JPH04992Y2 - - Google Patents

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JPH04992Y2
JPH04992Y2 JP9472386U JP9472386U JPH04992Y2 JP H04992 Y2 JPH04992 Y2 JP H04992Y2 JP 9472386 U JP9472386 U JP 9472386U JP 9472386 U JP9472386 U JP 9472386U JP H04992 Y2 JPH04992 Y2 JP H04992Y2
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JP
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cargo box
chute
side chute
frame
link mechanism
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JP9472386U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、サイドダンプカーにおいて、積載物
を車体より遠方に落下させるサイドシユート装置
に関するものである。
(従来技術) 従来、サイドダンプカーにおいては、荷箱の側
端とタイヤとの間に僅かな間隔しか存していない
ため、荷箱を側方に傾動させた際、積載物がタイ
ヤ上に落下するという問題があつた。そこで、走
行時は荷箱の側部にサイイドシユートを吊下し、
荷箱傾動時、手動によりサイドシユートを側方に
張り出して荷箱を傾動するようにしたものは特公
昭59−30576号公報により公知である。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この装置のよると、走行時サイドシ
ユートを吊下状態で荷箱に固定するようにしてい
るが、固定した状態で荷箱を傾動すると、サイド
シユートがタイヤなどに干渉して破損するという
問題があり、また荷箱を傾動後サイドシユートを
張出した状態で格納するのを忘れて走行すると事
故を誘発する恐れがありその点で問題があつた。
本考案はかかる問題に鑑みてなされたもので、
サイドシユートを荷箱の傾動動作に連動させ、走
行時は吊下した格納位置に、傾動時は側方の張出
位置に自動的に回動するようにしたサイドダンプ
カーのサイドシユート装置を提供するものであ
る。
(実施例) 以下、本考案の構成を実施例について図面に基
づいて説明する。
第1図乃至第3図に示すように、1はサイドダ
ンプカーであつて、車体枠2上に荷箱3が側方に
傾倒自在に搭載されている。該荷箱3は荷箱フレ
ーム4に固定柱5及び前立板6が立設されると共
に、該固定柱5に側方煽戸7及び後方煽戸8が上
部枢支部(図示せず)により開閉自在に吊下され
ている。前記荷箱フレーム4には側方煽戸7との
間に該側方煽戸7を開閉せしめる自動開閉装置
(図示せず)が設けられると共に、外側部にサイ
ドシユート10がヒンジ11により吊下されてい
る。
該サイドシユート10は荷箱3の前部から後部
に亘つて設けられ、一枚の板材12の上辺及び下
辺に補強材13,14が、両補強材13,14の
間にスチフナ15が固着されてなり、荷箱フレー
ム4との間にはサイドシユート10を側方に張り
出し、走行時はサイドシユート10を吊下する格
納位置に固定するリンク機構9が設けられてい
る。
前記リンク機構9は荷箱3の傾動に連動してサ
イドシユート10を起伏動作させるもので、前記
サイドシユート10の裏面には、前記リンク機構
9に連結される係止片16が突設されている。
次に前記リンク機構9について述べると、17
はく字形に形成された係止部材で、下端をピン1
8にて荷箱フレーム4に回動自在に枢支され、そ
の他端は前記サイドシユート10の係止片16と
連結杆19を介して連結されている。また、前記
係合部材17の中間にはスプリング筒21を有す
る連結杆20が連結されている。更に係合部材1
7に対する前記連結杆20の連結部下部には、連
結杆22の一部が連結され、該連結杆22の他端
は中間を荷箱フレーム4に揺動自在に枢支24さ
れたリンク23の上端と連結されており、該リン
ク23の下端にはローラ25が軸支されている。
一方、車体枠2には前記ローラ25を案内する
案内部材26が固着され、該案内部材26には外
上りに傾動する案内面26aが形成されている。
即ち、荷箱3が傾動するのに伴ない前記リンク
23のローラ25が案内面26aに沿つて当接
し、連結杆20,22を外方に牽引せしめ、サイ
ドシユート10を枢支部11について上方に回動
するようにスプリング筒21のバネ力に抗して作
用するように構成されている。
なお27はストツパで、荷箱3を傾動し、サイ
ドシユート10を荷箱3の側面に張出した際、係
合部材17の下面と当接してサイドシユート10
を張出位置に保持するものである。
次に、作用について説明すると、走行時サイド
ダンプカーの荷箱3は車体枠2に水平に載置さ
れ、側方煽戸7は図示しない自動開閉装置により
荷箱3に固定されている。また、サイドシユート
10は下方に吊下されて格納され、スプリング筒
21のバネ力により固定されている。
この状態において、荷箱3を側方に傾動する
と、側方煽戸7は、その上方枢支部を中心にして
下開きする一方、荷箱3の傾動に伴なつて案内部
材26に当接しているリンク23の上部が外方へ
強制的に移動する。この係合部材17を外方に押
圧し、これに伴ないサイドシユート10も枢支部
11について時計回りに回動し、荷箱3の側方へ
張出される。
したがつて、側方煽戸3が開放されるため(図
示せず)積載物はサイドシユート10に沿つて車
体枠2より遠方に落下する。積載物を卸した後
は、荷箱3を元の水平位置に戻せばよく、その際
サイドシユート10も自動的に荷箱側部の吊下し
た格納位置に納めることができる。
(考案の効果) 本考案は以上述べたようにサイドシユートをリ
ンク機構により自動的に張出位置と格納位置に起
伏させるようにしたことにより、従来に比べ操作
が簡素化され、忘れることによる危険を未然に防
止でき、安全向上に役立つものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示するものであ
り、第1図は一部を省略して示すサイドダンプカ
ーの側面図、第2図は要部側面図、第3図はサイ
ドダンプしたときの要部側面図である。 1……サイドダンプカー、2……車体枠、3…
…荷箱、4……荷箱フレーム、7……側方煽戸、
9……リンク機構、10……サイドシユート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体枠上に荷箱を左右両側方に傾動自在に搭載
    し、荷箱側方に荷箱の傾動に連動して下開きに開
    閉する側方煽戸を設けてなるサイドダンプカーに
    おいて、前記荷箱側方下部に回動自在なサイドシ
    ユートを設け、一方、荷箱と車体枠間にリンク機
    構を設け、前記サイドシユートとリンク機構とを
    連結することにより、荷箱の傾動に連動してサイ
    ドシユートを荷箱フレーム上面と平衡な張出位置
    と、荷箱フレームの側面に吊下する格納位置とに
    起伏可能に設けたことを特徴とするサイドダンプ
    カーのサイドシユート装置。
JP9472386U 1986-06-20 1986-06-20 Expired JPH04992Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9472386U JPH04992Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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JP9472386U JPH04992Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6340U JPS6340U (ja) 1988-01-05
JPH04992Y2 true JPH04992Y2 (ja) 1992-01-14

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ID=30958472

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JP9472386U Expired JPH04992Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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JPS6340U (ja) 1988-01-05

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