JPH0533396Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0533396Y2 JPH0533396Y2 JP7264989U JP7264989U JPH0533396Y2 JP H0533396 Y2 JPH0533396 Y2 JP H0533396Y2 JP 7264989 U JP7264989 U JP 7264989U JP 7264989 U JP7264989 U JP 7264989U JP H0533396 Y2 JPH0533396 Y2 JP H0533396Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat frame
- connecting arm
- cargo box
- sliding door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
本考案はダンプカーの走行中に荷箱内の積載物
が荷箱外へ飛散するのを防止するシート装置に関
する。
が荷箱外へ飛散するのを防止するシート装置に関
する。
(b) 従来の技術
従来のダンプカーのシート装置は荷箱の側方煽
戸上面の前後に一対の支持部材を設け、この支持
部材にシートを張設したシートフレームの下部を
回動自在に設けていた。
戸上面の前後に一対の支持部材を設け、この支持
部材にシートを張設したシートフレームの下部を
回動自在に設けていた。
(c) 考案が解決しようとする課題
前記構造のため荷箱に積載物がない場合、シー
トを荷箱の内側に倒そうとすると、シートフレー
ムが側方煽戸上面に当接してシートを充分な状態
には倒すことができず、この状態では走行中に振
動するばかりか、この振動により外側に倒れて全
幅がオーバーになるという欠点がある。
トを荷箱の内側に倒そうとすると、シートフレー
ムが側方煽戸上面に当接してシートを充分な状態
には倒すことができず、この状態では走行中に振
動するばかりか、この振動により外側に倒れて全
幅がオーバーになるという欠点がある。
本考案は上述の欠点を解決するためになされた
もので、その目的は荷箱に積載物がない場合、シ
ートを荷箱の内側に完全に倒すことができるよう
にすることにある。
もので、その目的は荷箱に積載物がない場合、シ
ートを荷箱の内側に完全に倒すことができるよう
にすることにある。
(d) 課題を解決するための手段
上記目的を解決するためにこの考案は、荷箱の
側方煽戸上面の前後に連結アームを回動自在に支
持する一対の支持部材を設け、前記連結アームの
先端にはシートを張設したシートフレームの下部
を回動自在に設け、前記シートフレームと連結ア
ームとの回動中心線を連結アームを荷箱の内側に
倒した時、側方煽戸上面の内端付近の荷箱内に位
置させたことである。
側方煽戸上面の前後に連結アームを回動自在に支
持する一対の支持部材を設け、前記連結アームの
先端にはシートを張設したシートフレームの下部
を回動自在に設け、前記シートフレームと連結ア
ームとの回動中心線を連結アームを荷箱の内側に
倒した時、側方煽戸上面の内端付近の荷箱内に位
置させたことである。
(e) 作用
荷箱の積載物にシートを被せる場合には、シー
トフレームを荷箱の内側に回動する。
トフレームを荷箱の内側に回動する。
するとシートフレームとともに連結アームも回
動し、連結アームは側方煽戸上面に当接し、その
後シートフレームのみが回動してシートが積載物
上に被さる。
動し、連結アームは側方煽戸上面に当接し、その
後シートフレームのみが回動してシートが積載物
上に被さる。
次に荷箱に積載物がない状態でダンプカーを走
行させる場合は、シートフレームを荷箱の内側に
回動して連結アームを側方煽戸上面に当接させる
とともにシートフレームを側方煽戸に添設させた
状態で荷箱の内側に垂設させる。
行させる場合は、シートフレームを荷箱の内側に
回動して連結アームを側方煽戸上面に当接させる
とともにシートフレームを側方煽戸に添設させた
状態で荷箱の内側に垂設させる。
(f) 実施例
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
1は車体上に搭載したダンプカーの荷箱で、こ
の荷箱1の上部にはシート装置2が設けられてい
る。
の荷箱1の上部にはシート装置2が設けられてい
る。
前記シート装置2は荷箱1′の側方煽戸3の上
面の前後方向に設けた複数個の支持部材4と、こ
の支持部材4に回動自在に設けた連結アーム5
と、この連結アーム5に回動自在に設けられ、シ
ート6を張設したシートフレーム7とより主に構
成されている。
面の前後方向に設けた複数個の支持部材4と、こ
の支持部材4に回動自在に設けた連結アーム5
と、この連結アーム5に回動自在に設けられ、シ
ート6を張設したシートフレーム7とより主に構
成されている。
前記支持部材4は側方煽戸3の上面にボルト8
とナツト9により固着された帯板状のプレート1
0と、このプレート10に溶着したパイプ状の支
持パイプ11とよりなり、前記連結アーム5は水
平部12と垂直部13とよりなるL型シヤフト1
4と、このL型シヤフト14の垂直部13に固着
したパイプ状の連結パイプ15とよりなり、L型
シヤフト14の水平部12を支持部材4の支持パ
イプ11に挿通してある。
とナツト9により固着された帯板状のプレート1
0と、このプレート10に溶着したパイプ状の支
持パイプ11とよりなり、前記連結アーム5は水
平部12と垂直部13とよりなるL型シヤフト1
4と、このL型シヤフト14の垂直部13に固着
したパイプ状の連結パイプ15とよりなり、L型
シヤフト14の水平部12を支持部材4の支持パ
イプ11に挿通してある。
前記シートフレーム7は上部パイプ16と下部
パイプ17と前記パイプ18と後部パイプ19と
により略長方形に形成され、前記上部パイプ16
の下部パイプ17との間には補強パイプ20を介
装してあり、下部パイプ17を連結アーム5の連
結パイプ15に挿通してある。
パイプ17と前記パイプ18と後部パイプ19と
により略長方形に形成され、前記上部パイプ16
の下部パイプ17との間には補強パイプ20を介
装してあり、下部パイプ17を連結アーム5の連
結パイプ15に挿通してある。
前記シートフレーム7と連結アーム5との回動
中心線21を連結アーム5を荷箱1の内側に倒し
た時、側方煽戸3上面の内端付近の荷箱1内に位
置させてある。
中心線21を連結アーム5を荷箱1の内側に倒し
た時、側方煽戸3上面の内端付近の荷箱1内に位
置させてある。
前記シートフレーム7にはシート6がロープ2
2によつて張設されている。
2によつて張設されている。
なお23,23はシートフレーム7の下部パイ
プ17の前後に設けられ、シートフレーム7の前
後移動を規制するストツパ、24は後部パイプ1
9の上部に設けた取手、25は左右のシートフレ
ーム7,7を連結するゴムストツパである。
プ17の前後に設けられ、シートフレーム7の前
後移動を規制するストツパ、24は後部パイプ1
9の上部に設けた取手、25は左右のシートフレ
ーム7,7を連結するゴムストツパである。
本考案は上記の様な構成で次に作用について説
明する。
明する。
第2図において、取手24をもつて実線位置に
あるシートフレーム7を荷箱1の内側に倒すとシ
ートフレーム7は回動して一点鎖線位置となりシ
ート装置2の走行状態となる。
あるシートフレーム7を荷箱1の内側に倒すとシ
ートフレーム7は回動して一点鎖線位置となりシ
ート装置2の走行状態となる。
また実線位置にあるシートフレーム7を荷箱1
の外側に倒すとシートフレーム7とともに連結ア
ーム5も回動し、連結アーム5が側方煽戸3上面
に当接すると、シートフレーム7のみが回動し2
点鎖線位置となつてシート装置2の開放状態とな
る。
の外側に倒すとシートフレーム7とともに連結ア
ーム5も回動し、連結アーム5が側方煽戸3上面
に当接すると、シートフレーム7のみが回動し2
点鎖線位置となつてシート装置2の開放状態とな
る。
次に荷箱1内に積載物を積込む場合にはシート
装置2を第2図の2点鎖線の開放状態にして積載
物を積込む。
装置2を第2図の2点鎖線の開放状態にして積載
物を積込む。
積載物を積み終わると取手24を持つてシート
フレーム7を荷箱1の内側に回動させると、シー
トフレーム7とともに連結アーム5が回動して実
線位置となり連結アーム5は側方煽戸3上面に当
接し、その後はシートフレーム7だけが回動して
第3図の実線位置となつて、シート6が積載物の
上に被さりシート装置2の閉鎖状態となる。
フレーム7を荷箱1の内側に回動させると、シー
トフレーム7とともに連結アーム5が回動して実
線位置となり連結アーム5は側方煽戸3上面に当
接し、その後はシートフレーム7だけが回動して
第3図の実線位置となつて、シート6が積載物の
上に被さりシート装置2の閉鎖状態となる。
このとき積載物にあわせてシート6の角度は任
意にかえることができる。
意にかえることができる。
その後、左右のシートフレーム7にゴムストツ
パ25を取付ける。
パ25を取付ける。
この状態でダンプカーは走行するのであるがシ
ートフレーム7やシート6の自重及びゴムストツ
パ25によりシートフレーム7が外側に倒される
ことはない。
ートフレーム7やシート6の自重及びゴムストツ
パ25によりシートフレーム7が外側に倒される
ことはない。
次に積載物を卸ろす場合には、第3図のゴムス
トツパ25を取り外した後、取手24を持つてシ
ートフレーム7を外側に回動させるシートフレー
ム7のみが回動して第2図の実線位置となり、更
にシートフレーム7を回動させるとシートフレー
ム7とともに連結アーム5も回動し、2点鎖線と
なりシート装置2は開放状態となる。この後、荷
箱1を後方傾動して積載物を排出する。
トツパ25を取り外した後、取手24を持つてシ
ートフレーム7を外側に回動させるシートフレー
ム7のみが回動して第2図の実線位置となり、更
にシートフレーム7を回動させるとシートフレー
ム7とともに連結アーム5も回動し、2点鎖線と
なりシート装置2は開放状態となる。この後、荷
箱1を後方傾動して積載物を排出する。
次にダンプカーを走行させるのであるがシート
装置2を開放状態より走行状態にするには第2図
の2点鎖線より1点鎖線にすればよい。
装置2を開放状態より走行状態にするには第2図
の2点鎖線より1点鎖線にすればよい。
(g) 考案の効果
以上の如く本考案はシートを張設したシートフ
レームと側方煽戸に回動自在に設けた連結アーム
との回動中心線を連結アームを荷箱の内側に倒し
た時、側方煽戸上面の内端付近の荷箱内に位置さ
せたので、荷箱に積載物のない状態でダンプカー
を走行させる場合、シートを荷箱内に完全に倒す
ことができる。
レームと側方煽戸に回動自在に設けた連結アーム
との回動中心線を連結アームを荷箱の内側に倒し
た時、側方煽戸上面の内端付近の荷箱内に位置さ
せたので、荷箱に積載物のない状態でダンプカー
を走行させる場合、シートを荷箱内に完全に倒す
ことができる。
また荷箱の積載物にあわせてシートの角度を任
意にかえることができる。
意にかえることができる。
第1図は本考案のシート装置の全体図、第2図
は第1図のA−A矢視図、第3図はシート装置の
閉鎖状態を示す図、第4図は第1図のB矢視図、
第5図は第4図のC−C断面矢視図である。 1は荷箱、2はシート装置、3は側方煽戸、4
は支持部材、5は連結アーム、6はシート、7は
シートフレームである。
は第1図のA−A矢視図、第3図はシート装置の
閉鎖状態を示す図、第4図は第1図のB矢視図、
第5図は第4図のC−C断面矢視図である。 1は荷箱、2はシート装置、3は側方煽戸、4
は支持部材、5は連結アーム、6はシート、7は
シートフレームである。
Claims (1)
- 荷箱の側方煽戸上面の前後に連結アームを回動
自在に支持する一対の支持部材を設け、前記連結
アームの先端にはシートを張設したシートフレー
ムの下部を回動自在に設け、前記シートフレーム
と連結アームとの回動中心線を連結アームを荷箱
の内側に倒した時、側方煽戸上面の内端付近の荷
箱内に位置させてなるダンプカーにおけるシート
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7264989U JPH0533396Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7264989U JPH0533396Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0310933U JPH0310933U (ja) | 1991-02-01 |
JPH0533396Y2 true JPH0533396Y2 (ja) | 1993-08-25 |
Family
ID=31610772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7264989U Expired - Lifetime JPH0533396Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0533396Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4834564B2 (ja) * | 2007-02-13 | 2011-12-14 | アロン化成株式会社 | フロート式排水トラップ |
JP5832874B2 (ja) * | 2011-06-24 | 2015-12-16 | 新明和工業株式会社 | 荷箱の天蓋装置 |
-
1989
- 1989-06-21 JP JP7264989U patent/JPH0533396Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0310933U (ja) | 1991-02-01 |
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