JPS6215067Y2 - - Google Patents

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JPS6215067Y2
JPS6215067Y2 JP1991082U JP1991082U JPS6215067Y2 JP S6215067 Y2 JPS6215067 Y2 JP S6215067Y2 JP 1991082 U JP1991082 U JP 1991082U JP 1991082 U JP1991082 U JP 1991082U JP S6215067 Y2 JPS6215067 Y2 JP S6215067Y2
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JP1991082U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、荷役車両に装着した平行四辺形リン
ク機構による荷受台昇降装置に関するものであ
る。さらに詳しく言えば、上記昇降装置において
荷受台を水平に維持した状態で、荷役作業を行つ
たのち、自動的に車両荷台の後面に垂直に格納で
きるようにした荷受台格納装置に関するものであ
る。
従来この種荷受台格納装置は、第2図に示すご
とく、(1)、荷受台2の下面に収納されている支持
杆aを前方に張出し、荷受台の上昇過程で、荷台
後面下部に固設した係合部bと衝合させながら荷
受台2を上向きに旋回させて荷台後面に垂直に格
納保持する(第2図2″)ようにした機構、また
は(2)、図示しないが、荷受台2に格納専用の油圧
シリンダを装着し、これによつて荷受台を上方に
旋回させるようにした機構などが用いられてき
た。
これらの機構はいずれも設置場所の制約をう
け、特に(1)の場合には、係合部bの設定位置の選
定に難点があり、しかも昇降装置の荷台への取付
けが難しく、更には荷受台2の支持杆aが、荷受
台2の起き上り時に特に大きな初期加速を必要と
するため、支持杆aを長尺で、しかも強度的に剛
いものにしなければならなかつた。さらに又荷受
台格納時の支持杆aの出没作業も大変であつた。
本考案は、叙上の諸問題に鑑み考案されたもの
で、以下図面を参照して説明する。
まず本考案が実施される荷受台昇降用の平行四
辺形リンク機構について概略説明する。
第1図は本考案が実施されるバン型車両Vの荷
物昇降装置の要部側面図である。1は本考案に係
る荷物昇降装置で、車両後部の両側に取付けられ
たリンク機構と、その後端にとりつけられた荷受
台2とからなり、車両後部の両側下端に固着され
た保持部材3に上・下回動可能に保持されてい
る。
リンク機構は上部アーム4、リンク5、下部ア
ーム6及びクランク板7で構成されている。そし
て上部アーム4は保持部材3に結合ピン8で枢支
されている。9は上部アーム4とリンク5との枢
着ピン、10は下部アーム6とリンク5との枢着
ピンである。クランク板7は、下部アーム6を挟
む2枚の板で構成され、上部で駆動軸12に固定
され、下部で下部アーム6をピン11で枢支して
いる。駆動軸12は左右のクランク板7,7間に
またがり、その中間において車両フレーム等に取
付けられた油圧シリンダ(図示せず)によつて正
逆回転できるようになつている。
荷受台2はリンク機構の枢着ピン9に枢支さ
れ、荷受台2の前縁13がリンク5の後面と係合
し、下方に回動しないよう規制されている。
第3図は本考案に係る荷受台格納装置の詳細を
示す。荷受台2の下面には枢着ピン9を支承する
ブラケツト14,15,16が溶接されている。
17はアーム板で、上部アーム4の先端に溶接さ
れ、その下端に後述する支持杆25の先端受け部
25aが係合する係合ピン18を備えている。リ
ンク5はT型をなし、上端は前記枢着ピン9に回
動可能にとりつけられ、下端は下部アーム6の先
端に枢着ピン10によつて回動可能に枢着されて
いる。リンク5はその後部で、連結杆20に枢着
ピン19で枢着されている。連結杆20はその長
さが調節可能で、他端は枢着ピン21により、リ
ンク板22に回動可能に枢着されている。リンク
板22の上端には枢着ピン23が固着されてい
る。前記枢着ピン23にはさらに、前記リンク板
22と間隔を置いて対向するリンク板26が固着
されている。そして枢着ピン23は荷受台2の下
面に溶接された支持ブラケツト24の下部に回動
可能に支承されている。
支持杆25はリンク板26の下端に固着した枢
着ピン27で枢支され、スプリング28によつて
常時第3図の矢印a方向(上向)に付勢されてい
る。支持杆25は矢印a方向に付勢されている
が、ハンドル29にて回動可能な作動杆30によ
つて矢印aと反対方向にスブリング28に抗し押
し下げることができる。31はハンドル29の支
持ブラケツトで、頂部において荷受台2の下面に
溶接されている。
第4図aは荷受台2が上昇位置と下降位置間を
昇降するときの支持杆25の状態を又第4図bは
同じく連結杆20の状態を示している。これらの
状態においては、即ち荷受台2の昇降過程におい
ては、荷受台2は水平状態を保つて上下動するだ
けであるから、支持杆25と連結杆20はフリー
の状態即ち負荷のかからない状態にあり、支持杆
25の先端が係合ピン18と係合せず、スブリン
グ28で上方に付勢されて外れている。
次に荷受台2を格納させるべく傾動させるとき
は、第2図の下降位置2から上方に荷受台2を駆
動軸12の回動によつて上昇させる初期段階にお
いて、第5図aのごとくハンドル29をまわして
作動杆30を回動し、支持杆25をスプリング2
8に抗して押下げる。そして、支持杆25の先端
受け部25aを係合ピン18の回動軌跡(第7図
18′)上に案内する。そしてさらに荷受台2が
上昇すると支持杆25の先端受け部25aと係合
ピン18が係合して、支持杆25が第5図bのご
とく突張る格好となる。この状態でさらに荷受台
2が上昇すると、支持杆25が突張り状態になる
ので荷受台2は水平状態を保ち得ず、枢着ピン9
を中心にして水平位置から次第に回動して上方に
立上り格納状態にすることができる(第5図c,
d並びに第7図)。
以下荷受台2の格納動作について説明する。
1 まず荷受台昇降用の油圧シリンダ(図示せ
ず)を作動して駆動軸12を回し、下部アーム
6を回動して、荷受台2を下降位置から上昇さ
せる。
2 荷受台2の上昇初期段階において前記ハンド
ル29を回して作動杆30を押し下げる。する
と、支持杆25はスプリング28に抗して押し
下げられ第5図aの状態になる。
3 上記2)の状態で荷受台2をさらに上昇させ
ると、上部アーム4の先端に固着した係合ピン
18が支持杆25の先端受け部25aと係合す
る。
4 この状態でさらに駆動軸12をまわして平行
四辺形リンク機構を上昇方向に作用させると、
第6図並びに第7図のような軌跡を画いて荷受
台は格納位置すなわち垂直になるまで回動す
る。すなわち、係合ピン18が枢着ピン9を中
心に略θ=45゜回転する間に荷受台2は略90゜
回動し格納される。(第6図参照)。
5 格納位置から荷受台を荷役位置に戻すには、
四辺形リンク機構を下向に作動すれば可能であ
る。荷受台2が降下するにつれ支持杆25の受
け部25aと係合ピン18との係合は自動的に
解除され、支持杆25はスプリング28により
最初の位置(第4図a)に復帰する。
以上の如く、本考案は上部アームの先端に固着
したアーム板にとりつけた係合ピンと、一端がリ
ンクにピンで枢着され、他端が荷受台下面に回転
自在に支承されたピンに固着したリンク板の下端
にピンで枢着された連結杆と、前記荷受台下面に
回転自在に支承したピンの端に固着されたリンク
板にピンで枢支され、常時上向に付勢されている
受け部を備えた支持杆を押下げる作動機構とから
なり、上部アームの上昇過程時には前記上部アー
ムの先端の係合ピンを前記支持杆の受け部に係合
して上昇させるようにした。このように格納装置
の格納機構が荷受台2の下面にまとめられている
ので、車両の荷台側との取り付け関係が簡潔化さ
れた。特に荷台と地上面との高さの異る車両に対
しても上部アームとアーム板の取付角度を所定位
置に固定するだけで回動機能が発揮され、昇降装
置の車両への取付けが容易となつた。
荷受台2を格納位置から上昇位置に下して荷役
作業をする場合、第2図に例示した格納装置の様
に、その都度支持杆を収納することがなく自動的
に復帰できる構造となつたので、操作性が向上し
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は荷受台昇降装置の公知例。第2図は荷
受台昇降装置における公知の荷受台格納機構の一
例を示す。第3図は本考案に係る荷受台傾動装置
の斜視図。第4図は傾動装置を備えた荷受台の昇
降時の状態で第4図aは支持杆の又第4図bは連
結杆の状態を示す。第5図は傾動装置の作動を示
し、第5図aは支持杆を係合ピンに係合させると
きの状態、第5図bは同じく係合した状態、第5
図cは格納時の支持杆の状態、第5図dは同じく
連結杆の状態を示す。第6図は格納時の傾動装置
の運動軌跡を示す。第7図は格納時の傾動装置の
運動軌跡の詳細図。 図において;a……支持杆、b……係合部、1
……荷物昇降装置、2……荷受台、3……保持部
材、4……上部アーム、5……リンク、6……上
部アーム、7……クランク板、8……結合ピン、
9……枢着ピン、10……枢着ピン、11……ピ
ン、12……駆動軸、13……(荷受台の)前
縁、14,15,16……ブラケツト、17……
アーム板、18……係合ピン、19……枢着ピ
ン、20……連結杆、21……枢着ピン、22…
…リンク板、23……枢着ピン、24……支持ブ
ラケツト、25……支持杆、25a……受け部、
26……リンク板、27……枢着ピン、28……
スプリング、29……ハンドル、30……作動
杆、31……支持ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部アーム4と下部アーム6の各一端を車両の
    後部に固着した保持部材3に枢着すると共に、他
    端をリンク5の上下に枢着し、該リンクの上部枢
    着ピン9を荷受台2の下面で支承し、該荷受台を
    前記下部アーム6を回動して昇降させるようにし
    た荷受台昇降装置において、上部アーム4の先端
    に固着したアーム板17にとりつけた係合ピン1
    8と、一端がリンク5にピン19で枢着され、他
    端が荷受台下面に回転自在に支承したピン23に
    固着したリンク板22の下端にピン21で枢着さ
    れた連結杆20と、前記荷受台下面に回転自在に
    支承したピン23の端に固着されたリンク板26
    にピン27で枢支され、常時上向に付勢されてい
    る受け部25aを備えた支持杆25と、支持杆2
    5を押下げる作動機構とからなり、前記上部アー
    ム4の上昇過程時には前記上部アーム4の先端の
    係合ピン18を前記支持杆25の受け部25aに
    係合して上昇させることを特徴とする荷受台格納
    装置。
JP1991082U 1982-02-17 1982-02-17 荷受台格納装置 Granted JPS58124340U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991082U JPS58124340U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 荷受台格納装置

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JP1991082U JPS58124340U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 荷受台格納装置

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Publication Number Publication Date
JPS58124340U JPS58124340U (ja) 1983-08-24
JPS6215067Y2 true JPS6215067Y2 (ja) 1987-04-17

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ID=30032098

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JP1991082U Granted JPS58124340U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 荷受台格納装置

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