JPH059239Y2 - - Google Patents

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JPH059239Y2
JPH059239Y2 JP1987042680U JP4268087U JPH059239Y2 JP H059239 Y2 JPH059239 Y2 JP H059239Y2 JP 1987042680 U JP1987042680 U JP 1987042680U JP 4268087 U JP4268087 U JP 4268087U JP H059239 Y2 JPH059239 Y2 JP H059239Y2
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JP
Japan
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fan
opening
locking body
tread plate
footboard
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JP1987042680U
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JPS63150846U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は貨物自動車の荷台周縁にとりつけられ
ている煽の内側に装着した昇降用踏板装置に関す
るものである。
(従来技術) 従来の踏板装置は、実開昭60−142144号や実開
昭60−87739号に見られるように踏板装置を構成
する部品点数が多く、構造が複雑でしかも操作の
点でも面倒で問題があつた。
(考案の解決しようとする問題点) 本考案は上記の問題点を改良し、簡単な構造
で、しかも煽を倒伏して踏板を必要とするときに
のみワンタツチ操作で踏板を開放し、使用できる
ようにした踏板装置を提供しようとするものであ
る。
(考案による問題点の解決手段) 煽aに設けた凹部6内に嵌挿されたU型本体部
7と、煽の内側面に固設された左右対をなすフラ
ンジ8,8とからなるハツト型をした基台5と、
前記U型本体部7の両側に設けた縦長孔10に両
端が上下摺動可能に取付けられた支軸11に基部
を固設された踏板4と、前記基台本体部7を跨い
で左右フランジ8,8間に固設した踏板4の水平
位置保持用のストツパ14とからなり、前記踏板
4の自由端側中央部に丸孔12aと該丸孔12a
の上下に設けられ両側に傾斜部を有する長孔12
b,12cよりなる開口12を有し、これに対し
煽a側には前記丸孔12aより小径で逆円錐面を
有する係止体13が固着されており、煽開放時に
は踏板4は長孔10にそつて自重で垂下し、前記
係止体13は開口12の長孔12b又は12cの
両側傾斜部と係合し、煽から離れないようにする
と共に、踏板を必要とする時には、開口12の丸
孔12aを係止体13に整合させて引出し、外側
に回動してステツプを構成するようにした。
(実施例) 第9図は本考案に係る踏板装置を取付けること
ができるトラツクである。踏板装置はトラツク荷
台にヒンジで取付けられていて、荷役作業時に側
方又は後方へ倒すことができる煽aに取付けられ
る。したがつて第9図では煽aが立つた位置にあ
るので、踏板装置は見えない位置にある。
第1図は煽a(図は後部煽を示す)が起立状態
を実線で、又ヒンジ1で後方に倒れた位置を2点
鎖線で示す。2は後部枠材で、これに煽aはヒン
ジ1を介し取付けられている。3は荷台である。
さて、第2図でAは本考案に係る踏板装置で、
煽aが起立した位置で見て内側即ち荷台側に取付
けられ、この状態では踏板4は煽aに密接した状
態に保持されている。又煽aがヒンジ1のまわり
に回動して開放した倒伏位置で、作業員が荷台3
に昇降する為必要とするときは、踏板4を水平位
置まで回動して使用するようになつている。
第2図は煽aが起立位置にあり、踏板4が煽a
の内側に収納されている状態を示す。5はハツト
型をした基台で、煽aに設けた凹部6内にU型本
体部7が嵌め込まれ、その両側フランジ8は煽a
の内側に皿ビス9で固着されている。U型本体部
7の両側には縦長孔10が対向して設けられ、こ
の長孔10,10間に踏板4の支軸11の両端が
外れないように係合している。支軸11には踏板
4の基部が固着されている。長孔10は煽aの内
面より奥まつた位置にあるので、踏板は図の如く
その基部がわん曲している。
12は踏板4の端部近傍の中央部に設けた開口
である。該開口12は丸孔12aとこれと同心の
上下の長孔12b,12cとからなり、踏板の不
使用時には長孔12b又は12cの部分が煽に固
着された皿ビスの如き係止体と係合し外れないよ
うになつている。以下の実施例では係止体として
皿ビス13を例にとり説明する。長孔12bは第
5図に示す如く、その両側に皿ビス13の頭のテ
ーパに合せた傾斜部を設けているので、外れよう
としてもこの頭に邪魔されて外れることができな
いので、走行中に踏板4が躍ることがない。
第2図に戻つて14は基台5の上面に一致させ
て、フランジ8,8の間に跨つて固設されたスト
ツパ板である。
(作用) 1 煽aが起立状態にあるときは、第2図の如く
吊下げ状態で煽aの厚み内に収納され、荷台の
有効長又は有効幅を減少させないようになつて
いる。このとき皿ビス13は長孔12cの傾斜
部と係合し、ばたつかないようになつている。
勿論こうするには基台5に設けた長孔10を長
くする必要がある。
2 次に煽aをヒンジまわりに回動して外側に倒
し、煽が水平位置を超えると踏板4はその自重
で支軸11が長孔10にそつて摺動し、長孔1
2bの傾斜部が皿ビス13と係合するので、抜
け出ることがない。
3 上下昇降のために踏板を必要とするときは、
踏板を持ち上げ、丸孔12aを皿ビス13の位
置まで移動させる。そして丸孔12aの位置で
踏板4を前方に引き出すと、踏板4は支軸11
のまわりに開放され、ストツパ板14に当るま
で回動する。即ちこの位置で第6図の如く踏板
として使用できる。
4 踏板4を収納するときは、逆に踏板4をその
支軸のまわりに回動して持ち上げ、丸孔12a
と皿ビス13を合致させた状態で手を離すと自
重で長孔12bの部分が皿ビス13と係合する
ようになるので、も早倒れて開放することはな
い。
(効果) 1 煽aを倒した状態にしたときに荷台3上への
昇降を必要としない時には、踏板4はそれ自身
の自重で煽に添つて収納されており、作業員が
昇降を必要とするときには踏板4をワンタツチ
操作で開放できるようになつたので、安全で操
作がきわめて簡単である。
2 従来に比し至極簡単な構造であるので、部品
点数も少く、又既存の煽にも簡単にとりつける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は煽を起立位置から倒した状態で踏板を
使用可能にした状態を示す。第2図は踏板装置の
斜視図。第3図は第2図の−矢視図。第4図
は長孔の正面図。第5図は第4図の−断面
図。第6図は第3図と同矢視図で、踏板が倒れた
状態を示す。第7図は踏板の長孔の正面図で、皿
ビスと長孔が係合した状態を示す。第8図は同じ
く、丸孔と皿ビスが同心位置になつた状態を示
す。第9図は煽付トラツクを示す。 図において;A……踏板装置、a……煽、1…
…ヒンジ、2……後部枠材、3……荷台、4……
踏板、5……基台、6……凹部、7……U型本体
部、8……フランジ、9……皿ビス、10……縦
長孔、11……支軸、12……開口、12a……
丸孔、12b,12c……長孔、13……皿ビ
ス、14……ストツパ板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 煽aに設けた凹部6内に嵌挿されたU型本体部
    7と、煽の内側面に固設された左右対をなすフラ
    ンジ8,8とからなるハツト型をした基台5と、
    前記U型本体部7の両側に設けた縦長孔10に両
    端が上下摺動可能に取付けられた支軸11に基部
    を固設された踏板4と、前記基台本体部7を跨い
    で左右フランジ8,8間に固設した踏板4の水平
    位置保持用のストツパ14とからなり、前記踏板
    4の自由端側中央部に丸孔12aと該丸孔12a
    の上下に設けられ両側に傾斜部を有する長孔12
    b,12cよりなる開口12を有し、これに対し
    煽a側には前記丸孔12aより小径で逆円錐面を
    有する係止体13が固着されており、煽開放時に
    は踏板4は長孔10にそつて自重で垂下し、前記
    係止体13は開口12の長孔12b又は12cの
    両側傾斜部と係合し、煽から離れないようにする
    と共に、踏板を必要とする時には、開口12の丸
    孔12aを係止体13に整合させて引出し、外側
    に回動してステツプを構成するようにしたことを
    特徴とする貨物自動車の昇降用踏板装置。
JP1987042680U 1987-03-25 1987-03-25 Expired - Lifetime JPH059239Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987042680U JPH059239Y2 (ja) 1987-03-25 1987-03-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987042680U JPH059239Y2 (ja) 1987-03-25 1987-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63150846U JPS63150846U (ja) 1988-10-04
JPH059239Y2 true JPH059239Y2 (ja) 1993-03-08

Family

ID=30858823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987042680U Expired - Lifetime JPH059239Y2 (ja) 1987-03-25 1987-03-25

Country Status (1)

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JP (1) JPH059239Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50156937U (ja) * 1974-06-13 1975-12-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63150846U (ja) 1988-10-04

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