JPS632347Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS632347Y2 JPS632347Y2 JP8754783U JP8754783U JPS632347Y2 JP S632347 Y2 JPS632347 Y2 JP S632347Y2 JP 8754783 U JP8754783 U JP 8754783U JP 8754783 U JP8754783 U JP 8754783U JP S632347 Y2 JPS632347 Y2 JP S632347Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- canopy
- frame
- hook
- body frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンテナの天蓋を車台フレームに枢着
した傾動フレームを適宜回動することによつて開
閉できるようにしたコンテナの天蓋開閉装置に関
するものである。
した傾動フレームを適宜回動することによつて開
閉できるようにしたコンテナの天蓋開閉装置に関
するものである。
コンテナ荷役車両の車体フレームに傾動フレー
ムを回動自在に枢着し、前記傾動フレームを適宜
回動することによつてこの傾動フレーム先端に固
着したフツクをコンテナ前壁に突設された係止ピ
ンに係合し、その後車台フレーム上に搭載可能と
し、しかも上面に天蓋が開閉自在に蝶着されたコ
ンテナは一般によく知られている。
ムを回動自在に枢着し、前記傾動フレームを適宜
回動することによつてこの傾動フレーム先端に固
着したフツクをコンテナ前壁に突設された係止ピ
ンに係合し、その後車台フレーム上に搭載可能と
し、しかも上面に天蓋が開閉自在に蝶着されたコ
ンテナは一般によく知られている。
しかしながら、この従来のコンテナ上面に設け
た天蓋が大形でその重量が重い場合には、クレー
ン等の別設の荷役装置を準備し、この荷役装置を
利用して天蓋を開閉させなければならず、この開
閉操作は極めて煩しいものであつた。
た天蓋が大形でその重量が重い場合には、クレー
ン等の別設の荷役装置を準備し、この荷役装置を
利用して天蓋を開閉させなければならず、この開
閉操作は極めて煩しいものであつた。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたもので、
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する
と、コンテナ荷役車輛１において、２は車体フレ
ーム、３はコンテナであり、車体フレーム２には
コンテナ３を搭載しうる傾動フレーム４が後端部
の枢軸５にて支持されている。この傾動フレーム
４は、後部の起伏フレーム４ａと、これに回動自
在に連結された前部のＬ形フレーム４ｂとよりな
り、Ｌ形フレーム４ｂは案内部材６にＬ字状の摺
動部材７が嵌合され、伸縮シリンダ８にて摺動部
材７が伸縮前後動する。前記Ｌ形フレーム４ｂの
先端にはコンテナ３の前壁に突設した係合ピン９
と係脱するフツク１０が固着され、また前記車体
フレーム２と傾動フレーム４間には起伏シリンダ
１１が連結されている。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する
と、コンテナ荷役車輛１において、２は車体フレ
ーム、３はコンテナであり、車体フレーム２には
コンテナ３を搭載しうる傾動フレーム４が後端部
の枢軸５にて支持されている。この傾動フレーム
４は、後部の起伏フレーム４ａと、これに回動自
在に連結された前部のＬ形フレーム４ｂとよりな
り、Ｌ形フレーム４ｂは案内部材６にＬ字状の摺
動部材７が嵌合され、伸縮シリンダ８にて摺動部
材７が伸縮前後動する。前記Ｌ形フレーム４ｂの
先端にはコンテナ３の前壁に突設した係合ピン９
と係脱するフツク１０が固着され、また前記車体
フレーム２と傾動フレーム４間には起伏シリンダ
１１が連結されている。
一方、前記コンテナ３の後端には上部枢軸１２
にて枢支されたテールゲート１３が設けられ、ま
た前後端に固着された枠体１４，１５の下面角部
には車輪１６が装着されている。ところで、前記
コンテナ３の上面には天蓋１７が開閉自在に蝶着
１８され、また前記天蓋１７に固着した係止片１
９には索条２０の一端が連結されており、前記索
条２０の他端に形成された環状部がフツク１０に
連結でき、而して係止片１９とフツク１０は索条
２０を介し連結できるようにしている。
にて枢支されたテールゲート１３が設けられ、ま
た前後端に固着された枠体１４，１５の下面角部
には車輪１６が装着されている。ところで、前記
コンテナ３の上面には天蓋１７が開閉自在に蝶着
１８され、また前記天蓋１７に固着した係止片１
９には索条２０の一端が連結されており、前記索
条２０の他端に形成された環状部がフツク１０に
連結でき、而して係止片１９とフツク１０は索条
２０を介し連結できるようにしている。
尚、２１はコンテナ３の前端上面に突設した支
持材２２の傾斜面上端に装着した緩衝部材であ
り、天蓋１７を開放位置に回動した際、衝撃を吸
収しながら天蓋１７が当接され、また２３は車体
フレーム２後端に設けられたコンテナ移動用の案
内ローラである。
持材２２の傾斜面上端に装着した緩衝部材であ
り、天蓋１７を開放位置に回動した際、衝撃を吸
収しながら天蓋１７が当接され、また２３は車体
フレーム２後端に設けられたコンテナ移動用の案
内ローラである。
次に、本考案による作用について説明すると、
コンテナ３を地上に卸す場合には、まず伸縮シリ
ンダ８を収縮してコンテナ３を後方に移動し、そ
の後部を車体フレーム２より大きく突出させ、そ
の重心を後方に移動させる。次に、起伏シリンダ
１１を徐々に伸長させると傾動フレーム４のＬ形
フレーム４ｂだけが屈曲してコンテナ３をその自
重によつて第２図に示すように地上に卸すことが
できる。又、車体フレーム２上に積載するにはこ
れと逆の操作を行えばよい。
コンテナ３を地上に卸す場合には、まず伸縮シリ
ンダ８を収縮してコンテナ３を後方に移動し、そ
の後部を車体フレーム２より大きく突出させ、そ
の重心を後方に移動させる。次に、起伏シリンダ
１１を徐々に伸長させると傾動フレーム４のＬ形
フレーム４ｂだけが屈曲してコンテナ３をその自
重によつて第２図に示すように地上に卸すことが
できる。又、車体フレーム２上に積載するにはこ
れと逆の操作を行えばよい。
一方、地上に卸されたコンテナ３の天蓋１７を
開口するには、まず起伏シリンダ１１を伸長させ
てＬ形フレーム４ｂを充分屈曲し、その後天蓋１
７の係止片１９に一端が連結している索条２０の
他端をフツク１０に連結させ、しかる後起伏シリ
ンダ１１を収縮させると、索条２０を介し天蓋１
７は前方に牽引され、支持部材２２の傾斜面に装
着した緩衝部材２１に当接するまで開回動され
る。
開口するには、まず起伏シリンダ１１を伸長させ
てＬ形フレーム４ｂを充分屈曲し、その後天蓋１
７の係止片１９に一端が連結している索条２０の
他端をフツク１０に連結させ、しかる後起伏シリ
ンダ１１を収縮させると、索条２０を介し天蓋１
７は前方に牽引され、支持部材２２の傾斜面に装
着した緩衝部材２１に当接するまで開回動され
る。
而して、索条２０の他端をフツク１０から分離
し、天蓋１７を固縛手段（図示省略）により開口
位置に保持するものである。又、天蓋１７を開口
位置より閉鎖するには、天蓋１７の初期回動を人
力等で行う以外、前記の逆の操作をすればよい。
し、天蓋１７を固縛手段（図示省略）により開口
位置に保持するものである。又、天蓋１７を開口
位置より閉鎖するには、天蓋１７の初期回動を人
力等で行う以外、前記の逆の操作をすればよい。
以上のように本考案によれば、コンテナ荷役車
両の車体フレームに回動自在に枢着した傾動フレ
ームを利用してコンテナを車体フレーム上に搭載
できるほか、コンテナ上面の重量の重い天蓋も自
由に開閉でき、この結果天蓋開閉用にクレーン等
を別に準備することもなく、極めて効率的にコン
テナ積卸し及びコンテナの天蓋開閉を行なうこと
ができる。
両の車体フレームに回動自在に枢着した傾動フレ
ームを利用してコンテナを車体フレーム上に搭載
できるほか、コンテナ上面の重量の重い天蓋も自
由に開閉でき、この結果天蓋開閉用にクレーン等
を別に準備することもなく、極めて効率的にコン
テナ積卸し及びコンテナの天蓋開閉を行なうこと
ができる。
図面は本考案の実施態様を例示するものであ
り、第１図はコンテナの積込状態を示す側面図、
第２図はコンテナの天蓋を開閉する状態を示す側
面図である。 ２……車体フレーム、３……コンテナ、４……
傾動フレーム、９……係止ピン、１０……フツ
ク、１７……天蓋、１９……係止片、２０……索
条。
り、第１図はコンテナの積込状態を示す側面図、
第２図はコンテナの天蓋を開閉する状態を示す側
面図である。 ２……車体フレーム、３……コンテナ、４……
傾動フレーム、９……係止ピン、１０……フツ
ク、１７……天蓋、１９……係止片、２０……索
条。
Claims (1)
- 前壁部に、車体フレームに回動自在に枢着され
た傾動フレームのフツクと適宜係合可能な係止ピ
ンを突設し、前記係止ピンとフツクを係合し、傾
動フレームの回動により車体フレーム上に搭載可
能としたコンテナにおいて、前記コンテナ上面に
開閉自在に蝶着した天蓋に係止片を固着し、かつ
前記係止片に索条の一端を連結するものであつ
て、前記索条の他端をフツクに連結した後適宜傾
動フレームを回動して天蓋を開閉自在としたコン
テナの天蓋開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8754783U JPS59190640U (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | コンテナの天蓋開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8754783U JPS59190640U (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | コンテナの天蓋開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59190640U JPS59190640U (ja) | 1984-12-18 |
| JPS632347Y2 true JPS632347Y2 (ja) | 1988-01-21 |
Family
ID=30217458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8754783U Granted JPS59190640U (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | コンテナの天蓋開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59190640U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101534619B1 (ko) * | 2013-12-30 | 2015-07-09 | 한국철도기술연구원 | 접이식 컨테이너용 개폐장치 |
-
1983
- 1983-06-07 JP JP8754783U patent/JPS59190640U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59190640U (ja) | 1984-12-18 |
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