JP2000198358A - 中折れ可能なウイング式屋根の開閉補助装置 - Google Patents

中折れ可能なウイング式屋根の開閉補助装置

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JP2000198358A
JP2000198358A JP11003572A JP357299A JP2000198358A JP 2000198358 A JP2000198358 A JP 2000198358A JP 11003572 A JP11003572 A JP 11003572A JP 357299 A JP357299 A JP 357299A JP 2000198358 A JP2000198358 A JP 2000198358A
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bar
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roof
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Kenichiro Higuchi
謙一郎 樋口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】中折れ可能なウイング式屋根をもつ車両におい
て,ウイング式屋根の開閉時に,中折れ部の下端が車両
に接触することを防止し,円滑な屋根の開閉を補助する
装置を提供する。 【解決手段】開閉補助装置は,天井部分と側壁部分とか
ら成る断面L字形の屋根が枢着されたウイング式屋根を
有し,屋根の側壁部分が,天井部分に続く側壁上部と,
該側壁上部に連結ピンにより,内側に中折れ可能に連結
された側壁下部と,から構成される車両において,側壁
下部を円滑に開閉するための開閉補助装置であって,枢
軸に対して垂直な面内でほぼ回動自在になるように,側
壁下部の端面下方に,第一のピンにより取り付けられる
先端を有する第一のバーと,その面内でほぼ回動自在に
なるように,第一のバーの後端に第二のピンにより回動
自在になるように連結される先端を有し,枠部の上方に
第三のピンにより, 取り付けられる後端を有する第二
のバーと,第一のバーの,第二のバーに対する回転を制
限するストッパと,を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,車両に備えられた
中折れ可能なウイング式屋根の開閉を補助する装置に関
し,とくに,ウイング式屋根を開閉するとき,中折れ部
分の開閉動作を補助して円滑な屋根の開閉を行うための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】図1
に,中折れ可能なウイング式屋根をもつ従来の車両1の
斜視図を示す。車両1は,基本的に断面がL字形となるウ
イング式屋根2,3が,車両の前枠と後枠10,10’の間に
設けられた枢軸Bに,左右対称に回動自在に取り付けら
れ,開閉装置(図示せず)により,開閉し,車両の側方
全体で荷物の搬入,搬出を行えるようにしている。
【0003】中折れ可能なウイング式屋根においては,
いずれか一方または両方の屋根(図では符号3により示
す)が,天井部分5とその天井部分に垂直に続く側壁部
分とで断面L字と成るように構成され,その側壁部分は
側壁上部6と,内側に折れ込むことができるように,つ
まり内側に中折れ可能に,側壁上部6の下端にピン8によ
りピン支持された側壁下部7とから成る(図2)。図1
にも示されているように,ウイング式屋根3が,枢軸Bを
中心に回動して開くと,側壁下部7は自らの重みによ
り,ピン8を中心に折れ込む(すなわち,垂直に垂れ
る)。このように中折れ式の屋根とすると,図2に示す
ように,ウイング式屋根が回動するだけの空間が,車両
の側方にない場合でも,車両の側面を全面的に開放でき
る。
【0004】しかし,側壁下部7は,ピン8により自由支
持されているため,図3(a)に示されているように,
屋根3が開閉する際に,揺動し,車両の枠10と接触しか
ねない。さらに,図3(b)に示されているように,傾
斜地に車両が停車しているときは,屋根の開閉の際に車
両の枠に側壁下部7の下端が接触することがある。
【0005】このような側壁下部の下端と車両との接触
により,両者が干渉することは,屋根の側壁下部の長さ
を短くすることで防止できる。しかし,図4に示されて
いるように,長い側壁下部ではデッドスペース(図の左
側の斜線部分)が小さくて済むのに対して,側壁下部を
短くすると,デッドスペース(図の左側の斜線部分)が
大きくなる。つまり,短い側壁下部とすると,屋根を開
閉するために,車両の側方により広い空間を確保しなけ
ればならない。このような空間は,車両の側方から,車
両に接近して荷物を搬入,搬出できるようにする,中折
れ可能なウインク式屋根を利用する利点を激減させる。
【0006】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので,その目的は,中折れ可能なウイング式屋根を
もつ車両において,ウイング式屋根の開閉時に,中折れ
部の下端が車両に接触することを防止し,円滑な屋根の
開閉を補助する装置を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は,中折れ可能なウイン
グ式屋根をもつ車両において,傾斜地に停車しても,中
折れ部の下端が車両に接触することなく,円滑な屋根の
開閉をすることができる上記補助装置を提供することで
ある。
【0008】さらに,本発明の他の目的は,中折れ可能
なウイング式屋根をもつ車両において,車両の側方に無
駄なデッドスペースを形成することなく,中折れ可能な
ウイング式屋根の開閉をすることができる上記補助装置
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の開閉補助装置
は,車両の前枠部と後枠部との間にわたされた枢軸に,
天井部分と側壁部分とから成る断面L字形の屋根が左右
に枢着されたウイング式屋根を有し,その断面L字形の
屋根の少なくとも一方の側壁部分が,天井部分に続く側
壁上部と,該側壁上部に連結ピンにより,内側に中折れ
可能に連結された側壁下部と,から構成される車両にお
いて,側壁下部を円滑に開閉するための開閉補助装置で
あって,1) 枢軸に対して垂直な面内でほぼ回動自在
になるように,側壁下部の端面下方に第一のピンにより
取り付けられる先端を有する第一のバーと,2) 上記
面内でほぼ回動自在になるように,第一のバーの後端に
第二のピンにより回動自在になるように連結される先端
を有し,枠部の上方に第三のピンにより取り付けられる
後端を有する第二のバーであって,側壁上部と側壁下部
とからなる屋根が開くとき,第二のバーが第三のピンを
中心に,その開く屋根と同じ方向に回転しつつ,第一の
バーが一のピンを中心に,第二のバーの回転方向と反対
方向に回転できるように,第一のバーに連結される,と
ころの第二のバーと,3) 開く,側壁上部と側壁下部
とからなる屋根により,第二のバーが所定の角度,回動
する間,第一のバーの,第二のバーに対する回転を制限
するストッパと,を有する。
【0010】ここで,断面L字形の屋根の両方の側壁部
分が,天井部分に続く側壁上部と,該側壁上部に連結ピ
ンにより,内側に中折れ可能に連結された側壁下部とか
ら構成されてもよい。
【0011】第一または第三のピンは球体ペアリングで
支持されていることが望ましい。
【0012】ストッパは,第二のピンの近傍に取り付け
られていることが望ましく,その取り付けは,バーのい
ずれか一方でも両方でもよい。このストッパにより第一
のバーの回転が制限されているとき,第一のピンと第三
のピンとの間の距離が一定となり,側壁下部が内側に中
折れすることが制限される。
【0013】
【発明の実施の形態】図4(a)は,本発明の開閉補助
装置が組み込まれた車両の荷台の部分拡大図である。開
閉補助装置20は,図4(b)に示されているように,第
一のバー21と第二のバー22とストッパ30とから構成され
ている。
【0014】第一のバー21は,この実施例において,伸
長した扁平の棒(断面矩形のもの)であるが,これに限
定されず,断面が種々の形状(円形,多角形)をもつロ
ッドであってもよい。第二のバー22も,この実施例のお
いて第一のバー場合同様に,伸長した扁平の棒である。
これらバーは端部でピン23により互いに回動自在に連結
されている。したがって,両バーは,同一平面内でピン
23を中心に回動することができる。
【0015】ストッパ30は,図6(a)に示されている
ように,プレート31から成る。プレート31には縦に伸長
した開口32が設けられ,その上端に第二のバー22と接
し,その回動を制限する平坦部33を有している。
【0016】このストッパ30を第一のバー21の先端近傍
に,開口32を貫通するボルト等により,留め付けする
と,第一のバー21の軸線と,平坦部33とで一定の角度が
形成される。したがって,第二のバー22がストッパの平
坦部33と接触すると,ストッパ30はその角度以上両バー
が互いに回動しないように制限する。この実施例で,ス
トッパ30を第一のバー21に取り付けたが,第二のバー22
に取り付けてもよい。また,互いに平坦部に接する同様
の形状をもつ二つのストッパを,二つのバーにそれぞれ
設けてもよい。
【0017】図5(a)に示されているように,ウイン
グ式屋根3の,ピン8で中折れ可能に支持された側壁下部
7の下方外側端面に,第一の取付片41が設けられてい
る。この取付片41は,枢軸Bに対して垂直な面にそって
伸び,第一のバー21の他の端部をピン25により,その面
内で第一のバー21を回転可能に支持している。
【0018】取付片41が設けられた側の,車両の前枠10
の上方に,第二の取付片44が取り付けられている。これ
は,第二のバー22の他の他端を支持するものであるが,
その先端に球体Pを回転自在に支持する支持体45が取り
付けられている(図6(b))。球体Pにはロッド26が伸
び,第二のバー22の他の端部に固定されている。このよ
うな球体を使用して支持するベアリングは一般的に球体
ベアリングといわれている。
【0019】このような球体Pを利用して,第二のバー2
2の他の端部を前枠10に連結したのは,ウイング式屋根
は,枢軸Bに取り付けられ,開閉することができるが,
屋根は大きく,重量があるため,僅かではあるがずれた
状態で開閉することがある。前述のように,二つのバー
は同一平面内で回動自在に連結されているために,この
ようなずれがあると,両バーの回動に支障があることが
ある。球体ベアリングによりバーが支持されると,この
ようなずれがあっても,バーは一平面内で支持されるこ
とから,両バーの回動が制限されることがない。しか
し,屋根がこのようなずれが生じないように取り付けら
れているときは,球体ベアリングを使用せず,ピン支持
であってもよい。逆に,そのずれが大きいときは,第一
のバー21を支持するピン25に代え,球体ベアリングを使
用することが望ましい。
【0020】二つのバーの長さ,ピン25,ロッド26の位
置,ストッパ30の平坦部33の傾斜角度は,側壁下部が,
ウイング式屋根の開閉とともに,車両と干渉することな
く中折れ動作をするように決定される。
【0021】上記実施例では,本発明の開閉補助装置は
車両の前枠に設置されているが,後枠にも設置可能であ
る(ただし,後枠に荷台後方からの荷物の搬入,搬出の
ための扉があるときは,その扉の開閉に支障がないよう
に開閉補助装置を設置する必要がある)。また,当然に
ウイング式屋根の左右に,中折れ可能な側壁下部が設け
られているときは,両側壁下部に対応して開閉補助装置
が設置してもよい。
【0022】本発明の開閉補助装置20により,ウイング
式屋根の側壁下部が円滑に中折れする動作を,図7〜9を
参照して説明する。
【0023】図7(a)は,ウイング式屋根2が閉じてい
るときの開閉補助装置20を概略的に示す。このときの,
バー21とバー22はほぼ伸長した状態にあるが,以下で説
明するように,バー22は,ウイング式屋根の開放方向と
同じ向きに回転するとともに,バー21がその回転と反対
方向に回転する必要があることから,ピン23の位置が,
ピン25とロッド26とを結ぶ直線より外側(図では直線の
左側)にあるように,取り付けられる。
【0024】図7(b)に示されているように,ウイン
グ式屋根2が開くと,第二のバー22は,ロッド26を中心
に,ウイング式屋根2と同じ回転方向に回転する。一
方,第一のバー21は,ピン25を中心に,第二のバー22の
回転方向と反対方向に回転する。したがって,側壁下部
7は二つのバーにより何等規制されず,ピン8から垂れ下
がった状態で,上昇する。
【0025】さらに,ウイング式屋根2が開くと,第一
のバー21と第二のバー22とが,ストッパ30により制限さ
れるまでそれぞれ回転する(図8(a))。図8(b)に
示されているように,ストッパ30により回転が制限され
た二つのバーは一体となる。したがって,ピン25とロッ
ド26との間の距離Lは一定となる。さらに,ウイング式
屋根2が開くと,側壁下部7は,その下端がピン25とロッ
ド26とを結ぶ距離を半径とする円弧を描きながら上昇す
る。この状態で,側壁下部7に,風等による力が揺動す
るように作用しても側壁下部7が車両と接触,干渉する
ことはない。一方,側壁下部7の下端の動きが規制され
ても(円弧を描くとしても),ウイング屋根2の天井部5
およびそれに続く側壁上部6は二つのバーにより何等規
制されず,ウイング屋根の開き動作は円滑にすすむ。
【0026】さらに,ウイング式屋根2が開き,図3に
示されているように,側壁下部7が風等により,または
傾斜地に車両が停車することにより,ピン8を中心に揺
動して車両と衝突して干渉する位置に,側壁下部7が位
置しても,その先端は二つのバーにより,ロッド26を中
心とする弧を描かざるを得ず,したがって,車両により
接近することができない。
【0027】さらに,ウイング式屋根2が開くと,ピン8
の位置が上昇して,側壁下部7の下端とロッド26との間
が,上記距離Lより広くなるが,このときは,両バーは
ストッパ30により回転が制限されず,したがって,側壁
下部7の上昇移動を妨げない。かくして,ウイング式屋
根3は最大に開いた状態に至る。最大に開いた状態で
は,側壁下部は二つのバーによる規制がなく,たとえ
ば,フォークリフト等が接触しても,その衝撃を吸収す
るために,屋根は損傷を受けることがない。
【0028】上述したように,ストッパ30により二つの
バーの回動が制限され,ロッド26とピン25との間の距離
Lが一定になるが,この距離Lは,図3に示されているよ
うに,ウイング式屋根3が全開する前に,風や傾斜地で
の駐車等により,側壁下部7が枠10(10’)と接触,干
渉する場合でも,側壁下部の揺動を規制することができ
る距離とすることで十分であり,その距離を確保できる
ように,ストッパ30の平坦部33の角度が決定される。
【0029】ウイング屋根の閉じる動作は,上記開き動
作とまったく逆となって達成される。
【0030】
【効果】本発明の開閉補助装置を,中折れ可能なウイン
グ式屋根をもつ車両に組み込むと,ウイング式屋根の開
閉時に,中折れ部(側壁下部)の下端が,車両と接触し
ないように弧を描くことから,中折れ部の下端と車両と
の干渉がなく,したがって,円滑な屋根の開閉をするこ
とができる。したがって,中折れ部が風等により,また
車両が傾斜地に停車することにより,車両と接触し得る
場合でも,当該車両を利用できる。
【0031】さらに,中折れ部の下端と車両とが,ウイ
ング式屋根の開閉時に干渉しないことから,より長い中
折れ部をもつウイング式屋根を利用でき,これによりウ
イング式屋根の全開時に,車両の側方にデッドスペース
を生じないようにすることができる。
【0032】また,ウイング式屋根を全開にしたとき,
本発明の開閉補助装置は中折れ部を規制しないことか
ら,フォークリフト等が中折れ部に接触しても,自由に
揺動し,したがって屋根が損傷することがない。
【0033】さらにまた,本発明の開閉補助装置を構成
するバーの長さを調節することにより,またストッパに
よる角度制限を調節することにより,簡単にウイング式
屋根の開閉時の中折れ部の動作を調節することができ,
したがって,当該車両を,容易に,その目的,荷物の搬
入,搬出の状況にそったものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】片側のウイング式屋根が中折れした状態で開放
した状態の従来の車両の斜視図を示す。
【図2】一方の中折れ可能なウイング式屋根が中折れし
た状態で開き,他方の中折れしないウイング式屋根が単
に開いた状態を車両の正面からみた図を示す。
【図3】図3(a)は,従来の中折れ可能なウイング屋
根をもつ車両において,風等により中折れ部(側壁下
部)が揺動し,車両と接触する状態を示し,図3(b)
は,傾斜地に車両が停止したときに中折れ部が揺動して
車両と接触する状態を示す。
【図4】図4は,車両のウイング式屋根に,長い中折れ
部を使用したときに生ずるデッドスペース(斜線部)を
示し(左側),短い中折れ部を使用したときに生じるデ
ッドスペース(斜線図)を示す(左側)。
【図5】図5(a)は本発明の開閉補助装置が組み込ま
れて車両のウイング式屋根の,一部省略された部分拡大
図正面図であり,図5(b)は,車両に組み込まれる前
の本発明の開閉補助装置を示す。
【図6】図6(a)は,図5(a)に示された本発明の開
閉補助装置の平面図であり,図6(b)は本発明の開閉
補助装置のストッパの斜視図である。
【図7】図7(a)は,車両のウイング式屋根が閉じた
ときの本発明の開閉補助装置の正面図であり,図7
(b)は車両のウイング式屋根が開いたとき,本発明の
開閉補助装置のバーが回転した状態を示す。
【図8】図8(a)は,さらに車両にウイング式屋根が
開いたとき,本発明の開閉補助装置のバーが回転して,
ストッパが第二のバーに接触した状態を示し,図8
(b)は,ウイング式屋根の開き動作と共に,本発明の
開閉補助装置の二つのバーが一体として回転した状態を
示す。
【図9】図9(a)は,ウイング式屋根がさらに開いた
とき,本発明の開閉補助装置が一体となった二つのバー
により,中折れ部の揺動が制限されて,図9(b)は車
両にウイング式屋根が全開したときの,本発明の開閉装
置を示す。
【符号の説明】
3 ウイング式屋根 5 天井部分 6 側壁上部 7 側壁下部 8 ピン 10 前枠 20 本発明の開閉補助装置 21 第一のバー 22 第二のバー 23 ピン 25 ピン 26 ロッド 30 ストッパ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の前枠部と後枠部との間にわたされた
    枢軸に,天井部分と側壁部分とから成る断面L字形の屋
    根が左右に枢着されたウイング式屋根を有し,その断面
    L字形の屋根の少なくとも一方の前記側壁部分が,前記
    天井部分に続く側壁上部と,該側壁上部に連結ピンによ
    り,内側に中折れ可能に連結された側壁下部と,から構
    成される車両において,前記側壁下部を円滑に開閉する
    ための開閉補助装置であって, 1) 前記枢軸に対して垂直な面内でほぼ回動自在にな
    るように,前記側壁下部の端面下方に,第一のピンによ
    り取り付けられる先端を有する第一のバーと, 2) 前記面内でほぼ回動自在になるように,前記第一
    のバーの後端に第二のピンにより回動自在になるように
    連結される先端を有し,前記枠部の上方に第三のピンに
    より取り付けられる後端を有する第二のバーであって,
    前記側壁上部と側壁下部とからなる屋根が開くとき,前
    記第二のバーが前記第三のピンを中心に,その開く屋根
    と同じ方向に回転しつつ,前記第一のバーが前記一のピ
    ンを中心に,前記第二のバーの回転方向と反対方向に回
    転できるように,前記第一のバーに連結される,ところ
    の第二のバーと, 3) 前記開く,側壁上部と側壁下部とからなる屋根に
    より,前記第二のバーが所定の角度,回動する間,前記
    第一のバーの,前記第二のバーに対する回転を制限する
    ストッパと,を有し,前記ストッパにより前記第一のバ
    ーの回転が制限されているとき,前記第一のピンと前記
    第三のピンとの間の距離が一定となり,前記側壁下部の
    中折れ動作が制限される,ことを特徴とする開閉補助装
    置。
  2. 【請求項2】前記左右の断面L字形の屋根の両方の側壁
    部分が,前記天井部分に続く側壁上部と,該側壁上部に
    連結ピンにより,内側に中折れ可能に連結された側壁下
    部とから構成される,請求項1に記載の開閉補助装置。
  3. 【請求項3】前記ストッパが前記第二のピンの近傍に取
    り付けられている,請求項1に記載の開閉補助装置。
  4. 【請求項4】前記ストッパが前記バーのいずれか一方に
    取り付けられている,請求項1に記載の開閉補助装置。
  5. 【請求項5】前記ストッパが前記バーの両方に取り付け
    られている,請求項1に記載の開閉補助装置。
  6. 【請求項6】前記第一または第三のピンが球体ペアリン
    グで支持されている,請求項1に記載の開閉補助装置。
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Cited By (3)

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