JP2009243575A - 回転軸の支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝達トルクを伝達する回転軸を回転可能に支持するベアリングの軸方向の変位を規制する。
【解決手段】伝達トルクを伝達するリダクションギヤ130が形成されたカウンタ軸110の支持構造であって、カウンタ軸110は、軸方向の一端および他端が、変速機ケース200とハウジング201で支持された円筒コロベアリング140、150により、変速機ケース200とハウジング201で回転可能に支持されており、リダクションギヤ130と、カウンタ軸110の一端を支持する円筒コロベアリング150との間に、カウンタ軸110の軸方向において互いに対向するリダクションギヤ130の側面134と円筒コロベアリング150のアウタレース151の側面153の各々に当接させてスラストニードルベアリング170を配置する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、伝達トルクを伝達する回転軸の支持構造に関する。
伝達トルクを伝達する回転軸として、例えば自動変速機において変速機構部の主軸から入力される回転をデファレンシャル装置のファイナルギヤに伝達するカウンタ軸がある。
カウンタ軸は、変速機ケース内において回転可能に支持されており、カウンタ軸の支持構造として種々のものが提案されている(例えば特許文献1)。
特開平10−61733号公報
図3および図4は、従来例にかかるカウンタ軸の支持構造を説明する図である。
図3に示す従来のカウンタ軸の支持構造の場合、カウンタ軸500の軸方向における一端は、変速機ケース600との間に配置した円錐コロベアリング510で、他端は、変速機ケース600に圧入されたハウジング601との間に配置した円錐コロベアリング520で、それぞれ回転可能に支持されており、カウンタ軸500の軸方向に作用するスラスト力を、これら円錐コロベアリング510、520で受けるようにしている。
しかし、円錐コロベアリング510、520を採用すると、ベアリングの転がり面での回転抵抗が大きいために、燃費が悪化するという問題がある。
そこで、図4に示すように、円錐コロベアリングの代わりに、円筒コロベアリング530、540でカウンタ軸500を回転可能に支持すると共に、カウンタ軸500の軸方向の端部502とハウジング601との間にスラストニードルベアリング550を設けて、スラスト力をこのスラストニードルベアリング550で受けるようにした支持構造が提案されている。
ここで、カウンタ軸500を回転可能に支持する円筒コロベアリング530、540は、鉄から構成され、アルミからなる変速機ケース600やハウジング601に圧入されている。
しかし、アルミと鉄とは熱膨張率が異なるので、高温時には、熱膨張率の違いやカウンタ軸に作用するラジアル加重によるスキュー力に起因して、円筒コロベアリング540のレース541とハウジング601との間に隙間が生じることがある。
かかる場合、円筒コロベアリング540が、カウンタ軸500の軸方向に摺動してリダクションギヤ501と接触し、円筒コロベアリング540の耐久性を低下させてしまうおそれがある。
そこで、ハウジング601にスナップリング602を設けて、円筒コロベアリング540の軸方向の変位を規制して、リダクションギヤ501と干渉しないようにしているが、より簡便な構成で、かかる円筒コロベアリング540とリダクションギヤ501との干渉を防止できるようにすることが求められていた。
そこで、本発明は、簡便な構成で、カウンタ軸のような伝達トルクを伝達する回転軸を回転可能に支持するベアリングの軸方向の変位を規制できるようにすることを目的とする。
本発明は、伝達トルクを伝達するギヤが形成された回転軸の支持構造であって、回転軸は、軸方向の一端および他端が、ケースで支持されたラジアルベアリングにより回転可能に支持されており、ギヤの側面と、回転軸の一端を支持するラジアルベアリングの側面との間に、軸方向において互いに対向するギヤの側面とラジアルベアリングの側面の各々に当接させてスラストベアリングを配置した構成とした。
ラジアルベアリングの側面と回転軸のギヤの側面との間にスラスト力を受けるスラストベアリングが配置されるので、ラジアルベアリングの軸方向への変位が、スラストベアリングにより規制される。
よって、回転軸の軸方向において互いに対向するギヤの側面とラジアルベアリングの側面の各々に当接させてスラストベアリングを配置するという簡単な構成で、ラジアルベアリングの軸方向への変位を好適に防止できる。
以下、本発明に係る回転軸の支持構造の実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明に係る回転軸の支持構造を、自動変速機の変速機構部の出力ギヤからの出力(伝達トルク)を減速・反転させたのちにデファレンシャル装置に伝達するカウンタギヤの支持構造に適用した場合を例示したものである。
図1は、カウンタギヤ周りの構造を示す図である。
カウンタギヤ100のカウンタ軸110は、変速機構部の主軸(図示せず)と平行に配置されており、一端側の小径軸部111に圧入されたカウンタドリブンギヤ120と、他端側に一体形成したリダクションギヤ130とを備える。
カウンタドリブンギヤ120は、変速機構部の主軸に設けられたカウンタドライブギヤDGに噛合しており、変速機構部側から出力される回転をカウンタ軸110に伝達する。
リダクションギヤ130は、カウンタ軸110の外周面に形成した歯部131を、デファレンシャル装置(図示せず)のファイナルギヤFGの歯部FG1と噛合させており、変速機構部側から伝達される回転を減速・反転させたのちにデファレンシャル装置側に伝達する。
変速機ケース200とハウジング201とには、カウンタ軸を保持するためのカウンタ軸保持部210、202が、それぞれ設けられている。
カウンタ軸110の一端(図1において左側)は、カウンタ軸110の外周面112と、カウンタ軸保持部210の内壁211との間に配置した円筒コロベアリング140により回転可能に支持されている。
また、他端(図1において右側)は、カウンタ軸110の外周面113と、カウンタ軸保持部202の内壁203との間に配置した円筒コロベアリング150により回転可能に支持されている。
カウンタ軸110は、このカウンタ軸110の軸方向においてカウンタ軸110を挟んで対向する変速機ケース200とハウジング201との間で、回転可能に支持されている。
円筒コロベアリング140は、カウンタ軸保持部210の内壁211に圧入されたアウタレース141と、カウンタ軸110の外周面112を転動する複数の円筒コロ142とから構成される。
アウタレース141とカウンタドリブンギヤ120との間には、軸方向から見て円環形状を有するスラストニードルベアリング160が設けられている。
スラストニードルベアリング160は、カウンタ軸110に作用するスラスト力を、カウンタドリブンギヤ120の側面121から受ける。
スラストニードルベアリング160は、カウンタドリブンギヤ120の側面121と当接する複数のニードル161と、ニードル161を回転自在に支持する保持器162と、円筒コロベアリング140のアウタレース141の側面143に当接するレース163とで構成され、複数のニードル161は、カウンタ軸110を軸方向から見た場合に、カウンタ軸110周りに放射状に配置される。
一方、円筒コロベアリング150は、カウンタ軸保持部202の内壁203に圧入されたアウタレース151と、カウンタ軸110の外周面113を転動する複数の円筒コロ152とから構成される。
図2は、図1の部分拡大図であり、(a)は、カウンタ軸110のリダクションギヤ130側を拡大して示す部分拡大図であり、(b)は、ワッシャ180とリダクションギヤ130との当接面をワッシャ180側から見た状態を模式的に示す図である。
図2に示すように、カウンタ軸110と一体に形成されたリダクションギヤ130と、円筒コロベアリング150との間には、軸方向から見て円環形状を有するスラストニードルベアリング170と、円環形状のワッシャ180が設けられている。
スラストニードルベアリング170は、複数のニードル171と、ニードル171を回転自在に支持する保持器172と、円筒コロベアリング150のアウタレース151の側面153に当接するレース173とで構成され、複数のニードル171は、カウンタ軸110を軸方向から見た場合に、カウンタ軸110周りに放射状に配置される。
ワッシャ180は、リダクションギヤ130の円筒コロベアリング150側の側面134と、ニードル171とに当接した状態で配置されている。
円環形状のワッシャ180の径方向幅Hは、カウンタ軸110の外周面113からリダクションギヤ130の外周に形成された歯部131の先端までの高さh1よりも大きく設定されている。
図2の(b)に示すように、リダクションギヤ130の側面では、周方向に沿って歯部131と歯溝部132とが交互に位置しているので、ワッシャ180を設けて、歯部131とニードル171とが直接干渉しないようにしている。
リダクションギヤ130の基端135とカウンタ軸110との境には、リダクションギヤ130の側面134を一側面とする溝190が、カウンタ軸110の周方向の全周に亘って設けられており、かかる境界部への応力集中を防止している。
また、溝190の軸方向の幅W1は、ワッシャ180の軸方向の幅W2よりも小さく設定されて、ワッシャ180が溝190に入らないようにしている。
カウンタ軸110の溝190の部分で、偏摩耗が起こらないようにするためである。
このような構成のカウンタ軸110の支持構造を採用した自動変速機では、変速機構部から出力される回転がカウンタドリブンギヤ120を介してカウンタ軸110に伝達されて、カウンタ軸110に図中右方向に向かうスラスト力が作用すると、スラストニードルベアリング170は、リダクションギヤ130の側面134に接して設けられたワッシャ180を介してスラスト力を受ける。
ここで、鉄からなる円筒コロベアリング150とアルミからなるハウジング201の材質の熱膨張率の違いに起因して、高温時に円筒コロベアリング150のアウタレース151とハウジング201との間に隙間が生じても、アウタレース151とリダクションギヤ130との間にスラストニードルベアリング170が配置されているので、アウタレース151が軸方向に移動してリダクションギヤ130と干渉することがない。
以上の通り、本実施形態では、自動変速機の変速機構部の主軸からカウンタドリブンギヤ120を介して入力される伝達トルク(回転)を、デファレンシャル装置のファイナルギヤFGに伝達するリダクションギヤ130が形成されたカウンタ軸110の支持構造であって、カウンタ軸110は、軸方向の一端および他端が、変速機ケース200およびハウジング201で支持された円筒コロベアリング140、150により、変速機ケース200とハウジング201で回転可能に支持されており、リダクションギヤ130と、カウンタ軸110の一端を支持する円筒コロベアリング150との間に、カウンタ軸110の軸方向において互いに対向するリダクションギヤ130の側面134と円筒コロベアリング150のアウタレース151の側面153の各々に当接させてスラストニードルベアリング170を配置する構成とした。
これにより、変速機ケースが高温となって、円筒コロベアリング150のアウタレース151とハウジング201との間に隙間が生じても、円筒コロベアリング150のアウタレース151とリダクションギヤ130との間に配置したスラストニードルベアリング170により、アウタレース151の軸方向への変位が規制されているので、アウタレース151がリダクションギヤ130などの他の相対回転部品と干渉することがない。
また、スラスト力を受けたスラストニードルベアリング170で、円筒コロベアリング150のアウタレース151を、ハウジング601との間に確実に保持することができる。
さらに、アウタレースの軸方向への変位を規制するためにスナップリング602(図4参照)設ける必要がないので、部品点数を抑えてコストダウンに寄与することができる。
さらに、カウンタ軸110の軸方向において互いに対向するリダクションギヤ130の側面134と円筒コロベアリング150のアウタレース151の側面153の各々に当接させてスラストニードルベアリング170を配置するという簡単な構成で、円筒コロベアリング140の軸方向への変位を好適に規制して、リダクションギヤ130との干渉を防止するので、円筒コロベアリング150の耐久性が向上する。
また、円錐コロベアリングの代わりに円筒コロベアリングを用いてカウンタ軸を支持することができるので、ベアリングの転がり面での回転抵抗が小さくなる。よって、フリクション対策と共に、燃費の改善に寄与することができる。
また、スラスト力を受けるスラストニードルベアリング170の位置が、カウンタ軸110の端部114とハウジング201との間ではなく、カウンタ軸110のリダクションギヤ130と円筒コロベアリング150との間であるので、カウンタ軸110の軸方向長さを短くすることができる。
さらに、この場合において、カウンタ軸の回転中心Oから、軸方向から見て円環形状を有するスラストニードルベアリング170の外周までの径r1(図2参照)は、カウンタ軸500の端部502とハウジング601との間にスラストニードルベアリング550を設けた従来の場合のスラストニードルベアリング550の外周までの径r2(図4参照)よりも大きくなる。
かかる場合、スラスト力を受ける受圧面積が広くなるので、ベアリング容量を確保でき、大きなスラスト力を保持できるようになる。
また、従来の場合と同じベアリング容量を確保しつつ、ニードル171の軸方向の大きさを小さくすることができる。
ここで、カウンタ軸110のハウジング201側は、円筒コロベアリング150をカウンタ軸保持部202に圧入したハウジング201を用意し、ハウジング201のカウンタ軸保持部202内で周方向に沿って配置された円筒コロ152を、変速機ケース200内に配置したカウンタ軸110の端部に外嵌させつつ、ハウジング201を変速機ケース200に挿入して組み付けている。
そのため、図4に示す従来例のように、カウンタ軸500の端部502とハウジング601の間にスラストニードルベアリング550が位置している場合、スラストニードルベアリング550をハウジング601にネジなどで予め固定したのちに、円筒コロベアリング540を圧入していた。かかる場合、円筒コロベアリング540の圧入後に円筒コロベアリング540に不具合が見つかると、スラストニードルベアリング550は、圧入された円筒コロベアリング540と干渉して、ハウジング601から取り外すことが出来ないので、不具合のないスラストニードルベアリングも一緒に廃棄していた。
本願の場合、スラストニードルベアリングは、リダクションギヤ130と円筒コロベアリング150の間に配置されるので、ハウジング201内に予め固定しておく必要がない。よって、ハウジング201に圧入された円筒コロベアリング150に不具合が見つかっても、従来のように、スラストニードルベアリングも一緒に廃棄する必要がないので、生産コストの低減に寄与することができる。
さらに、リダクションギヤ130とスラストニードルベアリング170との間には、円環形状のワッシャ180が設けられており、ワッシャ180は、リダクションギヤ130に形成された歯部131の側面134とスラストニードルベアリング170のニードル171の各々に当接させて設けられている構成とした。
これにより、リダクションギヤ130の基端135から歯溝部132までの高さを高くして、リダクションギヤ130の側面134に、スラストニードルベアリング170のニードル171の転動面となる平面部を設ける必要がないので、リダクションギヤ130の径を大きくする必要がない。すなわち、リダクションギヤ130の径方向高さを小さくすることができる。
さらに、カウンタ軸110とリダクションギヤ130とからなる角部(基端135)の外周面には、リダクションギヤ130の側面134を一側面とする溝190が、周方向の全周に亘って設けられており、溝190のカウンタ軸方向の幅W1は、ワッシャ180の軸方向の幅W2よりも小さくされている構成とした。
これにより、カウンタ軸110のリダクションギヤ130との接続部への応力集中を防いでカウンタ軸110の耐久性を向上させることができる。
また、溝190内にワッシャ180が嵌り込むことがないので、接続部近傍が偏摩耗することを防止できる。
実施形態では、本発明に係る回転軸の支持構造を、自動変速機の変速機構部からの出力を減速・反転させたのちにデファレンシャル装置に伝達するカウンタギヤの支持構造に適用した場合を例に挙げて説明をした。
しかし、本発明は、上記のものに限定されず、他の回転軸との間で回転の伝達を行うギヤを備えてスラスト力を受ける回転軸であって、軸方向両端がラジアルベアリングにより回転可能に支持されている回転軸の支持構造であれば、好適に適用可能である。
この場合、スラスト力を受けたスラストニードルベアリングにより押圧されるラジアルコロベアリングは、必ずしもケース(変速機ケース)に押圧される必要はなく、ケース内に設けた固定部材などに押圧されるようにしてもよい。
また、実施形態では、カウンタ軸110を回転可能に支持する円筒コロベアリング140、150は、インナレースを省略したものとしたが、インナレースを有する円筒コロベアリングであっても良い。
さらに、前記実施形態では、リダクションギヤ130側のレースが省略されたスラストニードルベアリング170の場合を例示したが、レースが省略されていないスラストニードルベアリングを採用しても良い。
かかる場合、ワッシャ180とレースとが、一体に形成されているようにしても良く、また、レースの厚みを厚くして、レースがワッシャ180の代わりになるようにすることで、ワッシャ180を省略するようにしても良い。
実施形態の支持構造を採用した自動変速機のカウンタ軸周りの構造を示す図である。 図1における要部拡大図である。 従来例にかかるカウンタ軸の支持構造を示す図である。 従来例にかかるカウンタ軸の支持構造を示す図である。
符号の説明
100 カウンタギヤ
110 カウンタ軸(回転軸)
120 カウンタドリブンギヤ
130 リダクションギヤ
140 円筒コロベアリング(ラジアルベアリング)
150 円筒コロベアリング(ラジアルベアリング)
160 スラストニードルベアリング(スラストベアリング)
170 スラストニードルベアリング(スラストベアリング)
180 ワッシャ
190 溝
200 変速機ケース
201 ハウジング
DG カウンタドライブギヤ(第1軸の出力ギヤ)
FG ファイナルギヤ

Claims (4)

  1. 伝達トルクを伝達するギヤが形成された回転軸の支持構造であって、
    前記回転軸は、軸方向の一端および他端が、ケースで支持されたラジアルベアリングにより回転可能に支持されており、
    前記ギヤの側面と、前記回転軸の一端を支持するラジアルベアリングの側面との間に、前記軸方向において互いに対向する前記ギヤの側面と前記ラジアルベアリングの側面の各々に当接させてスラストベアリングを配置したことを特徴とする回転軸の支持構造。
  2. 前記ギヤの側面と前記スラストベアリングの側面との間には、前記ギヤの歯部の側面と前記スラストベアリングの側面の各々に当接させてワッシャが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転軸の支持構造。
  3. 前記ギヤと前記回転軸よりなる角部には、前記ギヤの側面を一側面とする溝が、前記回転軸の周方向に沿って形成されており、前記溝の前記軸方向の幅は、前記ワッシャの厚みよりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の回転軸の支持構造。
  4. 前記ケースは、前記ラジアルベアリングのアウタレースより熱膨張率の大きい金属で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちの何れか一項に記載の回転軸の支持構造。
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