JPH085866Y2 - スライドドア−を備えたバン型車両のステップ装置 - Google Patents
スライドドア−を備えたバン型車両のステップ装置Info
- Publication number
- JPH085866Y2 JPH085866Y2 JP3211592U JP3211592U JPH085866Y2 JP H085866 Y2 JPH085866 Y2 JP H085866Y2 JP 3211592 U JP3211592 U JP 3211592U JP 3211592 U JP3211592 U JP 3211592U JP H085866 Y2 JPH085866 Y2 JP H085866Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- type vehicle
- step device
- sliding door
- van type
- Prior art date
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、側壁部に前後方向に開
閉されるスライドドア−を備えたバン型車両の昇降用ス
テップ装置(踏板)に関するものである。
閉されるスライドドア−を備えたバン型車両の昇降用ス
テップ装置(踏板)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すようなバン型車両の側壁面に
スライドドア−1を装備し、このスライドドア−1を開
けたとき、開口部1aから荷箱内に出入する為のステップ
装置Aは知られている。このステップ装置Aはバン型車
両の側壁開口部1aの直下位置に取り付けられ、使用時は
そのステップ台2(図3)を水平におろし、不使用時は
上方に回動させて格納するようになっていた。側壁開口
部1aからの荷役作業を終え、スライドドア−1を閉じ、
そしてステップ台2を格納したのちバン型車両は発車す
るが、うっかりしてステップ台2を格納しないまゝ発車
してしまうと、大きな事故の原因となる。
スライドドア−1を装備し、このスライドドア−1を開
けたとき、開口部1aから荷箱内に出入する為のステップ
装置Aは知られている。このステップ装置Aはバン型車
両の側壁開口部1aの直下位置に取り付けられ、使用時は
そのステップ台2(図3)を水平におろし、不使用時は
上方に回動させて格納するようになっていた。側壁開口
部1aからの荷役作業を終え、スライドドア−1を閉じ、
そしてステップ台2を格納したのちバン型車両は発車す
るが、うっかりしてステップ台2を格納しないまゝ発車
してしまうと、大きな事故の原因となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上に述べた危
険防止を画るもので、スライドドア−1が閉状態にあ
るときは、ステップ台2を水平位置に下すことができな
いような構成にすること、及びステップ台2を格納し
ない限り、スライドドア−1を閉塞できないような構造
にすることを目的とする。
険防止を画るもので、スライドドア−1が閉状態にあ
るときは、ステップ台2を水平位置に下すことができな
いような構成にすること、及びステップ台2を格納し
ない限り、スライドドア−1を閉塞できないような構造
にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】バン型車両の側壁に設け
られた開口部1aの床下にステップ装置Aを設けたものに
おいて、該ステップ装置Aはステップブラケット5の下
部に起倒自在に枢支されたステップ台2とステップブラ
ケット5の中間位置に一端を軸支され、他端を前記ステ
ップ台2と作動リンク8を介して連結されたドア−スト
ッパ−4と、ステップブラケット5に取付けられたステ
ップ台2の水平保持部材7と、前記スライドドア−1の
前方下端縁に垂直下向きに設けた安全プレ−ト3とから
なり、前記ドア−ストッパ−4をスライドドア−1の閉
扉軌跡上に位置させ、ステップ台を格納しないと、安全
プレ−ト3がドア−ストッパ−4に当って閉められない
ようにした。
られた開口部1aの床下にステップ装置Aを設けたものに
おいて、該ステップ装置Aはステップブラケット5の下
部に起倒自在に枢支されたステップ台2とステップブラ
ケット5の中間位置に一端を軸支され、他端を前記ステ
ップ台2と作動リンク8を介して連結されたドア−スト
ッパ−4と、ステップブラケット5に取付けられたステ
ップ台2の水平保持部材7と、前記スライドドア−1の
前方下端縁に垂直下向きに設けた安全プレ−ト3とから
なり、前記ドア−ストッパ−4をスライドドア−1の閉
扉軌跡上に位置させ、ステップ台を格納しないと、安全
プレ−ト3がドア−ストッパ−4に当って閉められない
ようにした。
【0005】
【実施例】図を参照して説明する。本考案を要約する
と、スライドドア−1の閉扉時にステップ装置Aと対
面させてスライドドア−1の下端に安全プレ−ト3(図
5)を設ける。次にステップ装置Aのステップ台2の
起倒動作に連動するドア−ストッパ−4をステップ装置
Aにとりつけ、このドア−ストッパ−4を図2の矢印a
で示したスライドドア−1の開閉軌跡上に位置させたも
のである。
と、スライドドア−1の閉扉時にステップ装置Aと対
面させてスライドドア−1の下端に安全プレ−ト3(図
5)を設ける。次にステップ装置Aのステップ台2の
起倒動作に連動するドア−ストッパ−4をステップ装置
Aにとりつけ、このドア−ストッパ−4を図2の矢印a
で示したスライドドア−1の開閉軌跡上に位置させたも
のである。
【0006】図3で5は荷台下部のクロスメンバ−6に
固着したステップブラケットで、L字形をしている。ス
テップ台2はこの左右1対のステップブラケット5,5
の下端にピン2aで起倒可能に取付けられている。ステッ
プ台2は起きたとき二点鎖線の状態(図3の符号2′)
となり、安全プレ−ト3で側方に倒れないようになって
いる。又倒したときはステップブラケット5に固設した
保持部材7でそれ以下に回転せず水平に保持される。L
型をしたドア−ストッパ−4はステップブラケット5の
垂直部にピン4aで枢着され、その下面に固着したブラケ
ット4bに対しステップ台2の側面に固着した軸4cに枢着
された作動リンク8が接続されている。ステップ台2を
起倒するとき、ドア−ストッパ−4は作動リンク8とブ
ラケット4bがピン9を介し継っているので、同時に起倒
する。ドア−ストッパ−4は図3の状態で、スライドド
ア−1の閉扉軌跡(図2)上に位置している。
固着したステップブラケットで、L字形をしている。ス
テップ台2はこの左右1対のステップブラケット5,5
の下端にピン2aで起倒可能に取付けられている。ステッ
プ台2は起きたとき二点鎖線の状態(図3の符号2′)
となり、安全プレ−ト3で側方に倒れないようになって
いる。又倒したときはステップブラケット5に固設した
保持部材7でそれ以下に回転せず水平に保持される。L
型をしたドア−ストッパ−4はステップブラケット5の
垂直部にピン4aで枢着され、その下面に固着したブラケ
ット4bに対しステップ台2の側面に固着した軸4cに枢着
された作動リンク8が接続されている。ステップ台2を
起倒するとき、ドア−ストッパ−4は作動リンク8とブ
ラケット4bがピン9を介し継っているので、同時に起倒
する。ドア−ストッパ−4は図3の状態で、スライドド
ア−1の閉扉軌跡(図2)上に位置している。
【0007】スライドドア−に取付けられた安全プレ−
ト3はステップ装置Aが使用状態にあるとき、即ちステ
ップ台2が水平にあるときは、スライドドア−1を閉め
ようとしても、途中でドア−ストッパ−4にあたり、ド
ア−1は完全に閉めることができないようになってい
る。ステップ装置Aが上方に格納され、ドア−1が完全
に閉まっている状態では、安全プレ−ト3が丁度ステッ
プ台2と重合状態、即ち安全プレ−ト3の内側にあるの
で、ステップ台2が前方に倒れることはない。
ト3はステップ装置Aが使用状態にあるとき、即ちステ
ップ台2が水平にあるときは、スライドドア−1を閉め
ようとしても、途中でドア−ストッパ−4にあたり、ド
ア−1は完全に閉めることができないようになってい
る。ステップ装置Aが上方に格納され、ドア−1が完全
に閉まっている状態では、安全プレ−ト3が丁度ステッ
プ台2と重合状態、即ち安全プレ−ト3の内側にあるの
で、ステップ台2が前方に倒れることはない。
【0008】(スライドドア−の開閉操作) 1)スライドドア開扉。 2)ステップ装置Aのステップ台2を側方に回動して水
平位置にする。 3)この状態で作業を行う。 4)閉扉時にはステップ台2を上方垂直位置まで回動し
て格納する。同時にドアストッパ−4も格納される。 5)2)の状態で閉扉する。ドア−ストッパ−4が邪魔
にならないので閉扉可能。かつスライドドア−に設けた
安全プレ−ト3の存在により、ドア−ストッパ−4は側
方に倒れないので安全である。
平位置にする。 3)この状態で作業を行う。 4)閉扉時にはステップ台2を上方垂直位置まで回動し
て格納する。同時にドアストッパ−4も格納される。 5)2)の状態で閉扉する。ドア−ストッパ−4が邪魔
にならないので閉扉可能。かつスライドドア−に設けた
安全プレ−ト3の存在により、ドア−ストッパ−4は側
方に倒れないので安全である。
【0009】
【効果】ステップ台2が格納されない限りスライドドア
−1は安全プレ−ト3がドア−ストッパ−4に当り完全
に閉めることができない。従って、スライドドア−1の
閉め忘れを防止できる、と同時に、ステップ台2の格納
も確認できるので、安全装置として好適である。このよ
うにしたので、ステップ装置Aが車両の側部に張出して
いたことによる人又は車両等がこれに引掛る等の事故を
防ぐことができる。
−1は安全プレ−ト3がドア−ストッパ−4に当り完全
に閉めることができない。従って、スライドドア−1の
閉め忘れを防止できる、と同時に、ステップ台2の格納
も確認できるので、安全装置として好適である。このよ
うにしたので、ステップ装置Aが車両の側部に張出して
いたことによる人又は車両等がこれに引掛る等の事故を
防ぐことができる。
【図1】スライドドア−を備えたバン型車両の斜視図。
【図2】側壁部の横断面図。
【図3】ステップ装置の斜視図。
【図4】図3のC矢視図。
【図5】ステップ装置の正面図で、ステップ台が格納さ
れた状態を示す。
れた状態を示す。
【図6】ステップ装置の側面図でステップ台が使用状態
にある。(b)は安全プレ−トの斜視図。
にある。(b)は安全プレ−トの斜視図。
A ステップ装置 1 スライドドア− 1a 開口部 2 ステップ台 3 安全プレ−ト 4 ドア−ストッパ− 4a ピン 5 ステップブラケット 6 クロスメンバ− 7 水平保持部材 8 作動リンク 9 ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 バン型車両の側壁に設けられた開口部(1
a)の床下にステップ装置(A)を設けたものにおいて、該
ステップ装置(A)はステップブラケット(5)の下部に起
倒自在に枢支されたステップ台(2)とステップブラケッ
ト(5)の中間位置に一端を軸支され、他端を前記ステッ
プ台(2)と作動リンク(8)を介して連結されたドア−ス
トッパ−(4)と、ステップブラケット(5)に取付けられ
たステップ台(2)の水平保持部材(7)と、前記スライド
ドア−(1)の前方下端縁に垂直下向きに設けた安全プレ
−ト(3)とからなり、前記ドア−ストッパ−(4)をスラ
イドドア−(1)の閉扉軌跡上に位置させ、ステップ台
(2)を格納しないと安全プレ−ト(3)がドア−ストッパ
−(4)に当るようにしたことを特徴とするスライドドア
−を備えたバン型車両のステップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3211592U JPH085866Y2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | スライドドア−を備えたバン型車両のステップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3211592U JPH085866Y2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | スライドドア−を備えたバン型車両のステップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0620142U JPH0620142U (ja) | 1994-03-15 |
JPH085866Y2 true JPH085866Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=12349908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3211592U Expired - Lifetime JPH085866Y2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | スライドドア−を備えたバン型車両のステップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085866Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011245914A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Tetsuei Sangyo:Kk | 踏切遮断機及び踏切遮断システム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109017236B (zh) * | 2018-08-24 | 2023-12-05 | 合肥中科自动控制系统有限公司 | 一种旅游观光车车厢自动门 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP3211592U patent/JPH085866Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011245914A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Tetsuei Sangyo:Kk | 踏切遮断機及び踏切遮断システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0620142U (ja) | 1994-03-15 |
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