JPH0557048U - 掘削作業機 - Google Patents

掘削作業機

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JPH0557048U
JPH0557048U JP25992U JP25992U JPH0557048U JP H0557048 U JPH0557048 U JP H0557048U JP 25992 U JP25992 U JP 25992U JP 25992 U JP25992 U JP 25992U JP H0557048 U JPH0557048 U JP H0557048U
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cabin
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洋輔 山下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超小旋回形バックホー等の掘削作業機におい
ては、メインブームやバケットアームや、バケット等に
より構成された作業機がキャビンの一方側に位置する為
に、前方に障害物がなく、天気の良い日にはフロントガ
ラスを全面開放して作業が可能となるのである。このよ
うにフロントガラスを全面開放する場合において、従来
のように上部に分割して開放するのではなくて、一枚ガ
ラスのままで、全面開放可能とするものである。 【構成】 掘削作業機において、オペレータの座席空間
を被覆するキャビン3の側方にメインブーム15の上下
回動枢支点を設け、該キャビン3のフロントガラス1
を、メインブーム15の配置された側を回動の中心とし
て、前方へ略90゜回動開放可能とし、該開放位置でキ
ャビン3の側面側に摺動収納可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はバックホー等の掘削作業機におけるキャビンとバッテリ格納室の構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の掘削作業機のキャビンにおいても、フロントガラスを開放する技術は公 知とされていたのである。しかし、従来の開放構造は、フロントガラスを二分割 して、それぞれを上下にスライドさせ、オペレータの前面の視界を良好にしてい たのである。フロントガラスを上下に2分割する為に、中央位置に上下の合わせ 面ができ、該部分の継目にゴムの緩衝材を介装する為に、オペレータの視界の中 央にゴムが位置することとなるという不具合いがあった。
【0003】 またバッテリ格納室については、上面に開放蓋があるたけで、バッテリ自体は バッテリ格納室の奥深くに配置されているので、バッテリ液の補給や充電の作業 がやりにくいという不具合いがあった。またバッテリの交換となると、ステップ フロアをも外す必要あり、メンテナンスが非常に面倒となっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、超小旋回形バックホー等の掘削作業機においては、メインブームや バケットアームや、バケット等により構成された作業機がキャビンの一方側に位 置する為に、前方に障害物がなく、天気の良い日にはフロントガラスを全面開放 して作業が可能となるのである。このようにフロントガラスを全面開放する場合 において、従来のように上下に分割して開放するのではなくて、一枚ガラスのま まで、全面開放可能とするものである。又、バッテリ格納室の内部に配置したバ ッテリの、交換や充電やバッテリ液の交換等のメンテナンスが容易に出来るよう に構成するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段を説 明する。即ち、掘削作業機において、オペレータの座席空間を被覆するキャビン 3の側方にメインブーム15の上下回動枢支点を設け、該キャビン3のフロント ガラス1を、メインブーム15の配置された側を回動の中心として、前方へ略9 0゜回動開放可能とし、該開放位置でキャビン3の側面側に摺動収納可能とした のである。
【0006】 また、掘削作業機のバッテリ格納室Bの側面開放蓋24を蓋回動枢支点21を 中心に回動開放可能とし、該側面開放蓋24の蓋回動枢支点21を中心とする回 動により、バッテリ載置台23を移動させて、バッテリ格納室Bの外部に引き出 し可能としたのである。
【0007】
【作用】
次に作用を説明する。フロントガラス1を開ける場合には、フロントガラス枠 6に付設した、上下位置の二箇所と左右位置の二箇所に配置したラッチ8・8・ 9・9を外す。次に、ローラー5のローラー軸7がフロントガラス枠6の回動枢 支点を兼用しているので、該ローラー軸7を中心にフロントガラス枠6を前方に 回動して開放する。次に略90゜だけフロントガラス1を開放した状態で、ロー ラー5とローラー軸7の部分をキャビン3のレール30に沿って、キャビン3の 内部、または外部に摺動し収納するのである。
【0008】 次にバッテリの取出装置を説明する。バッテリ格納室Bの側面開放蓋24の部 分を、蓋回動枢支点21を中心に回動開放可能としている。該側面開放蓋24の 開放により、引き出しリンク25と持ち上げリンク22が連動して回動し、バッ テリ載置台23は持ち上げられながら、バッテリ格納室Bの外部に取出移動され るのである。
【0009】
【実施例】 次に実施例を説明する。図1は超小旋回形バッテリの全体斜視図、図2はキャ ビン3のフロントガラス1の全面開放機構を示す斜視図、図3はフロントガラス 枠6の回動中心であり、摺動部を構成するローラー5とローラー軸7の部分の後 面図、図4は左右ラッチ9・9の部分の後面図である。
【0010】 図1において、クローラ式走行装置37の上に旋回フレーム27が旋回台軸受 を介して支持されている。該旋回フレーム27の上の左側にキャビン3が設けら れており、該キャビン3の右側の位置に、メインブーム15の後部の上下回動枢 支点が設けられている。またクローラ式走行装置37の前部には、排土板18が 昇降可能に支持されている。該旋回フレーム27の回転円周の内部に、メインブ ーム15とバケットアーム16とバケット17により構成された、掘削作業部を 収納可能として、超小旋回を可能としている。またキャビン3の左側には乗降扉 2が設けられており、またキャビン3の右側にはサイドガラス4が設けられてい る。本考案はこのように、キャビン3の側部にメインブーム15を配置した超小 旋回形バックホーにおいて、前面開放可能なフロントガラス1の収納機構に関す る。
【0011】 次に図2・図3・図4においてキャビン3とフロントガラス1の構成について 説明する。キャビン3の右側に、フロントガラス1とフロントガラス枠6の部分 を、キャビン3の内部に収納する為のレール30・31が、上下の位置に設けら れている。そしてキャビン3の前面に該上下のレール30・31の開口部が設け られている。しかし、該レール30・31の開口部からは、フロントガラス枠6 を枢支するキャビン3は抜け出すことは出来ないように支持している。故に、図 2に示す如きフロントガラス枠6の状態で、ローラー5がキャビン3の内側に位 置して、該ローラー5のローラー軸7の部分を中心に、フロントガラス枠6が回 動開放可能なのである。該フロントガラス1はフロントガラス枠6の内部に嵌め 固定されており、該フロントガラス枠6の上下に上下ラッチ8・8が設けられて いる。またフロントガラス枠6の左側に左右ラッチ9・9が設けられている。
【0012】 該フロントガラス枠6をキャビン3の前面に閉鎖状態とした場合には、上下ラ ッチ8・8と左右ラッチ9・9を、キャビン3の枠部分に設けたラッチ孔に嵌入 して固定しているのである。上下ラッチ8・8は図3に示す如く付勢バネ19に より突出側に付勢されており、レバー38により該付勢バネ19に抗して収納可 能としている。同様に左右ラッチ9・9も付勢バネ20により突出側に付勢され ており、レバー39により付勢バネ20に抗して収納可能としている。図3にお いて示すローラー5とローラー軸7の構成は、下部にも同様に構成されており、 該上下のローラー5が、上下のレール30・31内で収納するのである。
【0013】 図5は旋回フレーム27の一部に設けられたバッテリ格納室Bの側面図、図6 は該バッテリ格納室Bの側面断面図である。旋回フレーム27は超小旋回の為に 旋回外周よりも突出することが出来ず、旋回外周の円の中に構成されている。そ してバッテリ26のメンテナンスの際には、側面開放蓋24を開放するとバッテ リ載置台23が引き出されて、バッテリ26の点検や交換が容易に出来るように 構成している。即ち、側面開放蓋24は蓋回動枢支点21を中心に開放回動可能 に構成されている。該側面開放蓋24の一部に引き出しリンク25が枢支されて いる。該引き出しリンク25の他端は、バッテリ載置台23の一部に枢支されて いる。
【0014】 バッテリ載置台23は下方に配置した持ち上げリンク22により支持されてお り、該側面開放蓋24を開放すると、引き出しリンク25がバッテリ載置台23 を引っ張り、該バッテリ載置台23は持ち上げリンク22により支持されて、持 ち上げ状態で、引き出されるのである。バッテリ26のワイヤーハーネスは、該 バッテリ26の引き出しを可能とする長さに設定されている。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。即ち、 請求項1の如く構成したので、フロントガラス1を上下に割る必要がないので、 一枚もののガラスにより構成することが可能となり、フロントガラス1を閉鎖し た状態の前面の視界をクリアにすることが出来たのである。また超小旋回形バッ クホーでは、作業部がキャビン3の右側にある為に、前方に障害が無く、フロン トガラス1の開閉が出来るのである。また、作業部が右側にある為にサイドガラ ス4の部分の開閉はなくて、フロントガラス1を該サイドガラス4の部分に収納 したとしても、作業機の右側への視界の低下は発生しないのである。
【0016】 請求項2の如く構成したので、走行・掘削作業時には、側面開放蓋24は旋回 フレーム27の回転外周の内側に位置するので、旋回外周の径を小とすることが なく、また側面開放蓋24を開放した場合には、バッテリ26も共に出てくるの で、メンテナンスが容易に出来るようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】超小旋回形バッテリの全体斜視図。
【図2】キャビン3のフロントガラス1の全面開放機構
を示す斜視図。
【図3】フロントガラス枠6の回動中心であり、摺動部
を構成するローラー5とローラー軸7の部分の後面図。
【図4】左右ラッチ9・9の部分の後面図。
【図5】旋回フレーム27の一部に設けられたバッテリ
格納室Bの側面図。
【図6】該バッテリ格納室Bの側面断面図。
【符号の説明】
1 フロントガラス 2 乗降扉 3 キャビン 4 サイドガラス 5 ローラー 6 フロントガラス枠 7 ローラー軸 8 上下ラッチ 9 左右ラッチ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削作業機において、オペレータの座席
    空間を被覆するキャビン3の側方にメインブーム15の
    上下回動枢支点を設け、該キャビン3のフロントガラス
    1を、メインブーム15の配置された側を回動の中心と
    して、前方へ略90゜回動開放可能とし、該開放位置で
    キャビン3の側面側に摺動収納可能としたこと特徴とす
    る掘削作業機。
  2. 【請求項2】 掘削作業機のバッテリ格納室Bの側面開
    放蓋24を蓋回動枢支点21を中心に回動開放可能と
    し、該側面開放蓋24の蓋回動枢支点21を中心とする
    回動により、バッテリ載置台23を移動させて、バッテ
    リ格納室Bの外部に引き出し可能としたことを特徴とす
    る掘削作業機。
JP25992U 1992-01-08 1992-01-08 掘削作業機 Expired - Lifetime JP2545505Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP25992U JP2545505Y2 (ja) 1992-01-08 1992-01-08 掘削作業機

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JP25992U JP2545505Y2 (ja) 1992-01-08 1992-01-08 掘削作業機

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Publication Number Publication Date
JPH0557048U true JPH0557048U (ja) 1993-07-30
JP2545505Y2 JP2545505Y2 (ja) 1997-08-25

Family

ID=11468925

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