JP2660492B2 - 収納式プラットホーム - Google Patents
収納式プラットホームInfo
- Publication number
- JP2660492B2 JP2660492B2 JP6246848A JP24684894A JP2660492B2 JP 2660492 B2 JP2660492 B2 JP 2660492B2 JP 6246848 A JP6246848 A JP 6246848A JP 24684894 A JP24684894 A JP 24684894A JP 2660492 B2 JP2660492 B2 JP 2660492B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platform
- building
- main body
- luggage
- road
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Special Wing (AREA)
- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は倉庫や店舗等の建物の荷
物出入口に設けられ、トラックに荷物を出し入れするた
めの収納式プラットホームに関するものである。
物出入口に設けられ、トラックに荷物を出し入れするた
めの収納式プラットホームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、倉庫や店舗等の建物の荷物出入口
側に沿って道路がある場合、トラックに荷物を積込んだ
り、トラットから荷物を建物内に搬入したりするには、
建物と平行に入って来たトラックの後部を開き道路側の
作業員と、建物内の作業員とで荷物を手渡しながら、荷
物の積込みや荷卸しを行っていた。
側に沿って道路がある場合、トラックに荷物を積込んだ
り、トラットから荷物を建物内に搬入したりするには、
建物と平行に入って来たトラックの後部を開き道路側の
作業員と、建物内の作業員とで荷物を手渡しながら、荷
物の積込みや荷卸しを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記のよう
なトラックへの荷物の出入は、人手がかかるだけでな
く、能率が悪く、かつ力作業が必要であった。能率が悪
く荷物の出入に長時間を要すると、トラックの停車して
いる道路が狭い場合には、他の車の通行や人の通行にも
障害となる不都合である。
なトラックへの荷物の出入は、人手がかかるだけでな
く、能率が悪く、かつ力作業が必要であった。能率が悪
く荷物の出入に長時間を要すると、トラックの停車して
いる道路が狭い場合には、他の車の通行や人の通行にも
障害となる不都合である。
【0004】また、籠状やその他の運搬台車に荷物をま
とめて入れて搬入,搬出することはできなかった。
とめて入れて搬入,搬出することはできなかった。
【0005】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、トラックの荷台に直接かけ渡すことにより、
運搬台車のままトラックへ荷物が出入できるので、荷物
の出入の能力が向上し、人員が少なくてすむ収納式プラ
ットホームを提供するものである。
のであり、トラックの荷台に直接かけ渡すことにより、
運搬台車のままトラックへ荷物が出入できるので、荷物
の出入の能力が向上し、人員が少なくてすむ収納式プラ
ットホームを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、建物の荷物出
入口の床側に基端が枢着され、外方へ開閉自在なプラッ
トホーム本体と、このプラットホーム本体先端の下縁に
枢着され、前記プラットホーム本体が道路側へ開かれる
際に下方へ直角に開き、前記プラットホーム本体を道路
に対し略水平に支承する脚と、前記プラットホーム本体
の上面の片側に枢着され、プラットホーム本体の上面と
平行にたたまれた状態から180度外方へ回動し、前記
上面から片側へ連続して延設される延長板とを具備した
ことを特徴とする。
入口の床側に基端が枢着され、外方へ開閉自在なプラッ
トホーム本体と、このプラットホーム本体先端の下縁に
枢着され、前記プラットホーム本体が道路側へ開かれる
際に下方へ直角に開き、前記プラットホーム本体を道路
に対し略水平に支承する脚と、前記プラットホーム本体
の上面の片側に枢着され、プラットホーム本体の上面と
平行にたたまれた状態から180度外方へ回動し、前記
上面から片側へ連続して延設される延長板とを具備した
ことを特徴とする。
【0007】また、本発明の収納式プラットホームの延
長板の基端は、前記プラットホーム本体の先端付近から
途中までの幅を有することを特徴とする。
長板の基端は、前記プラットホーム本体の先端付近から
途中までの幅を有することを特徴とする。
【0008】さらに、本発明の収納式プラットホームの
プラットホーム本体は、先端付近を建物内の天井に設け
られたウインチのワイヤーロープに接続されていること
を特徴とする。
プラットホーム本体は、先端付近を建物内の天井に設け
られたウインチのワイヤーロープに接続されていること
を特徴とする。
【0009】
【作用】プラットホーム本体は使用されない時は垂直に
立って扉の代りに荷物出入口を閉塞する。手動またはウ
インチでプラットホーム本体を90度回動し道路上に略
水平に出す時、脚は重量で下方へ直角に開き、その先端
が道路上に当接し、プラットホーム本体を略水平に支承
する。
立って扉の代りに荷物出入口を閉塞する。手動またはウ
インチでプラットホーム本体を90度回動し道路上に略
水平に出す時、脚は重量で下方へ直角に開き、その先端
が道路上に当接し、プラットホーム本体を略水平に支承
する。
【0010】延長板は、プラットホーム本体が垂直に出
入口を閉塞している時には、プラットホーム本体の上面
(建物側の面)と平行にたたまれていて邪魔にならな
い。プラットホーム本体が道路上に出された折に手動で
略180度回動させてプラットホーム本体から片側へ出
し、トラック荷台に先端を乗せて支持させる。
入口を閉塞している時には、プラットホーム本体の上面
(建物側の面)と平行にたたまれていて邪魔にならな
い。プラットホーム本体が道路上に出された折に手動で
略180度回動させてプラットホーム本体から片側へ出
し、トラック荷台に先端を乗せて支持させる。
【0011】
【実施例】以下、添付図に基づいて本発明の実施例を詳
細に説明する。図において10はプラットホーム本体、
20は脚、30は延長板である。プラットホーム本体1
0の基端は、図1及び図2に示すように蝶番11で建物
の荷物出入口の床側に枢着され、先端近くが、建物内の
天井に設けられたウインチ40のワイヤロープ41に接
続されている。前記ウインチ40は図4に示すように建
物内の荷物出入口に近い場所に取り付けられた運転スイ
ッチ51で正,逆,停止され、プラットホーム本体10
を図1に示す実線の状態と鎖線に示す略水平の状態との
間で開閉するようになっている。但し、前記開閉はウイ
ンチ40によらず手動により行っても良い。この場合、
閉塞されたプラットホーム本体10を建物に係止する手
段を設ける必要がある。
細に説明する。図において10はプラットホーム本体、
20は脚、30は延長板である。プラットホーム本体1
0の基端は、図1及び図2に示すように蝶番11で建物
の荷物出入口の床側に枢着され、先端近くが、建物内の
天井に設けられたウインチ40のワイヤロープ41に接
続されている。前記ウインチ40は図4に示すように建
物内の荷物出入口に近い場所に取り付けられた運転スイ
ッチ51で正,逆,停止され、プラットホーム本体10
を図1に示す実線の状態と鎖線に示す略水平の状態との
間で開閉するようになっている。但し、前記開閉はウイ
ンチ40によらず手動により行っても良い。この場合、
閉塞されたプラットホーム本体10を建物に係止する手
段を設ける必要がある。
【0012】脚20は前記プラットホーム本体10先端
の下縁に枢軸21を介して取り付けられ、プラットホー
ム本体10が直立して荷物出入口を閉塞した状態では、
前面にたたみ込まれ、プラットホーム本体10の他の部
分の前面とで平面を形成するようになっている。
の下縁に枢軸21を介して取り付けられ、プラットホー
ム本体10が直立して荷物出入口を閉塞した状態では、
前面にたたみ込まれ、プラットホーム本体10の他の部
分の前面とで平面を形成するようになっている。
【0013】また、延長板30はプラットホーム本体1
0上面の片側(図では右側)に蝶番31を介して枢着さ
れ、プラットホーム本体10の上面と平行にたたまれた
図1及び図4に示す状態から図2に示す状態へと180
度回動し、プラットホーム本体10から横方向に略水平
に延設される。
0上面の片側(図では右側)に蝶番31を介して枢着さ
れ、プラットホーム本体10の上面と平行にたたまれた
図1及び図4に示す状態から図2に示す状態へと180
度回動し、プラットホーム本体10から横方向に略水平
に延設される。
【0014】図2において、53は建物内の運搬通路
で、プラットホーム本体10を開いた時、この面と連続
するようになっている。また、鎖線で示す1はトラック
後部の荷台を示し、延長板30が開かれた図2の状態で
は先端が荷台1後縁で支持され、プラットホーム本体1
0の板面から延長板30を経てトラックの荷台1と連続
するようになっている。
で、プラットホーム本体10を開いた時、この面と連続
するようになっている。また、鎖線で示す1はトラック
後部の荷台を示し、延長板30が開かれた図2の状態で
は先端が荷台1後縁で支持され、プラットホーム本体1
0の板面から延長板30を経てトラックの荷台1と連続
するようになっている。
【0015】次に、本発明の収納式プラットホームの作
動を説明する。図1に示す実線の状態では、プラットホ
ーム本体10で建物の荷物出入口は閉塞されており、電
源スイッチ52は電源切りの状態となっているので、プ
ラットホーム本体10はウインチ40のワイヤロープ4
1で閉止状態を保っている。ウインチ40にマグネット
ブレーキ(図示せず)等の停止時の固定手段が無い場合
には、プラットホーム本体10を建物に係止する手段が
必要である。
動を説明する。図1に示す実線の状態では、プラットホ
ーム本体10で建物の荷物出入口は閉塞されており、電
源スイッチ52は電源切りの状態となっているので、プ
ラットホーム本体10はウインチ40のワイヤロープ4
1で閉止状態を保っている。ウインチ40にマグネット
ブレーキ(図示せず)等の停止時の固定手段が無い場合
には、プラットホーム本体10を建物に係止する手段が
必要である。
【0016】次に、電源スイッチ52を入れ、運転スイ
ッチ51の開放用の運転ボタンを押すとプラットホーム
本体10は図1の矢印B方向に回動し、この時脚20は
重量で矢印Cで示す下方に回動し、図1の鎖線で示すよ
うにプラットホーム本体10は脚20で支承された状態
で略水平に荷物出入口から突出するので、運転スイッチ
51の運転停止ボタンを押して停止させる。この状態で
建物と平行な道路に入っているトラックの荷台1に延長
板30をかけ渡し(図2)、建物内の運搬道路53を通
り荷物を運搬台車に乗せたまま荷台1内に搬入する。ト
ラックから荷物を建物内に搬入するには、これと逆の方
向に荷物を運ぶ。
ッチ51の開放用の運転ボタンを押すとプラットホーム
本体10は図1の矢印B方向に回動し、この時脚20は
重量で矢印Cで示す下方に回動し、図1の鎖線で示すよ
うにプラットホーム本体10は脚20で支承された状態
で略水平に荷物出入口から突出するので、運転スイッチ
51の運転停止ボタンを押して停止させる。この状態で
建物と平行な道路に入っているトラックの荷台1に延長
板30をかけ渡し(図2)、建物内の運搬道路53を通
り荷物を運搬台車に乗せたまま荷台1内に搬入する。ト
ラックから荷物を建物内に搬入するには、これと逆の方
向に荷物を運ぶ。
【0017】荷物の搬入,搬出が終了すれば延長板30
を180度回転して、プラットホーム本体10上にたた
み、運転スイッチ51の閉塞用の運転ボタンを押し、プ
ラットホーム本体10を引き揚げると、脚20は自然に
前面にたたみ込まれると共に、荷物出入口はプラットホ
ーム本体10で閉止され、運転スイッチ51の運転停止
ボタンを押すと停止する。前記プラットホーム本体10
の開閉時の停止は、リミットスイッチを設け、自動的に
所定の位置で停止するように構成しても良い。安全のた
め、最後に電源スイッチ52を切る。なお、図3におい
て42は確認ドアーである。
を180度回転して、プラットホーム本体10上にたた
み、運転スイッチ51の閉塞用の運転ボタンを押し、プ
ラットホーム本体10を引き揚げると、脚20は自然に
前面にたたみ込まれると共に、荷物出入口はプラットホ
ーム本体10で閉止され、運転スイッチ51の運転停止
ボタンを押すと停止する。前記プラットホーム本体10
の開閉時の停止は、リミットスイッチを設け、自動的に
所定の位置で停止するように構成しても良い。安全のた
め、最後に電源スイッチ52を切る。なお、図3におい
て42は確認ドアーである。
【0018】
【発明の効果】以上、詳細に説明した本発明によれば、
下記のような効果を奏するものである。
下記のような効果を奏するものである。
【0019】(1)運搬台車のまま建物内とトラックと
の間を荷物の搬入,搬出ができるので、人手が少なくて
すむだけでなく作業の能率が向上する。
の間を荷物の搬入,搬出ができるので、人手が少なくて
すむだけでなく作業の能率が向上する。
【0020】(2)従来人手で建物とトラック間の荷物
の出入をしていたが、トラック内及び建物内での荷物の
上げ卸しだけですむようになったので作業員に余分な力
仕事がなくなる。 (3)作業能率がよいので荷物の積みおろしが短時間で
済み、トラックの停車時間も短時間となり、他車の通行
や人の通行への支障が少なくてすむ。
の出入をしていたが、トラック内及び建物内での荷物の
上げ卸しだけですむようになったので作業員に余分な力
仕事がなくなる。 (3)作業能率がよいので荷物の積みおろしが短時間で
済み、トラックの停車時間も短時間となり、他車の通行
や人の通行への支障が少なくてすむ。
【図1】本発明の一実施例を示す図3のA−A線断面図
である。
である。
【図2】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す外観図である。
【図4】本発明の一実施例を示す建物内部から収納式プ
ラットホームを見た正面図である。
ラットホームを見た正面図である。
10 プラットホーム本体 20 脚 30 延長板 40 ウインチ 41 ワイヤロープ
Claims (3)
- 【請求項1】 建物の荷物出入口の床側に基端が枢着さ
れ、外方へ開閉自在なプラットホーム本体と、このプラ
ットホーム本体先端の下縁に枢着され、前記プラットホ
ーム本体が道路側へ開かれる際に下方へ直角に開き、前
記プラットホーム本体を道路に対し略水平に支承する脚
と、前記プラットホーム本体の上面の片側に枢着され、
プラットホーム本体の上面と平行にたたまれた状態から
180度外方へ回動し、前記上面から片側へ連続して延
設される延長板とを具備したことを特徴とする収納式プ
ラットホーム。 - 【請求項2】 前記延長板の基端は、前記プラットホー
ム本体の先端付近から途中までの幅を有することを特徴
とする請求項1記載の収納式プラットホーム。 - 【請求項3】 前記プラットホーム本体は、先端付近を
建物内の天井に設けられたウインチのワイヤーロープに
接続されていることを特徴とする請求項1記載の収納式
プラットホーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6246848A JP2660492B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 収納式プラットホーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6246848A JP2660492B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 収納式プラットホーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0881066A JPH0881066A (ja) | 1996-03-26 |
JP2660492B2 true JP2660492B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=17154619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6246848A Expired - Lifetime JP2660492B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 収納式プラットホーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2660492B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7281999B2 (ja) * | 2019-08-29 | 2023-05-26 | 川崎重工業株式会社 | 屋内貯蔵設備 |
KR102427195B1 (ko) | 2020-04-21 | 2022-08-02 | 현대자동차주식회사 | 차량이 도킹되는 오피스 시스템 및 그 제어방법 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP6246848A patent/JP2660492B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0881066A (ja) | 1996-03-26 |
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