JPH0995142A - 側部全開式貨物自動車 - Google Patents
側部全開式貨物自動車Info
- Publication number
- JPH0995142A JPH0995142A JP27710395A JP27710395A JPH0995142A JP H0995142 A JPH0995142 A JP H0995142A JP 27710395 A JP27710395 A JP 27710395A JP 27710395 A JP27710395 A JP 27710395A JP H0995142 A JPH0995142 A JP H0995142A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- cylinder
- sidewall
- support beam
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 屋根及び側壁の開閉時に荷台の下部の外側に
殆どデッドスペ−スがなく、従って近くに多少の障害物
があっても、又倉庫の入口に近い所でも荷物の積込み、
荷降し作業ができ、しかもウイング車と同様に、容易に
荷台を広く開口できて積降し作業が便利な側部全開式貨
物自動車を提供することである。 【構成】 床部の前端に立設した前壁と、後端に立設し
た後壁と、これら前壁と後壁の頂部中央部間に張設した
支持梁と、この支持梁の長手方向に沿って上下に回動自
在に枢着した屋根部分と、この屋根部分の端縁に沿って
回動自在に枢着した側壁部分と、前記屋根部分を伸縮作
動により上下に回動させる第一のシリンダ−と、前記側
壁部分を伸縮作動により回動させる第二のシリンダ−と
を備えたことを特徴とする側部全開式貨物自動車。
殆どデッドスペ−スがなく、従って近くに多少の障害物
があっても、又倉庫の入口に近い所でも荷物の積込み、
荷降し作業ができ、しかもウイング車と同様に、容易に
荷台を広く開口できて積降し作業が便利な側部全開式貨
物自動車を提供することである。 【構成】 床部の前端に立設した前壁と、後端に立設し
た後壁と、これら前壁と後壁の頂部中央部間に張設した
支持梁と、この支持梁の長手方向に沿って上下に回動自
在に枢着した屋根部分と、この屋根部分の端縁に沿って
回動自在に枢着した側壁部分と、前記屋根部分を伸縮作
動により上下に回動させる第一のシリンダ−と、前記側
壁部分を伸縮作動により回動させる第二のシリンダ−と
を備えたことを特徴とする側部全開式貨物自動車。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウイング車のような側部
全開式貨物自動車に関するものである。
全開式貨物自動車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】床部の前端に立設した前壁と、後端に立
設した後壁と、これら前壁と後壁の頂部中央部間に張設
した支持梁と、この支持梁の長手方向に沿って上下に回
動自在に枢着した断面L字型の羽根を備え、屋根部分と
側壁部分とが一体になって同時に開閉するウイング車は
容易に荷台を広く開口できるので、荷物の積込み、荷降
し作業が便利な為広く利用されている。
設した後壁と、これら前壁と後壁の頂部中央部間に張設
した支持梁と、この支持梁の長手方向に沿って上下に回
動自在に枢着した断面L字型の羽根を備え、屋根部分と
側壁部分とが一体になって同時に開閉するウイング車は
容易に荷台を広く開口できるので、荷物の積込み、荷降
し作業が便利な為広く利用されている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】通常上記のウイング車
は屋根部分と側壁部分の端縁と側壁部分の端縁とは、直
角に結合して断面L字型に固定しているので、開閉時の
羽根の回転半径が大きくなり、図6に示すように荷台の
下部の外側にデッドスペ−スSができ、この部分に例え
ば建物、樹木、等があると羽根Wの開閉作業ができず、
従って倉庫の入口から相当程度離れていなければ荷物の
積込み、荷降し作業ができず、雨天時、等には相当な苦
労があり、又近くに建物、樹木、等の障害物のない特定
の場所でしか荷物の積込み、荷降し作業ができなかっ
た。
は屋根部分と側壁部分の端縁と側壁部分の端縁とは、直
角に結合して断面L字型に固定しているので、開閉時の
羽根の回転半径が大きくなり、図6に示すように荷台の
下部の外側にデッドスペ−スSができ、この部分に例え
ば建物、樹木、等があると羽根Wの開閉作業ができず、
従って倉庫の入口から相当程度離れていなければ荷物の
積込み、荷降し作業ができず、雨天時、等には相当な苦
労があり、又近くに建物、樹木、等の障害物のない特定
の場所でしか荷物の積込み、荷降し作業ができなかっ
た。
【0004】本発明の目的は、屋根及び側壁の開閉時に
荷台の下部の外側に殆どデッドスペ−スがなく、従って
近くに多少の障害物があっても、又倉庫の入口に近い所
でも荷物の積込み、荷降し作業ができ、しかもウイング
車と同様に、容易に荷台を広く開口できて積降し作業が
便利な側部全開式貨物自動車を提供することである。
荷台の下部の外側に殆どデッドスペ−スがなく、従って
近くに多少の障害物があっても、又倉庫の入口に近い所
でも荷物の積込み、荷降し作業ができ、しかもウイング
車と同様に、容易に荷台を広く開口できて積降し作業が
便利な側部全開式貨物自動車を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、床部の前端に立設した前壁と、後端に立設した後壁
と、これら前壁と後壁の頂部中央部間に張設した支持梁
と、この支持梁の長手方向に沿って上下に回動自在に枢
着した屋根部分と、この屋根部分の端縁に沿って回動自
在に枢着した側壁部分と、前記屋根部分を伸縮作動によ
り上下に回動させる第一のシリンダ−と、前記側壁部分
を伸縮作動により回動させる第二のシリンダ−とを備え
たことを特徴とする側部全開式貨物自動車を提供する。
め、床部の前端に立設した前壁と、後端に立設した後壁
と、これら前壁と後壁の頂部中央部間に張設した支持梁
と、この支持梁の長手方向に沿って上下に回動自在に枢
着した屋根部分と、この屋根部分の端縁に沿って回動自
在に枢着した側壁部分と、前記屋根部分を伸縮作動によ
り上下に回動させる第一のシリンダ−と、前記側壁部分
を伸縮作動により回動させる第二のシリンダ−とを備え
たことを特徴とする側部全開式貨物自動車を提供する。
【0005】
【実施の形態】以下図面により本発明の実施例を説明す
ると、図1は図3のA部拡大図を示し、図2は図1のB
−B矢視図を示し、図3は本発明による側部全開式貨物
自動車の一方の屋根及び側壁を開放した全体斜視図を示
し、図4は本発明による側部全開式貨物自動車の屋根及
び側壁の開放説明図を示し、図5は図4と同じく本発明
による側部全開式貨物自動車の屋根及び側壁の開放説明
図を示し、図6は通常のウイング車の羽根の開放説明図
を示す。
ると、図1は図3のA部拡大図を示し、図2は図1のB
−B矢視図を示し、図3は本発明による側部全開式貨物
自動車の一方の屋根及び側壁を開放した全体斜視図を示
し、図4は本発明による側部全開式貨物自動車の屋根及
び側壁の開放説明図を示し、図5は図4と同じく本発明
による側部全開式貨物自動車の屋根及び側壁の開放説明
図を示し、図6は通常のウイング車の羽根の開放説明図
を示す。
【0006】図1〜3において、本発明による側部全開
式貨物自動車10は、床部12の前端に立設した前壁1
4と、後端に立設した後壁16と、これら前壁14と後
壁16の頂部中央部間に張設した支持梁18と、この支
持梁18の長手方向に沿って上下に回動自在に枢着した
屋根部分20,20と、この屋根部分20の端縁に沿っ
て蝶番22を軸として上下に回動自在に枢着した側壁部
分24と、前記屋根部分20を伸縮作動により上下に回
動させる第一のシリンダ−26と、前記側壁部分20を
伸縮作動により回動させる第二のシリンダ−28とを備
えている。
式貨物自動車10は、床部12の前端に立設した前壁1
4と、後端に立設した後壁16と、これら前壁14と後
壁16の頂部中央部間に張設した支持梁18と、この支
持梁18の長手方向に沿って上下に回動自在に枢着した
屋根部分20,20と、この屋根部分20の端縁に沿っ
て蝶番22を軸として上下に回動自在に枢着した側壁部
分24と、前記屋根部分20を伸縮作動により上下に回
動させる第一のシリンダ−26と、前記側壁部分20を
伸縮作動により回動させる第二のシリンダ−28とを備
えている。
【0007】図6に示す通常のウイング車では、羽根W
が矢印の方向に回動すると、斜2点鎖線の部分Sがデッ
ドスペ−スSになって、この部分に建物、樹木、等の障
害物があると羽根Wの開閉が作業ができず、従って特定
の場所か倉庫の入口から相当程度離れていなければ荷物
の積込み、荷降し作業ができず、雨天時、等には相当な
苦労があった。
が矢印の方向に回動すると、斜2点鎖線の部分Sがデッ
ドスペ−スSになって、この部分に建物、樹木、等の障
害物があると羽根Wの開閉が作業ができず、従って特定
の場所か倉庫の入口から相当程度離れていなければ荷物
の積込み、荷降し作業ができず、雨天時、等には相当な
苦労があった。
【0008】本発明の開放作動によれば、先ず図4に示
すように屋根部20が第一のシリンダ−26の作動で矢
印のように回動すると、側壁部分24も上方に引上げら
れるが、側壁部分24の端部は前記の屋根部分20の端
縁に沿って蝶番22を軸として上下に回動自在に枢着し
ているので、荷台の下部の外側にできるデッドスペ−ス
が非常に少なくなって荷物の積込み、荷降し作業への影
響も非常に少ない。
すように屋根部20が第一のシリンダ−26の作動で矢
印のように回動すると、側壁部分24も上方に引上げら
れるが、側壁部分24の端部は前記の屋根部分20の端
縁に沿って蝶番22を軸として上下に回動自在に枢着し
ているので、荷台の下部の外側にできるデッドスペ−ス
が非常に少なくなって荷物の積込み、荷降し作業への影
響も非常に少ない。
【0009】そして、屋根部分20が充分に回動して、
側壁部分24を上方に上がった時点で、第二のシリンダ
−28が垂直上方に伸びて屋根部分20を回動するの
で、荷台の下部には影響しない。
側壁部分24を上方に上がった時点で、第二のシリンダ
−28が垂直上方に伸びて屋根部分20を回動するの
で、荷台の下部には影響しない。
【0010】
【発明の効果】以上本発明の側部全開式貨物自動車によ
れば、屋根及び側壁の開閉時に荷台の下部の外側に殆ど
デッドスペ−スがなく、従って倉庫の入口に近い所で荷
物の積込み、荷降し作業ができ、しかもウイング車と同
様に、容易に荷台を広く開口できて積降し作業が便利で
ある。
れば、屋根及び側壁の開閉時に荷台の下部の外側に殆ど
デッドスペ−スがなく、従って倉庫の入口に近い所で荷
物の積込み、荷降し作業ができ、しかもウイング車と同
様に、容易に荷台を広く開口できて積降し作業が便利で
ある。
【図1】図3のA部拡大図を示す。
【図2】図1のB−B矢視図を示す。
【図3】本発明による側部全開式貨物自動車の一方の屋
根及び側壁を開放した全体斜視図を示す。
根及び側壁を開放した全体斜視図を示す。
【図4】本発明による側部全開式貨物自動車の屋根及び
側壁の開放説明図を示す。
側壁の開放説明図を示す。
【図5】図4と同じく本発明による側部全開式貨物自動
車の屋根及び側壁の開放説明図を示す。
車の屋根及び側壁の開放説明図を示す。
【図6】通常のウイング車の羽根の開放説明図を示す。
10 側部全開式貨物自動車 12 床部 14 前壁 16 後壁 18 支持梁 20 屋根部分 22 蝶番 24 側壁部分 26 第一のシリンダ− 28 第二のシリンダ−
Claims (1)
- 【請求項1】 床部の前端に立設した前壁と、後端に立
設した後壁と、これら前壁と後壁の頂部中央部間に張設
した支持梁と、この支持梁の長手方向に沿って上下に回
動自在に枢着した屋根部分と、この屋根部分の端縁に沿
って回動自在に枢着した側壁部分と、前記屋根部分を伸
縮作動により上下に回動させる第一のシリンダ−と、前
記側壁部分を伸縮作動により回動させる第二のシリンダ
−とを備えたことを特徴とする側部全開式貨物自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27710395A JPH0995142A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 側部全開式貨物自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27710395A JPH0995142A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 側部全開式貨物自動車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0995142A true JPH0995142A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17578825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27710395A Pending JPH0995142A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 側部全開式貨物自動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0995142A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010241155A (ja) * | 2009-04-01 | 2010-10-28 | Nippon Fruehauf Co Ltd | ウイング式屋根の開閉装置 |
JP2016215922A (ja) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 小野谷機工株式会社 | トラック荷台に装着したボックスの上側扉 |
KR102438573B1 (ko) * | 2021-07-12 | 2022-09-01 | 만천특장 주식회사 | 차량용 윙바디 개폐 구조 및 이를 이용한 IoT기반의 차량용 윙바디 개폐 제어 방법 |
-
1995
- 1995-09-28 JP JP27710395A patent/JPH0995142A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010241155A (ja) * | 2009-04-01 | 2010-10-28 | Nippon Fruehauf Co Ltd | ウイング式屋根の開閉装置 |
JP2016215922A (ja) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 小野谷機工株式会社 | トラック荷台に装着したボックスの上側扉 |
KR102438573B1 (ko) * | 2021-07-12 | 2022-09-01 | 만천특장 주식회사 | 차량용 윙바디 개폐 구조 및 이를 이용한 IoT기반의 차량용 윙바디 개폐 제어 방법 |
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