JP2009287772A - 針状ころ軸受 - Google Patents

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16C2361/61Toothed gear systems, e.g. support of pinion shafts

Abstract

【課題】信頼性を確保しつつ遊星歯車機構に用いることが出来る針状ころ軸受を提供する。
【解決手段】針状ころ軸受10のスペーサ12がピニオンシャフト4eに案内されており、a<bなす寸法関係を有するため、ピニオンシャフト4eとの間に作用する摩擦力で、ころ11の公転速度より低速で回転することとなり、これによりころ11が負荷を受けていない位置(非負荷圏)で、ころ11の端面とスペーサ12とが接触することによって、ころ11の公転速度を減少させる効果がある。そのため、公転速度が制限されたころ11は、遊星歯車4cから自転方向の摩擦力を得ることができ、ころ11の自転を維持することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、針状ころ軸受に関し、特に車両の自動変速機用の遊星歯車機構等に用いられると好適な針状ころ軸受に関する。
車両の自動変速機用の遊星歯車機構において、遊星歯車を支持するために針状ころ軸受を用いた構造が広く使用されているが、特に大きな負荷を受けるような場合などは、複列の総ころタイプの針状ころ軸受を用いた支持構造が採用されている。一般的な複列の総ころタイプの針状ころ軸受において、ころの列間には、それぞれの位置を規制するために、リング状のスペーサが組み込まれている。かかる構成によれば、例えば潤滑油をシャフト側から給油する際に潤滑油の流れを極力阻害しないように、スペーサの内径とシャフトとの隙間を大きく取り、スペーサの外径とギヤとの隙間を小さくし、即ちスペーサがギヤに案内される構造となっている(特許文献1、2、3参照)。
実開平05−62729号公報 特開2005−16710号公報 特開2005−325992号公報
ここで、遊星歯車機構においては、遊星歯車が自転しながら太陽歯車の周囲を公転しているが、このとき遊星歯車を支持する針状ころ軸受も自転すると共に、太陽歯車の周囲を公転するので、特に公転による遠心力が針状ころ軸受に付与されることとなる。このような特性を有するため、遊星歯車を支持する特に総ころタイプの針状ころ軸受においては、ころ同士の接触や、保持器が無いことによる駆動力不足から、非負荷圏でころの自転数が急激に減少しながら公転数が急増する現象がおきるため、負荷圏でシャフトところとのすべりが増加し、損傷が発生する恐れがある。尚、自転数が急激に減少しながら公転数が急増する現象は、保持器を有する針状ころ軸受でも同様に生じうる。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、信頼性を確保しつつ遊星歯車機構に用いることが出来る針状ころ軸受を提供することを目的とする。
本発明の針状ころ軸受は、遊星歯車機構においてシャフトに対して遊星歯車を回転自在に支持する針状ころ軸受において、複列のころと、前記ころの列間に配置された環状のスペーサと、を有し、前記スペーサは前記シャフトに案内されていることを特徴とする。
本発明によれば、前記スペーサが前記シャフトに案内されているため、前記シャフトとの間に作用する摩擦力で、前記ころの公転速度より低速で回転することとなり、更に前記ころが負荷を受けていない位置(非負荷圏)で、前記ころの端面と前記スペーサとの間にある潤滑油膜によって、または前記ころの端面と前記スペーサとが接触することによって、前記ころの公転速度を減少させる効果を持つ。そのため、公転速度が制限された前記ころは、前記遊星歯車から自転方向の摩擦力を得ることができ、前記ころの自転を維持することができる。また、一般的に前記ころの端面は球面状となっているため、前記ころの端面と前記スペーサとが接触しても、前記ころの自転を妨げることはない。以上の効果により、前記ころは前記シャフトから負荷を受けていない位置で、その公転を効果的に抑制されるため、自転を維持することが可能になる。
前記針状ころ軸受は総ころタイプであると好ましい。
前記スペーサは、内周に前記シャフトに当接する複数の凸部を形成していると、前記シャフトから供給される潤滑油を妨げにくくなるので好ましい。
前記凸部は、前記シャフトの外周面に開口する潤滑用給油口をふさがないように構成されていることが好ましい。
前記針状ころ軸受は、前記遊星歯車に案内され前記ころを保持する保持器を有していてもよい。
本実施の形態にかかる針状ころ軸受を含む車両の自動変速機の断面図である。 遊星歯車機構4の分解図である。 遊星歯車機構の作動原理を示す図である。 本実施の形態の第1例による針状ころ軸受を遊星歯車機構に組み込んだ状態で示す図である。 図4の構成をV-V線で切断して矢印方向に見た図である。 本実施の形態の第2例にかかる図5と同様な断面図である。 本実施の形態の第3例におけるスペーサを示す斜視図である。 図7のスペーサを備える本実施の形態の針状ころ軸受を遊星歯車機構に組み込んだ状態で示す図である。 本実施の形態の第4例におけるスペーサを示す斜視図である。 第3例における別のスペーサを示す斜視図である。 図9または図10のスペーサを備えた本実施の形態の針状ころ軸受を遊星歯車機構に組み込んだ状態で示す図である。 本実施の形態の第5例におけるスペーサを示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して以下に詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかる針状ころ軸受を含む車両の自動変速機1の断面図である。図1において、エンジンのクランクシャフト2から出力されるトルクは、トルクコンバータ3を介して伝達され、更に複数列組み合わされた遊星歯車機構4,5,6等を介して複数段に減速され、その後デファレンシャルギヤ7及びドライブシャフト8を介して、不図示の車輪に出力されるようになっている。
図2は、遊星歯車機構4(5,6も原則的に同じ)の分解図である。図2において、遊星歯車機構4は、内歯を有するリングギヤ4aと、外歯を有する太陽歯車4bと、リングギヤ4a及び太陽歯車4bに噛合する3つの遊星歯車4cと、3つのピニオンシャフト4eにより遊星歯車4cを回転自在に支持すると共に、自らも回転可能なキャリヤ4dとを有する。
遊星歯車機構4の作動原理を図3に示す。まず、1速の場合、図3(a)に示すように、太陽歯車4bをドライブ側とし、遊星歯車4c(キャリヤ)をドリブン側とし、リングギヤ4aを固定することで、大きな減速比が得られる。次に、2速の場合、図3(b)に示すように、太陽歯車4bを固定し、遊星歯車4c(キャリヤ)をドリブン側とし、リングギヤ4aをドライブ側とすることで、中程度の減速比が得られる。更に、3速の場合、図3(c)に示すように、太陽歯車4bを固定し、遊星歯車4c(キャリヤ)をドライブ側とし、リングギヤ4aをドリブン側とすることで、小さな減速比が得られる。尚、後退の場合、図3(d)に示すように、太陽歯車4bをドリブン側とし、遊星歯車4c(キャリヤ)を固定し、リングギヤ4aをドライブ側とすることで、入力に対して出力を逆転させることができる。なお、以上は遊星歯車機構4の動作の一例を示すものであり、必ずしもかかる動作に限られることはない。
〈第1例〉
図4は、本実施の形態の第1例による針状ころ軸受を遊星歯車機構に組み込んだ状態で示す図である。図4に示すように、針状ころ軸受10は、シャフトであるピニオンシャフト(内輪)4eと遊星歯車(外輪)4cとの間に配置され、遊星歯車4cを回転自在に支持している。針状ころ軸受10は、複列のころ11と、ころ11の列間に配置された環状のスペーサ12とからなっている。スペーサ12はシャフト案内で用いられる。ピニオンシャフト4e内には、図4で右方から軸線に沿って延在し、かつ半径方向に延在して外周面に抜けスペーサ12の内周面に対向する油路4fが形成され、その給油口4hがピニオンシャフト4eの外周面に開口している。尚、キャリヤ4dと遊星歯車4cとの間には、ワッシャ4gが配置されている。
図5は、図4の構成をV-V線で切断して矢印方向に見た図であるが、隙間を誇張して示している。ピニオンシャフト4eとスペーサ12との平均隙間をaとし、スペーサ12と遊星歯車4cとの平均隙間をbとしたときに、a<bとなっている。かかる寸法関係を有する場合、スペーサ12がシャフト案内されるという。尚、ピニオンシャフト4eとスペーサ12との間に所定の隙間aを形成するのは、油路4f、給油口4hを介して軸受内に供給される潤滑油を妨げないようにするためである。
本実施の形態によれば、スペーサ12がピニオンシャフト4eに案内されており、即ち、a<bとなる寸法関係を有するため、ピニオンシャフト4eとの間に作用する摩擦力で、ころ11の公転速度より低速で回転することとなり、これにより、ころ11が負荷を受けていない位置(非負荷圏)で、通常はころ11の端面とスペーサ12との間にある潤滑油膜によって、場合によってはころ11の端面とスペーサ12とが接触することによって、ころ11の公転速度を減少させる効果がある。そのため、公転速度が制限されたころ11は、遊星歯車4cから自転方向の摩擦力を得ることができ、ころ11の自転を維持することができる。また、ころ11の端面を球面状とすることで、ころ11の端面とスペーサ12とが接触しても、ころ11の自転を妨げることはない。以上の効果により、ころ11はピニオンシャフト4eから負荷を受けていない位置で、その公転を効果的に抑制されるため、自転を維持することが可能になる。
従来、遊星歯車用針状ころ軸受は、外輪(遊星歯車)回転、内輪固定で、ころの公転速度は外輪の回転速度の約半分であり、ころが負荷圏から非負荷圏に突入すると、ころの公転速度が速くなり、ころの公転速度が速くなると、ころの自転速度が遅くなり、結果としてころが滑る、という傾向があったのに対し、本実施の形態の構造によれば、スペーサ12が内輪(シャフト)案内であるので、スペーサ12は、従来の外輪案内での回転速度(ほぼ外輪の回転速度と同じで、ころの公転速度の約2倍)よりもはるかに遅く、またころ11の公転速度よりも遅い回転速度(内輪は回転していないので、ゼロに近い)で回転するので、ころ11の端面とスペーサ12との間にある潤滑油膜により、またはころ11の端面とスペーサ12との接触により、非負荷圏のころの公転速度が過度に速くなることを抑制できる。
また、スペーサ12をシャフト案内とした場合、回転する遊星歯車(外輪)4cとスペーサ12との接触を防止できるため、両部品間で摩擦が発生することがなくトルク低減効果を得ることもできる。
さらに、すきまbは、シャフトに荷重等によるたわみが発生した場合においてもスペーサ12と遊星歯車(外輪)4cとの接触を防ぐため、ころ径の好ましくは1%以上、より好ましくは3%以上とし、適正にころを保持するために好ましくは40%以下、さらにスペーサの安定のためにより好ましくは25%以下とする。
スペーサの材料としてSPCC,S30C,SUJ2などの鉄系材料を使用する場合は、スペーサの摩耗防止の観点から表面硬さをHv400以上、スキューなどによりころ端面と接触した場合にころ端面が摩耗することを防止する観点からHv900以下とすることが望ましく、材料には熱処理を施してもよい。また、樹脂材料を使用する場合についてはポリアミド66に20〜40質量%のガラスファイバを含有させたもの、またはポリアミド46に20〜40質量%のガラスファイバを含有させたものが望ましく、使用温度が120℃を超える場合にはポリアミド46とすることが望ましい。
スペーサの加工または仕上げ方法としては研磨、プレス、バレル等、またはこれらの組み合わせのいずれの方法でもよく、シャフトとの間の油膜およびころ端面との間の油膜の形成の観点から、粗さとして好ましくは1.0μmRa以下とし、より好ましくは0.3μmRa以下とする。
〈第2例〉
図6は、本実施の形態の第2例にかかる図5と同様な断面図である。第2例においては、環状のスペーサ12’の内周に、周方向に等間隔に3つの凸部12aを形成している点が第1例と異なり、他の部分は第1例と同じ構成であり、スペーサ12’はシャフト案内である。図6においてピニオンシャフト4eと凸部12aとの隙間は、例えゼロであっても、回転するスペーサ12’に応じて、凸部12a間の空間12b内に油路4fの給油口4hから潤滑油が供給されるようになるので、潤滑性を向上させることができる。ここで、凸部12aの内径面は平面としているが、円弧状の曲面であってもよい。
また、空間12bへの給油口4hが複数個かつ周方向に等間隔配置であるような場合、給油口が偶数個のときは凸部を奇数個、給油口が奇数個であるときは凸部を偶数個設けることが好ましい。このような形状とすることにより全ての給油口を同時にふさぐことがないため潤滑の妨げとなるおそれがない。
〈第3例〉
図7は、本実施の形態の第3例におけるスペーサを示す斜視図、図8は図7のスペーサを備える本実施の形態の針状ころ軸受を遊星歯車機構に組み込んだ状態で示す図である。
図7に示す環状のスペーサ22は、図6のスペーサ12’と同様の凸部12aを有し、凸部12aにおける給油口4hにかかる部分に周方向の溝22aを形成したものである。凸部12aに周方向の溝22aを設けることにより、スペーサ22をスペーサ12’と同様にシャフト案内とした場合でも給油口4hをスペーサ22がふさぐことがないため、潤滑の妨げとなることはない。
また、凸部12aにおける周方向の溝22aの軸方向長さc(図7)を、図8の(給油口径d+ころ両端部軸方向すきまe×2)以上にすることが好ましく、これにより、確実に給油口を開放することができる。
〈第4例〉
図9は、本実施の形態の第4例におけるスペーサを示す斜視図、図10は第4例における別のスペーサを示す斜視図、図11は図9または図10のスペーサを備えた本実施の形態の針状ころ軸受を遊星歯車機構に組み込んだ状態で示す図である。第4例は、スペーサ23,23’の内周に図6と同様に凸部23a、23cを有するが、その軸方向の長さf、f’を図11の給油口径d’未満としたものである。なお、図11の給油口4h’はピニオンシャフト4eの外周面で広がるように形成されている。
即ち、図9に示す環状のスペーサ23の内周に設けた凸部23aは、2段形状となっており、給油口4hに近い側の凸部23bの軸方向の長さfが給油口径d’未満である。また、図10に示す環状のスペーサ23’の内周に設けた凸部23cの軸方向の長さf’が給油口径d’未満である。これにより、スペーサ23,23’をスペーサ12’と同様にシャフト案内とした場合でも給油口4hをスペーサ23,23’がふさぐことはない。また、図9,図10のような場合、凸部23b、23cの周方向長さg、g’を給油口径d’以上とすることにより、凸部23b、23cが給油口に入り込むおそれがなくなる。
〈第5例〉
図12は、本実施の形態の第5例におけるスペーサを示す斜視図である。第5例は、スペーサ23の外径の両端部に面取り部24aを設けたものである。これにより、ピニオンシャフト4eにたわみが発生した場合でも、スペーサ23と遊星歯車(外輪)4cとの接触を防止できる。なお、第5例においてはスペーサの外径端部に設けた面取り部に限るものではなく、例えば、外径面を曲面とした形状であってもよく、同様の効果を得ることができる。また、図12のスペーサ23は、面取り部24a以外は第3例(図7)と同様の構成であるが、第1例〜第4例のいずれのスペーサにも適用できることはもちろんである。
以上、本発明を実施例を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。例えば、総ころタイプの針状ころ軸受のみならず、ころを保持する保持器を有する針状ころ軸受にも本発明を適用させることができる。かかる場合、保持器は遊星歯車(外輪)案内とするのが好ましい。
1 自動変速機
4〜6 遊星歯車機構
10 針状ころ軸受
11 ころ
12 スペーサ
12a 凸部

Claims (5)

  1. 遊星歯車機構においてシャフトに対して遊星歯車を回転自在に支持する針状ころ軸受において、
    複列のころと、前記ころの列間に配置された環状のスペーサと、を有し、前記スペーサは前記シャフトに案内されていることを特徴とする針状ころ軸受。
  2. 前記針状ころ軸受は総ころタイプであることを特徴とする請求項1に記載の針状ころ軸受。
  3. 前記スペーサは、内周に前記シャフトに当接する複数の凸部を形成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の針状ころ軸受。
  4. 前記凸部は、前記シャフトの外周面に開口する潤滑用給油口をふさがないように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の針状ころ軸受。
  5. 前記針状ころ軸受は、前記遊星歯車に案内され前記ころを保持する保持器を有することを特徴とする請求項1に記載の針状ころ軸受。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012070642A1 (ja) * 2010-11-26 2012-05-31 日本精工株式会社 ラジアルニードル軸受用スペーサ
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