JPH0511101Y2 - - Google Patents

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JPH0511101Y2
JPH0511101Y2 JP1986074420U JP7442086U JPH0511101Y2 JP H0511101 Y2 JPH0511101 Y2 JP H0511101Y2 JP 1986074420 U JP1986074420 U JP 1986074420U JP 7442086 U JP7442086 U JP 7442086U JP H0511101 Y2 JPH0511101 Y2 JP H0511101Y2
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JP
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loading platform
fitting
dumping
dump
fitting groove
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JP1986074420U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、手動ダンプ装置のダンプ固定構造
に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、簡易運搬車輌等に設けられる手動ダンプ
装置において、そのダンプ位置の固定もしくは停
止構造については、実公昭53−16118号に見られ
るように、まつたくのフリーにしたものや、実公
昭54−24437号に示されているように、適当なス
トツパーに当てて止めるようにしたものがある。
さらに、ダンプ機構にしても、荷台重心位置を
枢着ピンよりもダンプ側に位置させ、自重によつ
て行うようにしていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、このようにすると、前者にあつてはダ
ンプ時、荷台のダンプ角度が決まらず、不安定で
あるし、また、後者にあつても、大きな衝撃があ
るとともに、ダンプ角度も固定的で、これを調節
することは不可能であつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで、この考案は、荷台を手動でダンプする
手動ダンプ装置において、前記荷台下方位置で、
上縁から切れ込む嵌入溝を複数個形成した係止金
具をスプリング等で付勢して支軸を中心に起立勝
手に設けるとともに、前記荷台下面に、前記係止
金具の上縁に常時接当し、かつ、前記嵌入溝に嵌
入可能なフツク体を設けたことを基本構成とする
とともに、この構成中、係止金具上に嵌入溝を閉
塞する規制板をピンの回りに回動可能に設け、閉
塞するこの嵌入溝を切り換え可能に構成したこと
により、前記した問題点を解決したのである。
(ホ) 作用 これにより、荷台を手で起こして行けばダンプ
できるとともに、所定のダンプ角度が来ると、嵌
入溝とフツク体が自動的に係合して固定される。
さらに、規制板によつて、フツク体が係合する
嵌入溝の位置を変えることにより、ダンプ角度を
変更することもできる。
(ヘ) 実施例 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
するが、第1図はこの考案に係る手動ダンプ装置
を装備した運搬車の側面図、第2図は同じく一部
平面図、第3図は要部の一部断面側面図、第4図
は他の実施例の一部を断面側面図である。
運搬車は、トラツクフレーム1、クローラ2等
からなる走行部3の後部にエンジン4、ハンドル
5、ミツシヨンケース6等からなる原動操縦部7
を、また、上部に荷台8等からなる荷台部9を有
する一般的な構造のものである。
このうち荷台8であるが、底板10の左右に引
き出し可能な枠体11が設けられている他、前方
には把手12が、また、後方には引き出し可能
で、かつ、傾斜角度調節可能な補助枠体13が設
けられているものである。そして、この荷台8が
ダンプできるのであるが、それは以下のように構
成されている。
すなわち、左右のトラツクフレーム1間に渡し
掛けられるクロスメンバー14と平行に回動軸1
5をステー16等で軸架し、この回動軸15に底
板10から下方に延出したアーム17を回動自在
に嵌着しておくのである。これにより、把手12
等で手でもつてこれを上方に引き上げれば、荷台
8は回動軸15を中心に傾くのである。
ところで、この考案では、以上のダンプ機構に
おいて、これを適当な位置に固定できる以下のダ
ンプ固定構造を施すのである。
すなわち、荷台8の下方位置で、トラツクフレ
ーム1の前方に突設しブラケツト18によつて水
平に軸架された支軸19の回りを自由に回動で
き、かつ、その上部に、上縁から切れ込む複数の
嵌入溝20を形成したプレート状の係止金具21
を設けるとともに、これと底板10に設けられた
掛け金具22との間にスプリング23等を張設
し、この係止金具21を常時上方へ起立勝手に付
勢しておくのである。
さらに、このとき、嵌入溝20の側面に、その
嵌入路を塞いでしまう規制板24を沿設するとと
もに、この規制板24をピン25の回りに回動可
能に構成し、閉塞する嵌入溝20を切り換えられ
るようにすることがある。なお、この場合、規制
板24の各位置の位置決めをストツプピン26で
行う他、その固定をスプリング27で行う。
一方、底板10の下方には、前記嵌入溝20に
嵌入可能な水平ピン等からなるフツク体28を係
止金具21の上縁に嵌入溝20よりも支軸19側
に近い位置で接当する状態で突設しておく。
以上により、把手12を手等で持ち上げて荷台
8をダンプさせて行くと、これに伴つて係止金具
21もスプリング23の作用で追従して起立す
る。しかし、あるダンプ角度になると、フツク体
28が嵌入溝20に嵌入され、荷台8のそれ以上
のダンプは規制される。そして、このとき、規制
板24がいずれの位置にあるかによつて閉塞(開
放)する嵌入溝20が異なるので、この位置を適
宜変更することにより、ダンプ角度を調整するこ
ともできる(第3図参照)。
なお、第4図は規制板24の後端を上方へ折曲
させた他の実施例を示すものであつて、フツク体
28が係止金具21の上縁上を上がつて行くとき
にはこの規制板24を乗り越えて行くが、下がつ
て来るときにはこれに衝突し、嵌入溝20内に入
るようになつているものである。(したがつて、
嵌入溝20をやや通り過ぎた位置で荷台8を下げ
る動作をすれば、フツク体28はこの嵌入溝20
に嵌入して固定するが、それ以外であればここを
通過し、次の嵌入溝20に嵌入する)。
さらに、支軸19に嵌合させる支持孔29も複
数個設けておき、これを適宜変えることにより、
係止金具21の起立角度、すなわち、荷台8のダ
ンプ角度を調整することもできる。
(ト) 考案の効果 以上、この考案は前記したものであるから、以
下のような効果を期待できる。
すなわち、荷台8を手で起こして行けば、フツ
ク体28が係止金具21の嵌入溝20に自然に入
り、そのまま固定される。なお、このときの操作
力はスプリング23の力を適当に調整すること
で、小さくてもよいようになる。
したがつて、この固定操作が非常に容易、簡単
である。そして、このようにして荷台8のダンプ
角度が一たん固定されると、荷台8を押したり引
いたりしただけではこれが解除できないので(解
除するためには、係止金具21を下方へ倒さなけ
ればならない)。いわゆる、ドーザ作業等も可能
になるのである。
さらに、係止金具21に規制板24を取り付
け、この位置を変えることで、フツク体28と嵌
入溝20の組み合わせが変わり、ダンプ角度も調
整できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る手動ダンプ装置を装備
した運搬車の側面図、第2図は同じく一部平面
図、第3図は要部の一部断面側面図、第4図は他
の実施例の一部断面側面図である。 符号、8……荷台、19……支軸、20……嵌
入溝、21……係止金具、23……スプリング、
24……規制板、25……ピン、28……フツク
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 荷台8を手動でダンプする手動ダンプ装置に
    おいて、前記荷台8下方位置で、上縁から切れ
    込む嵌入溝20を複数個形成した係止金具21
    をスプリング23等で付勢して支軸19を中心
    に起立勝手に設けるとともに、前記荷台8下面
    に、前記係止金具21の上縁に常時接当し、か
    つ、前記嵌入溝20に嵌入可能なフツク体28
    を設けたことを特徴とする手動ダンプ装置のダ
    ンプ固定構造。 係止金具21上に嵌入溝20を閉塞する規制
    板24をピン25の回りに回動可能に設け、閉
    塞するこの嵌入溝20を切り換え可能に構成し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    項記載の手動ダンプ装置のダンプ固定構造。
JP1986074420U 1986-05-17 1986-05-17 Expired - Lifetime JPH0511101Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986074420U JPH0511101Y2 (ja) 1986-05-17 1986-05-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986074420U JPH0511101Y2 (ja) 1986-05-17 1986-05-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62185174U JPS62185174U (ja) 1987-11-25
JPH0511101Y2 true JPH0511101Y2 (ja) 1993-03-18

Family

ID=30919619

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JP1986074420U Expired - Lifetime JPH0511101Y2 (ja) 1986-05-17 1986-05-17

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JP (1) JPH0511101Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012819A (ja) * 1973-06-06 1975-02-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012819A (ja) * 1973-06-06 1975-02-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62185174U (ja) 1987-11-25

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