せしめたミラーを、上記サイ
ド扉の開放開口部を経て上部旋回体の内部側に収納する
ようにした。
作用 イ.ブラッケト体のレバープレート部を直立状態に起立
せしめて固定すると、ミラーはカウンタウエイト側部側
の上方位置に突起状態となる。したがって運転者は、運
転席から上記ミラーを介して建設機械の後方下辺を目視
することができる。
ロ.ミラーを使用しないときには、ミラーをサイド扉の
開放開口部を経て上部旋回体の内部側に収納するように
した。したがってたとえば建設機械をトレーラなどで輸
送する場合には、上記収納によりミラーの破損を防止す
ることができる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。第1図は、本考案の後部ミラー装置7をそなえた油
圧ショベルの後面部である。図において、2′は上部旋
回体、3′はカウンタウエイト、4′は内部に運転席
(図示していない)を装備している運転室である。第2
図は、第1図のA部をBより見た一部切欠き側面図であ
る。図において、8は上部旋回体2′の後部ルーム、9
は開閉可能なサイド扉、10は上部旋回体2′の支柱部
材、11は支柱部材10に固設したブラケット部材、12は後
部ミラー装置7のミラー、13はミラー12のミラー部、14
はミラー12のステー、15はステー14を回動調整できる基
部、16はブラケット体、17はブラケット体16のレバープ
レート部である。第3図は、第2図のCより見た一部切
欠き平面図である。図において、18はフレーム体、19は
フレーム体18をブラケット部材11に枢支するためのたて
軸、20はフレーム体18をブラケット部材11に固定するた
めの係止用ピン穴、21はフレーム体18に穿設された横
穴、22はブラケット体16に一体形に設けられているピン
部である。そして、第4図,第6図,第7図はそれぞ
れ、ミラー12を後部ルーム8へ収納する手順を図示した
一部切欠き平面図、第5図は一部切欠き側面図である。
次に、本考案の後部ミラー装置7の構成を第2図およ
び第3図について述べる。本発明では、上部旋回体2′
の後部側側面部に設けているサイド扉9の内側のブラケ
ット部材11に、フレーム体18を水平方向に回動自在に設
け、そのフレーム体18にブラケット体16を車体(上部旋
回体2′)の前後方向に回動自在に枢支し、かつ上記ブ
ラケット体16のレバープレート部17の先端部に、ミラー
12用ステー14の回動調整用基部15を取付けた。なお第1
図では後部ミラー装置7を上部旋回体2′後部側の左右
両側部に設置するように図示しているが、左右両側部の
うちいずれか片側にだけ後部ミラー装置7を設けるよう
にしてもよい。
次に、本考案の後部ミラー装置7の作用について述べ
る。ブラケット体16のレバープレート部17を直立状態に
起立せしめて固定する(フレーム体18の係止用ピン穴20
とブラケット部材11のピン穴とを貫通して、係止ピンを
挿嵌する)と、ミラー12はカウンタウエイト3′側部側
の上方位置に設定される。したがって運転者は、運転室
内よりミラー12を介して油圧ショベルの後方下辺を目視
することができる。次にミラー12を後部ルーム8に収納
する場合には、まず第1段の操作として、ミラー12の基
部15を回動中心としてステー14をほぼ180°(矢印イの
方向に)回動させる。次に第2段の操作として、第5図
における操作を行う。すなわちまずサイド扉9(第5図
では未開放の状態である)をヒンジ部材ロを回動中心と
して開放する。それからブラケット体16のピン部22を回
動中心として、ブラケット体16をほぼ90°下方に(矢印
ハの方向に)回動させる。第6図は第5図のDより見た
平面図であるが、ここでフレーム体18の係止用ピン穴20
に挿嵌している係止ピン(図示していない)を取外す。
次に第3段の操作として、フレーム体18のたて軸19を回
動中心としてフレーム体18の内側方向に(矢印ニの方向
に)回動させる。そうすると、ミラー12は後部ルーム8
内に移動する。ここでフレーム体18の係止用ピン穴20と
ブラケット部材11のピン穴(ミラー12使用時に係止ピン
を挿嵌していたピン穴とは別のピン穴である)を貫通し
て係止ピンを挿嵌する。それにより、ミラー12は後部ル
ーム8内に固定して収納される。したがってたとえば油
圧ショベルをトレーラなどで輸送する場合には、上記収
納によりミラー12の破損を防止することができる。
なお収納しているミラー12を再び使用する場合には、
上記第1段〜第3段の操作手順を逆に行えばよい。
考案の効果 本考案の後部ミラー装置では、上部旋回体の後部側側
面部に設けているサイド扉の内側の車体固定部に、フレ
ーム体を水平方向に回動自在に設け、そのフレーム体に
ブラケット体を車体の前後方向に回動自在に枢支、かつ
そのブラケット体のレバープレート部の先端部に、ミラ
ー用ステーの回動調整用基部を取付けた。それにより所
要のときには上記ブラケット体のレバープレート部を直
立状態に起立させて、ミラーを車体外部に突起固定する
ことができる。また上記ミラーを使用しないときには、
ミラーの基部,ブラケット体,フレーム体をそれぞれ回
動調整し、ミラーを上記サイド扉の開放開口部を経て上
部旋回体の後部ルーム内に収納することができる。した
がって建設機械のトレーラ輸送時においてミラーの破損
するトラブルを防止できるとともに、ミラーが土砂など
によって汚染する不具合を防止することができる。また
本考案の後部ミラー装置の構造は簡単であるので、コン
パクトかつ安価に製作できるとともに、良好なメンテナ
ンス性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の後部ミラー装置をそなえた油圧ショベ
ルの後面図、第2図は第1図のA部をBより見た一部切
欠き側面図、第3図は第2図のCより見た一部切欠き平
面図、第4図〜第7図は本考案のミラーを収納する手順
を示す図、第8図は従来技術のミラーをそなえた油圧シ
ョベルの側面図である。 2,2′……上部旋回体 3,3′……カウンタウエイト 4,4′……運転室 7……後部ミラー装置 8……後部ルーム 9……サイド扉 12……ミラー 14……ステー 15……基部 16……ブラケット体 17……レバープレート部 18……フレーム体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設機械の上部旋回体にミラーを取付け、
    運転席から車体後方側の死角となる箇所を目視確認でき
    るようにし、また所要に応じて上記ミラーを格納位置に
    格納できるようにしたミラー装置において、上部旋回体
    の後部側側面部に設けているサイド扉の内側の車体固定
    部に、フレーム体を水平方向に回動自在に設け、そのフ
    レーム体にブラケット体を車体の前後方向に回動自在に
    枢支し、かつそのブラケット体のレバープレート部の先
    端部に、ミラー用ステーの回動調整用基部を取付け、上
    記ブラケット体のレバープレート部を直立状態に起立さ
    せて車体外部に突起せしめたミラーを、上記サイド扉の
    開放開口部を経て上部旋回体の内部側に収納するように
    したことを特徴とする建設機械の後部ミラー装置。
JP1989083481U 1989-07-14 1989-07-14 建設機械のアンダーミラー装置 Expired - Lifetime JP2540474Y2 (ja)

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JP1989083481U JP2540474Y2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14 建設機械のアンダーミラー装置

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JPH0324434U JPH0324434U (ja) 1991-03-13
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JPS5250443U (ja) * 1975-10-08 1977-04-11
JPS57143942U (ja) * 1981-03-05 1982-09-09

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