JP2545505Y2 - 掘削作業機 - Google Patents

掘削作業機

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JP2545505Y2
JP2545505Y2 JP25992U JP25992U JP2545505Y2 JP 2545505 Y2 JP2545505 Y2 JP 2545505Y2 JP 25992 U JP25992 U JP 25992U JP 25992 U JP25992 U JP 25992U JP 2545505 Y2 JP2545505 Y2 JP 2545505Y2
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JP
Japan
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cabin
windshield
frame
battery
storage chamber
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JP25992U
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English (en)
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JPH0557048U (ja
Inventor
洋輔 山下
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はバックホー等の掘削作業
機におけるキャビンとバッテリ格納室の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の掘削作業機のキャビンにおいて
も、フロントガラスを開放する技術は公知とされていた
のである。しかし、従来の開放構造は、フロントガラス
を二分割して、それぞれを上下にスライドさせ、オペレ
ータの前面の視界を良好にしていたのである。該従来技
術では、フロントガラスを上下に2分割する為に、中央
位置に上下の合わせ面ができ、該部分の継目にゴムの緩
衝材を介装する為に、オペレータの視界の中央にゴムが
位置することとなるという不具合いがあった。
【0003】またバッテリ格納室については、上面に開
放蓋があるたけで、バッテリ自体はバッテリ格納室の奥
深くに配置されているので、バッテリ液の補給や充電の
作業がやりにくいという不具合いがあった。またバッテ
リの交換となると、ステップフロアをも外す必要あり、
メンテナンスが非常に面倒となっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、超小旋回形
バックホー等の掘削作業機においては、メインブームや
バケットアームや、バケット等により構成された作業機
がキャビンの一方側に位置する為に、前方に障害物がな
く、天気の良い日にはフロントガラスを全面開放して作
業が可能となるのである。このようにフロントガラスを
全面開放する場合において、従来のように上下に分割し
て開放するのではなくて、一枚ガラスのままで、全面開
放可能とするものである。又、バッテリ格納室の内部に
配置したバッテリの、交換や充電やバッテリ液の交換等
のメンテナンスが容易に出来るように構成するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の解決すべき課題
は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段を説明
する。請求項1においては、旋回フレーム27の一側に
キャビン3を配置し、旋回フレーム27の他側にメイン
ブーム15の後部の上下回動枢支点を配置し、旋回フレ
ーム27の回転円周の内部に、メインブーム15とバケ
ットアーム16とバケット17により構成された掘削作
業部を収納可能として、超小旋回を可能とした掘削作業
機において、該キャビン3のフロントガラス1を、メイ
ンブーム15の配置された側を回動の中心として、前方
へ略90゜回動開放可能とし、該開放位置でキャビン3
の側面側に摺動収納可能としたものである。
【0006】請求項2においては、請求項1記載の掘削
作業機において、旋回フレーム27の内部にバッテリ格
納室Bを設け、該旋回フレーム27の側面に、バッテリ
格納室Bの側面開放蓋24を回動開閉可能に配置し、該
側面開放蓋24を蓋回動枢支点21を中心に回動開放す
ることにより、バッテリ載置台23を移動させて、バッ
テリ格納室Bの外部に引き出し可能としたものである。
【0007】
【作用】次に作用を説明する。フロントガラス1を開け
る場合には、フロントガラス枠6に付設した、上下位置
の二箇所と左右位置の二箇所に配置したラッチ8・8・
9・9を外す。次に、ローラー5のローラー軸7がフロ
ントガラス枠6の回動枢支点を兼用しているので、該ロ
ーラー軸7を中心にフロントガラス枠6を前方に回動し
て開放する。次に略90゜だけフロントガラス1を開放
した状態で、ローラー5とローラー軸7の部分をキャビ
ン3のレール30に沿って、キャビン3の内部、または
外部に摺動し収納するのである。
【0008】次にバッテリの取出装置を説明する。バッ
テリ格納室Bの側面開放蓋24の部分を、蓋回動枢支点
21を中心に回動開放可能としている。該側面開放蓋2
4の開放により、引き出しリンク25と持ち上げリンク
22が連動して回動し、バッテリ載置台23は持ち上げ
られながら、バッテリ格納室Bの外部に取出移動される
のである。
【0009】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は超小旋回形バ
ッテリの全体斜視図、図2はキャビン3のフロントガラ
ス1の全面開放機構を示す斜視図、図3はフロントガラ
ス枠6の回動中心であり、摺動部を構成するローラー5
とローラー軸7の部分の後面図、図4は左右ラッチ9・
9の部分の後面図である。
【0010】図1において、クローラ式走行装置37の
上に旋回フレーム27が旋回台軸受を介して支持されて
いる。該旋回フレーム27の上の左側にキャビン3が設
けられており、該キャビン3の右側の位置に、メインブ
ーム15の後部の上下回動枢支点が設けられている。ま
た、クローラ式走行装置37の前部には、排土板18が
昇降可能に支持されている。該旋回フレーム27の回転
円周の内部に、メインブーム15とバケットアーム16
とバケット17により構成された、掘削作業部を収納可
能として、超小旋回を可能としている。また、キャビン
3の左側には乗降扉2が設けられており、またキャビン
3の右側にはサイドガラス4が設けられている。本考案
はこのように、キャビン3の側部にメインブーム15を
配置した超小旋回形バックホーにおいて、前面開放可能
なフロントガラス1の収納機構に関する。
【0011】次に、図2・図3・図4においてキャビン
3とフロントガラス1の構成について説明する。キャビ
ン3の右側に、フロントガラス1とフロントガラス枠6
の部分を、キャビン3の内部に収納する為のレール30
・31が、上下の位置に設けられている。そしてキャビ
ン3の前面に該上下のレール30・31の開口部が設け
られている。しかし、該レール30・31の開口部から
は、フロントガラス枠6を枢支するキャビン3は抜け出
すことは出来ないように支持している。故に、図2に示
す如きフロントガラス枠6の状態で、ローラー5がキャ
ビン3の内側に位置して、該ローラー5のローラー軸7
の部分を中心に、フロントガラス枠6が回動開放可能な
のである。該フロントガラス1はフロントガラス枠6の
内部に嵌め固定されており、該フロントガラス枠6の上
下に上下ラッチ8・8が設けられている。またフロント
ガラス枠6の左側に左右ラッチ9・9が設けられてい
る。
【0012】該フロントガラス枠6をキャビン3の前面
に閉鎖状態とした場合には、上下ラッチ8・8と左右ラ
ッチ9・9を、キャビン3の枠部分に設けたラッチ孔に
嵌入して固定しているのである。上下ラッチ8・8は図
3に示す如く付勢バネ19により突出側に付勢されてお
り、レバー38により該付勢バネ19に抗して収納可能
としている。同様に左右ラッチ9・9も付勢バネ20に
より突出側に付勢されており、レバー39により付勢バ
ネ20に抗して収納可能としている。図3において示す
ローラー5と、ローラー軸7の構成は、下部にも同様に
構成されており、該上下のローラー5が、上下のレール
30・31内で収納するのである。
【0013】図5は旋回フレーム27の一部に設けられ
たバッテリ格納室Bの側面図、図6は該バッテリ格納室
Bの側面断面図である。旋回フレーム27は超小旋回の
為に旋回外周よりも突出することが出来ず、旋回外周の
円の中に構成されている。そしてバッテリ26のメンテ
ナンスの際には、側面開放蓋24を開放するとバッテリ
載置台23が引き出されて、バッテリ26の点検や交換
が容易に出来るように構成している。即ち、側面開放蓋
24は蓋回動枢支点21を中心に開放回動可能に構成さ
れている。該側面開放蓋24の一部に引き出しリンク2
5が枢支されている。該引き出しリンク25の他端は、
バッテリ載置台23の一部に枢支されている。
【0014】バッテリ載置台23は下方に配置した持ち
上げリンク22により支持されており、該側面開放蓋2
4を開放すると、引き出しリンク25がバッテリ載置台
23を引っ張り、該バッテリ載置台23は持ち上げリン
ク22により支持されて、持ち上げ状態で、引き出され
るのである。バッテリ26のワイヤーハーネスは、該バ
ッテリ26の引き出しを可能とする長さに設定されてい
る。
【0015】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ので、フロントガラス1を上下に割る必要がないので、
一枚もののガラスにより構成することが可能となり、フ
ロントガラス1を閉鎖した状態の前面の視界をクリアに
することが出来たのである。また、超小旋回形バックホ
ーでは、作業部がキャビン3の右側にある為に、前方に
障害が無く、フロントガラス1の開閉が出来るのであ
る。また、作業部が右側にある為にサイドガラス4の部
分の開閉はなくて、フロントガラス1を該サイドガラス
4の部分に収納したとしても、作業機の右側への視界の
低下は発生しないのである。
【0016】請求項2の如く構成したので、走行・掘削
作業時には、側面開放蓋24は旋回フレーム27の回転
外周の内側に位置するので、旋回外周の径を小とするこ
とができ、また側面開放蓋24を開放した場合には、バ
ッテリ26も共に出てくるので、メンテナンスが容易に
出来るようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】超小旋回形バッテリの全体斜視図。
【図2】キャビン3のフロントガラス1の全面開放機構
を示す斜視図。
【図3】フロントガラス枠6の回動中心であり、摺動部
を構成するローラー5とローラー軸7の部分の後面図。
【図4】左右ラッチ9・9の部分の後面図。
【図5】旋回フレーム27の一部に設けられたバッテリ
格納室Bの側面図。
【図6】該バッテリ格納室Bの側面断面図。
【符号の説明】
1 フロントガラス 2 乗降扉 3 キャビン 4 サイドガラス 5 ローラー 6 フロントガラス枠 7 ローラー軸 8 上下ラッチ 9 左右ラッチ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回フレーム27の一側にキャビン3を
    配置し、旋回フレーム27の他側にメインブーム15の
    後部の上下回動枢支点を配置し、旋回フレーム27の回
    転円周の内部に、メインブーム15とバケットアーム1
    6とバケット17により構成された掘削作業部を収納可
    能として、超小旋回を可能とした掘削作業機において
    該キャビン3のフロントガラス1を、メインブーム15
    の配置された側を回動の中心として、前方へ略90゜回
    動開放可能とし、該開放位置でキャビン3の側面側に摺
    動収納可能としたこと特徴とする掘削作業機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の掘削作業機において、旋
    回フレーム27の内部にバッテリ格納室Bを設け、該旋
    回フレーム27の側面に、バッテリ格納室Bの側面開放
    蓋24を回動開閉可能に配置し、該側面開放蓋24を蓋
    回動枢支点21を中心に回動開放することにより、バッ
    テリ載置台23を移動させて、バッテリ格納室Bの外部
    に引き出し可能としたことを特徴とする掘削作業機。
JP25992U 1992-01-08 1992-01-08 掘削作業機 Expired - Lifetime JP2545505Y2 (ja)

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JP25992U JP2545505Y2 (ja) 1992-01-08 1992-01-08 掘削作業機

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Publication Number Publication Date
JPH0557048U JPH0557048U (ja) 1993-07-30
JP2545505Y2 true JP2545505Y2 (ja) 1997-08-25

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