JPS6164546A - ダンプカ−の後部煽戸開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業」二の利用分野〉 本発明は、ダンプカーの荷台の後方間１１部に設けられ
た加用を自動開閉４−ろダンプカーの後部煽戸開閉装置
に関する。

〈従来の技術〉 一般にリヤダンプカーにおいて、荷箱を傾倒（２て積載
物を放出オろに際して、その荷箱の遠方に積載物を放出
できろように、後部煽戸が、その開放時に荷箱の延長床
面を形成−４〜ろよ５に（刀こらＣ１）は既に知らイ１
ている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、従来のこの種ダンプカ　では、後部煽戸を荷
箱床面と同一トド面になるように回動し、かつその（ず
１置に保持′ｉ１〜ろのに高１ｉ１ｉな面圧ンリンダ等
の駆動装置を用い）こり、まノこ複■［な構造の後部煽
戸開閉機構が用いられているので、製造コストがかさむ
ばかりでなく、過酷な条件下での的確、円滑な作動を保
障できない等の不具合があった。

そこで、本発明の「ｌ的は、面圧ンリンダ等の駆動装置
を用いず、簡単で安価な構造でもって、荷箱の起伏運動
を利用して後部煽戸を自動的に開閉４−ろことかできる
ダンプカーの後部煽戸開閉装置を提ｔｌＵオろことであ
る。

〈問題点を解決するための手段〉 上記１−１的を達成オろため、本発明の構成は、車体枠
に傾動可能に枢支さＡ１て塔載されろ荷箱の床面後部に
、開閉自在に下端が枢支される後部煽戸の基部に一体に
延設されたアームど、上記荷箱の下部側面に設（Ｊられ
、床面に略平行な長孔と、一端か上記ア−）、の先端に
回動自在に連結され、他端が上記長孔に摺動自在に嵌合
された作動腕と、１記屯体枠に突設ざイ１．１−記ｉ：
ｆ箱の傾動に応じて上記長孔の後端側から市ｆ端側へ上
記作動腕の他端を案内して、１−記後部煽ＩＦＴを６１
箱の伏倒位置、タンプ位置に応して閉鎖、開放Ｕ″１．
めろガイド部材とをＩ；ｔｉｉえたことを特徴とする。

〈作用〉 本発明によるダンプカーの後部煽戸開閉装置において、
荷箱が水平な伏倒位置にあるとき、上記向箱の下部側面
に設（１られた長孔に嵌合する作動腕の他端は、車体枠
に突設したガイド部材に当接して、上記長孔の後端側に
保持される。このため、後部煽戸は、アームを介して」
〕記作動腕によって上記荷箱を閉鎖する位置に保持され
る。次に、上記荷箱を車体枠の枢支点の回りに傾動させ
るに従って、上記作動腕の他端（」、上記ガイド部材に
当接しつつ上記長孔の前端側に向かって移動する。この
ため、上記後部加用は、アームを介して」―記作動腕に
よって、荷箱の床面後部の枢支点の回りに開放方向に徐
々に荷箱のダンプ位置に応じて回動せしめられる。そし
て、」―記荷箱が所定傾動角辺」二に傾くと、上記後部
煽戸は、荷箱の床面と同一平面になって荷箱と一体に傾
動し、荷箱内の積載物を放出するンコートを形成する。

〈実施例〉 以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。

第１図はダンプカーの後部側面を縦断して示したもので
、車体枠１」−には荷箱２を搭載し、この荷箱２の後部
に固定したヒンジブラケット３を」―配車体枠１の後端
にピン４で枢支し、荷箱２をこのピン４の回りに後方に
傾動し得るようにしている。上記荷箱２の床面５後端に
、後部煽戸６の下端を輔７で枢支して、この後部煽戸６
を」−開き自在にしている。Ｉ−記後部煽百〇の基部６
ａには、ア−１，８を一体に延設する。また、−に記荷
箱２の１ｉ面５下方の側壁９下端縁近傍に、上記床面５
に平行な長孔１０を穿設する。そして、作動腕１１の一
端をＬ記アーム８の先端にピン１２で回動自在に連結す
るととしに、この作動腕１１の他端に設（またピン１３
の外端部を上記長孔１０内に嵌合４゛ろ一方、−１１記
ピン１３の内端部にローラ１４を回動自在に設（）ろ。

一方、上記荷箱２の床面５の下方の車体枠１上に、荷箱
２が水平な伏倒位置にあるとき１−記ローラ１４に当接
するようにガイド部＋４１５を突設する。このガイド部
材Ｉ５のローラ１４に対４−ろ当接面は、基部側の鉛直
面部１５ａとそれに連なる先端側の曲面部１５ｂからな
る。

荷箱２か第１図に示す如き水平な伏倒位置にあるとき、
［）−ラ１４１Ｊ鉛直面部！５ａに当接しピン１３を長
孔１０の後端１０ａに保持して、作動腕Ｉｆ、ピン１２
およびアーム８を介して後部煽戸６をして荷箱２を閉鎖
せしめる。そして、荷箱２が第２図に示した所定傾動角
２５°に向かってピン４の回りに傾動するに従って、ロ
ーラ１４は鉛直面部１５ａ次いで曲面部＋５ｂに当接し
つつ」一方へ移動し、ピン１３が長孔１０の前端１０ｂ
に向かって移動して、後部煽戸６を軸７の回りに開放方
向へ徐々に回動せしめ、荷箱２が上記所定傾動角２５°
以」二に傾くと、ピン１３が長孔ｌＯの前端１０ｂに当
接して、後部煽戸６を荷箱の床面５と同一平面に保持せ
しめるようになっている。そして、第３図に示す最大傾
動角５０°の付近では、ローラ１４がガイド部材１５か
ら離反するようにガイド部材１５を形成している。

上記構成のダンプカーの後部煽戸開閉装置において、第
１図に示すように荷箱２が水平な伏倒位置にあるとき、
作動腕＋１の他端のローラ１４はガイド部材１５の鉛直
面部１５ａに当接し、ピン１３は長孔ｌＯの後端１０ａ
に保持され、後部煽戸６は作動腕１１を介して閉鎖位置
に保持されている。この状態では、後部煽戸６の自重お
よび後部煽戸６の前面６ｈに作用する積載物の重量は、
作動腕Ｉ＋、ピンＩ３および［）−ラ１４を介してガイ
ド部材１５によって受（Ｊ止められている。いま、図示
しない適宜な打」二装置によって荷箱２をピン４の回り
に傾動させろと、作動腕１１の他端のローラ１４がガイ
ド部材１５の鉛直面部１５ａ次いで曲面部１５ｂに当接
しつつ」一方へ移動し、ピン１３が長孔ＩＯの前端１０
ｂに向かって移動ずろ。このため、後部煽戸６は、その
自重およびその前面６ｂにかかる積載物の重量によって
、荷箱２に対して軸７の回りに第１図中で時計方向、即
ち、開放方向へ徐々に回動される。そして、荷箱２が第
２図に示した所定傾動角２５°に傾くと、ピン１３は長
孔ｌＯの前端１０ｂに当接して、後部加用前面６ｂは、
床面５と同一平面に保持されて、荷箱２．床面５の延長
ンコ−１・を形成する。

この状態では、−に記後部加用６の自重等は、側壁９に
設（Ｊた−１−足長孔１０の前端ｔｏｂでピン１３を介
して受は止められている。さらに荷箱２の傾動が進むと
、作動腕１１の他端のローラＩ４は、ピン１３を上記長
孔１０の前端１０ｂに当接させたまま、ガイド部材１５
の曲面部１５ｂから離反し、床面５と後部加用前面６ｈ
とは同一平面を保持したまま傾動する。そ１７て、荷箱
２は、第３図に示した最大傾動角５０°に達し、その積
載物を上記延長ンユ−１・を経て遠方に排出せしめる。

積載物の排出を終了して、荷箱２を伏倒する場合、後部
煽戸６は、荷箱２が第２図に示した上記所定傾動角２５
°に達するまで荷箱２と一体に回動し、それ以後は荷箱
２の伏倒につれて漸次起立し、第１図に示した伏倒位置
に達すると閉鎖位置に戻る。

なお、上記実施例でヒンジブラケット３のピン４を着脱
自在とし、また作動腕１１．ピン１３等を固縛自在とす
ることにより、ダンプカーをコンテナ運搬車としても使
用できる。

〈発明の効果〉 以上の説明で明らかなように、本発明のダンプカーの後
部煽戸開閉装置は、他端が荷箱の下部側面に設けられた
長孔に摺動自在に嵌合され、かつ車体枠に突設されたガ
イド部材に当接する作動腕によって、アームを介して後
部煽戸を、荷箱の伏倒位置、ダンプ位置に応じて閉鎖、
開放せしめるようにしているので、後部煽戸の開閉を、
荷箱の起伏運動を利用して自動的に行なうことができ、
人手による後部煽戸の開閉操作を行なう必要がないばか
りでなく、後部加用開閉のための動力を一切必要としな
い。また後部煽戸は積載物の排出時にシｊ−トを兼ねる
ので、その積載物を車輛の後端より離れに位置に排出す
ることができ、とくに後部煽戸は、荷箱が所定傾動角辺
−１ｍに傾くと荷箱床面と同一平面となり、以後その状
態を荷箱の最大傾動角まで的確、堅固に保持するので、
積載物の排出が、より的確、円滑、迅速に行なわれる

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるダンプカーの後部側面
縦断面図、第２図は第１図の荷箱が所定傾動角に傾いた
状態を示す図、第３図は第１図の荷箱が最大傾動角に傾
いた状態を示す図である。 １・・・車体枠、２・・・荷箱、４・・・ピン、５　床
面、６・・後部煽戸、７・・軸、訃・アーム、９・側壁
、１０・・・長孔、］Ｏａ・・・長孔後端、ＩＯｂ・・
・長孔前端、１１　・作動腕、１２．１３・・・ピン、
１４　・ローラ、Ｉ５・・・ガイド部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）車体枠の後端に、この車体枠に搭載される荷箱を
   傾動可能に枢支し、その荷箱の床面後部に後部煽戸の下
   端を開閉自在に枢支してなるダンプカーにおいて、 上記後部煽戸の基部に一体に延設されたアームと、上記
   荷箱の下部側面に設けられ、床面に略平行な長孔と、一
   端が上記アームの先端に回動自在に連結され、他端が上
   記長孔に摺動自在に嵌合された作動腕と、上記車体枠に
   突設され、上記荷箱の傾動に応じて上記長孔の後端側か
   ら前端側へ上記作動腕の他端を案内して、上記後部煽戸
   を荷箱の伏倒位置、ダンプ位置に応じて閉鎖、開放せし
   めるガイド部材とを備えたことを特徴とするダンプカー
   の後部煽戸開閉装置。