JP3398902B2 - 移動式間仕切り装置を備えたウイング車 - Google Patents
移動式間仕切り装置を備えたウイング車Info
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- JP3398902B2 JP3398902B2 JP17382993A JP17382993A JP3398902B2 JP 3398902 B2 JP3398902 B2 JP 3398902B2 JP 17382993 A JP17382993 A JP 17382993A JP 17382993 A JP17382993 A JP 17382993A JP 3398902 B2 JP3398902 B2 JP 3398902B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は移動式間仕切り装置を備
えたウイング車に関するものである。
えたウイング車に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】前壁の上部と後壁又は扉枠の上部間に支
持梁を張設し、該支持梁の両側に屋根の一部と側壁の上
部を形成する羽根を上下に回動自在に蝶着したウイング
車については、荷物の積卸し作業が非常に合理的な理由
で広く使用されている、一方最近の消費者の嗜好、物流
事情等により種類の異なった様々な荷物を同時に一台の
車輛で運ぶことがあるが、荷物によっては同じ荷室に積
込むことが出来ず、荷室内を仕切りによって複数の部屋
に分割し、各部屋に種類ごとに積込むために荷室内に間
仕切り壁を装着していた。
持梁を張設し、該支持梁の両側に屋根の一部と側壁の上
部を形成する羽根を上下に回動自在に蝶着したウイング
車については、荷物の積卸し作業が非常に合理的な理由
で広く使用されている、一方最近の消費者の嗜好、物流
事情等により種類の異なった様々な荷物を同時に一台の
車輛で運ぶことがあるが、荷物によっては同じ荷室に積
込むことが出来ず、荷室内を仕切りによって複数の部屋
に分割し、各部屋に種類ごとに積込むために荷室内に間
仕切り壁を装着していた。
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】通常のウイング車は屋
根の一部と側壁の上部を形成する羽根が上下に回動する
ので前後に移動自在の間仕切り壁を天井及び側壁の上部
に装着できないので、同じ荷室に積込むことが出来ない
種類の異なった様々な荷物を同時に一台の車輛で運ぶこ
とができず、従って通常は左右の側壁と屋根部が固定し
た通常の六面体の箱型の車両に移動自在の間仕切り壁を
装着して種類の異なった様々な荷物を運搬していた、し
かしながらこの通常の六面体の箱型の車両の仕切り壁で
仕切った各部屋にそれぞれ荷物を積込、積卸すには仕切
り壁が邪魔になるので、荷役の都度仕切り壁をを取り外
すか、仕切り壁に扉を設けて扉の開閉により荷物を積
込、積卸しを行っていたので相当に能率が悪かった。
根の一部と側壁の上部を形成する羽根が上下に回動する
ので前後に移動自在の間仕切り壁を天井及び側壁の上部
に装着できないので、同じ荷室に積込むことが出来ない
種類の異なった様々な荷物を同時に一台の車輛で運ぶこ
とができず、従って通常は左右の側壁と屋根部が固定し
た通常の六面体の箱型の車両に移動自在の間仕切り壁を
装着して種類の異なった様々な荷物を運搬していた、し
かしながらこの通常の六面体の箱型の車両の仕切り壁で
仕切った各部屋にそれぞれ荷物を積込、積卸すには仕切
り壁が邪魔になるので、荷役の都度仕切り壁をを取り外
すか、仕切り壁に扉を設けて扉の開閉により荷物を積
込、積卸しを行っていたので相当に能率が悪かった。
【０００４】本発明の目的は、ウイング車に移動自在の
間仕切り壁を装着することを可能にすることによって、
種類の異なった様々な荷物を同時に運搬できしかもウイ
ング車の特質である羽根を上下に開閉することによっ
て、荷物の積卸し作業が非常に合理的にすることであ
る。
間仕切り壁を装着することを可能にすることによって、
種類の異なった様々な荷物を同時に運搬できしかもウイ
ング車の特質である羽根を上下に開閉することによっ
て、荷物の積卸し作業が非常に合理的にすることであ
る。
【０００５】
【課題を解決する手段】前記の目的を達成するために、
荷台の床部の前端に前壁を立設し、後端に後壁又は扉枠
を立設し、該前壁の上部と後壁又は扉枠の上部間に仕切
壁の上端を装着できる程度の幅を有する屋根中央部を固
着し、該屋根中央部の左右両側に屋根の一部と側壁の上
部を形成する羽根を上下に回動自在に枢着し、該左右両
側の屋根の一部と側壁の上部を形成する羽根の枢着部の
間に形成された屋根中央部の下側に、前後に移動自在に
間仕切り壁の上端を装着したことを特徴とする移動式間
仕切り装置を備えたウイング車を提供する。
荷台の床部の前端に前壁を立設し、後端に後壁又は扉枠
を立設し、該前壁の上部と後壁又は扉枠の上部間に仕切
壁の上端を装着できる程度の幅を有する屋根中央部を固
着し、該屋根中央部の左右両側に屋根の一部と側壁の上
部を形成する羽根を上下に回動自在に枢着し、該左右両
側の屋根の一部と側壁の上部を形成する羽根の枢着部の
間に形成された屋根中央部の下側に、前後に移動自在に
間仕切り壁の上端を装着したことを特徴とする移動式間
仕切り装置を備えたウイング車を提供する。
【０００６】
【実施例】以下図面により本発明の実施例を説明する
と、図１は本発明による仕切壁を装着したウイング車の
一方の屋根を開放した全体斜視図を示し、図２は図１の
Ａ−Ａ矢視図を示し、図３は図２のＢ−Ｂ矢視図を示
し、図４は屋根中央部の下側に前後に移動自在に間仕切
り壁の上端を装着する際の分解斜視図を示し、図５は図
２の矢視Ｃ部の詳細を示す。
と、図１は本発明による仕切壁を装着したウイング車の
一方の屋根を開放した全体斜視図を示し、図２は図１の
Ａ−Ａ矢視図を示し、図３は図２のＢ−Ｂ矢視図を示
し、図４は屋根中央部の下側に前後に移動自在に間仕切
り壁の上端を装着する際の分解斜視図を示し、図５は図
２の矢視Ｃ部の詳細を示す。
【０００７】図１、図２において、本実施例に示される
ウイング車１０は床部１２の前端に前壁１４を立設し、
後端に扉枠１６を立設し、該前壁１４の上部と扉枠１６
の上部間に仕切壁１８の上端を装着できる程度の幅を有
する屋根中央部２０を固着し、図２、図５に示されるよ
うに、この屋根中央部２０の左右両側に断面矩形の支持
梁２２、２２を前後に沿設し、この支持梁２２、２２に
屋根の一部と側壁の上部を形成する羽根２４、２４を上
下に回動自在に蝶番２６を介して枢着し、この蝶番２６
が固着されることによって形成された間隙は、防水性の
シ−ト２８の両端を図５に示される溝形部材３０と座金
３２で押圧固着することによって完全に被われる。
ウイング車１０は床部１２の前端に前壁１４を立設し、
後端に扉枠１６を立設し、該前壁１４の上部と扉枠１６
の上部間に仕切壁１８の上端を装着できる程度の幅を有
する屋根中央部２０を固着し、図２、図５に示されるよ
うに、この屋根中央部２０の左右両側に断面矩形の支持
梁２２、２２を前後に沿設し、この支持梁２２、２２に
屋根の一部と側壁の上部を形成する羽根２４、２４を上
下に回動自在に蝶番２６を介して枢着し、この蝶番２６
が固着されることによって形成された間隙は、防水性の
シ−ト２８の両端を図５に示される溝形部材３０と座金
３２で押圧固着することによって完全に被われる。
【０００８】図４に示されるように、前記の屋根中央部
２０の下側には左右一対の断面逆溝形の案内レ−ル３
４、３４を該支持梁２２、２２に平行に並設し、この案
内レ−ル３４、３４内を矩形の枠体で構成された走行体
３６の上部の前後に装着された一対のロ−ラ３８、３８
・・が走行し、この走行体３６の下部の前部には仕切壁
１８の左右上部が軸ピン４０、４０を介して上下に回動
自在に懸垂されるとともに、仕切壁には回転片４２、４
２が固着され、他方該走行体３６の下部の後部には流体
圧で伸縮するシリンダ−４４、４４が軸ピン４６、４６
を介して回動自在に枢着され、このシリンダ−４４、４
４のロッド部先端は、該回転片４２、４２に回動自在に
枢着されている。
２０の下側には左右一対の断面逆溝形の案内レ−ル３
４、３４を該支持梁２２、２２に平行に並設し、この案
内レ−ル３４、３４内を矩形の枠体で構成された走行体
３６の上部の前後に装着された一対のロ−ラ３８、３８
・・が走行し、この走行体３６の下部の前部には仕切壁
１８の左右上部が軸ピン４０、４０を介して上下に回動
自在に懸垂されるとともに、仕切壁には回転片４２、４
２が固着され、他方該走行体３６の下部の後部には流体
圧で伸縮するシリンダ−４４、４４が軸ピン４６、４６
を介して回動自在に枢着され、このシリンダ−４４、４
４のロッド部先端は、該回転片４２、４２に回動自在に
枢着されている。
【０００９】以上の構成であるから、仕切壁１８は走行
体３６の走行とともに前後に移動し、シリンダ−４４、
４４の伸縮に応じて上下に回動するので不要の場合は屋
根中央部２０の下面に平行位置にでき、さらに図２に示
すように仕切壁１８の下端には落し錠４８、４８が取付
けられているので床面の所定の位置に固定でき、裏側に
取付けられた落し錠５０、５０によって不要の場合はは
ねあげて屋根中央部２０の下面に平行位置に固定でき
る。
体３６の走行とともに前後に移動し、シリンダ−４４、
４４の伸縮に応じて上下に回動するので不要の場合は屋
根中央部２０の下面に平行位置にでき、さらに図２に示
すように仕切壁１８の下端には落し錠４８、４８が取付
けられているので床面の所定の位置に固定でき、裏側に
取付けられた落し錠５０、５０によって不要の場合はは
ねあげて屋根中央部２０の下面に平行位置に固定でき
る。
【００１０】なお、仕切壁１８の上部には換気扇５２、
５２が装着され、周囲には図３に示されるように、断面
コの字形に折曲げたアルミ部材５４で被い、ゴム等のシ
−ル材５６、５６をアルミ座金５８を介してブラインド
リベット６０で水密に固着している。
５２が装着され、周囲には図３に示されるように、断面
コの字形に折曲げたアルミ部材５４で被い、ゴム等のシ
−ル材５６、５６をアルミ座金５８を介してブラインド
リベット６０で水密に固着している。
【００１１】
【効果】本発明は上記の構成に示されるように、ウイン
グ車に移動自在の間仕切り壁を装着することによって、
種類の異なった様々な荷物を同時に運搬できしかもウイ
ング車の特質である羽根を上下に開閉することによっ
て、荷物の積卸し作業が非常に合理的にできる。
グ車に移動自在の間仕切り壁を装着することによって、
種類の異なった様々な荷物を同時に運搬できしかもウイ
ング車の特質である羽根を上下に開閉することによっ
て、荷物の積卸し作業が非常に合理的にできる。
【図１】本発明による仕切壁を装着したウイング車の一
方の屋根を開放した全体斜視図を示す。
方の屋根を開放した全体斜視図を示す。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視図を示す。
【図３】図２のＢ−Ｂ矢視図を示す。
【図４】屋根中央部の下側に前後に移動自在に間仕切り
壁の上端を装着する際の分解斜視図を示す。
壁の上端を装着する際の分解斜視図を示す。
【図５】図２の矢視Ｃ部の詳細を示す。
１０ ウイング車
１２ 床部
１４ 前壁
１６ 扉枠
１８ 仕切壁
２０ 屋根中央部
２２ 支持梁
２４ 羽根
２６ 蝶番
２８ シ−ト
３０ 溝形部材
３２ 座金
３４ 案内レ−ル
３６ 走行体
３８ ロ−ラ
４０ 軸ピン
４２ 回転片
４４ シリンダ−
４６ 軸ピン
４８ 落し錠
５０ 落し錠
５２ 換気扇
５４ アルミ部材
５６ シ−ル材
５８ アルミ座金
６０ ブラインドリベット
フロントページの続き
(56)参考文献 実開 昭55−73439（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭51−10715（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B60J 7/08
B60P 3/20
B62D 33/04
Claims (3)
- 【請求項１】 荷台の床部の前端に前壁を立設し、後端
に後壁又は扉枠を立設すると共に、該前壁の上部と該後
壁又は扉枠の上部間に、間仕切り壁の上端を装着できる
程度の幅を有する屋根中央部を固着し、該屋根中央部の
左右両側に、前後に延びる支持梁をそれぞれ設けて、そ
れら各支持梁に対して、屋根の一部と側壁の上部を形成
する羽根を上下に回動自在にそれぞれ枢着せしめ、該左
右両側の屋根の一部と側壁の上部を形成する羽根の枢着
部の間に形成された屋根中央部の下側に、左右一対の案
内レールを前記二つの支持梁に平行に延びるように設け
て、それら左右一対の案内レールに案内されて、前後に
移動自在となる状態で、間仕切り壁の上端を、該屋根中
央部の下側に装着したことを特徴とする移動式間仕切り
装置を備えたウイング車。 - 【請求項２】 前記屋根中央部の下側に設けられた左右
一対の案内レールに案内されて、前後に移動せしめられ
る走行体を、更に設けると共に、かかる走行体に対し
て、前記間仕切り壁を上下に回動自在に懸垂せしめるこ
とにより、該間仕切り壁が、該屋根中央部の下側に、該
走行体を介して、前後に移動自在に装着されている請求
項１に記載の移動式間仕切り装置を備えたウイング車。 - 【請求項３】 前記間仕切り壁の下端に落し錠を設け
て、該間仕切り壁が床面の所定の位置に固定せしめられ
得るようにした請求項１又は請求項２の何れかに記載の
移動式間仕切り装置を備えたウイング車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17382993A JP3398902B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 移動式間仕切り装置を備えたウイング車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17382993A JP3398902B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 移動式間仕切り装置を備えたウイング車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071969A JPH071969A (ja) | 1995-01-06 |
| JP3398902B2 true JP3398902B2 (ja) | 2003-04-21 |
Family
ID=15967933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17382993A Expired - Fee Related JP3398902B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 移動式間仕切り装置を備えたウイング車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3398902B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5242446B2 (ja) * | 2009-02-26 | 2013-07-24 | 一成 江藤 | 間仕切り壁を備えたウイング車 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP17382993A patent/JP3398902B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH071969A (ja) | 1995-01-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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