JPH0140726Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0140726Y2
JPH0140726Y2 JP1982120142U JP12014282U JPH0140726Y2 JP H0140726 Y2 JPH0140726 Y2 JP H0140726Y2 JP 1982120142 U JP1982120142 U JP 1982120142U JP 12014282 U JP12014282 U JP 12014282U JP H0140726 Y2 JPH0140726 Y2 JP H0140726Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
cabin
frame member
fixture
large window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982120142U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5924618U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12014282U priority Critical patent/JPS5924618U/ja
Publication of JPS5924618U publication Critical patent/JPS5924618U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0140726Y2 publication Critical patent/JPH0140726Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えばトラクタに装着されている
キヤビンの窓に関するものである。
[従来の技術] 従来、此種キヤビンの窓について実開昭57−
86824号公報記載のものが知られている。而して、
該公報に記載されているものは、後部上窓を横軸
心廻りに開閉自在にその上端部でキヤビン本体側
に枢支し、この後部上窓の下方側に、後装作業機
の調整操作等を行うための操作用開口を形成し、
この開口を施蓋する後部下窓をキヤビン内部側に
開操作可能として横軸心廻りに開閉自在にその上
端部で後部上窓下端部に枢支し、後部下窓の閉操
作により前記両窓を閉体勢にロツクする手段を具
備させて成るものである。
そして、前記後部上窓は通常の如く、キヤビン
の後部窓枠に設けた開口を開閉自在とするもので
あるが、後部下窓は前記後部上窓と側面視く字状
に形成され、そして、後部上窓と後部下窓との連
結部は後方に突出した状態となつている。而し
て、この後部下窓は別途に設けられた操作用開口
を施蓋するものであり、更に、該操作用開口はそ
の両側及び下部側が左右のフエンダとフロアシー
トの立上り部上端部により囲繞状となるように後
部開口の下方側に連設状とされている。而して、
後部下窓は閉体勢時にはその下端がフロアシート
の立上り部上端面に載置されると共に、両側が両
フエンダから突設された突設板上に載置される
が、後部下窓の両側には側面視L型状のロツク受
片が側方突出状に固設されており、該ロツク受片
は前後両端部側が後部下窓側面に固着されてお
り、後端部側に後方側に対して湾曲凹状とされた
ロツク受部が形成されている。一方、両フエンダ
の内側には左右一対のL型状取付片が取付けられ
ていて、之にロツクピンが内側方に突設され、前
記ロツク受片と弾着してロツクできるように構成
されている。
そこで、該後部下窓を開放せんとするときに
は、オペレータが強く上方に回動操作して内側に
開放する。又、後部上窓を外側に開放する場合
は、後部下窓を開放して該後部上窓に沿設した状
態で開放し、又、該後部上窓を閉とするときも、
前記沿設状態を維持せしめた後該後部上窓を閉と
し、その後後部下窓を閉するものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来型は、後部上窓の開口の外に後部下窓
を施蓋するための開口を別途設けねばならない。
更に、後部上窓を開放せんとするときには、後部
下窓の上端部の枢支部を介して手動等により強制
的に内側上方に持上げ、更に後部上窓に沿設した
状態で該後部上窓を後方に開放するのである。一
旦、後部上窓が開放せられたときには、後部下窓
はその枢支部を介して垂設することができる。更
に、開放された後部下窓を閉塞せんとするには、
後部下窓はその上端部の枢支部を基点として回動
し乍ら後部上窓に沿設し、そして、後部上窓の上
端部のヒンジを介して後部開口を閉塞し、更に、
下部下窓の前記沿設状態を解除して該枢支点を介
して下方に回動し、操作用開口を閉塞するのであ
る。このように該公報記載のものは、構造が複雑
であるばかりでなく操作が極めて面倒であるの
で、構成を簡単にして操作上の煩雑性をなくする
ために解決せらるべき技術的課題が生じてくるの
であり、本考案は該課題を解決することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記目的を達成せんとして提案せ
られたものであり、キヤビン1の上部後縁部材2
に横向のヒンジ3を用いて大窓4の上縁部を蝶着
して、該大窓4を外方に向つて開閉自在とし、該
大窓4の下部枠部材5に固定具6を設け、該固定
具6はキヤビン1の下部縁部材7に固設してある
係止片8に係脱自在とし、更に、該大窓4の略下
半分を切抜いて中間枠部材9、左右枠部材10,
10並びに下部枠部材5とによつて形成される下
部窓口に小窓12が嵌装できるように形成し、更
に、該下部枠部材5に設けたヒンジ11にて該小
窓12の下端部を蝶着して該小窓12をキヤビン
1の窓内に向つて開閉自在に形成し、且つ、該小
窓12の上端部に固定具13を設け、その掛金1
3aは前記中間枠部材9側に係脱自在に形成さ
れ、更に、該大窓4の内側面の上下方向に伸縮自
在の保持具14が配設されると共に、該保持具1
4の上端部はキヤビン1の上部内側に枢着され、
その下端部は前記小窓12の上部近傍に枢着され
たことを特徴とするキヤビンの窓を提供せんとす
るものである。
[作用] 本考案は、キヤビン1の上部後縁部材2にヒン
ジ3にて蝶着された大窓4の略下半分を切抜いて
中間枠部材9、左右枠部材10,10並びに下部
枠部材5とによつて形成される下部窓口に小窓1
2が嵌装できるように形成されている。そして、
該小窓12はその下端部を大窓4の下部枠部材5
にヒンジ11にて蝶着されている。而も、大窓4
はその下部枠部材5に設けた固定具6をキヤビン
1の下部縁部材7に固設してある係止片8に係脱
自在としてある。一方、前記小窓12はその上端
部に固定具13を設け、その掛金13aを中間枠
部材9側に係脱自在に形成されている。そして、
該小窓12の上部近傍とキヤビン1の上部内側間
に伸縮自在の保持具14の夫々の端部が枢着され
ている。
依つて、大窓4の下部枠部材5の固定具6を解
錠し、上記伸縮自在の保持具14を伸縮せしめれ
ば大窓4は外方に向つて開閉動作が為される。
次に、大窓4の下部枠部材5に固設した前記固
定具6を施錠し、小窓12の上部に固設した固定
具13を中間枠部材9側より解錠して、上記保持
具14を伸縮すれば、小窓12はキヤビン1の室
内側に向つて開閉動作を為すのである。
依つて、トラクターの後部に連結される作業機
等によつては大窓4を開放できない場合があるの
で、このときは小窓12が前述の動作でキヤビン
1の室内側に開放される。然るときは、後部の作
業機等に衝突するようなことがない。更に、小窓
12は大窓4の下半分に設けられているので、運
転者は前述せるように小窓12を開放してここよ
り後部作業機側に直接手をのばして必要な動作を
することもできる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を別紙添付図面に従つ
て詳述する。尚、説明の都合上、従来公知に属す
る構成も同時に説明する。第1図に全体側面視
を、又、第2図に後面視を、第3図に要部側面視
を示したように、キヤビン1の上部後縁部材2に
ヒンジ3,3を用いて大窓4の上縁部を蝶着して
この大窓4を上下方向に開閉自在とし、この大窓
4の下部枠部材5に枢着している固定具6の掛金
6aは、大窓4を第2図と第3図のように閉止し
たときには、キヤビン1の下部縁部材7に固設し
てある係止片8に係合するが、固定具6の把手6
bを回動してこの掛金6aを係止片8から外せ
ば、第4図のように大窓4をキヤビン1の後方へ
開放できることになる。
そして、大窓4の下部を切抜いて中間枠部材9
と、左右枠部材10,10と下部枠部材5とによ
つて下部窓口が形成され、下部枠部材5にヒンジ
11,11を用いて小窓12の下縁部を蝶着し、
該小窓12の上端部に設けている固定具13の掛
金13aは第3図のように小窓12を閉止したと
きには、中間枠部材9にこの掛金13aが係合す
ることになり、把手13bを用いてこの掛金13
aを外すことができるようにしている。そして、
シリンダ14aに対してそのピストン14bがゆ
るやかに突出するように付勢されている。例えば
オイルダンパーの如き保持具14を、キヤビン1
の後部柱15,15と大窓4との間に設けて固定
具6のみを開錠すれば、第4図のようにピストン
14bが外側下方へ突出するので大窓4が開くこ
とになり、又、固定具13のみを開錠すれば第5
図のようにピストン14bが内側下方へ突出する
ことになつて、小窓12がキヤビン1の内方へ開
くように構成している。
[考案の効果] この考案は、キヤビン1の外方に向つて開くよ
うに上端部が該キヤビン1にヒンジ3にて枢支せ
られ、且つ、固定具6でキヤビン1に固定される
大窓4と、この大窓4の下部に、下端が該大窓4
にヒンジ11で枢支せられ、且つ、内側に向つて
開くと共に、固定具13で大窓4に固定される小
窓12とを設け、該大窓4の内側において上下の
両端部がキヤビン1と小窓12とに取付けられて
いて伸縮する保持具14を備えて成るものである
から、固定具6によつて大窓4は固定せられ、そ
して、他の固定具13を弛緩せしめて保持具14
を伸縮させることにより小窓12が開閉する。
又、固定具13で小窓12を固定し大窓4の固定
具6を弛緩して保持具14を伸縮せしめることに
より大窓4の開閉が為されるのである。依つて、
小窓12に設けた保持具14で小窓12及び大窓
4の開閉ができ、全体の構成が簡単であつてキヤ
ビン1の狭い室内に於て操作上の煩雑性がなくな
るのである。
依つて、トラクターの後部に連結される作業機
等によつては大窓4を開放できない場合があるの
で、このときは小窓12が前述の動作でキヤビン
1の室内側に開放される。然るときは、後部の作
業機等に衝突するようなことがない。更に、小窓
12は大窓4の下半分に設けられているので、運
転者は前述せるように小窓12を開放してここよ
り後部作業機側に直接手をのばして必要な動作を
することもできる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体側面図、第2図はその後面図、第3図〜第
5図は後部窓の夫々の開閉状態を示す側面図であ
る。 1……キヤビン、2……上部後縁部材、3,1
1……ヒンジ、4……大窓、5……下部枠部材、
6,13……固定具、6a,13a……掛金、6
b,13b……把手、7……下部縁部材、8……
係止片、9……中間枠部材、10……左右枠部
材、12……小窓、14……保持具、14a……
シリンダ、14b……ピストン、15……後部
柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビン1の上部後縁部材2に横向のヒンジ3
    を用いて大窓4の上縁部を蝶着して、該大窓4を
    外方に向つて開閉自在とし、該大窓4の下部枠部
    材5に固定具6を設け、該固定具6はキヤビン1
    の下部縁部材7に固設してある係止片8に係脱自
    在とし、更に、該大窓4の略下半分を切抜いて中
    間枠部材9、左右枠部材10,10並びに下部枠
    部材5とによつて形成される下部窓口に小窓12
    が嵌装できるように形成し、更に、該下部枠部材
    5に設けたヒンジ11にて該小窓12の下端部を
    蝶着して該小窓12をキヤビン1の窓内に向つて
    開閉自在に形成し、且つ、該小窓12の上端部に
    固定具13を設け、その掛金13aは前記中間枠
    部材9側に係脱自在に形成され、更に、該大窓4
    の内側面の上下方向に伸縮自在の保持具14が配
    設されると共に、該保持具14の上端部はキヤビ
    ン1の上部内側に枢着され、その下端部は前記小
    窓12の上部近傍に枢着されたことを特徴とする
    キヤビンの窓。
JP12014282U 1982-08-07 1982-08-07 キャビンの窓 Granted JPS5924618U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12014282U JPS5924618U (ja) 1982-08-07 1982-08-07 キャビンの窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12014282U JPS5924618U (ja) 1982-08-07 1982-08-07 キャビンの窓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5924618U JPS5924618U (ja) 1984-02-15
JPH0140726Y2 true JPH0140726Y2 (ja) 1989-12-05

Family

ID=30275455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12014282U Granted JPS5924618U (ja) 1982-08-07 1982-08-07 キャビンの窓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5924618U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2860440B2 (ja) * 1993-09-28 1999-02-24 モリト株式会社 ハンドル、握り部等に使用するグリップ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56146420A (en) * 1980-04-15 1981-11-13 Nissan Motor Co Ltd Rear door structure of automobile
JPS57191125A (en) * 1981-05-20 1982-11-24 Mazda Motor Corp Rear door of automobile

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6127776Y2 (ja) * 1980-11-18 1986-08-19

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56146420A (en) * 1980-04-15 1981-11-13 Nissan Motor Co Ltd Rear door structure of automobile
JPS57191125A (en) * 1981-05-20 1982-11-24 Mazda Motor Corp Rear door of automobile

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5924618U (ja) 1984-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4684167A (en) Roof hinged door apparatus
GB2075434A (en) Convertible vehicle body
US2815243A (en) Window and door construction for detachable cab
US20080001440A1 (en) Construction machine having top door for improved ingress/egress
JPH02117415A (ja) ホイールローダのキャビン構造
JPH0140726Y2 (ja)
JPH08100444A (ja) 建設機械の工具箱装置
US2235496A (en) Motor vehicle construction
JP2584422Y2 (ja) 建設機械の運転室
JPH0644350Y2 (ja) コンバインのキャビンドア側構造
JPS635928Y2 (ja)
JPS6127776Y2 (ja)
JPH11100864A (ja) 旋回作業機のドア構造
JPS6347644B2 (ja)
JPH0613977Y2 (ja) 運転室後面窓の開閉機構
JPS6225922Y2 (ja)
JPS6342052Y2 (ja)
JP2547987Y2 (ja) 建設機械のエンジンサイドドア装置
JPH0454756Y2 (ja)
JPS6127337Y2 (ja)
JPS5823698Y2 (ja) キヤビンつきトラクタにおけるリアウインドの構造
JPH0436969Y2 (ja)
JPH05118173A (ja) キヤビンドアのロツク解除装置
JPH0516015Y2 (ja)
JPH0129152Y2 (ja)