JPH0421699Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0421699Y2
JPH0421699Y2 JP12247985U JP12247985U JPH0421699Y2 JP H0421699 Y2 JPH0421699 Y2 JP H0421699Y2 JP 12247985 U JP12247985 U JP 12247985U JP 12247985 U JP12247985 U JP 12247985U JP H0421699 Y2 JPH0421699 Y2 JP H0421699Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front glass
rail
ceiling
cabin
receiving plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12247985U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6229921U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12247985U priority Critical patent/JPH0421699Y2/ja
Publication of JPS6229921U publication Critical patent/JPS6229921U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0421699Y2 publication Critical patent/JPH0421699Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、動力作業機のキヤビンにおける前面
ガラス格納ロツク構造に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来、動力作業機におけるキヤビンの前面ガラ
スのスライド構造は、断面U字状に形成したレー
ルをキヤビンの前面部より天井部にわたる左右側
壁に配設し、前面ガラスに軸支したローラーを同
レールに遊嵌して前面ガラスをレールに沿つてス
ライドすべく構成されており、しかも、前面ガラ
スのローラーを同レールに遊嵌するには、切欠溝
部をレールに設け、同ローラーを同溝部より挿入
しており、他方、前面ガラスをスライドさせてキ
ヤビン前面部を開放状態とし天井部に前面ガラス
を固定する場合には、別途に格納ロツク機構を設
けて固定を行つていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 従つて、前面ガラスをスライド自在に装着する
ために、当初ローラーをレールに遊嵌するための
入口としてレールの切欠溝部を使用するが、前面
ガラスの装着後に、同切欠溝部は、閉塞板にて閉
塞されており、閉塞板は、それのみの機能を有す
るだけであり、前面ガラスを天井部に固定するに
は閉塞板とは別途に設けた固定板を利用してお
り、構造上、切欠溝部の閉塞板と固定板とが別体
であつて、構造上複雑でコストも不利であつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、動力作業機のキヤビンにおいて前
面部及び天井部の左右側部にレールを配設し、天
井部の左右側部に敷設したレールの水平レールの
一部に、前面ガラスの前後に軸支した上下車輪
を、同レール中に挿入遊嵌するための切欠溝部を
設け、同切欠溝部から、同レールに遊嵌した上下
車輪により前面ガラスをスライド自在に装着し、
しかも前面ガラスにロツクピンを有するロツク装
置を設けると共に、水平レールの下面に、切欠溝
部を閉塞する受板を取付け、同受板にロツクピン
が嵌入する挿通孔を設けて、前面ガラスの持上げ
スライド時の固定が行えるべく構成してなる動力
作業機のキヤビンにおける前面ガラス格納ロツク
機構を提供せんとするものである。
(ホ) 作用 本考案では、前面ガラスをまずレールにスライ
ド自在に装着するとしては、前面ガラスの上下車
輪をレール中に、天井部に配した水平レールの切
欠溝部より、嵌入して遊嵌状とした後に、同切欠
溝部を受板体にて閉塞して、同車輪が切欠溝部よ
り車輪が脱輪しないようにしておき、他方、キヤ
ビンの前面ガラスを持上げ天井部にスライドさ
せ、前面部を開放状とする際には、前面ガラス上
端のロツク装置は、水平レール終端部すなわち、
受板体側近に位置し、同ロツク装置のロツクピン
を同受体の挿通孔に嵌合せしめて前面ガラスをキ
ヤビンの天井部にまでスライド変位せしめて同位
置において格納固定するものである。
(ヘ) 効果 従つて、本考案によれば、レールの切欠溝部を
閉塞する受板体を、キヤビン天井部に前面ガラス
を格納ロツクするロツク機構に兼用でき、他の部
材を設けることなく、ロツク機構を構成すること
ができ、構造が簡易にして確実な前面ガラスの格
納ロツク作動が行えるという効果を奏する。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
Aは動力作業機としてのバツクホーを示してお
り、同バツクホーAは、下部に履帯1を懸架した
走行部2を配設し、その上部には機体3を連設
し、同機体3は旋回自在に構成すると共に、同機
体3の先端部には、ブームブラケツト4を介して
ブーム5を連結し、同ブーム5先端にはバケツト
6を突設し、それぞれの油圧シリンダにより掘削
作業を行うものである。
また、同機体3には運転部を設けたキヤビン7
及び原動機を収納したボンネツト8を配設し、原
動機の動力により同バツクホーAの走行を行い、
機体3の旋回及びバケツト6の掘削作業を行うも
のである。
同機体3上に載置されたキヤビン7は、方形状
に形成されており、同キヤビン7の上部四方には
窓部9を設け、それぞれの窓部9にはガラスが張
設されている。
また同キヤビン7の前面部10の下半部には固
定ガラスにて閉塞状態とし、上半部は前面ガラス
11を前面部10から、天井部7−1にかけて、
スライド自在とし、キヤビン7前面部10を開閉
自在に構成するものである。
すなわち、キヤビン7は、断面をU字状のレー
ル13,13′が前面部10及び天井部7−1に
わたつてキヤビン7の左右側面12,12′に配
設しており、同レール13,13′は前面部10
の垂直レール13−1及び天井部7−1の水平レ
ール13−2により構成され、しかも、前面ガラ
ス11に車軸14を横側方に突出し、上下車輪1
5,16を同車軸14に回動自在に設けると共
に、同車軸15,16を水平レール13−2の終
端部に設けた切欠溝部23より挿入し、車輪1
5,16を同レール13,13′中に遊嵌するこ
とにより、前面ガラス11をスライド自在に構成
しているものである。
また、前面ガラス11は上車輪15下方にロツ
ク装置aを設けており、キヤビン7の前面部10
で固定するものであり、同ロツク装置aは前面ガ
ラス11の内側面上端に長手状の支持体17を横
方向に連設し、同支持体17の側面17−1に
は、長手状の基杆18が配され、同基杆18内に
ロツクピン19を摺動自在に設け、同ロツクピン
19を垂直レール13−1の内側上端部に連設し
たブラケツト20の挿通孔に嵌合自在とし固定す
べく構成したものである。
同ロツクピン19は、中途部に操作レバー21
を突出すると共に、同レバー21を基杆18に穿
設した溝部22に嵌合してロツクピン19の操作
を行うものである。
しかも、同キヤビン7の前面部10に位置した
前面ガラス11を天井部7−1の水平レール13
−2に持ち上げ天井部7−1にスライドさせた際
に、同ロツク装置aを利用して天井部7−1にお
ける前面ガラス11の格納ロツクを行うものであ
る。
すなわち、天井部7−1における格納ロツク機
構Mは、水平レール13−2の終端部の切欠溝部
23を閉塞すべく同レール13−2の下側面13
−3には、長手状の受板体24が連設され、同受
板体24は、キヤビン7の側面12,12′より
延設されたL字状のレール支持体25の取付面2
5−1にボルト26を介して連結されており、同
受板体24により、前面ガラス11が天井部7−
1にスライドした際に車輪15,16の脱輪を防
止するものであり、前面ガラス11のロツク装置
aのロツクピン19を符合した挿通孔27を受板
体24の側面に穿設して、ロツク装置9のロツク
ピン19が同挿通孔に嵌合自在とし、天井部7−
1における格納ロツクを行うものである。
なお、28はキヤビン7の背面29に突設した
ゴム受体であり、上車輪15を天井部7−1にお
いて受け止めするものであり、30は前面ガラス
11上端中央に穿設した把持体である。
本考案は上記のように構成されているものであ
り、前面ガラス11をレール13にスライド自在
に装着する際には、前面ガラス11の上下車輪1
5,16を水平レール13−2の切欠溝部23よ
り挿入遊嵌して同切欠溝部23を下方より受板体
24にて連結に同車輪15,16が脱輪しないよ
うに閉塞状とするものであり、前面ガラス11を
持上げ天井部7−1にスライドさせた場合に、前
面ガラス11のロツク装置aは水平レール13−
2の終端部、すなわち、切欠溝部23を閉塞した
受板体24に位置し、同ロツク装置aのロツクピ
ン19を同受板体24側面の挿通孔27に嵌合し
て、他の部材を設けることなく前面ガラス11を
キヤビン7の天井部7−1で格納固定することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例全体側面図、第2図
は、同要部断面側面図、第3図は、同要部断面拡
大図、第4図は、第3図の−線断面図。 7……キヤビン、11……前面ガラス、13,
13′……左右レール、13−2……水平レール、
19……ロツクピン、23……切欠溝部、24…
…受板体、27……挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 動力作業機のキヤビン7において前面部10及
    び天井部7−1の左右側部にレール13,13′
    を配設し、天井部7−1の左右側部に敷設したレ
    ール13の水平レール13−2の一部に、前面ガ
    ラス11の前後に軸支した上下車輪15,16
    を、同レール13,13′中に挿入遊嵌するため
    の切欠溝部23を設け、同切欠溝部23から、同
    レール13,13′に遊嵌した上下車輪15,1
    6により前面ガラス11をスライド自在に装着
    し、しかも前面ガラス11にロツクピン19を有
    するロツク装置9を設けると共に、水平レール1
    3−2の下面に、切欠溝部23を閉塞する受板2
    4を取付け、同受板24にロツクピン19が嵌入
    する挿通孔27を設けて、前面ガラス11の持上
    げスライド時の固定が行えるべく構成してなる動
    力作業機のキヤビンにおける前面ガラス格納ロツ
    ク機構。
JP12247985U 1985-08-08 1985-08-08 Expired JPH0421699Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12247985U JPH0421699Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12247985U JPH0421699Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6229921U JPS6229921U (ja) 1987-02-23
JPH0421699Y2 true JPH0421699Y2 (ja) 1992-05-18

Family

ID=31012703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12247985U Expired JPH0421699Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0421699Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6229921U (ja) 1987-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5127191A (en) Door construction of an automobile
EP1081294A1 (en) Backhoe
US3972378A (en) Swing lock means for an hydraulic excavator
RU2517143C2 (ru) Рабочая машина
EP3719214B1 (en) Cab for working machine, and working machine
US2529200A (en) Material handling machine
JPH0421699Y2 (ja)
JP2000272346A (ja) キャブのスライドドア装置
JPH04353129A (ja) 建設機械の運転室
JPS6225922Y2 (ja)
CN214301931U (zh) 作业机械用工具箱及作业机械
JPS5816947Y2 (ja) 作業車用運転キャビンのドア−取付構造
JP4685275B2 (ja) 作業車の運転キャビン用サイドドア
JPS6322203Y2 (ja)
JPH0343328Y2 (ja)
JPH0613977Y2 (ja) 運転室後面窓の開閉機構
JP3156944B2 (ja) 建設機械の運転キャビン
JPH0124211Y2 (ja)
JPS6137537Y2 (ja)
JPH0114553Y2 (ja)
JPS621321Y2 (ja)
JPH08177081A (ja) 作業車両の運転室
JPH04134567U (ja) 建設機械の運転室
JPS6324862B2 (ja)
JPS6010182Y2 (ja) 作業車の運転部構造